9/09 7:25出発、晴。
昨夜22:25頃大地が揺れる、かなり大きな地震だがすぐに治まる、突然ケータイが緊急地
震警報と叫び着信アラーム、揺れのすぐ後に警報が来るのはよほど震源が近いかなと思う、
ラジオを点けるとこの地が震源とのこと、家族に無事のメールを送信、町内無線も情報を放
送しており混乱は起こっていないようだがしばらく寝付けない。今回は二度もエリアメール
と警報無線を体験、最初は本別で早朝に北朝鮮のミサイル飛来警報、そして今回の地震、土
地勘の無い旅先でこんな災害に実際遭遇したらどう対処するのか、大変だろうなとしか思い
が及ばない。今朝は雲は多いが晴天、鳥海を越えて酒田に向かうつもり、昨夕近くに設営
した練馬№の同年配ライダーと挨拶を交わし出発。公園からR13に出て南下、通勤時間に
当たったようで交通量は多い、横手で給油して少し市街を南下した婦気の信号でR107に
右折、かなりの車両が右折する、市街地はコースが狭く信号も交通量も多く走り辛い。平鹿
を通過すると黄金に色付き始めた稲田の中のフラット、交通量はかなり減少しコースは広く
なり路面状況は良好、正面左に鳥海山を見てほぼ直線に快走。
雄物川附近R107
気温は22℃ぐらいで風は無くツーリングを続けていて良かったと感動する日和、土曜日
で大型車は少ないが交通量は有る、行楽客の乗用車が中心でどの車もかなりの速度を出して
いて油断は出来ない。坂の下から林間となり少しきつい勾配を上る、カーブをこなして行く
とスノーシェルターで峠を越え由利本荘市に入る。小カーブを続けて下ると盆地に出て
R398が合流、すぐに五海保の信号から案内に従いk32に左折、黄金の稲田を行くとk34の
分岐点、k32は右折して山間に向かう。すぐにコースはセンターライン無しの2車線となり
棚田の中を進む、林間に到ると勾配は厳しくなる、交通量はほとんど無いが時々対向車が
来るから油断は出来ない。見通しの悪い小カーブで山間を走り小さな峠を越えると小盆地の
小集落に下る、案外簡単に峠を越えたと思ったがここは大吹川の集落、ここからが本当の
峠越え。
大吹川k32
大吹川よりk32
集落から一車線で小カーブの続く急勾配を上る、小カーブの連続でエンジンの回転が
上がらず頻繁にローギア―を使い喘ぎ上る、対向車には数台出会ったが後続は峠の手前で
プリウスに道を譲ったのみ。秋田杉の暗い林間を喘ぎ上り峠に到る、目の前に鳥海山が
聳える、ここから狭い下りコース、路面は濡れているし苔も生えており速度は出せない。
k32峠付近
k32峠より
k32峠より
k32軽井沢附近より
小カーブを繰り返し秋田杉林をしばらく下ると眼下が開ける、鳥海山と矢島の街並みが
美しい、少し下り矢島に到る。矢島駅で休憩する予定だったが午後からのイベントで進入
禁止になっており断念、k58に乗り北上、路面状況は悪い。
矢島付近より
矢島駅
少し上るとk32と合流するが勾配はきつくコースは狭く路面は悪い、喘ぎ上ると広い
コースと出合う、すぐにk58は狭いコースを北上、1.5車線で暗い林間のアップダウンを
繰り返し上る、平均7~10%の勾配か。カーブが多く速度は出せない、対向車は極稀に出
会うが後続はほぼ無し、祓川への入口を通過すると下りコースとなりにかほ市に入る、正面
には鳥海山が大きく聳える、このコースも景観は余り良くないが時々鳥海山が美しく見える
ポイントが有る。
k58市境付近上り
k58市境付近下り
k58市境付近下り
しばらく下り田園地帯に出て北から西に回ると鳥海山は雲を纏っている、ブルーラインを
走るのはパス。酒田に急ぐことにしてk58を更に北上、少し走るとかなりの地元車両が左折
して広い道路に入って行く、後に付いて左折すると丘陵地をアップダウンとカーブで行く
快走路、右手には時折海が見える、交通量は結構有るが国道よりは走り易い、信号は無く路
