北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2024.10.14 『人漁山』(ニンリョウヤマ・487m)~『十三哩』(ジュウサンマイル・258m) 年々藪が濃くなる!
10月の三連休最終日は、
久しぶりに夕張で「人漁山」に登ることにした。
この日も晴天でねえ。
この三連休は晴天に恵まれた。
早朝Hiromiを迎えに行き、
夕張へと車を走らせた。
そして夕張市十三里地区で、
「夕張川」に架かる「十三里橋」手前で、
JRの踏切を渡って狭い市道に入った。
すると頭上を道東自動車道が走っているので、
その真下の空き地を駐車地とした。
「人漁山」に登るときは、
四季を通じてほとんどここを駐車地としてきた。
駐車地の気温は7時半で3℃しかなかった。
上下雨具着用でスタート。
まず500mほど舗装された市道を、
南に向かって歩く。
そして高速道路の下を潜れる部分で藪に入る。
高速道路の下を潜り抜けると、
左右に二本の尾根が現れる。
いつもはここで左手の尾根に取り付くのだが、
この日は右手の尾根を登ってみることにした。
一旦沢形に下って尾根に取り付いた。
これを少し登って高度を上げて行くと、
急に笹が濃くなり、
「こりゃあ失敗だったかな?」、
と少々後悔した。
しかしそんな笹原は長く続かず、
突然古い作業道に出た。
これはラッキーとばかりに、
その上を歩いて行く。
そして最後は少々の藪を抜け、
上部を走る林道に出た。
予定通りだ。
ところがここでミスをした。
林道から更に上へと伸びる作業道があり、
それを利用すると楽なのだが、
その入口がここで出合った林道の、
更に先にあると思い込んでしまった。
実際には後方にあったようで、
先に進んでもそれは見つからなかった。
通常とは違う尾根に取り付いたせいだ。
そこで登れそうなところを見つけ、
かなり急だが強引に登った。
滑る斜面で笹の茎を握りしめて登る。
そして薄い藪を抜けると、
前述の作業道に出た。
辺りは針葉樹林で藪がひじょうに薄い。
作業道を歩いて「人漁山」の基部に達したので、
作業道を離れて藪に入った。
笹が濃い藪だが、
その密度が以前より増している。
確実に濃くなっている。
思えば無積雪期に最後に登ってから、
もう3年くらいになるか?
藪に入って斜度のある斜面を登る。
樹木が切れて太陽光がまともに当たるので、
笹も元気で勢いがいい。
濃い笹が逆目でなかなか進めない。
林道では前を歩くが、
藪に入ると後ろに着くHiromi。
その姿が藪の中で見え隠れする。
そして高度を上げ、
藪が薄くなったころHiromiが前に出た。
少し登ると尾根上に上がり、
藪は更に薄くなった。
これを南方向に歩き、
四等三角点「人漁山」。
四季を通じて立ってきたピークだ。
しかし無積雪期は久しぶりだったので、
標石周りが笹に覆われていた。
ハサミを出して笹刈り!
このピークへの登りでずいぶん汗をかいた。
私は雨具を脱ぎ、
上だけシャツを着替えた。
「人漁山」からは一旦林道に戻り、
その林道を更に1kmほど歩き、
再び藪に入って、
「十三哩」経由で下山する。
周囲の紅葉は、
やはり色付きが遅く、
いったいいつになったら美しくなる?
そう考えながら歩くも、
太陽が力を発揮して暑い!
林道を離れて藪に入った。
「十三哩」へと続く尾根筋の藪は、
以前歩くのが苦ではなかった。
しかし今回は笹の勢いが増して、
密度も丈も増して、
以前よりずいぶん歩きにくくなった。
このままではいずれ、
ここも歩けなくなるんだろうな、
とちょっと寂しい気がする。
そんなことを考えながら歩き、
四等三角点「十三哩」。
この標石も笹に埋もれてしまっていたので、
ハサミで笹刈りをした。
四等だもの、
誰も訪れる人はいないよねえ・・・
「十三哩」から駐車地は近い。
急な尾根を下り、
一気に高度を下げて、
高速自動車道下の駐車地を目指す。
ところがこのルートも笹の密度、丈が増し、
進行に四苦八苦する場面も。
それでも距離が短いので気が楽だった。
藪を抜けて広い原野に出た。
するとその先の高速道路下に車が見える。
ここで周遊ルートが完結した。
十分楽しめるいいルートなんだが、
今後藪の勢いが、
更に増していく様を見届けたい、
夕張の山だもの・・・
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