雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

ダヴィンチ展

2007年06月18日 05時48分00秒 | comping
上野でダヴィンチ展をチェック。
昨日が最終日だったんだよね。
日曜の最終日だから勿論混むのは分かってたんだけど、ついずるずると最終日になってしまった。

”受胎告知”は過去に2度フィレンツエで見た事があるので、そんなに目当てじゃなかったんだけど同時開催のダヴィンチの資料(手書きのメモとか蔵書とか)の方を見たかった。

東京と同じ展示を昨年ウフィッチで観たので内容は知っていたんだけど、日本語の解説があるともっと分かりやすいだろうし、日本語の図録が売っていたらどうしても欲しかったのね。

現地ではイタリア語と英語の図録しかなかったし、辞書を引きつつ読むような教養は持ち合わせてないので(それでも図や写真は十分素晴らしいかったんだけど)買わなかったのね。

それと展示会場で流していた各テーマの映像をまとめたDVDもウフィッチでは売ってたんだけど、PALだしイタリア語と英語だし、日本語版ないかな~と期待してたんだけど、、、、それは無かった(もしくは売り切れか)。

上野に持って来た受胎告知が1点だけだとは実は知らなかったのね。
他の画家の受胎告知やダヴィンチの同時代の絵画も数点来てるのかと思ったら、さすがにそれはなかった。
それで太陽光ではなく、暗い展示室の中でライトアップされている”受胎告知”を見るような状況。
「止まらずに歩いてくださ~い」と係員に言われるのはしょうがないと思うけど、まさに”国賓”扱いでフィレンツェで見るそれとはかなり雰囲気が違うぞ(笑)。

ウフィッチィではもっと太陽光に近かったから自然に見えたけど、あのガラスケース入りのライトアップはちょっとどうかなと思った。ま、髪の茶色やビロード(?)の青が輝いてみえるので”発色”という観点では良いのかな、、、、

しかし、国立博物館の”平成館”は誰が設計したのか、許可したのか知らないけど、世界的に見たらお粗末な建物だね。
ギリギリ許せて学芸員のオフィスか資料館用だな。
本館の佇まいの横にあれを立てられるセンスが全くわからん。
世界主要都市の博物館&美術館を”フツ~に”視察したら、もっとましなものが作れるんでねえ~の??