とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

 神様と仏様が、年に一度対面する珍しいお祭り。「ごうらい」

2016年07月19日 | 日記
18日、輪島市門前町、櫛比神社の「ごうらい祭」を見てきました。

曹洞宗大本山總持寺祖院の守護神がかつて櫛比神社だった名残と言われる「ごうらい祭」,本当の名前は「門前祭り」だが「ごうらい」と言う猿面をつけた「厄男」がこん棒を持ち、露払をつとめのでこのような名前が付いたと聞いております。

また、神輿のお供をする列が静かな足取りで進むことから「葬式祭り」の異名もつけられています。


祭をまつ櫛比神社




夕方5時の神事開始。時間少し前にはお祭りの当役、「獅子舞」のようで獅子舞の獅子でない「がちゃ」も・・・・。


拝殿前ではお祭りの用具などが準備される


お祭りには、昨年のお祭り以後今日までに誕生した子が母親などに抱かれ参加するのがしきたりとか。何組もの親子が参列しておりました。


夕方5時、神事は静かに太鼓の音で始まる。「ごうらい」の「うおぉー!」の一声で全員座し、始まる。


お祓いと神渡しが終わると、獅子舞が奉納される


御輿もいよいよ町に。


御輿の先頭に、裃姿の男達の笛の囃しで一行は進む。


通りの家々には御神酒とご飯(赤飯)が飾られている


じりじりと暑い中を御輿は進む


御旅所での神事




この頃、総持寺では僧侶の皆さん出迎えの準備。


日の沈む前に子ども御輿が到着


山門正面の朱塗りの太鼓橋を渡らず、御輿が到着。


神様側がご挨拶。


総持寺側では貫首さんと僧侶達の見守る中、獅子舞が演じられる


貫首様と宮司様が並んで奉納される獅子舞を見守る

獅子舞の奉納が終わる頃、日は暮れ薄暗い。


カメラを片づけようとしたら、山門右側の屋根の上に大きな月が・・・・・・・。

一行は町中程の「お仮屋」(お旅どころ)でこの夜はお休み、翌日には町を巡行する。






















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