ふくちゃんが舐めてくれる

ふくちゃんに

「うちのこたちは、噛む子はいないね・・
ふくちゃんも、
私を舐めてくれるね」


と


言いながら、
ふと
なでなでしたら

舐めてくれた。



いつもそんなにしょっちゅう
舐めてくれるわけではないのに




タイミング良さにびっくり
言葉が通じたんだろうか

いや、
通じたんでしょう

感激を隠して普通に、
心は、通じることが　当たり前　と
考えながら


ふくちゃんに大好物のノリを差し上げル　ワタシだった。

緊急警報にビビる

火災報知器が誤作動し
きゅうちゃんが尻尾をボワボワにして
母の寝室に逃げ込んだ
その部屋のドアを閉めたら
こんどは開けて出ようとした

パニックである

いつも落ち着いてるきゅうちゃんにしては
珍しい

そのあとも
いつもの場所で寝ないで目を見開いて
うずくまっている

よほど怖かったのか

きゅうちゃんのココロは
おっかない情報で
傷ついて

PTSD
みたくなっている


きゅうちゃんも傷つくんだね
と
撫でて
なだめた

私の心が落ち着いてないならわかるが



共振して
不安なんだろう...か

そう
私は警報には驚いていないが

さまざまな情報に触れて傷つき

恐れて

後ろ盾も
味方もいない

不安で仕方ない気持ち

自分のことだけではなく

諦めなくてはならないのか
果たしてそうではないのか

見えない未来を憂いている心を隠し持っている

火災報知器よりも
きゅうちゃんは

隠しに隠した私のココロに
疑念を持っているのかも

私のココロが落ち着かなければ
本当に安心しないのかも。