またもパキスタンは政治的混乱に陥ったようで・・27日、、パキスタンの首都イスラマバード近郊ラワルピンディの支持者の集会行っていた所で・・・ブット元首相は、暗殺者の銃撃と爆弾によって・・・病院に搬送されたようですが・・パキスタン国務省から死亡が発表さてた事を・・・ニュース速報で聞きました。この爆発でその巻き添えになった20人も死亡したそうで、負傷者も多数でたようです・・・
地元テレビは、ブット氏は頭部に銃弾を受けており、集会の場から離れようとしたブット氏めがけて銃撃をした後、自爆した者がいたと伝えております。現場にいた警察官は、「男が最初、車に向けて銃撃し、彼女は頭を下げた。その後に自爆した」と話してます。
この痛ましい殺戮によって、パキスタンのカリスマ的な存在のブット元首相の死亡が、パキスタン国内はさらに不安定化しそうで・・・現にこのままでは選挙すら実施できない混乱が続いております。ブット氏は強い信念と、欧米各国の後押しもあり、3度目の首相返り咲きという夢に手が届きかけた矢先のこの悲劇です。
この大切な人材を失ったパキスタンは、ブット氏死亡の報を受け、パキスタン各地では27日にはブット氏支持者らが抗議行動を展開しております・・・
Nさんによると、市内の繁華街では、普段は開いているはずの店舗のほとんどがシャッターを閉めた状態なそうです。一時期、信号機や街灯も消える事態になり・・多くの不法行為が行なわれたようです。車の炎をはき、若者たちが石や棒きれを手に、壁をたたきながら「かたきをとろう」と叫び、歩き続ける光景が見られたようです。
AFP通信によると、現在パキスタンの北西部のペシャワルでは、100人以上が幹線道路を封鎖しているようで・・・「ムシャラフ(大統領)は犬だ」などと叫びながら、大統領の与党パキスタン・イスラム教徒連盟の広告板やポスターに火をつけたほか、空に向けて発砲する者もいたそうです。
同通信によると、10月のブット氏帰国直後から爆弾テロで早くも犠牲者が出たり、約140人が死亡した南部カラチでは、同氏の支持者が道路でタイヤを燃やすなどして抗議したそうです。もう町の治安は破られ・・・車やガソリンスタンドへの放火も伝えられます。また、地元警察によると、発砲で警官2人まで怪我をしたそうです。そのため・・・商店主たちは略奪を恐れて早々と店じまいをしたそうで、と以前だと思います。
このような思いがけないブット氏の死亡はパキスタンの混乱を助長し、それに載って テロ組織が拡大する事が予想されるだけに・・・今後は一体このパキスタン政治を誰が指導するのかさえ・・・はっきりとは見通氏が出来ない有様です。
同市で発行されている英字紙「ザ・ネーション」のイルファン・ブハリ記者によると、首都イスラマバード市内でも、襲撃に対する怒りや追悼、政府に対する反感などが高まりつつあるようで・・・同記者は「(1月8日の総選挙は)予定通り行われるかもしれないし、この混乱で延期されるかもしれない。確実なのは、いまは誰も次に何が起きるか予想できないということだけだ」と話していました。 何より恐ろしいのはこの国には核兵器がある事です。米議会調査局が最近まとめた報告書によれば、パキスタンは60発前後の核弾頭を保有しているそうです。運搬手段としては弾道ミサイルのほか、米国から供与されたF16戦闘機などもあります。
米国防総省スポークスマンは28日、「パキスタンの核兵器システムに変化が生じたと見る根拠はない」と述べ、現時点で核兵器の管理に問題はないとの認識を示しておりますが・・・もし、これらの核兵器がテロの手に落ちたら・・・と思うだけでぞーとそます・・・
(時事ドットコム引用)
なんでこの恵まれた環境で、きちんとした政治が出来ないのか、不思議でなりません。恵まれすぎて、気が抜けているんですかね。
この豊かでいまの所テロの危険もない日本は政治は内向きで、最近私はもっぱら海外ニュースを多く書いてます。
それは、海外では政治家達が様々な緊迫感の中で、自国の発展を願って戦い、ある人はそのために死すらいとわない中で、むしろ政治家も育つのではないかと思うときがあります。
日本でも幕末から明治初期にはいま読んでも、どの人も新しい日本を作るために、努力した事が書かれており、その時代の人物が私には魅力を感じます。
ムシャラフさんは確かにクーデターで政権をとったけどそれほど凶悪な独裁者ということではありません。なんとかパキスタンを近代国家にしようと努力してました。彼が一番ほしかったのはブットさんでしょう。
彼女はその血統の良さのおかげで男尊女卑のイスラム社会で政治家ができてたわけです。つまりムシャラフの目指す近代的なパキスタンとイスラム原理主義との架け橋の役割を果たすはずでした。
この痛手は相当に大きいです。
犯人はアルカイダトの説があります。そうかもしれませんが僕はパキスタンの軍情報部に巣食うアルカイダのシンパの仕業ではないかと思います。彼らがビン・ラディンを匿ってるとの噂もあります。
しかしこの損失は計り知れません。だからこそ早くアルカイダを殲滅すべきなのです。今後もこういう事態がおこらないためにも。
ブット氏帰国直後から死者が出る騒動があったのに、その予防が充分でなかった事が結果論ですが・・・在ったと思います。
アフガニスタンも一旦は収まったアルカイダの勢力がパキスタンとの国境の山岳地帯にまたも勢力を伸ばして、今回はパキスタンのブット氏暗殺をするほどこの国も混乱しているようで、国内も相当のシンパがいると予想されます。
これら勢力の殲滅には、ロシア、中国も参加して欲しいものです。これら大国がこのようなテロ集団縛滅に参加しないようでは、欧米の兵力だけでは、殲滅は大変だと思います。
日本もせめてインド洋での給油活動を一刻も早く参加して欲しいものです。
何しろパキスタンには核兵器があるだけにとても気になります。
ヨーロッパ、以東の国、権力を握っている側の人目を憚らぬごり押し凄いの一言に尽きますねえ。
プーチンからノムヒョン迄、政敵を葬るのに手段を選びません。
EUや日本、米等の様な政体の国はムシロ少数派ですね。「民主主義・多数派が政権を執る」と言うのは必ずしも好いとは言えませんが、もし間違えた場合、運が悪いと諦められますわねえ。
ご指摘の通り、最早これらの国は自国が批判されたとこは、大騒ぎする所ほど、自分の発言には無神経なのは似てますね。
このパキスタンは一方では、親米派、他方では中国派の国です。所がこんなにパキスタンが困っても中国はそしらね風を決め込んでます。中国はテロにも政府側にも兵器を売っているんでしょうね。??
ただ残念なのはブット氏のようなこの族長社会では人気があった人が暗殺され、この国はどこに向かって漂うのでしょうか???
暗殺されたベナジル.ブット氏、二度目の首相の時、夫との腐敗は酷く罷免の理由になったそうです。
パキスタンがアフガンに介入しタリバン政権樹立も彼女が在任の時と言われます。遺言により夫と息子がその後を引き継ぐそうな。
どうやら政権側も在野の指導者(ブット)も私利私欲の
権力亡者ばかりのようですね。群雄割拠は望ましくありません、確りした政権が出来ればいいね。
ココは原爆を持っています、タリバン化は絶対に防がなければなりませんね。