日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

読書記録

2018-10-26 08:22:10 | 
『紙魚家崩壊』北村 薫 著 2018.10.26頃読了

全体的に北村さんには珍しいストーリー展開だったと思う。私が北村さんに押し付けるイメージとは違っているというか‥。
現実味のない話が続く。瞑想の筋書きとしては面白味のあるものかもしれない。
前半は小説っぽいけど、後半はお伽噺の現代版といったところか。
昨日、子供と話していて思ったが、私は読書するときにいちいち場面を想像しているらしい。時々、表現が理解できない場合があるのだが、それは私とは思考が異なり、想像力を越えてしまうか相容れない状況だと解釈する。
正直つまらない。 読むのをやめて放置した作家もある。
子供は、1日3冊とか平気で読む。ジャンルは多種多様。読む時に深く考えないそうだが、それで愉しさはどう感じるのか疑問である。人それぞれだなあ。
この本は、ちょっと根気がいる。


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読書記録

2018-10-06 08:27:37 | 
『ゴースト』中島京子 著 2018.10.6読了

文庫本になるには まだ待たねばならないため、図書館で借りてきた。
中島京子さんも見応えのある作家さんの一人である。
『かたづの!』とか、好きな作品はいくつもある。
ゴーストは、いろんなゴースト的な話がいくつか入った短編集である。
読み終わってインパクトある話は2篇くらい。それで良かったのかどうかである。
短編集は、1冊の印象が薄いから、後で何が入っていたか思い出せない本になっていいかどうかである。先日買った文庫本でもそうだけど、コレクション、どんな本だっけ?っていう感想は作家として嬉しくはないだろう。
短編集を周辺の人物で、共通内容はゴーストで、っていう書き方はどうだろう。
読み終わってそういうことを考えた。
後味が悪い本じゃなかったところが意表を突かれたかな。




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颯爽と見えて…

2018-10-05 08:28:56 | 日記
今月から、バイク通勤が復活した。
また転ぶんじゃないかと、痛さを思い出し、時々身体が強張る。

小さめの交差点で左から颯爽とやってきた自転車の女子高生をやり過ごし、すぐそこにある いつも使っている駐輪場への狭い入口まで彼女の後ろについた。
短めのスカートをはいているうえに、前屈みになる自転車に乗っているからスカートの前を片手で押さえる姿に失笑して観察してしまった。
制服もきちんと着こなしているなぁ…と思ったら、背中に違和感のあるパステルカラーのピンクとグリーンの何かが付いている。
『なんだろう?何かのマスコット?』
合服になったようでベストを着ている。パステルカラーは背中のベルト部分。

あー…。

どうも、クリーニングのタグである。ご丁寧に二つか(^-^;

さすがに呼び止めて取ってやろうと思った。
自分の子どもより小さい訳だし。
でも、バイクと自転車は駐輪場では反対方向だから一緒になるかは分からない。
でも自転車を降りて歩いて来た子は、既にリュックをしょってしまっていて、さっきの子かどうか分からなくなってしまっていた。
リュックの下見せてって言うのは不審者だしな…。

衣更えの季節。
クリーニングに出した服は、一周見てから着るようにしないとね。
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