臓器移植法を問い直す市民ネットワーク

「脳死」は人の死ではありません。「脳死」からの臓器摘出に反対します。臓器移植以外の医療の研究・確立を求めます。

“「脳死」って本当に死んでるの?「臓器移植推進」って本当にだいじょうぶ?” パンフレットを発行

2022-04-22 07:50:09 | パンフレット、リーフレットについて

 

 厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植員会は2022年3月18日に「臓器移植医療対策のあり方に関する提言」https://www.mhlw.go.jp/content/000914644.pdfを公表しました。私たち「臓器移植法を問い直す市民ネットワーク」の見解は、2021年10月に発行した冊子「脳死」って本当に死んでるの?「臓器移植推進」って本当にだいじょうぶ?」にまとめられています。下記は2021年10月31日から本ブログに掲載している文章です。

 


 

「脳死」って本当に死んでるの?「臓器移植推進」って本当にだいじょうぶ? パンフレットの発行に当たって

 

 私たち「臓器移植法を問い直す市民ネットワーク」は、いのちの選別に抗する立場から、2009年の臓器移植法改定に反対してきた市民が集まり結成した連絡会です。

 目的に、「『脳死』は人の死ではない」「『脳死』からの臓器摘出に反対する」「臓器移植以外の医療の研究・確立を求める」を掲げて活動しています。

 こうした基本的観点から2011年に『脳死・臓器移植Q&A50 ―― ドナーの立場で“いのち”を考える』を出版しました。 

 2021年になり、厚生労働省は、臓器摘出対象の拡大を図るため、法改定をも含めた検討を進めていることが分かりました。

 このため、脳死判定、臓器提供のための心臓死宣告、厚労省の進める方向の問題点などを、このパンフレットにまとめました。

お読みいただき、意見交換などできれば幸いです。

 右記の下線が付いた部分=「脳死」って本当に死んでるの?「臓器移植推進」って本当にだいじょうぶ?=をクリックすると、別ページで表示されます。PDFファイルでデータ量は1428キロバイトあります。フルカラーでA5サイズ、24ページです。

 

 

 なお、同パンフレットp9で

“このほかにも、脳死判定基準を満たしたとされた患者の中で、後に脳死判定時に無かったとされた自発呼吸が再開したり、反射が出現したり、脳波が測定されたなど多数あります。詳細は当ネットワークのブログ内「臓器提供の承諾後~臓器摘出の手術中に脳死ではないことが発覚した症例、疑い例および統計 2-1」(下記 URL)
https://blog.goo.ne.jp/abdnet/e/7d5631bb5539bf19afcffb53544791f5ほかを参照してください。”

と記載しています。上記URLもご覧ください。

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