My Life

春夏秋冬~日々の徒然や思うことを綴った倉庫です。

教えるということについて

2015-08-05 01:45:26 | 雑記


私は、依頼があるときだけですが、講師業もしています。


後、書道を教えた経験もあります。

最近、「教えること」について、考えさせることが多く、書いています。



まず、習いたいことがあるときは、必ず、高額な学習ほど、「認定証」もしくは「終了証」を

出していただけるところであるか、確認をとってください。


一番大事な点です。私は過去、いろいろと学んだ経験がありますが、「終了証」もしくは「認定証」

は、本当に、人に教えるということについての「許可証」「責任を持つ」ということの「免許」

のようなものなのだ、と、実感しています。


まず、それがないと、信頼してもらえない。


お金をいただくのなら、絶対に必要なものであるということです。


過去、絵画を学んだ時に、許可証、もしくは、認定証などが、一切ないのにもかかわらず

「教えていいよ、お金は、これくらいいただいたら?」と言われて戸惑った体験があります。

いわゆる、今風に言えば、「伝授」ということなのかもしれません。

しかし、個展に応募して、華々しい成績も、当時はありませんでしたし、細部にわたって

教えていただいたわけでもなく、本当に戸惑ってしまいました。

また、「教えること」について、認定料をとっていいので、せめて、「終了証」がなければ、

信頼はされないだろう。

書道だって、華道、お茶(茶道)だって、「免許」があります。お免状を発行してもらえます。

なければ、教えられません。免許だって、ランクもあるし、お金もかかります。

また、お遍路にも参加して、そこでも「終了証」を出していただけました。

そういうところでも、きちんとしているところは、お金はいるけど「終了証」を発行していただける。

現在の講師業については、きちんと会社に所属しているので、会社名で、終了証を

生徒さんに出しています。


結婚する前のこと。

若いころです。

心理カウンセラーに、なりたいと思っていた時期がありましたが、「臨床心理士」の国家資格

をきちんととらなければ、大変なことになることを知って、大学の心理学科を受験しようとして、「数学」

がいるために、苦手なので泣く泣くあきらめた経験があります。


民間の資格だけでは、「職業としては、まだ危うい、通用しない」ケースも多いということを知っていたからです。


なので、国家資格を持つ臨床心理士としてきちんと活躍しておられる方、もしくは、精神科に所属している

臨床心理士に、何かを相談する場合には、そうしたほうが安全です。

特に、病院(心療内科、精神科)でないと、「高額」になるそうです。

主人が、病院でカウンセリングを受けた体験があるのですが2000円程度ですんだので、びっくりしたと

いいます。コーチング、という職業の友人の話では30分、5000円が相場だそうなので、私も本当にびっくり

しました。


今は、たくさんの民間の企業が、心理士の育成と称して、セミナーなどをしていますが、「国家資格」では

ありません。ただ、「受験資格」に相当する知識を教えるところはあるし、多いだろうと思います。


教えるということについて、きちんとしたスキル、幅広い知識、実技等、身に着けると決めたときは

「認定証」、「終了証」を出すところが、目安になると思いますので、心にとめておかれたほうが

よいと思います。


また、「教わる」、より、「教える」ということについては、本当にデリケートで難しいものです。

アンケートを取って、糧にするということも、また、苦情なども、成長の糧になりますので、痛いけど

大切です。クレームについて、きちんと内省をする。至らなかったところがあると、自分に厳しく

なければ、生徒さんはやがて来なくなります。

クレームするほうが、悪い、ご自由に、私は私、という教師には、教わらないほうが賢明です。

過去、学校にそういう先生がいて、大問題になりました。

小学生のころなので、先生は選べないので、仕方なかったですが・・


というわけで、カルチャーセンターでも、気を付けてくださいね。

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