面状況も良好。しばらく快走して大砂川でR7に出合い乗り換える、R7はかなりの交通量、
土曜日で大型車は少ないが行楽の乗用車が多い、どの車も速度をかなり出しており左端は路
面が悪く走り辛い、気温は24℃。流れに乗って県境を越えると女鹿でR345に乗り換え海岸
沿いを走る、今日は行楽の乗用車が若干走る、吹浦の市街を走り抜けで道の駅鳥海で休憩、
道の駅は昼前だが満杯。早々に退散してR345に乗り黄金の稲田を行く、鳥海は雲に隠れて
いるがこのコースはやはり快走路、給油して松山に到る。
遊佐町R345
里仁館で外山キャンプ場の申請、一人利用しているとのこと、受付を済ませてヤマザキ
ショップで食料を調達、何時も通りオニギリは既に無く売れ残りの弁当を購入してサイトに。
入り口横のサイトに設営、バイクからの距離は近く水場とは離れているが芝の手入れは良好
で快適、近くにトイレが有り電源も有る。下の奥のサイトに一張のテントが立っている、給
水の時に挨拶、地元の中年キャンパーで毎週末のように利用しているらしい、県内で唯一
焚火の出来るキャンプ場で良く利用するらしい、入浴施設などの情報を得る、暗くなる頃
連れが一人来る。日陰で寛いでいると夕方若い4人連れが2台の車で遣って来て下のサイト
に設営、その後4人家族が近くに設営、今夜は賑やか。
9/10 7:40出発、晴。
今日は晴れの予報だが夕方は雨になるようだ、山刀伐峠に向かう予定で出発を急ぐ。
コースは計画の逆回りを行く、R345に乗ると正面に月山が鮮やか、最上川と並走している
と月山に向かうかとも思うほど今朝は美しい、しかし今日のような日こそ山刀伐峠にと思い
直しk361に乗り継ぎ南下。日曜日で交通量は少なく快走して清川で最上川を渡りR47に
乗る、R47は日曜の早朝にもかかわらず思いのほか交通量が多い、大型車は少なく乗用車が
多い、どの車も100kmぐらいの速度で追い越して行く。予報通り前方には霧が流れている
ようだ、清川を出るとすぐに霧の中に突入、たちまちシールドは濡れる、最上川から離れる
と霧は晴れると信じて前進、国道と最上川の間には白い花咲く蕎麦畑が続く、路面状況は
悪く我慢の走行。戸沢を通過して新庄市に入るとすぐに大石田への案内、右折してk30に
乗り換える、勾配を上り小丘陵を越えると大蔵村に入り最上川に沿って稲田を行く。川の
流れのままに大小のカーブと小さなアップダウンの繰り返しで小集落を繋いで行く、交通量
はほとんど無いが小カーブで軽四が出て来たりするため油断は出来ない。少しR458と合流
するがすぐに肘折に向かう国道と別れk30は最上川に沿って更に南下、コースは1.5~2車
線と複雑に変化、k36と交差して少し進むと最上川と別れてかなりの勾配で山間を行く。峠
を越えると大石田町に入りカーブを繰り返し大きく下る、下った処で次年子に向かうk306
が分岐、かなりの勾配で再び山間を上り小さな峠を越えると眼下に小盆地が広がる、大石田
のようだが山に霧が懸かり眺めはどうにもならない。カーブを繰り返し盆地に下ると再び最
上川に沿って進む、少し走ると狭く古い鉄橋で最上川を渡り大石田の市街に入る。k305で
静かな小洒落た街並を北上、役場を経て大石田駅前からk121に乗り換え東進、尾花沢市に
入りR347の高架を潜り更に進むとR13との交差点を渡りk28に乗り継ぐ。すぐに尾花沢
市街に入る、街並は整然としているがコースは判り辛い、すぐにk28を見失ってしまう、
ショッピングモールで開店準備中の男性を見つけて尋ねる。教示に従い進むがすぐにコース
を失う、教わった大まかな方向に向かうとR347と交差して無事k28に乗り北上。k28は交
通量が結構有る、ほとんど地元車でライダーも混じる、田園のフラットで路面の悪い個所も
有るが概ね良好なコース、集落内は狭いが全体的に広い2車線。尾花沢郊外に出ると霧は
