2016年9月30日(金) オフの日

2016-09-30 20:31:08 | 日記
今日はオフ。

昨日の夜勤明けから計16~17時間寝て、
少しは回復した感じがする。
昨日はあまりに疲れて、
身体がバラバラに壊れてしまうのではないかと思えたくらいだったけど・・・。


それにしてもオフの日は新聞をまとめ読みしているわけだけど、
新聞にはテレビの情報も結構載っていて、
それでつくづく感じることは、
新聞もテレビもどんどんつまらなくなっているということ。
本質的なこと(はっきり言えば「権力の暴走」)については何も伝えない。
これじゃあみんな認識を間違えるよなと感じることしきり。

やはり日本を良くするための第一歩は、
国民の多くが新聞やテレビを信用しないようにすること。
できればあまり触れないようにすること。
これに尽きると思う。


「新ベンチャー革命」9月26日号より。


タイトル:米国の若者はサンダースを支持しているが、日本の若者は安倍氏を支持している:日本も米国同様に米国寡頭勢力(1%勢力)に乗っ取られていると気付け!

1.日本の若者の安倍内閣支持率はなんと70%前後もある? ほんとうか!

 日本のマスコミの世論調査によれば、安倍内閣支持率は好調であり、とりわけ若年層の支持が突出して高いようです(65~72%)。

 ネットでは、日本のマスコミ世論調査は捏造ではないかと疑念を持たれていますが、世論調査に長けているマスコミがうぶな若者を安倍支持に誘導するのは簡単でしょう。

 実態的には、日本の若者は政治より別のことに関心が高く、マスコミの誘導質問で、結果的に、安倍内閣支持の方向で答えさせられていると想像されます。

 さて、本ブログは日本を乗っ取っている米国戦争屋のウォッチをメインテーマとしていますが、安倍自民は米戦争屋ジャパンハンドラーの傀儡政党と観ています。

 そして、日本のマスコミは米戦争屋CIAジャパンハンドラーに徹底的に監視・支配されていると観ています。だから日本のマスコミは安倍内閣を批判するような報道や解説を一切できないのです。

 上記、安倍内閣を漠然と支持させられている日本の若者は、上記のような日本の特殊事情を知らないでしょうから、マスコミの思うままに洗脳されてしまいます。そして、日本の若者の安倍内閣高支持現象はマスコミの誘導が成功している証拠でしょう。

2.米国戦争屋に乗っ取られる日本は米国同様に超格差社会に向かってまっしぐら

 2016年9月25日夜、NHKスペシャルで“縮小ニッポンの衝撃”という番組を放映していましたが、現代日本の悲惨な実態が克明に報道されていて、気が滅入ってしまいました。米戦争屋CIAジャパンハンドラーおよびその傀儡・安倍政権に組み伏せられている情けない今のNHKですが、この番組は米戦争屋の対日支配の実態を扱っていないので、圧力が掛けられることもなく番組は粛々と放映されました。

 なぜ日本はこうも悲惨なのでしょうか、その原因は、一言、日本のGDPが20年間も停滞し続けているからです。

 一方、日本を乗っ取る米国戦争屋の巣食っている米国のGDPは順調に伸びています。なぜでしょうか、その答えは簡単です、日本政府・日銀が、累計950兆円もの日本国民の預貯金を原資にして米国債を買い続けて、事実上、日本国民の国富を米政府に移転し続けているからです。

 要するに、日本政府・日銀は、主に米国債の購入(累計950兆円規模)によって、米国GDPを見掛け上、押し上げているということです。言い換えれば、日本国民が米国のGDPを下支えさせられているのです。

 それでも、米国民の99%が貧乏化しているのは、日本が米国に貢いでいる国富が一般の米国民には行き渡らなくて、米国の1%の寡頭勢力に偏って渡っているためです。

 そして、日本政府・日銀が上記のように、一生懸命、米国寡頭勢力に貢いでいるため、日本国民がいくら汗水たらして働いても、日本のGDPは上昇しないのです。

 今の日本はまさに底の抜けたバケツに等しいのです。

 上記のような日本の悲惨な実態を、NHKが“縮小する日本”と表現しているとおり、日本の経済成長率も長期的に減少傾向にあります、いくら国民ががんばっても日本経済は成長しないのです、なぜなら、日本は底の抜けたバケツだからです。

