読書記録

梨木 香歩 著 『家守綺譚』　2017.04.30

小説家の主人公が、とある一軒家を家守するうちに出会う不思議な情景を季節の植物を追って展開させるものである。
全体的に読みごたえがあった印象。
私も遭遇したような話が続くので他にもこういう体験ってあるのかもしれない。
続編がかけそうな終わり方なので是非、次に期待する。

GWが始まりましたか？

巷ではGWが始まったようですね。

今年は土日をかけられるから私でも５連休はあるんだけれど、だんなが田舎へ帰りたがる人なので、自分の時間は不意にすることになりせいぜい今日明日と７日くらいが自由な一日かな。

他人の家に滞在するのは自分の日用品は手元にない不便さと、気安く休憩ができないストレスですっかりペースが崩れてしまう。
だんなは私の実家なら１時間もすると帰りたがるのに、私が自分の実家にいても寛いでいられると誤解してるんだろうか。

出かける前には衣類や日用品の準備、いる間は向こうに合わせた立ち居振る舞い。気兼ねなく居ればいいって言ったって風習が全くわからない他人の家である。
どうしたもんかなあ・･･

前準備だけでうんざりして苛立っていると『無理して行かなくていい』と言うこともあった。じゃあ･･って行かなかったら、無理だから行かないってことでしょ？
通常離れて暮らしている身である。誤解満載。
近くで顔を合わせる姪の言動を悪く決めつけて酷く言いつづける人たちだ。不用意な憶測は持たせないに限る。
毎回、滞在中だけの我慢･･と自分に言い聞かせてついていく。

多少家事を手伝って時間を過ごす。
これでも最近は帰省しなくなった方だ。子供が小さいときは３連休があれば毎回帰省していたのだ。

景色はいいんだけどな･･


うんざり気分はなるべく考えないように準備をしなくちゃな。
考えるとストレスに押し潰される。

連休前にいい時間を過ごしてエネルギーを補充していこう･･

女性専用車両に乗ってみた。

名古屋でもどんどん増えているけれど、女性専用車両には興味がなかった。
率先して利用しては、なんか自分が自意識過剰なおばさんではないかって感じてしまうし、女性専用車両には女子校のノリの不躾な女性が多いだろうと思ってたから。

あと、自分が乗りたい普段の位置から遠いからめんどくさい。


先日は名駅に行ったから興味本意に女性専用車両に乗ってみた。
東山線は終日女性専用という迷惑な車両があるのだ。

同じ女性からみても迷惑だろうと思うのは、他の車両が混んでて女性専用の車両が空いてても男性は乗れない車両だからである。
公平性からみて迷惑な制度だと思う。

乗ってみたのは、ちょうど女性専用車両の前を通りかかったのと、他の車両が長蛇の列なのに女性専用車両はそれほどではなかったからである。
こういう時に普通の車両に乗っては、男性から不満が出そう(・∀・)


さて、
乗ってみたらやっぱり…
床にしゃがみ込んで携帯をいじっている若い子とか、目の前で突然スナック菓子(しかも２つだけとか)をバリバリ食べ出した子がいたなぁ…
ちょっと習慣が違う国の人にも見えたけど…


その時はひと駅で降りたんだけど、見苦しいものは視界に入れたくないや。

朝だと絶対化粧をしてるのがいそう。
香水がどぎついのもいそう。


と、いうことで。
やっぱり女性専用車両は利用する気にならない。

大仏といえば、やはり自分が学んだとこが基本になるよね。

私は奈良の東大寺の大仏が思い浮かぶ。
建立の歴史まで学んだせいだろうか。大変素晴らしいものだと捉えている。
東大寺の周囲は人が多くても荘厳さに満ちていて心が静まるものだ。



ところが後で見た母の中学の修学旅行の写真には、鎌倉の大仏が写っており驚愕した。子供の知識である。どっちが本物かと考えたのだ。
鎌倉の大仏は屋外にある。奈良と違って大切にされていないイメージを持ってしまう。あれは手入れが大変なのではないのだろうか。

