市販されている日本酒の品評会「サケ コンペティション」の表彰式が14日、東京都内で開かれた。
4部門に全国335の蔵元から過去最多の1028点が出品され、「純米酒」では磯自慢酒造(静岡県)の「磯自慢 特別純米 雄町」が1位となった。
「純米吟醸酒」では仙台伊澤家勝山酒造(仙台市)の「勝山 純米吟醸 献」が、「純米大吟醸酒」は鶴乃江酒造(福島県)の「会津中将 純米大吟醸 特醸酒」がそれぞれトップになった。
「フリースタイル」部門は酒井酒造(山口県)の「五橋 極味伝心 生●(酉へんに元)木桶造り 純米大吟醸」が1位に選ばれた。同部門では、乳酸菌を使って醸造に必要な酵母を育てる伝統的な「生もとづくり」と、この一種である「山廃づくり」の日本酒が順位を競った。