ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

家庭内野良猫 その後

2019-05-15 22:18:06 | たろ


 
 
 
 
 
 
顔をあわすとフー シャー
 
時々 外で鳴り響くような すごい叫び声と 喧嘩の音
 
カーテンの中に隠れ続けたり
ベッドの下に潜り込んだり。
 
最初に出て来たのはふくちゃん
続いて キューちゃん
 
キューちゃんは、ほかの猫に接触を試みるが、
毎回フーシャーにあって、がっかりして退散してくる。
(最初に警戒心を解いて近づいていったというのは
 やはり賢いんだな、と思った。)
 
ふくちゃんは、飼い主にはすぐ慣れたが
ほかの猫に対する警戒心がなかなか解けなかった。
 
たろは
カーテンの後ろに隠れていたので
抱きかかえ、個室にいれて一人ぼっちにして、安心できる環境をつくって
2日くらいで
やっと私の前に出てくるようになった。
 
その時にかけた言葉が
 
トイトイトイである。
どんな言葉かけも怒ったような顔して微動だにしなかった太郎が
トイトイトイ
トイトイトイ
と声をかけたら
「んにゃ〜」
と、初めて声をだして、ベッドの下から出てきた。
 
 
「トイトイトイ」
はやっぱり不思議な言葉だ。
 
それから 個室に、太郎以外の猫をいれた。
広い部屋なので、それぞれが居場所をつくって距離をたもっていたが、
そのうち同じ空間に居ても大丈夫になって、
 
5日くらいかけてシャーは聞こえなくなり、
 
やっと家猫に戻った。