20代のころ知多の方にでかけたときだったか、聚楽園というところの大仏にも驚いた。
これも屋外で森の中から大仏が周囲を見下ろしているのである。
恐すぎる･･

長野から北に抜けたとき、小谷村にも山の途中に大仏があったと家族が騒いでいた。私は眠気がピークで寝ていたためにどんなものかは見ていないが相当でかいという騒ぎようだった。

こんなにあちこちに大仏があるから、有り難みをよく考えてしまう。
それぞれ思い入れがあってのことだろうが、そんなにたくさん･･

正しい気持ちで知識を得て参詣したいものだ。

珍しい落とし物。

年度が始まり、私も残業続きの毎日である。
土日はぐっすり、または、ぐったりで一日と持たず眠っていることが多いんだが、今日も例に漏れず昼前に起きたのに13時過ぎに眠くなり、15時に起きるという約束を大幅に守れず16時半目覚め、図書館に行くっていう約束は果たせずじまい。

でも、ここらでいっちょ外食へ行こうという予定は果たし、17時過ぎにＨ寿司へ。
久々に３人で30皿近く食べましたー(￣ー￣)

最近はいつも、バイトを終える子供を待って遅めに行くようになってたせいか、ネタ切れも多く、イマイチな気分だったけど、今日はかにみそもあん肝も別注文しなくても回ってたからか満足感があった。
ぶりも美味しかったし、鮪も鰹も美味しかったし。

あ、でも、期待してた海老、これが最悪だった。
土臭さは多少あるものがあるけれど、土臭いよりはかび臭い感じ。どう考えても美味しくなくって、ちゃんと食べたけど海老不信が残ってしまった。
冬場のボタン海老のように海老の甘味がなくっちゃー･･
そのあと、『注文品』の台に載った海老握りの皿がいくつか通って行く度に、子供と二人で『えー。わざわざ注文しちゃったー。やめた方がいいですよー』ってつぶやくくらいまずかった味･･。だって、あれはいただけない。


ところで、寿司屋に向かう途中、家を出た最初の信号を曲がるとき、２車線の真ん中のラインに変なものが落ちているのが目に入った。
辛うじて踏まないように通りすぎ、視界に入った残像を解析してみたら、どう考えても工具の『グラインダ』のようであった。

なぜ？　と思ったら、徐行している前方にハッチ全開のワンボックスがいた。
私、想定外の状況に遭遇すると、一緒にいる人がツッコみを入れるくらい固まり完全に動きがフリーズする。ハッチ全開のワンボックスの後ろ５㍍に車を止めたら、
子供に、『なんでわざわざ後ろについてんの』と言われて、それもそうかと我に返り、
土木系の仕事をしているだんなに『(開いてるって)教えてやったら？』って言われて、それもそうかと真横で車を停止させ、クラクションを鳴らし、ワンボックスの運ちゃんが怖かったら嫌だなー･･と、愛想笑いを浮かべて、手の動きでハッチの全開を伝えることにした。

運ちゃんは、察しが良く、一瞬で😱という顔を浮かべ閉めに行ったようであった。
ここで信号が青になり、私の車も走り出してしまったのであとはわからない。
でも、交通量の多い国道である。
多分、あの車が落としたと思われるグラインダを拾いに行くには至難の業であろうし、グラインダをあそこで落としてると分かるわけがないからなあ･･。

ハッチが開いてるのは教えられたが、微妙に不親切な点が心残りになってしまった。
家に近い信号だから、明日、ウォーキングがてら見に行こうかなあ。
大きい車に踏まれてないといいし、他の親切な人が拾って路肩に寄せているといいなあ。

拾得物で届けても･･　落とし主がそこへ尋ねるとは限らない･･
そこ重要･･。
車番を憶えとくべきでした(^-^;