ようやく晴れ正面にはこれから向かう山並が浮かぶ、穏やかなコースを快走して山間に入る
とすぐに山刀伐峠への案内。案内では峠まで3km、右折して1~1.5車線のコースに乗る、
暗い杉林を上ると開けた畑地を少し進み再び杉林、小カーブと5~8%の勾配を上る、速度の
出せない暗い杉林を少し走ると峠に到る、杉林に囲まれて景観は駄目。
尾花沢郊外k28
山刀伐峠
山刀伐峠
下りは暗い杉林のギリギリ1車線で勾配は7~10%ぐらい、全コースに苔が着き落石や
落枝も多く水の流れる個所も有る、連続するカーブは全てヘアピンの急勾配、片側は崖で
他方は岸壁、行き違う個所は無くすれ違うスペースもほとんど無い、対向車が来ると車は
どうするのか。k28に出ると手に汗を握る下りだった、k28はカーブを繰り返しかなり
厳しい勾配を下る、上りは15km程で上った高度を3km程度で下るのだから当然かも。
赤倉温泉街を通過して少し進むとR47に出合い乗り換える、陸羽東線と並走して西に走る、
ほとんどフラットの緩い下りでうっかりしていると速度オーバーで慌てて減速の繰り返し、
交通量はかなり有るが日曜のためか大型車は居ない、どの車もかなり速度を出している。最
上の盆地は晴天で美しい田園風景が広がる、最上の市街地を抜けると小国川に沿って走り山
間部に入る。
最上市R47
左手の川に立つ多くの鮎師を眺めながら快走、瀬見温泉を過ぎて更に山峡を行く、コース
は狭く交通量は多いが気持ちの良い快走路。新庄市に入ると新庄市街の案内に従い市道に
右折、地元の乗用車の多くが右折する、市街東部の稲田の快走路を気持ち良く走っていると
何となく右にカーブしているようだ、適当な農道に左折してR13に乗ろうとするが色々と
カーブしてなかなか乗れない。なんとか新庄北方の泉田に到達、集落内を走りR13に
ぶつかるが左右どちらに向かえばk58に乗れるか不明、地図で確認しても判らないので右折
に賭ける。少し走ると信号が有り真室川への案内とk319の表記、k58の一路北のコースに
来てしまった、地元乗用車がかなり左折して行く、引き返すのも面倒と左折して稲田を進む。
少し走るとコースが右に直角にカーブする、k58に乗るためすぐに農道に左折して丘陵地に
向かう。小さな丘陵を越えて京塚付近でk58に乗ると西進、少し走るとk35に出合い右折
して乗り換える、北上するとすぐに雨がパラつき前方には黒雲が垂れ込め雷鳴も聞こえる、
空を見渡すと南と西には青空も見える、南下してR47で酒田に戻ることにする。引き返し
パラつく雨と競争でk35を南下する、R458に乗り継ぐとすぐに戸沢の案内に従いk328に
右折、雨はパラついているが雨具を着るきっかけが掴めない、山麓をひたすら明るい空に
向かい走る。名高の集落でk34に出合い乗り換える、R47から新庄市街へのショート
カットで交通量はかなり多い、丘陵から田園を進み古口大橋で最上川を渡りR47に乗る。
R47を少し走り戸沢村の中心古口の市街を通過、すぐに雨は強くなり道の駅に戻る余裕は
無い、k57の出合に在る民家のガレージの軒下で雨宿り。60分程雨宿りすると空が明るく
雨は小康状態となる、雨具を着用して出発、雨は時々強く降るが前方の空は明るい、10km
少し走ると清川に到る。雨は降っておらず路面の一部は乾いている、この付近は早くから
雨は上がっていたようだ、k361からR345に乗り北上。松山を通り過ぎてk40交差点で給
油し隣のコンビニで食料を購入、サイトに戻り寛ぐ、4人組のテントが残っている。
9/11 7:30出発、曇。
今日は夜半から雨で明日は日本海側を中心に強風雨の予報、どこに避難するか検討。肘折
温泉が妥当な選択だが台風の動向が気懸り、会津若松まで南下するのが望ましい、地図で