 繰り返し言います! なぜ、日本は悲惨なのでしょうか、答えは簡単です、今の日本は米戦争屋の属国であり、日本国民の国富は長期にわたって、米戦争屋を含む米国寡頭勢力にこっそり抜き取られているからです。

 悲惨な日本の若者はみんな就職に苦労しますが、なぜ、こうなのか、その根本原因は見えていないのです、なぜなら、米戦争屋CIAジャパンハンドラーから徹底的に監視・支配されているマスコミは日本国民に対し、なぜ、日本が縮小しているのかをまったく報じないからです。

3.就職難にあえぐ日本の若者は漠然と安倍内閣を支持する前に、自分の置かれた環境を、マスコミではなくネットから知るべき!

 安倍内閣を漠然と支持する若者は、自分を不幸に陥れている勢力を知らずに支持していることに気付くべきです。

 ところが、いくら日本のマスコミから情報を取っても、わかるのは日本が悲惨だという現象面だけです、そして、なぜ、日本は悲惨なのかについて、マスコミはまったく教えません、なぜなら、この疑問を解こうとすると、必然的に、日本がホンモノの独立国ではなく、米国戦争屋を含む米国寡頭勢力の属国である現実に気付くはずだからです。日本を乗っ取っている米戦争屋は日本人がその現実に気付くことを忌避しています。

 いずれにしても、日本国民のみならず、米国民の多くも、米戦争屋を含む米国寡頭勢力の奴隷なのです。ところが最近、米国民はネットから情報を積極的に取って、自分たちが1%寡頭勢力の奴隷であるという悲惨な現実に気付き始めたのです、だから、トランプのように1%寡頭勢力が嫌う人物が大統領指名候補に残ったのです。

 ところで、今回の大統領予備選にて米国の若者はもっぱら、サンダース(1%寡頭勢力の傀儡ではない人物)を支持していました。米国の若者は少なくとも、知名度抜群のヒラリーは99%の米国民を不幸にする1%寡頭勢力の傀儡であることをみんな知っているのです。

 ちなみに、米国の若者は、米共和党が米戦争屋の支配する党であると知っていますから、共和党は米国若者からソッポを向かれています。

 ところが、米国の若者に比べて、日本の若者は自分たちに悲惨な実態をもたらす加害者勢力の正体にまだ良く気付いていません、一部のネット愛好者を除いて・・・。

 上記のように、日本の若者の大半が、ヒラリーと同じく、米戦争屋の傀儡である安倍氏を支持しているということは、米国の若者に比べて、日本の若者は自分の国の実態がわかっていない証拠です。

 日本の若者も米国の若者と同様に、マスコミではなくネットから情報を取ってください。悲惨な日本の実態を知ったら、それをもたらす元凶である安倍内閣を支持できるはずがありません。








2016年9月29日(木) 164日目

2016-09-29 20:36:39 | 日記
62回目の夜勤終了。

3人体制でリーダー業務。

日勤が3日続いて、すぐに夜勤入りということで、
今回は仕事が始まる時から疲労困憊気味。
動くのが億劫だった。
休憩時間には珍しくウトウト少し眠ってしまった。
まあこの辺が体力の限界ということか・・・。

朝方に体調不良を訴える入居者が続出して往生したが、
看護士が出勤している時間帯だったので事なきを得た。


今日は本当に疲労困憊。



さて、自分は一応MBAホルダーで、
経営学は30代の頃にかなり集中的に勉強したし、
いろいろな経営者の話も聴いてきた。

経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報のマネジメント、
この中で一番難しいのが何と言っても「ヒト」のマネジメント。
やはり人間というのは複雑怪奇で、
定型的なマネジメント手法ってなかなか見つからないと思う。
ひと頃はやった「成果主義」だってうまくいったとは言えないのではないか?

