新・名も無い馬ですが・・・・・

2013年11月3日に旅立ったマイネルスティング。
その想い出と一緒に、これからも名も無い馬たちの応援をしていきます。

Happy(Birthday)がいっぱい!!(その2)

2017-05-01 | 日記
 いよいよ始まっちゃいましたね、ゴールデンウィーク。
私的には恐怖以外の何物でもないのですが・・・。
まず、職種的に土日、祭日は肉親の不幸以外は休めません。
なので、大型連休は仕事一色。
おまけに、いつもに増して押し寄せるお客さんの波。
忙しい事はありがたい事とわかっちゃいるのですが、疲れが度を超すとだんだん笑顔もこわばるのですよ()。
「連休なんて早く終わっちまえ!」心の中で悪態ついてるエドリンです、こんばんは。

    

静内の街を出て浦河へ向かった私たち。
その前に一か所寄って、という予定でした。
ところが、この辺の名物の昆布羊かんをお土産に買おうという話に盛り上がり、お爺ちゃん、お婆ちゃんが手作りしている小さな羊かん屋さんがこの通りにあるからとみんなで目をこらして探しているうちに、第1目的だった牧場さんを見逃してしまったわけです。
羊かんはゲットしたのですが、その牧場さんは見つからない。
慌てて探しているうちに絵笛の標識が。
しょうがないので、予定変更で3番目の訪問先へ先にお伺いしてしまいました。
ここのところ、私の休みの関係でここまで足を伸ばせなかったので、本当に久しぶりの訪問です。
初めて私がフォスターホースという存在を知り、フォスターペアレントに加えて頂いたナイスネイチャの暮らす牧場。
渡辺牧場さんです。
昨日の4月16日に29才になったナイス。
フォスターペアレントになって初めてナイスに会いに来てからもう14年。
あの頃のナイスは種牡馬を引退してまだそれほどたっていず、集牧するにも場長さんしかできないくらいヤンチャでした。
馬友さんも「初めて会った時は怖かった」と言ったほど、その頃のナイスにはオープン馬のオーラがムンムンでした。
今ではすっかり丸くなって、会員さんでも引けるくらい穏やかで優しいナイスなんですが。
1頭では寂しがって、セントミサイルとメテオシャワーの仲間になったと聞いた時、ナイスもお爺ちゃんになったんだなぁと思ったものです。
それでもここには、そのナイスのお母さんが元気でいるのですから、何となくまだ仔供のような気がしてしまうのです。
牧場さんの細やかな気配りと心使いで、高齢でも、元気でピカピカの馬体を維持しています。
好々爺ナイスですが、その誇り高きオレ様DNAはしっかり息子のセイントネイチャが受け継いでいました。

                
             
       
       
 まず真っ先に渡辺牧場のゴッドマザー、ウラカワミユキさんへご挨拶です。



       
 ミユキさん、おん年36才。 最近ちょっと体調を崩し心配しましたが、今は復活してこのとおり、人参パクパク食べています。



      
 そのミユキさんを守る春風ヒューマ君。でも、人参が絡むと別なようで「寄るな!来るな!近寄るな!」と人参独り占め。
ただし、人参の時だけで、普段はしっかりボディガードを勤めております。(多分・・


     
 新しく仲間に加わったマザートウショウさん。 控えめで人参もゆっくり品良く食べます。 マザーの世界は静かな優しい空気が流れている様な気がしました。


     
 穏やかな瞳には安心しきった光が宿っていました。幸せなんだね、きっと。

     
                            

お待たせ~ナイス!!
    
  ミユキ母さんにますます似てきました。


    
  いまだに人気者のナイス。 引退馬協会の、今はお空に引っ越した広報部長グラールストーンの後を継ぎ、2代目広報部長に任命されました。
その第1弾のお仕事として「ナイスネイチャ・バースディドネーション」を企画しました。(詳しくは引退馬協会のホームページを見てね)



    
  今、脚の状態があまり良くないセントミサイル、ナイス達のお向かいの丸馬場で治療に頑張っています。




   
父ナイスの後を継いで、只今、牧場一強い男(セン馬だけど)になろうと頑張っているセイントネイチャ。 とりあえず、威張れる相手はヒカルだけだと云う事は内緒です(笑)。




その威張られているヒカル。「威張らせてやってるだけだよ」だそうです(爆)。



   
  キャプテンベガさんも元気元気でした。



         


さて、この次はいよいよたどり着くのにチョウ~苦労した牧場さんの話です。
行くのに大変な思いをしたのに、わかってみたら、どこよりも一番わかりやすい道筋だったこと、もう笑うしかありませ~ん。


追伸

日高から帰ってきた2日後の4月19日、フォースターホースのエイシンバーリンが旅立ちました。
ずっとメラノーマやクッシング病と闘ってきましたが、蹄葉炎の悪化によりもう限界と云う事で闘いに終止符が打たれました。
1990年代の短距離路線で活躍し、日本レコードもうちたて、母のお仕事にも頑張ってきたバーリンさん。
牧場さんの手厚い看護をうけ、みんなに愛され、バーリンさんらしく堂々と生きたその馬生、立派でした。
お疲れ様、そしてありがとう。
ご冥福を祈ります。

  
 (引退馬協会よりお借りしました)



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