コースを検討すると充分可能、BHを予約して撤収開始。一緒に連泊していた4人組も撤収
作業中だが少し話す、若々しいので学生かと思っていたが40代で同じ職場の登山仲間、
月山と鳥海山を目指して来た、昨日は鳥海山に上り頂上目前で豪雨に遭遇、無念の敗退との
こと。来年の再会を約束して彼らに続いて出発、天候は曇天で霧も広がっている、松山に
下るとk362で街並を抜けてR345に乗り西進、朝から蒸暑いが気温は19℃。清川から
R47に乗り東進、交通量は昨日より少ないようで大型車は多いが速度は昨日ほどではない。
流れに乗って走り新庄市に入るとk30に右折、今日も交通量は少ない、昨日のコースなので
順調に走り大石田に到る。大石田も曇天だが霧は晴れており気温は17℃、最上川沿いに
市街南端を進み虹の大橋の袂でk189からR347に乗り南下、R347は広く路面状況も良好
で交通量は少なく走り易い。黄金の稲田と白い蕎麦畑が交互に続く田園を快走、村山市を
走り抜け河北町に入り少し進むと弥勒寺の案内、地図で確認するとk285への右折ポイント
を通過していた。弥勒寺の案内に従い右折して農地を進むとk285に出合う、一つ先の信号
から右折した方が良かったようだ、k285に乗り換えて南下し紅花資料館前から古い街並を
通過、田園地帯に出るとすぐにR287との出合。右折して西に進むとすぐに高松に到りR112
を高架で渡り南下、交通量は多く大型車も多い、市街地を少し進み道の駅大江で休憩。再び
R287を南下、国道を進むつもりだったが交通量は多く大型車も多いため眼鏡橋で右折して
最上川左岸のk9に乗る。最上川を渡った処で椹(クヌギ)の棚田の案内、急勾配を1.5km
ほど上ると展望台に到る、眼下に黄金の棚田が広がるが曇天で今一つ、k9に戻り大小の
アップダウンで南下。
椹(クヌギ)の棚田
k9は川に沿った1.5車線で走り易いコースでは無いが交通量は無く何時も利用している、
白鷹町に入るとk9は良好で広い2車線になる、山形鉄道と並走して田園地帯を快走。長井
市に入るとコースは狭くなり市街に入ると更に狭くなる、地元の車が加わり交通量も増え
右左折車両も多く走り辛い、長井駅で休憩して今後のコースを検討する。駅から東に少し
進みR287に乗ると南下、交通量も信号も多く地元の車が右左折して走り辛い、我慢の走行
を少しするとバイパスに乗る、コースは広くなったが交通量も減少。R113を渡ると交通量
は更に減少、少し進むとコースはギリギリ2車線となる、羽前小松東部の農道を走り市街地
東南でR287旧道に乗る。R287は狭く路面は悪く走り辛い、交通量はやや多い、田園
フラットを流れに乗って小集落を幾つも通過して南下、米沢西郊でR121舘山バイパスに
乗り換え西進、少し走った山際の道の駅田沢で休憩。道の駅から再びR121を行く、山間
コースだが勾配は穏やかでカーブは緩やか、交通量は少ない、これで晴天ならば最高の
ツーリングコース。大峠トンネルから後続車が断続的にやって来てトンネル内で猛スピード
で追い越して行く、あまり気持ちの良いものではない。大峠トンネルからの下りは長短の
トンネルが続く、穏やかな勾配とカーブの快走路で熱塩に下るとトンネルは無くなる、皮肉
なことに後続車もほとんど無くなる、少し走ると道の駅喜多の郷で休憩。道の駅から更に
南下、喜多方東郊を南下すると地元車が加わり交通量は増加、郊外商業地に入るとコースは
狭くなり信号も多く走り辛い、姥堂駅近くのイオンタウン塩川で食料を調達、停滞する明日
の分も購入したので積み込む場所の確保に大汗を掻く。再びR121に乗る、商業地の走り
辛いコースを我慢の走りを続け会津若松市街に入る、白木屋で土産を購入して給油に向かう、
会津若松は一方通行ばかりで指定箇所も複雑で一部区間を逆走して冷や汗を掻く、馴染みの
BH大阪屋にたどり着き寛ぐ。
9/12 雨天停滞。