そんな中、このブログでも言及した
「顧客満足度と従業員満足度の間には正の相関関係がある」
ということに通じる記事がネット内にあったので、紹介してみたい。

スターバックス・コーヒーに関する記事。「MAG2 NEWS」より。


◆なぜスタバの店員は辞めないのか。秘訣は「6つのミッション」にあり

国内外で人気の「スターバックス・コーヒー」、実は利益を上げているだけでなく、従業員の満足度が極めて高い企業であることをご存知でしょうか。無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんは、高い利益率を保ちつつ、従業員の自主性を引き出すためにスターバックスが行っている6つの「ミッション」を紹介。ブラック企業の少なくない店舗型ビジネスにおける「働き方改革」の参考になるとしています。

◆従業員の自主性を引き出す方法

倫理的観点はさておき、ブラック企業として利益をだすことは難しいことではありません。一方で、労働環境の良い企業として利益をだすことは難しい問題です。労働環境が良い職場は非効率的な部分を生み出します。

一般的には、労働環境を良くするためには従業員を尊重していく必要があります。従業員を尊重することと効率性を求めていくことを両立させることは簡単なことではありません。従業員を尊重しすぎると、いろいろな意味で統制が取れなくなります。

この2つを両立させるためには、労働環境が良いことと効率性(生産性)を両立させる企業文化などが企業の土台としてあること、それを適切に管理できる優秀な管理者を擁していることが必要となります。

◆スターバックスに「働き方改革」のヒントがある

企業文化についてはスターバックスが参考になるでしょう。スターバックスは人材が定着している企業として有名です。アルバイトでも5年、10年と働くことも珍しくないようで、昨今の店舗型ビジネスにおける人手不足問題もどこ吹く風です。

スターバックスは労働環境が良いだけでなく、従業員の積極的態度を引き出す組織文化もあります。それを象徴しているのが、スターバックスの「ミッション」です。このミッションにおいて、スターバックスはなぜ存在するのかを従業員を含めた世界の人々に宣言しています。

スターバックスのミッションでは6つのことについて述べています。

•Our Coffee
•Our Partners
•Our Customers
•Our Stores
•Our Neighborhood
•Our Shareholders

の6つです。

1つ目の「Our Coffee」ではコーヒーに対する情熱を謳っています。コーヒーを商売としているので当然といえば当然でしょう。注目していただきたいのは、2つ目の「Our Partners」と3つ目の「Our Customers」です。

「Our partners」では

情熱をもって仕事をする仲間を私たちは「パートナー」と呼んでいます。多様性を受け入れることで、一人ひとりが輝き、働きやすい環境を創り出します。常にお互いに尊敬と威厳をもって接します。そして、この基準を守っていくことを約束します。

と宣言しています。

3つ目の「Our Customers」では顧客を大事にすることを謳っていますが、それより上位概念として2つ目に「Our Partners」をもってきて、従業員を大事にしたいと謳っているのです。顧客を大事にすること以上に従業員を大事にすると宣言していることは注目に値するといえます。

「お客様を大事にする」ことに対して異を唱える人はいないかと思います。しかし、「お客様を大事にする」ことを錦の御旗として、従業員を酷使する企業が少なくないという現実があります。「顧客が第一」を標榜し、「顧客が一番だから従業員は二の次だ」と考えるようになり、次第にそれがエスカレートして「顧客のために従業員が酷使されるのは当たり前」と拡大解釈されていきます。

こうしたことがまかり通る中、顧客を大事にすること以上に従業員を大事にすることを会社のミッションの中で掲げているということは、従業員にとって小さくはないのです。スターバックスはそのことをよく理解しているといえます。

スターバックスのCEOだった岩田松雄氏著書『スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉』(岩田松雄著/KADOKAWA/中経出版)にも端的に表れています。

一人のお客さまより、一人の従業員のほうが百万倍大切。
売上約140億円にまで伸ばす原動力になったのは「従業員の満足度を上げた」ことだった。

岩田氏がザ・ボディショップの社長に就任したとき、同社の売り上げは60億円程度にまで落ち込んでいました。「売上約140億円~」は、売り上げをV字回復させた後に当時を振り返った時の言葉になります。

