2017年11月19日(日)

2017-11-19 20:43:40 | 日記
今日は真冬のような寒さ。
ほんと秋らしい日が少ないなー。


ところで「モリカケ疑惑」ってこのままウヤムヤにされたまま
安倍氏は総理を続けちゃうんだろうか?
ほんとにつくづくすごい国になったと思う。

テレビは完全にスピン報道で埋め尽くされているみたいだけど、
ネットの中ではまだかなり騒いでいるぞ。

特に自分の愛読ブログ「新ベンチャー革命」が素晴らしい。

3連発、まずは11月17日号

タイトル:安倍氏がいかにごまかしても、モリカケ疑惑は消えず、国民からの信頼は回復しない:民主主義の基本原理を理解できない安倍氏は、民主主義国・日本のトップとして、すでに失格!

1.日馬富士暴力事件への各テレビ局の異常な入れ込みようは、モリカケ疑惑報道を回避するための露骨なスピン報道

 先月の衆院選が終わり、2017年11月17日、いよいよ国会が始まります。
 モリカケ疑惑にまみれたままの安倍氏は、衆院選における自民大勝(選挙不正疑惑あり)の勢いに乗って、自分に振り掛かるモリカケ疑惑を帳消しにしようとしています。
 モリカケ疑惑まみれの安倍氏が警戒しているのは、本音では、野党の追及より、マスコミの報道姿勢です、なぜなら、一般国民の多くはマスコミの報道や論調にもっとも影響を受けやすいことがわかっているからです。
 選挙不正疑惑の残ったままの安倍自民の偽りの大勝にて、安倍自民はすでに強気になっており、秘密裏に各マスコミに強い圧力を掛けているのでしょう。
 ところで今、相撲の日馬富士暴力事件を全マスコミが連日、報道・追及していますが、時間帯によっては、全テレビ局が同時に、日馬富士暴行ニュースを大げさにいっせいに流しています、これはもう異常です。これこそ、まさに典型的なスピン報道です。国民の関心が再び、モリカケ疑惑に戻らないよう、全テレビ局が安倍自民に協力しています。

2.文科省の加計学園獣医学部認可強行は、ヤケクソの松山市暴走車事件に似ている

 先日、愛媛県松山市で暴走車事件が発生していますが、安倍自民も、文科省も加計学園獣医学部認可・来年4月開校という強行突破に向けて、暴走し始めました。
 前者の松山暴走車事件の犯人は逮捕されましたが、後者のカケ認可・開校暴走について、誰も待ったを掛けられず、暴走が阻止されることはありません。
 権力を握っている政府与党の暴走が、国民の眼前で堂々と強行されても、誰も阻止できず、暴走が完遂させられそうです。こうなったら、日本はもはや法治国家でもなければ、民主主義国家でもありません。今の日本は、世界最悪の国家・ジンバブエとたいして変わらない非・民主主義国家です。
 政府与党は、カケ認可・開校のために、あらゆる屁理屈を並べて、強行突破する覚悟です。
 安倍政権・文科省が、ここまでの居直りができるのは、ひとえに、不正選挙疑惑が消えないまま、安倍自民が衆院選で大勝したからです。
 今回の選挙で、安倍自民を支持した国民は、民主主義の何たるかがわかっていないと言えます。

3.安倍氏は今なお、モリカケ疑惑を帳消しにできると本気で思っているとすれば、民主主義国で、違法事件の関与者が自分だけは罪を免れると錯覚しているのと同じ

 安倍氏や文科大臣が、いくら屁理屈をこねても、モリカケ疑惑は民主主義プロセスに違反している事実を消せることは絶対にありません。
 民主主義国・日本でなんらかの違法行為を犯した国民は、警察の取り調べで、あの手この手で言い逃れしても、結局、有罪が確定すれば、その罪を免れることはありません。
 民主主義国では、すべての国民は、違法行為を犯せば、罰せられます。安倍氏とて例外ではありません。
 しかしながら、安倍氏は、自分は総理大臣だから免罪されると錯覚しているようです。
 さらに言えば、選挙不正疑惑が残っていても、とにかく、衆院選挙で勝ったので、安倍氏はモリカケ疑惑追及を逃れられると勝手に解釈しているようです。

