📖読書記録

『山の霊異記』安曇潤平 著  2019.8.15頃読了
山の恐怖体験である。安曇さんはそういう話をいっぱい書いているらしい。
なかなか怖いものがあった。
歳を取り、怪異は平気になったと思いこんでいたが、何の事はない。
その手の本を見てなかっただけだった。
賽の河原の話とか、絶壁から崩落した仲間が、首が見つからないと言って首のない身体で小脇に首を抱えているとか、ほんと怖い(-_-;)

ホラーよりマシかもだけど、場面を思い浮かべるからいつまででも思い出してしまう。
今は10日も経ったから平気になった気がするけど。

不思議なのは、みんな人間の形をしていることだ。
声も人間ぽい？

私が出会った『人でないなにか』は凝ったものだった。
怖くなかった。凝ったもの。
あれはなんだったろう‥

そんなはずはない…

夕方ふと、あの人の香りがした

一瞬廊下を歩いてくるかと思ったが そんなわけはない

私は会いたくないのだ

また言い聞かせる必要

そんな繰り返し

Ｘを憎く思う気持ちが また噴き上がる

嫌な拍動が止まらなくなる

体調を崩すほど我慢していた怒りに気づく

口ほどにもないやつだ 相手には相応しくない

苛つく気持ちを無に持っていく

あいつの愉しさなんて絶対許さない

あれを容認できる周辺の人間も同類だ

気味の悪さ おかしな現象 に気づいていない

いや 気づけない程度の能力

巻き込まれないよう気をつけないといけない

僅かも協力することになってはいけないと神経を尖らす

いい気になるな

世界の中心はおまえじゃない

二度とおまえを信用しない

繰り返しだ

繰り返し

あいつが選んだことだ

私には関係ないこと

いつまでもつきまとうな

煩わせるな

鋒を向けて静止する

精神疲労の毎日で…

毎日修行している気分…
いつまで続くのだろう。

ここ数年のひと場面ひと場面を思い出しては、最後はどうにもならないことだったと思い出し、思考の疲労感でスッと思考が止まる。
身体から重い鎧を剥がしては横に置く作業を毎日しているようだ。
どこでどう間違ったのか。おそらく数年何もなかった皺寄せだと思うが。
いや、そう思って苦行を耐える。
数ヶ月すれば何も残らないはずだ。これまでもそうだった。
鋭い痛みもいつか忘れることだった。
辛抱しないといけない。
辛抱しないと何もかも崩れていくだろう。
それに、
何もかも崩れさせるほどのことではない事実だ。そこなのだ。
何より、私は誰にでも代わりがいるということが分かっている。
それだけが改めてわざわざ突きつけられた事実。
通常言われなくて自分は分かっていても、改めて他人を通して聞くと愕然とさせられることってある。
自分がしない役割は、ちゃっかり他人に求めている。
そしてこの人はこれが許されるからこれ。なんのカテゴリに分けられているのか失笑した。

それを前提にいろいろ思い出しては、もう人間には関わらないと堅く誓う。
ばかばかしい話。私などが苦しまなくていい話。
それぞれ勝手に好き勝手やってればいいのだ。
それに
これまでの自分の決めてきた行動が何も間違っていたかったことって解った。
こちらを強固に基盤がためをするだけのことだ。

数年前に感じた、人に対する心からの慈しみ… 本当に尊いものだったと思う。
そして
それを今、全く感じられない事実。
心の方向とは、感情と密接に関係してしまう。
人に対する慈しみは上から目線なのだろうか？
その人を庇護するのは自分だという思いあがり。

全く馬鹿な自分だった。
そういう後悔で辛酸を嘗めているのかと思う。

そう思うと身を引いた方がいい。
相手にしたって迷惑この上ないことだ。

毎日そう思うことの繰り返し。
繰り返し考えて何になるのだろう？
それほど意味のない繰り返し。

私の生きる意味は、自分の見えている道をただただ進むだけ。
子供の頃からそうしてきた。
人が立ち入る隙は寸分もない。

ちょっと‥何なの？この渋滞。

1周間は早い。
ここんとこ いろいろ用があったのと、欝気味なのか気分が悪くてしょうがないから書く気にならなかった。
今日は頑張って活動してみたが暑い一日だった。よく一日、冷房無しでいられるものだ。朝から庭のクマゼミの大音声に起こされる毎日が不快でしょうがない。
何デシベルあるんだろう。
しばらく書く気がなかったが、うんざりした気持ちを放散するにはここがいい。
当たり前の事象だが関係ないのに迷惑するいい事例だ。

夕方用事があったので、子供とよく行くＥオンに行ったら、帰りにすごい渋滞に巻き込まれた。
店の近くで花火大会があるらしく、Ｅオンの駐車場が広いのをいいことに店には用がなくても花火を見に行くだけの奴らが平気で駐車場を使うのだ。ついでに店を使う人もいるので店も大目に見ているらしい。

私達は花火には興味がないので、たまたまその日に行ってしまっただけ。
浮かれた人間で溢れている店で買い物するのもうんざりだったし、帰りに10分で数センチずつしか動かない駐車場を出るだけの渋滞に巻き込まれて、それもうんざりさった。
店内のアナウンスは『花火にお出でじゃないお客様にはご迷惑をおかけします』みたいなことを言っていたが謝られても駐車場を厳しく制限するでなし、迷惑さは変わらない。
行きに近くで浴衣を着て歩くカップル（彼らはえらい。Ｅオンの手前数kmで見かけたので用がないのに車を停めないようにしようと遠慮して、この暑い中歩いて行ったのだ。見かけた位置から自宅が離れていれば、一体何km歩いていったのか訊きたいくらいだ。）を見かけ、あ、ひょっとして今日は花火か？と言ったのだ。でも明日は都合が合わないし、子供のバイトのタイミング、閉店時間と考えると今日しかなかった。
仕方なく普段停めない花火の会場と反対に位置する場所の駐車場に車を停めて凌ぐつもりでいた。これだって、いつもより遠い場所だ。なんで関係ないのにさーって思う。
停めるときは空きがたくさんあったから、さすがにこっちは大丈夫かと思ったんだけど。

帰りの時間、いつも出入口にいるガードマンがいなかった。誘導していないため、1ヶ所しかない出入口は車が数台ずつしか行けず、奥はイライラする車の列が何本もできていた。
ここの駐車場は交差点に近く、ガードマンが左からの車を止めないととても出にくいから、私は普段は止めないようにしているような場所なのに。できた時からそういう印象だ。店って動線をよく考えることも集客の良し悪しに関係すると思うよ？ 客が苦労したりリスクが高い店なんて最悪だと思う。
きっと今日は花火客とのトラブルがないようガードマンを置かなくしていたんだろう。姑息だなあ。
順番待ちが何本もできてても出口は一つ。ガードマンがいないとお互いの譲り合いしか存在しない。先に書いたが、私達は花火には関係ないのだ。なんでただ帰るのに足止めをくう必要があるのだ？
幸いだったのは、減っていたガソリンを入れた後だったことと、生物や冷凍の食品を買っていなかったことだ。

全くうんざりした。出るだけで40分？
Ｅオンもアナウンスだけでごまかさず、しっかり客のことを考えて欲しい。

花火には興味ないけど、珍しい行き先の時は気をつけないといかんな。
ホント、イベントって迷惑する。