この精神はのちのスターバックスのCEOに就任してからも色濃く反映されていきました。スターバックスでは従業員満足度調査を定期的に実施し、店舗の従業員が満足して働いているかを定量的に指標化して管理しています。

他にも、トレーニングやキャリア開発、人事制度などを整え、従業員の能力開発を積極的に行っています。その一方で、マニュアルを極力廃し、従業員個々の自主性や創意工夫を尊重しています。従業員の潜在能力や想いを引き出し、各自が主体的に行動できる環境を整え支援しています。人材採用においては、同社のミッションに共感できる人を優先的に採用しています。

これらが示す通り、スターバックスはミッションで従業員を大事にするということを、言葉だけでなく行動でも示し続けていきました。スターバックスの事例は店舗型ビジネスにおける「働き方改革」の参考になると私は考えます。








2016年9月28日(水) 夜勤を前に

2016-09-28 12:52:33 | 日記
一般の方のツイートより。

似たような感想を抱いている人は確実に増えていると思うけど、
いかんせんどうにもならない。
立法、行政、司法、マスコミ、大企業、
が鉄の結束で権力構造を築き上げてしまって、もはややりたい放題。

「暴力を合法的に行使できる主体は国家だけ」

「暴力」というのは逮捕して監禁するというようなことも含めての意味だけど、
権力を分散しないとどういう社会が訪れるのか?
我々はこれからそれを目の当たりにすることになるだろう。


日本(と言うより国民)に暗雲が立ち込めている。「安倍マンセー」の前兆だ。思考停止のまま安倍を放置していると、本当に地獄の様な社会が訪れる。「日本に限ってそんな反民主主義的な事は…」等の発想は安倍政権下では通じない。脱ユデガエルを…。










2016年9月27日(火) 163日目

2016-09-27 22:45:22 | 日記
今日は遅番(10:30~19:30)。

遅番はリーダー業務がないので精神的には一番楽。

今回は前半は身体的に疲労感があってきつかったけど、
(階段登るのもしんどかった)
後半は回復して結構スムースにいったという、珍しいパターンだった。
後半バテるパターンが多いんだけどね。

メンバー的に個性的な面子が多かったというか、
そういうのって結構重要だと思うんだけど、
そのおかげで後半は回復できたかな、という感じがするんだよね。

ポジティブな雰囲気、これは職場にとってかなり重要だと思う。
あら探し的な雰囲気、これはやっぱりNGだよねー。


明日からあさってにかけては夜勤。



【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】

文芸評論家・斎藤美奈子氏による朝日新聞に掲載された書評。
最近の斎藤美奈子氏の指摘はグサリと本質を衝いている。
私にはそう思えてならない。
この書評は今の日本にとって極めて重要な指摘だと私には思える。



『狩りの時代』
(著)津島佑子
文藝春秋


■差別の記憶に苦しむ二つの世代

 今年2月に他界した津島佑子氏の遺作。容体が悪化して入院する直前まで書き続けていた新作が、この内容と、このテーマだったことに胸をつかれる。
 物語は二つの世代の記憶を中心に展開する。
 戦後生まれの絵美子には耕一郎という3歳上の兄がいた。知的障害をもつ耕一郎は15歳で病死。絵美子は幼い頃に聞いた不吉な言葉を思い出す。フテキカクシャ、ジヒシ、アンラクシ。そんな言葉を彼女にささやいたのは誰だったのか。
 中学生になった絵美子はそれがナチス・ドイツ由来の言葉だと知り、夢の中でおびえるようになる。
 〈こうちゃんが殺される。無残にその命を奪おうとするひとたちがいる。なぜなら、この社会に「不適格な」存在だから。「不適格者」には「慈悲死」、あるいは「安楽死」を、とナチスは叫ぶ〉。ヒトラーは主張した。〈「不適格者」までを養う余裕を、自分たちの社会は持ち合わせていないので、消えてもらうしかない〉
 他方、戦中派である絵美子のおじおば世代はひとつの記憶を共有していた。それは太平洋戦争がはじまる前のこと。来日したヒトラー・ユーゲントの少年たちが山梨県に立ち寄った際、子どもだった彼らは甲府駅での歓迎式典を見物に行ったのである。アーリア人種の中から選ばれた金髪と青い瞳の美しい少年たちに憧れ、見とれ、熱狂した日本人の大人と子ども。
 ナチスの差別的な主張はわかっていたのになぜ、と問い詰める絵美子におばは答える。〈そのていどでも、ナチスに協力したことになるの? 責任を取れと言われてもどうやって? という話になるわ〉
 人を人種や血筋や障害の有無で選別する優生思想はナチスの専売特許だろうか。今日の日本にも有形無形の差別が根強く残り、ときに牙さえむくことを、私たちは身をもって知っている。差別の記憶に苦しむ一族の物語。その問いかけは、ずしりと重い。
    ◇
 つしま・ゆうこ 47年生まれ。『火の山—山猿記』で谷崎潤一郎賞と野間文芸賞。『笑いオオカミ』で大佛次郎賞。







