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2022.6.6 『望来山』(もうらいやま・327m)  雪が融けて三角点確認へ

 昨日はこれまでに三角点辺りには立ったものの、

標石を確認していない二座に登ってみることにした。

一座目は「望来山」。

積雪期にしか登ったことがないので、

雪の下の三角点標石を目にしていない。

 当別町青山から道々11号線を、

石狩市厚田区に向かって走ると、

ちょうど峠のピークを越えた辺りに広い駐車帯がある。

その少し青山寄りに林道の入口がある。

ここに駐車して林道に入った。

以前は閉められていたゲートが開放されていた。

「開放」とは言っても既に廃道の林道で、

走行する車もなさそうだ。

タイヤ痕が残っていたのは、

入口から少しの間だけだった。

その間に下の道々を走る車の爆音が響き渡った。

どうやら一台の車が前述の広い駐車帯と、

青山との間を猛スピードで、

行ったり来たりしているようだ。

カーブが多いのでそれを楽しんでいるのか?

対向車にとって危険極まりないので、

警察に通報しようと思ったが、

圏外でかなわなかった。

わけのわからない輩がいるものだ。

 草付きの林道を歩きながら、

周囲の藪の状態を確認して行く。

笹の丈がけっこうあるので、

この林道が上部まで誘ってくれることを願った。

 いつ消失するか心配だった林道は、

美しい緑の風景を保ったまま、

上部へと続いてくれた。

すると三角点はもうすぐそばだ。

わずかな藪漕ぎで到達できそうで助かった。

しかし藪に入ってみると、

距離は短いものの、

結構な密度に加え、

ツル科の植物が縦横にツルを伸ばして行く手を阻む。

藪できゅうくつな中、

ザックからハサミを取り出した。

そしてツルを切断しながら進む。

そんな中で突然ウドの群生が現れた。

「またここも大量のウド畑だぁ」、

と思った瞬間、目の前に標石が現れた。

三等三角点「望来山」

標石周りは笹がきれいに刈りはらわれていた。

笹の背が高いので、

周囲の風景は見渡せない。

 林道に戻って下るが、

地形図上では逆側へまだまだ伸びていく林道を、

今度は奥へと歩いてみたい。

この冬この林道が続く尾根を、

「別狩山」近くまで歩いたことを思い出す。

 この林道沿いもいいフキが生えている。

そんな光景を眺めながら駐車地に下った。

さてもう一座へ。

陽射しはまぶしいが気温が低くて快適だ。

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