新・名も無い馬ですが・・・・・

2013年11月3日に旅立ったマイネルスティング。
その想い出と一緒に、これからも名も無い馬たちの応援をしていきます。

気がつけば7月だった・その2

2013-07-10 | 日記
日本全国、猛暑続きです。
その内、夏は涼しい北海道へ、というコピーは過去のものになるのかも知れません。
その予兆として、一昔前には考えられなかったエアコンが売れているそうです。
車や公共施設など以外、個人の生活にエアコンは必要ありませんでした。
暑い暑いといっても、朝晩には涼しくなるし、何より、使う日数が1カ月から2カ月ほどですから。
それが、近頃は本州地方にも負けないほどの気温、湿度、熱帯夜、熱中症などの襲来で、寒さ対応はしっかりしているけど、暑さには免疫のない道民はもうお手上げ状態です。
帯広や十勝方面は冬のマイナス27度からの寒暖差、何と59度にもなったとか。

皆さんも暑さ負けしないように十分気を付けて下さいね。

こんな時こそ栄養とらなきゃ!
毎日キムチで食欲モリモリのエドリンです、こんにちは。



      今回はすんなり到着したよ~!! 浦河。

前回の時は、Nさんの車の後をついて行ったはずが、どこでどう間違ったか、別の車の後をついていってしまい、よそのお家の庭までお邪魔してしまった私たちでしたが、今度はナビゲーターNさんの奥さんが一緒です。
これで間違ったら、脳のMRAを受けなくちゃなりません。
と云う事で、もうびっくりするくらいすんなり着いちゃいました、ってこれが普通なのかも・・・・

今回のW牧場さん訪問には、ナイスに会う事もありますが、もう一つ大きな目的があったのです。
それは (ジャジャジャ~~~ン)前回の時、セントミサイルに一目ぼれしたTさん、想いがつのって、ついにミサイルのFP(フォスターペアレント、里親です)になっちゃいました。
そのご報告と、ミサイルにご挨拶するというものです。

まず、ここに来たらこのお二方にご挨拶です。

         
   ウラカワミユキ大ママで~す。



         
   ミユキ大ママの相棒、コーセイさん




そして、近くの放牧地にいるW牧場のお坊ちゃま、キャプテンベガ君にもコンニチハ。


         
    「僕に何か用?」
         



いよいよ、最愛のミサイル君の元へ。


         
    美しき親仔の会話・・・・・。



         



                          
     



        
    「ナイスで~す。いらっしゃいで~す」




        
   「今日のバケツ小さいなぁ。」 それバケツじゃないから。   




        
     すっかり穏やかになったナイスの横顔です。(ただ眠いだけという噂も・・・・)
        



                



無事に親仔のご対面を終えて、弾んだ気分で帰路につきます。

どこまでも青い空、緑の山々、ふかふか絨毯のような放牧地に寝転がる仔馬たち、それを守るように草を食む母馬。
馬って本当に自然が似合う生き物だなぁとしみじみ思います。

昼食を済ませて、これで予定終了かと思いきや、まだあるのですよ。
そう簡単に一日を終わらせたりはしないのです。
これぞ「おばちゃん魂」、お馬に会える時はどんどん会いに行っちゃうのです。

てな訳で、この後向かったのは「ホロシリ乗馬クラブ」です。
ここには1998年、2000年の関屋記念、中山記念を勝ったダイワテキサスや1998年の東京大賞典を勝ったアブクマポーロなどが頑張ってお仕事しているのです。

その日は外乗のお客様がたくさんいらしてて、アブクマ君やナリタセンチュリー君は馬房にいませんでした。
去年来たというフォーカルポイント君も放牧中とかで会えずじまいでした。
それでも、私が会いたかったテキサス君がいてくれたので大満足です。



         


         
     1999年ブリーダーズゴールドカップ勝馬です。




         


         
     1995年度フェブラリーステークス(G2),帝王賞の優勝馬です。




そして・・・・


        


        
     元気そうだね、テキサス君。    「人参はどこ?」




         
     「人参は?」  彼はここではテキと呼ばれています。


        
この後、お土産人参をたくさんあげました。


     
                  
          


ホロシリさんからの帰り、オキテ君の卒業した育成場“クラックステーブル”さんまで遠征しました。
只今お勉強中の2歳馬ちゃん達がずらーっと。
今をときめくスティゴールドのお譲ちゃんもいました。
まだまだお仔ちゃまの彼らですが、もしかしたらこの中から未来のクラシック馬がでるかも・・・・。
みんな頑張れ~!!
頑張って自分の明日をつかむんだよ!

どうしても、どこに行っても、母気分になってしまうおばちゃんズなのでした。


さあ、次回はどこ行こう!




       またしても悲しいニュースが・・・

7月7日、七夕の日、デュランダル号が亡くなりました。
心臓麻痺だったとか。
2003年、スプリンターズステークス(G1)2003,04年マイルチャンピオンシップ(G1)と素晴らしい追い込みでファンを魅了したデュランダル。
14才、とあまりにも早い旅立ちに悲しみがあふれます。
去年、引退馬協会のツアーで壁を蹴りまくるやんちゃっぷりに‘怪我だけはしないでね’と言ってきたのに・・・。
こんな別れが待っていたなんて信じられない。
今はただ、安らかに眠って欲しいと祈るのみです。
デュランダル、あなたのあの怒涛の追い込み、最高でした。
いつまでも忘れないよ。
合掌。


              
      デュランダル   <父、サンデーサイレンス、母、サワヤカプリンセス・母父ノーザンテースト>
               1999年、5月25日産まれ。
               18戦8勝