松阪市市民活動センターの入り口前に「松阪の一夜」のパネル板が掲げられています。ここには大昔に新上屋という宿がありました。松阪出身の国学者・本居宣長は尊敬している学者賀茂真渕が新上屋に泊まっていると聞きつけ、面会します。 当時、宣長は34歳で古事記の研究をしたいものの、二の足を踏んでいましたが、真淵は頑張んなさいと勇気付けました。 たった一度の出会いがきっかけで35年をかけて、宣長は「古事記伝」を完成させました。これが「松阪の一夜」と呼ばれる出来事です。松阪市市民活動センターも「出会いと発見」がたくさんある場所です。ぜひご活用ください。