天気予報を見ながら撤退コースの検討。来週初めに台風が上陸するとの予報、新潟から
フェリーの予定だったがそれでは敦賀から台風の最中を走らねばならない、しかも欠航の
不安も有る。当地で台風を遣り過ごすのは一週間以上も温泉に泊まることになり、病院の
予約も控えており論外、。ここは台風襲来までに陸路帰宅しかない、地図を用意していない
ので日程計算は定かではないが、以前に走ったコースで3日も有れば帰宅出来そう、過去の
ブログを呼び出し走行距離と時間を計算、明日から日本海側の陸路で戻ることにする。
昨夜22:25頃大地が揺れる、かなり大きな地震だがすぐに治まる、突然ケータイが緊急地
震警報と叫び着信アラーム、揺れのすぐ後に警報が来るのはよほど震源が近いかなと思う、
ラジオを点けるとこの地が震源とのこと、家族に無事のメールを送信、町内無線も情報を放
送しており混乱は起こっていないようだがしばらく寝付けない。今回は二度もエリアメール
と警報無線を体験、最初は本別で早朝に北朝鮮のミサイル飛来警報、そして今回の地震、土
地勘の無い旅先でこんな災害に実際遭遇したらどう対処するのか、大変だろうなとしか思い
が及ばない。今朝は雲は多いが晴天、鳥海を越えて酒田に向かうつもり、昨夕近くに設営
した練馬№の同年配ライダーと挨拶を交わし出発。公園からR13に出て南下、通勤時間に
当たったようで交通量は多い、横手で給油して少し市街を南下した婦気の信号でR107に
右折、かなりの車両が右折する、市街地はコースが狭く信号も交通量も多く走り辛い。平鹿
を通過すると黄金に色付き始めた稲田の中のフラット、交通量はかなり減少しコースは広く
なり路面状況は良好、正面左に鳥海山を見てほぼ直線に快走。
雄物川附近R107
気温は22℃ぐらいで風は無くツーリングを続けていて良かったと感動する日和、土曜日
で大型車は少ないが交通量は有る、行楽客の乗用車が中心でどの車もかなりの速度を出して
いて油断は出来ない。坂の下から林間となり少しきつい勾配を上る、カーブをこなして行く
とスノーシェルターで峠を越え由利本荘市に入る。小カーブを続けて下ると盆地に出て
R398が合流、すぐに五海保の信号から案内に従いk32に左折、黄金の稲田を行くとk34の
分岐点、k32は右折して山間に向かう。すぐにコースはセンターライン無しの2車線となり
棚田の中を進む、林間に到ると勾配は厳しくなる、交通量はほとんど無いが時々対向車が
来るから油断は出来ない。見通しの悪い小カーブで山間を走り小さな峠を越えると小盆地の
小集落に下る、案外簡単に峠を越えたと思ったがここは大吹川の集落、ここからが本当の
峠越え。
大吹川k32
大吹川よりk32
集落から一車線で小カーブの続く急勾配を上る、小カーブの連続でエンジンの回転が
上がらず頻繁にローギア―を使い喘ぎ上る、対向車には数台出会ったが後続は峠の手前で
プリウスに道を譲ったのみ。秋田杉の暗い林間を喘ぎ上り峠に到る、目の前に鳥海山が
聳える、ここから狭い下りコース、路面は濡れているし苔も生えており速度は出せない。
k32峠付近
k32峠より
k32峠より
k32軽井沢附近より
小カーブを繰り返し秋田杉林をしばらく下ると眼下が開ける、鳥海山と矢島の街並みが
美しい、少し下り矢島に到る。矢島駅で休憩する予定だったが午後からのイベントで進入
禁止になっており断念、k58に乗り北上、路面状況は悪い。
矢島付近より
矢島駅
少し上るとk32と合流するが勾配はきつくコースは狭く路面は悪い、喘ぎ上ると広い
コースと出合う、すぐにk58は狭いコースを北上、1.5車線で暗い林間のアップダウンを
繰り返し上る、平均7~10%の勾配か。カーブが多く速度は出せない、対向車は極稀に出
会うが後続はほぼ無し、祓川への入口を通過すると下りコースとなりにかほ市に入る、正面
