第11回 菅笠節全国大会決勝 8番

第11回 菅笠節全国大会決勝 8番


和楽民謡ファンのみなさま　　心　　濡れてきておりますか　　私は思い出すだけで　また濡れておりますよ　　なんて素敵な唄と歌い手さん、そして見事な和楽器伴奏者さんなのでしょうか　　本日ご紹介させていただきますのは、８番さんです。　私は予選時に会場にて聞かせていただきましてね　　このゆったりとした速度と無理のない中低音の心地よい響き　民謡なのだけれども　もっともっと幻想的な和の真髄の世界にご案内してくださったような　そんな不思議な感動に心地よく縛られていったような感覚に浸れたのでした　

こんな表現して良いのか悪いのかわかりませんけれども・・　８番さんの唄を聴いていて・・　会場全体の雰囲気全てを　その唄一つで包み込んでいっているくらいの　大きな力としなやかさを私は恐ろしいくらいに感じ取っていたのです　　あのー　テレビにて一度拝見させていただいたことがあったのでしたが　　いやー　本物を生で見ると迫力が全く違っておりましてね。　その感じた感覚から、これは民謡の練習だけでは積めない何かを感覚として味わったのです。　そう人間です、人間自体なのですよきっと。　私はいても立ってもおられなくなりましてですね　すぐにブログ掲載へのお願い交渉に向かったのです　

８番さん、大変に恐縮されておりまして、「私は恥ずかしいので娘のをお願いします」とおっしゃってて　私は福井県の東尋坊のがけの淵に立たされている心境になったのですよ　　私は心の中で叫んでいたのです　「こんなに素晴らしい民謡唄を　万が一　ブログに貼ることができたならば　どんなにファンの方々が感動して喜んでくださることであろうか　」　と　だから私はどうしても諦めることができなかったのでした　８番さん　３度も粘って交渉してしまって　本当にご迷惑をおかけ致しました　　結局、私の粘り押し出しにより、動画限定公開させていただける運びとなったのです　　８番さんありがとうございました　

この日本に一体、どれくらいの素晴らしき民謡人がいらっしゃることなのでしょうか　　菅笠節大会お一つだけでも・・　ハッキリ言って１０名以上はいらっしゃったと感じました・・　全国で大きな民謡大会が１００あると考えても１０００人　　更には余りに上手でプロ同様の方では、大会に出場しにくいとの理由から参加されていないとの噂も耳にしたことがあるのですから・・　その数を足せばもっともっと大勢の国宝級（　私からの視点でございますけれども）が国内に存在するということになるわけなのです。

いやー　恐ろしや　民謡の底力　私は全く知らなかった　こんなにも民謡というものが優れていて　温かくて　奥深くて　心の蔵が締め付けられるほどのとてつもない感動を得ることが出来るなんて　　すごいです民謡　　民謡バンザイ　　しかし民謡というものは、歌い手によって本当に表現や味わいが違ってくるものですよね　　魅力が高すぎると本当に感動から少し恐ろしくなってくるのですよ　そのー　感動に支配されてゆく自分が存在しているのです　　８番さんの菅笠節を聴いている間は　私の中での地球時間が止まっておりましたもの　　その間は私は年を取らなかったのです　そう夢の世界へご案内されたかのようでした　誠に素晴らしい唄を　民謡を　ありがとうございました　

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和楽民謡ファン　　のみなさま　いかがでしたでしょうか　　来年こそ４月１７日（日）には、兵庫県姫路文化センター　小ホールにてお会い致しましょうね　　菅笠節全国大会をたくさんの民謡ファンで満員御礼にしましょうぞ