草むしりをしながら、
養老孟司さんの音声番組をようつべで探して
聴いている
たった30分くらいの別世界への旅である
屋内で、限られた情報源と風景に取り込まれた
常に病気の情報と
殺人と
社会批判と
異常な天気
異常な国際情勢の
嘘と真実の混ざった情報
そして
馬鹿みたいなおふざけ
まさに狂気であり
凶器
脳が破壊される
情報につぐ情報で目詰まりを起こす
常に人為的なモノに モノに モノに
囲まれて
カネかモノか、死ぬか、生きるか
余裕の無い 生気のない情報に
フルに満たされた脳が
自己崩壊を起こす前に
土に触り
草に触り
異次元の講話に耳を傾けるひとときは
この世の至上の幸福
壊れた脳は同じ事を繰り返す
ケモノミチを歩く
同じミチから離れよう
高みに登って
空から眺めよう
どんなバカなコトが行われているか・・
それに囚われるコトなく
どんな素晴らしさが
まだ
ワタシたちの周りに
光り輝いているか。