
「最近、儂の事忘れちょらんかのぉ~」

「忘れてはないのですが、結構面倒なんですよ!」

「やっぱり、儂は面倒な人間いう評価なんじゃのぉ・・・」

「折角出て来たのですから、今日は頑張って書きますよ!」

「ほいで、今日は何処へ連れて行ってくれるん」

「ご希望は」

「焼肉かのぉ~」

「焼肉好きですねぇ」

「ワン」

「先輩はうさちゃんなんですから」

「お食事、焼肉、中華そば、一品料理。でたぁ~、広島の焼肉屋」

「お好きでしょ!」

「今日は中華そばで〆るけんのぉ~」

「頑張ってくださいね」

「ガラガラガラと」

「引き戸を開け」

「一人なんじゃけどのぉ~」

「儂のこと忘れとるん?」

「先輩は普通の人には見えませんから」

「ありゃぁ~、一人ね・・・。 そっちでエエ?」

「そっちいうのんは座敷の事じゃろうのぉ~」

「他にはありませんからね」

「エエですよ」

「悪いねぇ、今日予約で一杯なんじゃ」

「座敷に陣取って」

「カウンターを眺める」

「先客お二人に」

「その他の席にはおしぼりなどがセットされてますね」

「何食べるん」

「まずはビールですね」

「ホルモンと」

「カルビ(ハラミ)」

「豚は嫌いね」

「嫌いじゃないですよ」

「じゃぁ豚も食べんちゃい」

「生センマイ食べんのね」

「あんまり好きじゃないので、今日は止めときます」

「じゃぁ焼けるまで。ポテトサラダでも摘まむ?」

「いただきまぁ~す」

「一品料理は、ホワイトボードみたいじゃの」

「予約のお客さんも来(き)んさったのぉ~」

「肉は網で焼く?ウチが鉄板で焼いたのを持って来るのんにする?」

「焼いて貰ぅてエエですか?」

「そうしんちゃい、野菜と混ぜて焼いたん持ってくるけぇ、お兄ちゃんは食べるだけでエエけんね」
ってことで、

「これはこの前連れて行ってもろうた、利根屋スタイルじゃの」

「拙ブログ。順不同につき、まだアップしてないかも」

「そうなん・・・

」

「今確認したら既にアップされてました」
再開したらしいので様子見に @ホルモン料理専門處 利根屋 - 愚昧親爺記 ~ちぎれ雲きょうはどこへ行くのやら~
広島のホルモン鉄板焼きの迷店まぁ色々ありましてねでも、非常に人気のあるお店で愚昧も一度はブログに書いておかねばと、突入を模索していたのだが名物大将がお亡くなりに...
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「ママさん、ビールお代わり」

「一人焼肉ならこういうのも良いですよね」

「味噌ダレが癖になりそうじゃのぉ」

「さっき来られたお客さん、直ぐに帰られたのぉ~」

「そうですよね。日曜日に来るって云われたお客さんが、急にやって来られて、今日は忙しいので、日曜日にしたらってママさんがやんわりと断られたみたいですよ」

「儂らがおったんが悪かったんかのぉ」

「そうかもですね。」

「そろそろ〆の中華そば食べて帰るかのぉ」

「ちょっとアドバイスしても酔いですか?」

「云うてみんさいや」

「ここのお店は、中華そばも酔いんですけどね、焼きそばがお勧めなんです!」

「焼きそばなん」

「間違いなし」

「今日お昼に焼きそば食べたんじゃけどのぉ~」

「多分、全然違う焼きそばなんで大丈夫ですよ!」

「ママさん、焼きそば焼いてぇや」

「焼きそば食べるんね。ちょっと待ってや」

「あんたら、焼きそば2人前でエエ?あの、お兄ちゃんが焼きそば食べたい云うてんじゃが」

「うちらは2人前もありゃ、十分よ」

「最近、お客さんが少なかったけん。仕入れ少な目にしたんよ。ほしたら、今日はお客さんがようけ来ちゃってじゃけん。」

「それで、〇〇さんも帰られたんね」

「〇〇さんは、肉ようけ食べるけん、直ぐ足りんようになるわいね」

「そばなら、のうてもエエけど、肉がなかったら駄目よねぇ」

「お兄ちゃん、焼きそば焼くで。うちの焼きそばは麺は美味しいけんねぇ」

「ってことで」

「ご対麺」

「どうね」

「量が多いのぉ」
確かに麺が美味しいですね

「そろそろ約束の時間ですね」

「ママさん、会計してぇや」

「6050円じゃけど、6000円にまけとくわ」

「どっちから来たん?」

「▽▽に行きたいんですけど」

「ならこっちから出んちゃぃ、近いけん」

「こちらは入ったのとは逆の方向なんですね」

「また来んさいよ」

「なかなか面白いお店じゃったのぉ・・・」