2016年9月26日(月) 162日目

2016-09-26 22:27:16 | 日記
今日も早番(7:30~16:30)。

今日はリーダー業務からは解放してもらったが、
体調的には昨日とは打って変わって疲れ気味。
後半はバテバテになってしまった。

本当にバテバテ、フラフラ、クラクラ・・・。

明日は遅番(10:30~19:30)。



【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】

日本を代表する哲学者・柄谷行人氏による朝日新聞に掲載された書評。
昨日のデジタルハリウッド大学の広告に通じるものがあると思う。



『世界マヌケ反乱の手引書:ふざけた場所の作り方』
(著)松本哉
筑摩書房


■階級格差に抗する陽気な連帯

 2015年夏に、安保法案に反対する大きなデモがあった。マスメディアでは、それはサウンド・デモなど、旧来と異なる新鮮なものであり、学生集団シールズがそれをもたらしたと報じられていたが、それは不正確である。このようなデモは、11年に高揚した反原発デモの延長としてあったのだ。そして、それに最も貢献したのは松本哉の率いる「素人の乱」であった。彼がサウンド・デモを最初に企てたのは、イラク戦争反対デモにおいてであるが、それ以前に、もっと珍奇なデモを幾つも企ててきたのである。その経緯をふりかえった著書が、『貧乏人の逆襲!——タダで生きる方法』(08年)である。
 しかし、彼がそこで追求していたのは、たんにデモのことではなく、まさに表題通りの問題であった。彼がいう「貧乏人」とは、1990年以後、新自由主義の下で貧窮化した人たちだといってよい。この状況に対して、二つの態度がある。一つは、中産階級の基準に固執する「賢い」生き方である。もう一つは、それを放棄した「マヌケ」な生き方だ。
 大概の人は前者を選ぶが、それは困難であって、努力しても実際にはますます貧窮化する。にもかかわらず、他人と交わり、助けあうことはしない。そして、結局、国家に頼り、排外的になる。一方、「マヌケ」たちは寄り集まり、国家にも企業にも依存しないで暮らせるように工夫する。前作ではそのやり方が書かれていた。たとえば、リサイクルショップ、日替わり店長バー、ゲストハウス、イベントスペースの運営など。つまり、資本主義的でないオルタナティブな空間を自分たちで作り出すこと。松本自身は東京・高円寺の商店街に拠点を見いだし、デモもそこから始めた。
 本書はその続きであり、やり方がもっと多彩になったとはいえ、基本的に同じことが書かれている。しかし、明らかに違っている点が一つある。それは、オルタナティブな空間を固定的に考えないことだ。実際に、つぎのような変化があった。前作がすぐに韓国、台湾で出版され、各地に「貧乏人の逆襲」、「マヌケ反乱」を生み出したのである。さらに、それらが相互につながるようになってきた。アジア以外のマヌケも参加するようになり、また、独自のパスポートや通貨を作るようになってきた。
 このような変化が生じたのは、世界各地で新自由主義経済が進行し、どこでも階級格差が深まっているからだ。それは排他的なナショナリズムをもたらす。それを避けるためには、マヌケたちの陽気な連帯が必要だ。その一例がここにある。
    ◇
 まつもと・はじめ 74年生まれ。「世界マヌケ革命」を目指すリサイクルショップ「素人の乱5号店」店主。著書に『貧乏人大反乱』、共著に『素人の乱』『さよなら下流社会』『脱原発とデモ』など。