には鳥海山が大きく聳える、このコースも景観は余り良くないが時々鳥海山が美しく見える
ポイントが有る。
k58市境付近上り
k58市境付近下り
k58市境付近下り
しばらく下り田園地帯に出て北から西に回ると鳥海山は雲を纏っている、ブルーラインを
走るのはパス。酒田に急ぐことにしてk58を更に北上、少し走るとかなりの地元車両が左折
して広い道路に入って行く、後に付いて左折すると丘陵地をアップダウンとカーブで行く
快走路、右手には時折海が見える、交通量は結構有るが国道よりは走り易い、信号は無く路
面状況も良好。しばらく快走して大砂川でR7に出合い乗り換える、R7はかなりの交通量、
土曜日で大型車は少ないが行楽の乗用車が多い、どの車も速度をかなり出しており左端は路
面が悪く走り辛い、気温は24℃。流れに乗って県境を越えると女鹿でR345に乗り換え海岸
沿いを走る、今日は行楽の乗用車が若干走る、吹浦の市街を走り抜けで道の駅鳥海で休憩、
道の駅は昼前だが満杯。早々に退散してR345に乗り黄金の稲田を行く、鳥海は雲に隠れて
いるがこのコースはやはり快走路、給油して松山に到る。
遊佐町R345
里仁館で外山キャンプ場の申請、一人利用しているとのこと、受付を済ませてヤマザキ
ショップで食料を調達、何時も通りオニギリは既に無く売れ残りの弁当を購入してサイトに。
入り口横のサイトに設営、バイクからの距離は近く水場とは離れているが芝の手入れは良好
で快適、近くにトイレが有り電源も有る。下の奥のサイトに一張のテントが立っている、給
水の時に挨拶、地元の中年キャンパーで毎週末のように利用しているらしい、県内で唯一
焚火の出来るキャンプ場で良く利用するらしい、入浴施設などの情報を得る、暗くなる頃
連れが一人来る。日陰で寛いでいると夕方若い4人連れが2台の車で遣って来て下のサイト
に設営、その後4人家族が近くに設営、今夜は賑やか。
9/10 7:40出発、晴。
今日は晴れの予報だが夕方は雨になるようだ、山刀伐峠に向かう予定で出発を急ぐ。
コースは計画の逆回りを行く、R345に乗ると正面に月山が鮮やか、最上川と並走している
と月山に向かうかとも思うほど今朝は美しい、しかし今日のような日こそ山刀伐峠にと思い
直しk361に乗り継ぎ南下。日曜日で交通量は少なく快走して清川で最上川を渡りR47に
乗る、R47は日曜の早朝にもかかわらず思いのほか交通量が多い、大型車は少なく乗用車が
多い、どの車も100kmぐらいの速度で追い越して行く。予報通り前方には霧が流れている
ようだ、清川を出るとすぐに霧の中に突入、たちまちシールドは濡れる、最上川から離れる
と霧は晴れると信じて前進、国道と最上川の間には白い花咲く蕎麦畑が続く、路面状況は
悪く我慢の走行。戸沢を通過して新庄市に入るとすぐに大石田への案内、右折してk30に
乗り換える、勾配を上り小丘陵を越えると大蔵村に入り最上川に沿って稲田を行く。川の
流れのままに大小のカーブと小さなアップダウンの繰り返しで小集落を繋いで行く、交通量
はほとんど無いが小カーブで軽四が出て来たりするため油断は出来ない。少しR458と合流
するがすぐに肘折に向かう国道と別れk30は最上川に沿って更に南下、コースは1.5~2車
線と複雑に変化、k36と交差して少し進むと最上川と別れてかなりの勾配で山間を行く。峠
を越えると大石田町に入りカーブを繰り返し大きく下る、下った処で次年子に向かうk306
が分岐、かなりの勾配で再び山間を上り小さな峠を越えると眼下に小盆地が広がる、大石田
のようだが山に霧が懸かり眺めはどうにもならない。カーブを繰り返し盆地に下ると再び最
上川に沿って進む、少し走ると狭く古い鉄橋で最上川を渡り大石田の市街に入る。k305で
静かな小洒落た街並を北上、役場を経て大石田駅前からk121に乗り換え東進、尾花沢市に
