とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

深紅の枠旗「島田くずし」でお祭りは最高潮

2015年09月21日 | 日記
国指定、重要無形民俗文化財「お熊甲祭り」(熊甲二十日祭り)が20日ありました。

朝からの快晴で、瀬嵐地区では早朝、御輿、枠旗を舟に乗せて中島川を上り、「久麻加夫都阿良加志比古神社」(くまかぶとあらかしひこじんじゃ)に向かう。

※ 静かな七尾湾を鉦、笛、太鼓で進む御座船を取りたかったのですが残念ですが今年は私事都合で撮れませんでした。

とし坊が「お旅どころ」に行くと、まだ1番手の枠旗が到着しておらず、神社に向かい歩いてゆくと途中に出会いました。


じいちゃんと猿田彦を舞いながらお旅どころへ向かう








久麻加夫都阿良加志比古神社に行くと境内にはまだまだ残っていました。
拝殿にお旅どころへ出発する挨拶をして境内から出る。

御旅どころでは沢山の人が集まっています。
17末社の御神輿、枠旗が入りきれないので、広場には半数の末社が入り、広場を3周して
御輿はしめ縄の張られた場所に。枠旗は広場から出て後半の半数と替わるのだが、2~3周目に「島田くずし」と云われる枠旗を横にして移動する見せ所が繰り広げられる。








地区ごとに倒し方に工夫が見られる。


大きな地区では2本の枠旗が同時に倒される


御輿は広場中央に並ぶが、17台の御輿が並ぶと圧巻である。




青空、緑に深紅の枠旗が映える




疲れてこんな一面も・・・・・・

17社全部の御輿、枠旗が入場するのを見届けたいが、都合で帰路につきました。


夕焼けで、変わった筋雲がみられました。

「島田くずし」の由来は・・・?
もともと、お旅どころ広場に入る入り口に、とげのある大きな樹木「 ?」があり、枠旗がそのとげに刺さると裂けるので、枠旗を横にして広場に入場した。横にして移動するので、見物客の頭にかかる、当時女性は島田を結っていたので枠旗が島田に被り島田が崩れたことから「島田くずし」と云われたそうです。

とげのある樹木の正式名を聞いたのですが、思い出せません。
現在、広場左側の川(熊木川)の横に杉の木と並んで大きなその木があります。

秋祭りもこれからです!!!













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