6月15日、悲しい悲しいニュースが飛び込んできました。
浦河の渡辺牧場さんで余生を過ごしていた、1989年中山記念(G2)馬コーセイが亡くなりました。
父、タイテエム譲りの派手な流星で、1980年後半の競馬界に、牝馬ながら牡馬に混じって頑張ってきたコーセイ。
繁殖さんを引退したあとは、優しいオーナーさんに守られて、牧場のお母さんや仲間たちとのんびり、静かな日々を送っていました。
私がナイスネイチャのFPになり、渡辺牧場さんにお伺いするようになった頃、コーセイも牧場に来たばかりでした。
確か、まだ1頭で放牧されていたように記憶しています(たぶん)。
牧場の奥様によると、腰が悪くて多少のふらつきがあるとの事でした。
ただもの凄く人懐こい仔で、めちゃくちゃ可愛かったこと覚えています。
初めて会った時のコーセイです。
次にお伺いした時には、無二の親友になるウラカワミユキと一緒でした。
それからず~っとミユキのそばには必ずコーセイがいました。
3才年上のミユキは、ニンジンさえ絡まなければ優しい相棒でした(爆)。
コーセイは自分のボールに入っているニンジンを少~し残し、一服しに(グイッポです、笑)柵の方に行ってしまうのです。
まるで、「あとはミユキちゃん食べていいよ」とでも言うように。
ミユキもあ・うんの呼吸ですんなりコーセイのボールに移動し食べちゃいます。
ニンジン命の(笑)ミユキがコーセイのニンジンを横取りしようと威嚇しても、コーセイは一度も逆らったことはありません。
何気にその場を離れてグイしに行きます。
空気のしっかり読める仔でした。
2010年から2013年までのコーセイです。
年代はごちゃ混ぜになっています。
整理する時間がなくてすみません。
スティングの美容師さんのNさんが、コーセイの前髪をカットしてくれた事があります。
わりとお馬さんは、前髪を触られるのを嫌がる仔が多いみたいです。
スティングは典型的で、めちゃくちゃ嫌がります。
なので、だれか一人がニンジンを食べさせている間に、Nさんが素早くカットするのです。
手際のよいプロの方だからできるのですよね。
それが、コーセイはされるがままで、ジーッとしています。
それを撮った画像があります。
コーセイがどんなに優しくて、その上、人を信頼していたかわかると思います。
競走馬としては“抽選馬の星”と呼ばれ、牡馬を蹴散らしてきた女傑でしたが、素顔の彼女は可愛くて優しくて、女性らしいお馬でした。
「たおやかな乙女」 私はコーセイを思う時、いつもその言葉がうかびます。
コーセイ・・・・・・愛らしい貴方に会えて嬉しかった。
もう脚が痛いこともないから、虹の橋の向こうで思いっきり走りまわってね。
一足先に逝ったスティングもいるから、仲良くしてあげてね。
コーセイ・・・・・・お疲れ様、そして素敵な思い出をたくさんありがとう!
コーセイをこれまで支えて下さったコーセイ母さま、そして毎日コーセイをお世話してくださった牧場さん、幸せに余生をおくれたお馬を見せて頂いた事、心から感謝いたします。
ありがとうございました。
浦河の渡辺牧場さんで余生を過ごしていた、1989年中山記念(G2)馬コーセイが亡くなりました。
父、タイテエム譲りの派手な流星で、1980年後半の競馬界に、牝馬ながら牡馬に混じって頑張ってきたコーセイ。
繁殖さんを引退したあとは、優しいオーナーさんに守られて、牧場のお母さんや仲間たちとのんびり、静かな日々を送っていました。
私がナイスネイチャのFPになり、渡辺牧場さんにお伺いするようになった頃、コーセイも牧場に来たばかりでした。
確か、まだ1頭で放牧されていたように記憶しています(たぶん)。
牧場の奥様によると、腰が悪くて多少のふらつきがあるとの事でした。
ただもの凄く人懐こい仔で、めちゃくちゃ可愛かったこと覚えています。
初めて会った時のコーセイです。
次にお伺いした時には、無二の親友になるウラカワミユキと一緒でした。
それからず~っとミユキのそばには必ずコーセイがいました。
3才年上のミユキは、ニンジンさえ絡まなければ優しい相棒でした(爆)。
コーセイは自分のボールに入っているニンジンを少~し残し、一服しに(グイッポです、笑)柵の方に行ってしまうのです。
まるで、「あとはミユキちゃん食べていいよ」とでも言うように。
ミユキもあ・うんの呼吸ですんなりコーセイのボールに移動し食べちゃいます。
ニンジン命の(笑)ミユキがコーセイのニンジンを横取りしようと威嚇しても、コーセイは一度も逆らったことはありません。
何気にその場を離れてグイしに行きます。
空気のしっかり読める仔でした。
2010年から2013年までのコーセイです。
年代はごちゃ混ぜになっています。
整理する時間がなくてすみません。
スティングの美容師さんのNさんが、コーセイの前髪をカットしてくれた事があります。
わりとお馬さんは、前髪を触られるのを嫌がる仔が多いみたいです。
スティングは典型的で、めちゃくちゃ嫌がります。
なので、だれか一人がニンジンを食べさせている間に、Nさんが素早くカットするのです。
手際のよいプロの方だからできるのですよね。
それが、コーセイはされるがままで、ジーッとしています。
それを撮った画像があります。
コーセイがどんなに優しくて、その上、人を信頼していたかわかると思います。
競走馬としては“抽選馬の星”と呼ばれ、牡馬を蹴散らしてきた女傑でしたが、素顔の彼女は可愛くて優しくて、女性らしいお馬でした。
「たおやかな乙女」 私はコーセイを思う時、いつもその言葉がうかびます。
コーセイ・・・・・・愛らしい貴方に会えて嬉しかった。
もう脚が痛いこともないから、虹の橋の向こうで思いっきり走りまわってね。
一足先に逝ったスティングもいるから、仲良くしてあげてね。
コーセイ・・・・・・お疲れ様、そして素敵な思い出をたくさんありがとう!
コーセイをこれまで支えて下さったコーセイ母さま、そして毎日コーセイをお世話してくださった牧場さん、幸せに余生をおくれたお馬を見せて頂いた事、心から感謝いたします。
ありがとうございました。