4.民主主義国のトップが国民から疑惑を持たれたら、辞任するしか選択肢はない

 日本国家も、巨大な組織のひとつですが、一般的に、組織のトップが、組織の構成員から疑惑をもたれたら、その組織は機能しなくなります。
 組織を維持するためには、組織構成員から疑惑を持たれた組織のトップは辞任するしかないのです。にもかかわらず、疑惑を持たれたトップがおのれの地位にしがみつく場合、法によって、強制的にそのトップを交代させる必要があります。さもなければ、その組織は成立しなくなります。
 このような民主主義組織の基本を安倍氏自身が理解できていないのです。
 したがって、民主主義組織の基本原理がわかっていない安倍氏は、すでに、民主主義国・日本の総理大臣のポストに居座る資格がないのです。




続いて11月18日号

タイトル:モリカケ地獄から抜け出したいばかりに、安倍氏は論理破綻した加計学園獣医学部認可を2017年11月14日に強行させたが、2007年9月12日の悪夢(総理中途辞任)は二度あることは三度ある

1.2017年11月14日は加計学園獣医学部認可が下りた日であり、相撲の日馬富士暴行事件が発覚した日でもあるが、偶然なのか

 本ブログ前号にて、モリカケ疑惑まみれの安倍氏は、すでに国民からの信頼を失っており、民主主義国・日本のトップリーダーとして、すでに失格であると断じています。
 安倍一派は、そのうち、国民はモリカケ問題を忘れてしまうと勝手に、判断しているようですが、われら国民もずいぶん舐められたものです。
 ところで、最近、マスコミはモリカケ問題をほとんど取り上げなくなり、今は、相撲の日馬富士暴行事件一色となっています、しかも、大した事件でもないのに執拗にかつ繰り返し、この事件を報道し続けています。
 そこで、ネットでは、日馬富士事件報道は、加計学園獣医学部認可のニュース隠しではないかと言われています。
 その根拠は、日馬富士暴行事件発覚が11月14日で、加計学園獣医学部認可が下りた日も11月14日であり、あまりにタイミングが良過ぎるからです。

2.マスコミの世論操作のひとつであるスピン手法が実行されたのか

 さて、マスコミの世論操作テクニックのひとつに、スピン手法があります。
 今回、安倍一派が、各テレビ局に猛烈な圧力を掛け、スピン手法を適用させた可能性があります。
 そして、各テレビ局はやむなく、忖度して、日馬富士暴行事件でニュース時間を埋め尽くし、加計学園獣医学部認可問題を取り上げないよう工作した可能性が大です。
 そこで、われら国民は、マスコミの世論操作テクニックとして、スピン手法が存在することを一応、知っておくべきです。そうすれば、ニュースの見方が大きく変わってきます。
 それにしても、今回の日馬富士暴行事件に対するマスコミの取り上げ方は異常であり、多くの国民は、不自然さを感じたのではないでしょうか。
 一方、テレビ局側も、安倍一派の要請を拒否すると、何らかの意趣返しをされるので、応じざるを得なかったのではないでしょうか。
 また、テレビ局の報道部の担当者は、局内の上からの命令で、やむなく、加計疑惑隠しに協力させられたのでしょうが、日馬富士暴行事件の報道の仕方から、国民が、スピン報道と疑うように暗に仕向けているような気がします。

