とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

厄除けの「成祝式」、パシッ  パシッと柳枝が叩かれる

2016年01月07日 | 日記
1月7日、輪島市・重蔵神社で新年に「厄男」(42歳)「厄女」(35歳)38人が参加し「厄除け神事」がありました。

数え年42歳の男と数え年33歳の女がお祓いを受けた後、 長さ約90㎝、太さ約1.5cmの柳の枝を床に勢い良く床に叩き打ち鳴らす。枝の先が稲穂のように裂けるとお目出度たく、その年は豊作。成祝祭は鎌倉時代から続いているともいわれ、音がたくさん鳴る「鳴る→成る(実る)」ところから成祝祭と呼ばれ叩く音が大きいほど願い事がかなうと伝えられている。


厄男・女を待つ重蔵神社(社務所前)




祭壇正面、三宝には柳の枝が供えられている




お正月の行事のお年玉・・・?  ぜんざいがカメラマンに振る舞わされました。よく伸びるお餅です


お祓いを受ける


厄男・厄女の代表が玉串奉奠


お祓いをうけ祭壇からおろされた柳の枝「御宝木」が配られる


宮司さんから「御宝木」の意味と神事の由来と歴史を聞き本番に




太鼓の合図で一斉に叩く。みるみるうちに柳の枝は短くなる。


打ち鳴らされた柳の枝は回収され祭壇へ


拝殿ははじけた柳に枝でいっぱい。氏子さんが掃き、後片付けです。

この後、社務所広間で直会が催され厄男・厄女の1年が始まります。
帰路、道路は小雪でシャーベット状態でした。

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