とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

能登の「竜安寺」(吉祥寺)を訪ねて

2011年08月09日 | 日記
珠洲市宝立の「七夕キリコ祭り」を撮り、疲労もたまりかけているところですが
今日は、珠洲市若山町吉ヶ池にある 臨済宗国泰寺派・吉祥寺を訪ねる機会に
恵まれました。

以前からお寺の名前は知っていましたが、訪ねる事は無く一度は訪ねてみたかった
事がひょんな事から実現しました。

失礼な言葉ですが、「こんな山奥に、京都・竜安寺に劣らない立派な庭園があるとは」
が、第一の感想。

石段を登り、山門をくぐり正面、塀の中を覗くと、そこには中国浙江省・雪寶山
(せっちょうざん)周辺の山水風景を模して、石と苔と砂だけで
作られた庭が広がり、一瞬「竜安寺が なぜ能登に?」と疑いました。

鎌倉時代末期に創建されているといわれ、正安2年(1300年)の創建と
記され、京都には多くの枯山水が見られますが、
方丈前の広がる枯山水は「能登の竜安寺!」と云っても誇大ではない。





「我と万物と無二無別一如」の意味が込められているとの事でした。

珠洲市内から大谷峠方向へ進み、途中八太郎峠方向に入る。上正力か上黒丸バス停から少し山間に入る。

分かりにくいので事前に電話で確認されると良い

0768-82-5808

庫裏には、娘さんが制作された「珠洲焼き」の大きな花器に生けられた生花が見事。
娘さんは、過日金沢市にある「石川国際交流サロン」で、斬新な作りの「珠洲焼き展」を催し、
来訪者からは「珠洲焼きに、新しい風が入った・・・・。」のではないかと絶賛。
 素晴らしい個展でした

是非俗世界を離れ、「吉祥寺で、心休まる一時を体験」されてはいかがですか。合掌
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