再来週から入る被災地の学校が決まりました
気仙沼市の海辺の小学校2校です
少し情報収集してからと思いホームページ検索をしましたが、宮城県はホームページのある小学校が意外と少なく、ビックリしました。
どんな希望があるのか、内容をどうするのか、教師への心理教育はなされているのか等々確かめてみます。
準備も必要だと思うので‥
今まで自分で経験してきた被害者ケア(生活・制度等も含めて)の延長でできるのか、全く別物なのか見当がつかない不安もありますが、これまでのように動きながら掴むしかないと考えています。
初めてかかわった阪神震災の被害者カウンセリング。勉強不足を感じて国立精研で開催された最初のPTSD研修に1W参加した時のことを思い出します。
講義のVTRで見たアメリカのスクールバス内の乱射事件の話し合いで、みんなが「これはアメリカのこと」と結構他人事で話していたところ、しばらく経って池田小事件が起き、凶器は違うが同じことが起こったとショックを受けた事を覚えています。
また、藤森先生が奥尻の津波被害後の子どもの心のケアに入るのに、現地教委に「心のケア」という概念がなく、受け入れ拒否に遭い説得が大変だったという事が妙に印象に残っています
あの頃から比べると心のケアの必要性が普通に言われる今は隔世の感があります。
私もあれから事故、事件、DV、虐待等いろいろの場面に関わって来ましたが、この仕事の疲れは別物でした。今回もセルフケアをどのように図るのかが試されることになるかもしれません