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棟方志功の版画、コピーにすり替わる 

2017-04-18 | 日々の話題



棟方志功の版画、コピーにすり替わる 神奈川芸術文化財団が原画を紛失
カナロコ by 神奈川新聞 4/18 (一部転載)

県は17日、神奈川芸術文化財団に無償貸付していた版画家・棟方志功の版画を紛失したと発表した。原画はカラーコピーのレプリカにすり替わっており、2014年に県立近代美術館鎌倉別館で展示された際に観覧者からの指摘で判明した。すり替わり発覚から今月まで約3年間、原画を捜していたという。同財団は「対応が遅れ、おわび申し上げます」と陳謝した。

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管理人

実におかしな話です。
この作品は1974年、県民ホール開館にあわせ県が鎌倉市に住んでいた棟方から直接、
300万円(当時)で取得し、開館以降、同ホールの館長室に飾られていた。
2013年に作品を神奈川芸術文化財団から県立近代美術館(同県鎌倉市)に移管。
2014年の県立近代美術館鎌倉別館の「新収蔵作品展」で展示した際、
観覧者に「レプリカではないか」と指摘を受け、その後関係者に聞き込み探すが
見つからないので、ここに来てやっと被害届を出すとか、

まず、学芸員が本物もコピーも見分けがつかないなんてあるのか?
コピーと知りつつもパンフレットに乗せたので仕方なく飾ったとか、
ヘンだよね~~、
むかし噂で聞いた事があるのだが、世界の超有名美術館では
作品保護の観点から、名画や彫刻はレプリカと挿げ替えているらしい、
本物は地下の倉庫に保管されてて、世界に貸し出される物でさえ、
精巧に作ったニセモノって噂だ、確かめ様がないけどね、

棟方志功さんの版画は、高騰していて、
「二菩薩釈迦十大弟子」落札価格は5000万円、小品でも数百万するらしい、
当時の購入価格300万円なら10倍でもおかしくないだろう。
一番最初に疑われるのは、歴代の県民ホールの館長さんだよね!

バブル期に絵画価格は跳ね上がった、日本人が買いあさったからだが、
今は適正価格に戻っているらしいか、その頃に危ないからモノホンは
閉っておこうと考えたんじゃないの、それとも関係者が売って裏金にして使ってしまったとか?

買ったのは神奈川県で、ただで借りていたのが神奈川芸術文化財団ここは
れっきとした公益財団法人です。借りるなら金払えって思う、つまりの
借りもらいってやつです。県民ホールもあるし儲かっているのに、いくら緞帳の原画だろうとサ
税金で買ってガメるなんてね、しかも2013年になって県立近代美術館(同県鎌倉市)に移管
何十年も経ってからなんてこれもヘンです。

さてさて、近年、総務省の「地域文化デジタル化事業」で祭りや伝統芸能
むかし語りの動画保存、地域の文化財、仏像などのデジタル映像化が進んでいます。
そして博物館や美術館の収蔵品のデジタル化も益々進んでいる、
情報が一括管理されている訳だ、ゆくゆくはデジタル美術館として
どこでも繋がるソーシャルメディアを目指しているらしい、つまり国や県、市町村所有の
美術品は洗いざらいデジタル化される訳です。ガメてる人が他にもいたら見つかるのは
時間の問題ですよ~~

個人所有の美術品のデジタル化には壁があるが、日本の大切な宝を後世に残すためにも
何処にどんなお宝があるのか把握するのは大切です。道祖神みたいなものもデジタル化
してほしいナ
果たして、出てきますかねホンモノは・・・







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