2016年9月25日(日) 161日目

2016-09-25 21:33:44 | 日記
今日は早番(7:30~16:30)。

体調的には悪くはなかった。
最近の自分にしてはむしろ良かった方。
なぜなんだろう?
バイオリズムとかいろいろあるんだろうけど、
自分の身体のこともよく分からない。

今日は日勤帯のリーダー業務で、
食席の大幅な変更もあり、めんどくさいったらありゃしない、
という感じだったんだけれど、
意外にも比較的スムースに物事が運んだ。

ただ相変わらずリーダー業務の時はサービス残業当たり前という感じで、
気分的にはすっきりしない。
やっぱりフェアじゃない。はっきり言って不誠実だよね。
不満が蓄積しつつあることは確かだ。


さて、「デジタルハリウッド」という学校があって、
20年くらい前に、好きだった女の子が通っていたんだけれども、
(その頃はまだ大学ではなかった)
その「デジタルハリウッド大学」が新聞広告を打って、
その広告がものすごくいいと思った。
杉山知之学長はまだ健在なんだね。すごくいい。
私はこういうのが大好き。

「自虐こそ知性の証」(by レヴィ=ストロース)    












2016年9月24日(土) オフの日

2016-09-24 20:05:26 | 日記
今日はオフ。

今日気に入った記事は、
ブログ 「世相を斬る あいば達也」 より。
朝日新聞デジタルの記事だが、一般の人は全文読めない。
なので、ありがたく拝借させていただく。

こういう流れになるのは当然だと思う。
これからどんどんこういう流れが進んでいくことを予想している。

高齢者の介護はやはりある程度年齢のいった人の方が向いている、
というのが現時点での自分の見解。

この記事に書いてあることには合点がいく。


 次の自慢しておきたい記事は、実際問題、相当複雑な最近の日本社会を象徴しているのだが、元気な中高年が、一億総活躍などと、わけのわからぬ音頭取り等とは無関係に、声が掛かる前から、自主的に、或いは致し方なく、既に働くことを選択している現状を伝えている。運よく60歳で満期定年になっても、僅かな年金が貰えるのは65歳。それも、年々減らされる。政府と日銀は、インフレにするぞと、出鱈目政策に奔走している。「こりゃ駄目だ!自助努力以外にネエズラ!」オジサンオバサン、爺さん婆さん、根性あるねと云う話題だ。たぶん、紹介されている人々の存在も、世界に自慢できる、そんな気がした。


≪高齢ホームヘルパー、なぜ急増? 60歳以上が36% ≫

 在宅の高齢者の暮らしを支えるホームヘルパーが、高齢化している。古希を超えるヘルパーも珍しくない。高齢者を元気な高齢者が支える時代になっている。

 ホームヘルパーのうち60歳以上の人は36%で、15%だった10年前の倍以上――。公益財団法人「介護労働安定センター」(東京)は8月、こんな昨年度の調査結果を出した。抽出した全国の介護保険サービス事業所に聞き、ヘルパー約1万4千人について回答を得た。50歳以上が6割を占めていた。
 70代のヘルパーも珍しくない。大都市圏でサービスを展開する「ケア21」(大阪市)によると、5月に働いた登録型ヘルパー約2100人のうち、70歳以上は126人。最高齢は女性が86歳、男性が80歳だった。
 なぜ高齢ヘルパーが多くなっているのか。多くの訪問介護事業所が挙げるのは、募集しても若い人が来ないことだ。介護保険が始まったのが2000年。そのころにヘルパーになった人がそのまま仕事を続け、年齢を重ねている。一方で介護の仕事を志す若者は訪問ではなくフルタイム勤務の介護施設に流れ、「下の補充がない」状況だという。
 