3.安倍氏自身も、加計学園獣医学部認可が強引で不当だとわかっているのではないか

 加計疑惑に関して、文科省の官僚も、有識者も、国民もみんなおかしいと思っているわけですから、安倍氏自身も、本音では、今回の認可は強引で不当だとわかっているでしょう。それでも、当初の予定通り、来年4月開校に向けて、暴走しているのは、安倍氏自身が、一刻も早く、この問題と手を切りたいからではないでしょうか。
 しかしながら、“急がば回れ”と言われるように、結局、安倍氏の思惑通りにコトは進まないのではないでしょうか。
 安倍氏にしてみれば、当初、軽い気持ちで、加計氏の要請に応えてきたのでしょうが、加計問題がここまでこじれてしまったのは、予想外だったのでしょう。
 ところが、安倍氏は、この程度のことで、自分の輝かしいキャリアに汚点をつけたくないという気持ちの方が強いのではないでしょうか。
 その気持ちを、安倍氏周辺の官僚が忖度して、強引に、加計学園獣医学部認可を下ろしたということです。
 ただ、加計問題に限って、前川氏(前・文科省事務次官)という正義漢が出て、国民に、その問題点を暴露しています。こういうことはめったありませんが、前川氏の存在は、安倍氏にとって、目の上のタンコブになっています。 だからこそ、安倍氏は、加計問題から一刻も早く遁走したいのでしょう。
 ところで、上記、“急がば回れ”というコトワザの他に、“あせってはコトを仕損じる”というコトワザもあります。
 安倍氏は、このようなコトワザをみくびってはいけません。
 国難ならぬ、私難から逃げようとする安倍氏は、いずれドツボに嵌りそうです。
 また、二度あることは三度あると言われるように、いずれ安倍氏には、2007年9月12日の悪夢(世にも醜い辞任劇)が、再来しそうです。
 安倍氏には、古来のコトワザに学ばないツケがそのうち回ってきます。




そして本日11月19日号

タイトル:すでに論理破綻している加計学園獣医学部への認可強行は安倍氏の未来に禍根を残すはず:トップリーダーに求められるシナリオ思考ができている人間ならば、こんな愚行はしない!

1.問題山積の加計学園獣医学部開校への強引な認可は、大学への裏口入学同様の違法行為を国家が強制しているに等しい

 本ブログでは今、安倍氏と加計学園問題を取り上げています。
 さて、この加計学園問題の処理の仕方が異常なのは、加計も森友同様、われらの血税を食い物にする補助金詐欺の疑いがあるのみならず、裏口入学と同様な、“裏口”の大学設置認可を、文科省が強引に下ろした点にあります。
 前川・前文科省事務次官は、加計学園の強制的認可は行政を歪めるものと主張していますが、まさにその通りです。中央官庁がこういうことをやったら、もう日本は民主主義国家の体(たい)を成していないことになります。
 ところで、一般企業においては、コネ入社は日常茶飯事ですが、こちらは公共性がないので、違法とはなりにくいのです。一方、大学の場合、裏口入学は私学であっても違法です、なぜなら、国公立大学のみならず、私大も文科省からの認可を得ている上に、文科省から血税を原資とする補助金を受け取っているからです。そして、国公立大学はもちろんのこと、私大の場合も、文科省から認可を得ないかぎり、学生募集はできません。文科省が大学設置認可を与える以上、その認可プロセスに不透明さがあってはなりません。なぜなら、私大といえども、大学経営は公共性の高い事業だからです。
 上記のように、企業経営と違って、大学経営に限って、国公立大のみならず、私大に対しても、文科省が認可を与える代わり、一定の補助金を出すのです。さらに日本の場合、国公立大と私大の間の授業料格差が極めて大きいので、文科省から一定の補助金を得ない限り、私大の正常な経営は不可能のです。
 したがって、加計学園の場合も、血税を原資とする公的補助金なしに、大学経営は不可能です。一方、補助金を出す側の文科省にとっても、公的補助金を出す以上、国民に対して、認可した私大の品質に関して、それなりの保証をしなければなりません。
 ところが、加計学園の場合、安倍一派の強権が発動されて、文科省に対し、強引に認可を下ろさせたのです。