入りR347の高架を潜り更に進むとR13との交差点を渡りk28に乗り継ぐ。すぐに尾花沢
市街に入る、街並は整然としているがコースは判り辛い、すぐにk28を見失ってしまう、
ショッピングモールで開店準備中の男性を見つけて尋ねる。教示に従い進むがすぐにコース
を失う、教わった大まかな方向に向かうとR347と交差して無事k28に乗り北上。k28は交
通量が結構有る、ほとんど地元車でライダーも混じる、田園のフラットで路面の悪い個所も
有るが概ね良好なコース、集落内は狭いが全体的に広い2車線。尾花沢郊外に出ると霧は
ようやく晴れ正面にはこれから向かう山並が浮かぶ、穏やかなコースを快走して山間に入る
とすぐに山刀伐峠への案内。案内では峠まで3km、右折して1~1.5車線のコースに乗る、
暗い杉林を上ると開けた畑地を少し進み再び杉林、小カーブと5~8%の勾配を上る、速度の
出せない暗い杉林を少し走ると峠に到る、杉林に囲まれて景観は駄目。
尾花沢郊外k28
山刀伐峠
山刀伐峠
下りは暗い杉林のギリギリ1車線で勾配は7~10%ぐらい、全コースに苔が着き落石や
落枝も多く水の流れる個所も有る、連続するカーブは全てヘアピンの急勾配、片側は崖で
他方は岸壁、行き違う個所は無くすれ違うスペースもほとんど無い、対向車が来ると車は
どうするのか。k28に出ると手に汗を握る下りだった、k28はカーブを繰り返しかなり
厳しい勾配を下る、上りは15km程で上った高度を3km程度で下るのだから当然かも。
赤倉温泉街を通過して少し進むとR47に出合い乗り換える、陸羽東線と並走して西に走る、
ほとんどフラットの緩い下りでうっかりしていると速度オーバーで慌てて減速の繰り返し、
交通量はかなり有るが日曜のためか大型車は居ない、どの車もかなり速度を出している。最
上の盆地は晴天で美しい田園風景が広がる、最上の市街地を抜けると小国川に沿って走り山
間部に入る。
最上市R47
左手の川に立つ多くの鮎師を眺めながら快走、瀬見温泉を過ぎて更に山峡を行く、コース
は狭く交通量は多いが気持ちの良い快走路。新庄市に入ると新庄市街の案内に従い市道に
右折、地元の乗用車の多くが右折する、市街東部の稲田の快走路を気持ち良く走っていると
何となく右にカーブしているようだ、適当な農道に左折してR13に乗ろうとするが色々と
カーブしてなかなか乗れない。なんとか新庄北方の泉田に到達、集落内を走りR13に
ぶつかるが左右どちらに向かえばk58に乗れるか不明、地図で確認しても判らないので右折
に賭ける。少し走ると信号が有り真室川への案内とk319の表記、k58の一路北のコースに
来てしまった、地元乗用車がかなり左折して行く、引き返すのも面倒と左折して稲田を進む。
少し走るとコースが右に直角にカーブする、k58に乗るためすぐに農道に左折して丘陵地に
向かう。小さな丘陵を越えて京塚付近でk58に乗ると西進、少し走るとk35に出合い右折
して乗り換える、北上するとすぐに雨がパラつき前方には黒雲が垂れ込め雷鳴も聞こえる、
空を見渡すと南と西には青空も見える、南下してR47で酒田に戻ることにする。引き返し
パラつく雨と競争でk35を南下する、R458に乗り継ぐとすぐに戸沢の案内に従いk328に
右折、雨はパラついているが雨具を着るきっかけが掴めない、山麓をひたすら明るい空に
向かい走る。名高の集落でk34に出合い乗り換える、R47から新庄市街へのショート
カットで交通量はかなり多い、丘陵から田園を進み古口大橋で最上川を渡りR47に乗る。
R47を少し走り戸沢村の中心古口の市街を通過、すぐに雨は強くなり道の駅に戻る余裕は
無い、k57の出合に在る民家のガレージの軒下で雨宿り。60分程雨宿りすると空が明るく
雨は小康状態となる、雨具を着用して出発、雨は時々強く降るが前方の空は明るい、10km