 ヘルパーの働き方が、高齢者に向いているという指摘もある。
 早朝や夜間、週末や祝日の勤務は通常は敬遠されがちだが、高齢者は家庭の事情で制約されない人が多い。一日に長時間働くのは体力的に厳しくても、 短時間ずつなら働きやすい。もちろん、事業所が体調に配慮することは不可欠だ。また、利用者と相談しながら適切に調理や洗濯などをするには、人生経験が役立つ部分も大きい。特に明確な「定年」があるわけでもない。

 国は2020年代初頭に、施設勤務も含めた介護職が約25万人不足すると推計している。加えて、要介護より軽い要支援者を支える多様なサービスが 生まれており、その提供者の育成も急がれている。ヘルパー経験もある城西国際大の松下やえ子客員教授は「元気な高齢者が地域を支える担い手として活躍していく時代だ。経験を積んだ熟年ヘルパーは今後、地域住民に対人援助の魅力と専門性を伝える役割も担ってほしい」と話す。

■79歳ヘルパー「人生の勉強に」

 朝10時。大阪市の住宅街の狭い路地に、ヘルパーの藤井民子さん(79)が自転車に乗ってさっそうと現れた。訪問先の家の郵便受けをのぞき、チャイムを鳴らす。
 「おはようさーん、新聞取ってきましたよー」
 その声で、居間のベッドで横になっていた女性が「もうそんな時間」と言いながら体を起こした。藤井さんと3歳差の82歳。一人暮らしで、認知症だ。生活は毎日やってくるヘルパーに支えられている。藤井さんは週3日を担当し、もう3年のつきあいになる。
 女性は貴重品をしまった場所をよく忘れる。この日は財布。藤井さんは女性と一緒に布団の下などを捜しつつ、朝食を準備し服薬を促し、ベッド周りを片付けた。「あっ、出てきた」
 藤井さんは専業主婦だった42歳の時に夫を亡くし、子ども2人を育てるため、高齢者を世話する仕事を始めた。65歳で退職したが、立ち寄った訪問介護事業所で「遊んでたらあかん」とスカウトされた。いまは週5日働き、10人ほどを受け持つ。多くは一人暮らしだ。
 「人生の勉強をさせてもらっている。このまま元気ならあと2年は働きたい」。元気のひけつはよく寝てよく動き、食べること。焼き肉が好きで、一人暮らしの自宅で友人とマージャンを楽しむ。夢はヨーロッパ旅行だ。

 千葉県習志野市の山岸操(みさお)さん(79)は、6月から新しい訪問介護事業所で働き始めた。塾を営んでいたが、60歳を目前にして「自分が元気でいるためにも介護の勉強をしよう」と思い立った。高齢者施設で3年働いた後、介護福祉士の国家資格を取得。事業所を渡り歩き、現場の責任者としてサービスの差配や後輩の指導も担ってきた。3月まで働いた所では夜勤もこなした。
 高齢ヘルパーがこなす仕事は、比較的力を使わずに済む家事の支援が中心だ。だが山岸さんは、寝たきりの人の体を拭いたり、入浴介助やオムツを替えたりと身体介護が多い。経験と技術がいきているとはいえ体力が必要だ。実はジムに9年通い、太ももと腕の筋力を鍛えている。
 直属の上司は最初、「無理のない範囲で」と思っていたが、人手不足もあり頼むことが増えたという。「『私、やりますよ』という感じで何でもしてくれ、助かっています」
 山岸さんに自身が高齢である利点を尋ねると、「相手の気持ちがよくわかること」。戦後の暮らし、老いていく体……。同時代を生きる者として共感し、耳を傾ける。
 朝起きると、「今日も仕事だ」とウキウキするという。「あてにされるのが、ありがたい」(十河朋子)    
  ◇  
〈ホームヘルパー(訪問介護員)〉 介護が必要な高齢者らの住まいを訪ね、主に調理、洗濯、掃除などの生活援助や、入浴、排泄(はいせつ)などの身体介護にあたる。介護福祉士や、介護職員初任者研修などを修了した人が務める。厚生労働省の調査では、把握できた限りで昨年は全国に約44万人おり、増加傾向だ。登録した事業所からの依頼を受けて時間給で働く非常勤のヘルパーが多い。

