アメリカの大統領がインドに訪印したニュースを読み、いよいよアメリカの世界戦略が見えてきました。
( 膨張化する中国に対する警戒感が、随所に感じられます。)急速に大国化する中国は、さまざまのところで、経済摩擦、人権問題、環境問題、等々が他国との摩擦を起こしているようです。
このような中国に対し、アメリカ、欧州、日本は勿論のこと、今まで友好関係を保ってきた各国も、ある距離を持って、この不思議な大国との外交戦略をもう一度見直す機会かも知れない・・・と思うのですが・・・・
もし、このまま中国がなすがままにしていたならば、先進国との間に、経済摩擦、公害問題、人権問題等による損害が、各国の産業に大きなダメージを与えることは、必然だと思います。
世界の各国は、中国の膨大な人口と、安価な賃金に魅せられて、多くの企業が中国に進出した、結果、
中国製の膨大な製品が、しかも、安価でキックバックされ、日本でも、起こっている中小企業は、倒産、ないしは縮小せざるをえなくなっている現実。
これは、早晩各国の産業構造に重大な結果をもたらすと思います。
しかも、中国は、共産党一党支配の国で、党、軍の力で国を支配しているだけに、アメリカにとっても、相当不気味な国として認識されつつあるようです。
かって、日本とアメリカとの貿易摩擦が激しかったころは、(基本的に日本を舐めていてので・・・)落としどころは、おのずとある一定線で、決まり、=日本をコントロール、 出来、アメリカは、安心して日本と貿易をする事が出来ました。
したし、中国は、日本とはまったく違った社会構造と、外交技術にも長けた国だけに、(親中派の移民も多く住み、この人々も侮りがたい政治ロビーストとして活躍している、現在も不法移民が色々なルートで入国している・・・)
アメリカの、対中国対策はかなりの困難が長期にわたって、苦しめるのではないでしょうか・・・・・
そこで、やっとアメリカは、ベトナム、東南アジア、そして、インド等の友好関係を本格化しようとしているようです。
あと、色々と問題があるでしょうが、ロシアとの友好関係を復活すべきと思います。
ロシアは中国と隣接し、しかも、人口が国土に対し、少なく、特に、極東ロシアは自然環境のためでしょうが、
開発が遅れているだけに、(しかも石油その他の天然資源に恵まれている)中国にとって格好の人口を移動する事の出来る、もっとも友好関係を強くしたい国の一つだと思います。
その点、インドは、長い事民主主義国であり、中国に劣らず、人口大国で、しかも、まだ一部でしょうが、優れた、才能を持った人材が多いと聞きます。
アメリカとは、過去、、色々な経緯はあったとは思いますが、・・・・・
アジア太平洋地区にとって、日本、ベトナム、インドとの関係緊密化は、ますます必要になったと思います。
最近も、日本の訪問団が中国に行き、(団長は、橋本氏???)、胡錦濤主席と会談したようですが・・・・・
(このときも、靖国問題を取りやめるよう要請)
しかし、わが、小泉総理は、「適当に対処する・・・)と答えたようです。
私には、どうしても解らないことです。
どうして、こうも、中国に多額の経済援助をしたにもかかわらず、また人的貢献も多方面でしたにもかかわらず・・・・・・、
中国は、日本の国連理事国入りを阻止し、大衆動員してまでも、日本に対し、敵対感情を人民のなかに盛り上げ、
日本大使館に破壊行動までした国に、また、尖閣諸島の問題も日本側の主張が取り上げられず目下、平行線にあり、・・・・日本は、大訪問団を派遣してまで、友好関係を、しかも(結果として中国の思う行動を)するよう要請しています。
私の望みは、
もう、アメリカが中国との関係を距離を置きながら、交流する事による、成果を通して、
日本の政界、経済界、マスコミ界、等々がもう一度、この関係を真剣に考え、将来の日本のあるべき姿に、はたして、有益なのか、どうかをご再考して欲しいものです????・・
今の中国は、かっての中華帝国の再現を相当な無理してでも、実現しようとしているように思われます、?????
もしこのブログを見た方で、EU諸国、アメリカ、インド、ロシア、東南アジア等の人々のお考えを、聞ければ幸いです。
「胡錦濤氏の『靖国参拝中止なら首脳会談』に対する模範解答はどれ?」という記事です。
選択肢が3つ。
答えは→ http://q-q.at.webry.info/200604/article_4.html
他にも500問ほどのクイズがあります。退屈で死にそうな折りにどうぞ。
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