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2022.5.29 『一番川北』(284m)  ウド採り爺さんの日

 先週末の日曜日はHiromiが急きょ出勤となったので、

「今だ!」とばかり、

ウド採りに出かけた。

登山道のない山で、

廃道の林道歩きや藪漕ぎをしていると、

あちこちで山菜を目にするようになる。

ウドなんかも随分目にしてきた。

そんな中で今回は三角点を目指しつつ、

ウドが大量に採れるところを選んだ。

また家に持ち帰るのではなく、

全て職場に持っていくという、

職場のおばちゃんたちへの奉仕活動だ。

山菜を欲しがるおばちゃんたちは、

おおよそ15名ほどいる。

従って、15名がそこそこ持ち帰る量を収穫しなければならないので、

なかなかの重労働となる。

 日曜日の朝、当別町青山地区から、

「道民の森一番川地区」に向かう道々に入った。

そして途中の林道入口に駐車して、

70リットルのザックを背負ってスタート。

この林道は既に廃道と思われたが、

タイヤ痕が残っていたり、

林道をふさぐ倒木がかたずけられていたりと、

まだまだ利用する予定があるらしい。

それはそうだ、

樹木が成長すれば伐採して、

それを搬出しなければならない。

 歩き出すとすぐにウドが現れる。

もくろみ通りこの辺りは遅くまで雪が残っていたので、

ウドも今が食べごろに成長している。

ただ歩き始めて目にするものは、

細くて話しにならないので放って行く。

途中の木の間から、

『ピンネシリ山』(1,100m)と『神居尻山』(947m)が、

近い距離で見えていた。

 歩き出して2kmほどで藪に入った。

しかし藪は薄くて楽に登れ、

三等三角点「一番川北」

さて、ここから戻らず、

ウドを採りながら林道の先へと進む。

路面が笹に覆われた部分が多くなり歩くのも大変だが、

確実に大量のウドを収穫できる。

そして荒れた林道を周遊して道々に戻ることになる。

 「一番川北」から先の林道脇に、

次から次へとウドが現れる。

それを採りながら進むと、

間もなくザックがいっぱいになり、

背負うのも大変になった。

それで先へと進むことをやめ、

採りながら戻ることにした。

もうザックには入らないので、

新たに採ったものは、

手持ちのビニール袋に入れる。

しかしこの袋もすぐに重くなり、

持って歩くのが辛い。

なんとか踏ん張って歩いて駐車地へ。

その後周辺でまたフキ採りをして帰途に着いた。

 翌日の月曜日職場に持って行くと、

おばちゃんたちが群がってきて、

「ウド採ってきてくれたの!?」、

 

「うれしい!」、「うれしい!」「うれしい!」

と言って大喜び。

そんな様子を目にすると、

「また採ってきてやろう」という気になるもなあ。

しつこいけど、

俺ってホントいいじいさんだよなあ!

 

 

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