(朝日新聞デジタル)







2016年9月23日(金) 160日目

2016-09-23 23:39:29 | 日記
61回目の夜勤終了。

今回も3人体制でリーダー業務。

今回は施設全体、落ち着いた雰囲気で、
珍しく、ほとんど問題は起こらなかった。

ただ自分自身が「燃え尽き症候群」みたいになっているというか、
「9月病」とやらに罹ってしまっているのか、
なんとなくやる気が出ない状態。

やっぱり7月8月9月と、
どんどんヘルパーが減っていく現実を見ていると、
気持ちが萎えてしまう。

これだけ一方的に人員が減れば、そりゃあ人件費も大幅に浮くだろうし、
それでいてより高いサービス品質を提供することを要求されれば、
それは無茶な話だし、納得もできない。

浮いた人件費を、何らかの形で残ったヘルパーに分配するみたいなことをするなら、
少しは違ってくるのかも知れないけれど、
自分にとってはそういう問題が重要というわけではないんだよね。


まあとにかく心身ともに調子を落とし気味の9月下旬です。







2016年9月22日(木) 夜勤を前に

2016-09-22 12:43:46 | 日記
今日から明日にかけては夜勤。

今日の天気はまたしても雨。
気分的にもなんだか晴れない。
なんか疲れている。



さて、ポール・クレイグ・ロバーツというアメリカのコラムニストが
こんな記事を書いている。
アメリカも大統領選を前に相当混乱しているようだ。
1%を構成する一握りの支配者による99%の迫害という構図に
多くのアメリカ人が気付き始めてしまったのだろう。
トランプが支持されているのは、やはりそういう文脈で捉えられるべきなのだと思う。

売女マスコミが、トランプを悪魔化しているのは、トランプが、彼の富にもかかわらず、1パーセントを構成する一握りの支配者によって、連中の狙いにとっての脅威と見なされている証拠だ。マスコミを所有し、支配しているのは、トランプではなく、一握りの支配者だ。だから売女マスコミによるトランプの悪魔化は、彼こそ選ばれるべき候補者だという完璧な証拠だ。我々を迫害している一握りの支配者連中が、トランプを憎悪しているのだから、迫害されているアメリカ国民はトランプを支持すべきなのだ。


全文については「マスコミに載らない海外記事」より
アメリカ国民は、彼らを支配している悪を打倒できるだろうか?










2016年9月21日(水) オフの日

2016-09-21 23:40:41 | 日記
今日はオフ。

最近にしては珍しく雨が降らなかった。
晴れてもいなかったけれど・・・。


さて、今日は経済の話。

私の知る限り、経済予測の適確さに関しては
中原圭介氏の右に出るエコノミストはまずいない。稀有な存在だと思う。

今でも鮮明に覚えているのは、2007年前半当時、
アメリカのサブプライムローン問題を重大視していたエコノミストは少数派だった。
ほとんどのエコノミストが「大した問題ではない」と楽観視していた。
悲観的な予測を出し始めたのはマーケットが大きく下落し始めてからのことである
(それなら誰でもできる!)。

しかし、中原圭介氏はまだマーケットが堅調に推移している頃から、
「この問題は大変なことになる。マーケットは大暴落する」と警鐘を鳴らしていた。
そしてまさにその通りの結果となった。
そのことが強く印象に残っており、その時から彼の言説には注目している。

その後も彼は驚くほど色々な経済予測を的中させている。
もちろん神様でもない限り100%当たるわけはない。
でもこれだけ的中すれば十分だろう。他の追随を許さない驚異的なレベル。
テレビに出てくるインチキエコノミストとは比べるべくもない。

そんな中原圭介氏の新刊が以下。





ついでに東洋経済オンラインに連載している記事はこちら。
「中原圭介の未来予想図」