日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

忙しいことで。 2

2014-11-19 19:57:22 | 他人に思う事。
飲み会の帰り、地下鉄に乗った。

夜 22:30を回ってるが地下鉄は大勢の人が乗る。

座席の間の通路に立ったら、座席で一心にキャンバスに向かう人がいた。

20センチ四方くらいのキャンバスである。赤い背景に一面白いレースのようなものが散った絵のような作品。
そこへ、ペンで一生懸命何かを書きつけている。

うちの子どもも、作品を創る時は無心でやっている。態度が似ていて好ましいとは感じたが、隣に座ったら僅かに肘鉄を喰らった。

結構まじで創っているから、肘を張ってやらなきゃならないようだ。


いいなー今の若者は。

周りに遠慮がなくて。

自分が世界。

失敗がどうした。
うまくできるやり方を、まだ経験してなかっただけだ。


私らの若い頃は、微かな失敗をするだけで恥ずかしい思いをしたものだ。

知らないことがあるだけで、大袈裟に表沙汰になり、もの凄い馬鹿者扱いを受けた。


たまたま飲み会でも、そういう話題になった。
今の30歳より前の人間は、そういう感覚は持ち合わせない。
物怖じせずに目上の人に意見できる人が多い。
これからの年配者は、率直な意見が聴けるメリットと引き替えに、敬われるという事はなくなる。


何を善しとするか。