2.加計学園認可を文科省に強要した安倍氏の神経はもう異常としか言いようがない

 今回の文科省の加計学園認可は、不当そのものですが、安倍氏は、強引に、文科省の行政に手を突っ込んだのです。いくら首相といえども、許されざる越権行為です。
 今回の加計学園への不当認可の結果、将来、加計学園に重大事態が発生したとき、最終責任を負うのは、文科省官僚ではなく、今の文科大臣・林氏となるでしょう。たとえば、大学にとっての最大の恐怖である“定員割れ”を起こしたとき、留学生に奨学金(原資はわれらの血税)まで出して、穴埋めするとかの事態が想定されます。
 一方、官僚の方は、後々、問題が発生したとき、自分たちの身を守るため、責任はすべて、文科大臣にあることを証明する証拠固めを徹底的に行っていると推測されます。
 そして、林氏も自分にだけに、一切の責任を負わされないよう、すでに手を打っているはずです。

3.大学経営を企業経営と同様の発想で行ったら、絶対に成功しない

 加計氏の場合、家業が学校経営なので、その家業を発展させるため、これまで、次々と学校を設立していますが、その学校経営に見え隠れするのは、加計氏は、大学経営を企業経営と同等に考えているのではないかと疑われる点です。
 同氏が目をつけたのは、学校経営には、文科省の認可が必要ですが、いったん認可を得れば、文科省は認可を与えた学校の品質を維持するため、補助金を出す点です。要するに、加計氏の学校経営は初めから、文科省補助金や、地元自治体からの補助金や公的不動産の無償供与を当てにしているのです。
 ここに、森友同様に、補助金詐欺が生まれる素地が存在するのです。
 もっと言えば、カネのない人が、学校経営に乗り出せば、ほぼ100%、何らかの補助金詐欺行為をせざるを得ないのです。なぜなら、文科省は公的資金を出す以上、様々な条件を付けてくるからです。その意味で、私学経営は、資産家の慈善事業の場合しか、成立しないと言ってよいくらいです。

4.加計氏も籠池氏も、文科省や地元自治体を動かすのに、安倍氏を利用したにすぎない

 加計氏(加計学園経営者)や籠池氏(森友学園経営者)は、文科省や地元自治体から公的資金や公的不動産を得るため、どうしても、コネを利用しようとするはずです。そして彼らは、日本最高、日本最強のコネである安倍氏を利用したのです。
 一方、安倍氏の方も、おだてに乗って、彼らのビジネスに利用されてしまったのです。
 安倍氏も当初は、気軽な気持ちで、海千山千の彼らに利用されてしまったということですが、自業自得です。

5.モリカケ疑惑に関して、安倍氏は引き際を誤った

 モリカケ問題に関して、安倍氏夫妻は元々、気軽に口利きを請け負ったわけですから、もっと早期にすべてをあっさり認めて、さっさと総理を辞任しておけば、ここまで事態がこじれなったはずです。
 ところが、安倍氏は、2007年9月12日の悪夢(世にも醜い総理辞任劇)がトラウマとなっているはずなのです。そして、モリカケ問題に関して、安倍氏はこんな些細なこと(安倍氏にとって、モリカケ問題は些細なこと)で、総理まで上り詰めた俺様が、巻き添えを食って辞めるわけにはいかないと思ったはずです。
 もし、安倍氏がモリカケ疑惑関与を理由に辞めたら、自分のキャリアに汚点がつきます。そう判断した安倍氏が取った行動は、突然の衆院解散劇も含めて、まさに、強引なモリカケ疑惑飛ばしだったのです。しかしながら、それは、アリ地獄でもあったのです。もがけばもがくほど、安倍氏は墓穴を掘ってしまうことになります。
 残念ながら、安倍氏は多くの日本人同様、シナリオ思考力が強くないのでしょう。もし、安倍氏がシナリオ思考に長けていたら、手遅れになる前に、傷が浅い段階で、手を打ったはずです。
 しかし、安倍氏にはそれができなかったのです。今後、加計学園獣医学部には問題が噴出して、にっちもさっちも行かなくなるのではないでしょうか。
 そうなれば、2007年9月12日の悪夢(世にも醜い総理辞任劇)の再来です。もし、安倍氏がシナリオ思考で、自分の能力の限界を客観視できていたら、おそらく、2012年9月の時点で、自民党総裁選に再出馬していなかったはずです。
 結局、安倍氏は自分を客観的に分析できない人間という結論になります。