昔、たてかえなおし（要するに、最後の審判のことではなかろうかと思うのですけど）
の時
お金をたくさん 持っているほうが 難しいと
いう
ような
ことを聞いたような気がした。
お金を持っていることが、障害になるということ。
ツボの中にあるお金を握ったままの手を引き抜くことが困難なように
手を引き抜くにはお金を離さなければならないのだ。
お金があると障害になると言うことなのか、
それとも
お金に対する執着が、「針の穴を通り抜けることを困難にする」
ということなのか
私にはわからない。
お金が、人々を 支配している。
お金を、人々から 搾取している。
お金持ちが、貧しいひとから、お金をせびっているのだ。
そして
お金持ちは、貧しいひとたちが 働かないと 生きていけない。
お金がいくらあっても
貧しいひとたちが 働けなくなったら、なにも得られないのにね。
お金がたくさんあるのに、 たりないという。
それで、うんと努力をして、人々から 搾取する方法を思いついてやっている。
お金がどれくらいあれば、彼らは 幸福になれるんだろうか？
お金がどれくらいあれば、彼らは、安心できるんだろうか？
おそらく、いくらお金があっても、彼らは安心しないし、幸福になれるかどうかわからない。
お金がいくらあっても、手に入らないものがある。
お金がどれだけあっても 手に入らないものが ある
だから、針の穴を通り抜けるよりも 彼らには 難しいのだ。