少し走ると清川に到る。雨は降っておらず路面の一部は乾いている、この付近は早くから
雨は上がっていたようだ、k361からR345に乗り北上。松山を通り過ぎてk40交差点で給
油し隣のコンビニで食料を購入、サイトに戻り寛ぐ、4人組のテントが残っている。
9/11 7:30出発、曇。
今日は夜半から雨で明日は日本海側を中心に強風雨の予報、どこに避難するか検討。肘折
温泉が妥当な選択だが台風の動向が気懸り、会津若松まで南下するのが望ましい、地図で
コースを検討すると充分可能、BHを予約して撤収開始。一緒に連泊していた4人組も撤収
作業中だが少し話す、若々しいので学生かと思っていたが40代で同じ職場の登山仲間、
月山と鳥海山を目指して来た、昨日は鳥海山に上り頂上目前で豪雨に遭遇、無念の敗退との
こと。来年の再会を約束して彼らに続いて出発、天候は曇天で霧も広がっている、松山に
下るとk362で街並を抜けてR345に乗り西進、朝から蒸暑いが気温は19℃。清川から
R47に乗り東進、交通量は昨日より少ないようで大型車は多いが速度は昨日ほどではない。
流れに乗って走り新庄市に入るとk30に右折、今日も交通量は少ない、昨日のコースなので
順調に走り大石田に到る。大石田も曇天だが霧は晴れており気温は17℃、最上川沿いに
市街南端を進み虹の大橋の袂でk189からR347に乗り南下、R347は広く路面状況も良好
で交通量は少なく走り易い。黄金の稲田と白い蕎麦畑が交互に続く田園を快走、村山市を
走り抜け河北町に入り少し進むと弥勒寺の案内、地図で確認するとk285への右折ポイント
を通過していた。弥勒寺の案内に従い右折して農地を進むとk285に出合う、一つ先の信号
から右折した方が良かったようだ、k285に乗り換えて南下し紅花資料館前から古い街並を
通過、田園地帯に出るとすぐにR287との出合。右折して西に進むとすぐに高松に到りR112
を高架で渡り南下、交通量は多く大型車も多い、市街地を少し進み道の駅大江で休憩。再び
R287を南下、国道を進むつもりだったが交通量は多く大型車も多いため眼鏡橋で右折して
最上川左岸のk9に乗る。最上川を渡った処で椹(クヌギ)の棚田の案内、急勾配を1.5km
ほど上ると展望台に到る、眼下に黄金の棚田が広がるが曇天で今一つ、k9に戻り大小の
アップダウンで南下。
椹(クヌギ)の棚田
k9は川に沿った1.5車線で走り易いコースでは無いが交通量は無く何時も利用している、
白鷹町に入るとk9は良好で広い2車線になる、山形鉄道と並走して田園地帯を快走。長井
市に入るとコースは狭くなり市街に入ると更に狭くなる、地元の車が加わり交通量も増え
右左折車両も多く走り辛い、長井駅で休憩して今後のコースを検討する。駅から東に少し
進みR287に乗ると南下、交通量も信号も多く地元の車が右左折して走り辛い、我慢の走行
を少しするとバイパスに乗る、コースは広くなったが交通量も減少。R113を渡ると交通量
は更に減少、少し進むとコースはギリギリ2車線となる、羽前小松東部の農道を走り市街地
東南でR287旧道に乗る。R287は狭く路面は悪く走り辛い、交通量はやや多い、田園
フラットを流れに乗って小集落を幾つも通過して南下、米沢西郊でR121舘山バイパスに
乗り換え西進、少し走った山際の道の駅田沢で休憩。道の駅から再びR121を行く、山間
コースだが勾配は穏やかでカーブは緩やか、交通量は少ない、これで晴天ならば最高の
ツーリングコース。大峠トンネルから後続車が断続的にやって来てトンネル内で猛スピード
で追い越して行く、あまり気持ちの良いものではない。大峠トンネルからの下りは長短の
トンネルが続く、穏やかな勾配とカーブの快走路で熱塩に下るとトンネルは無くなる、皮肉
なことに後続車もほとんど無くなる、少し走ると道の駅喜多の郷で休憩。道の駅から更に
南下、喜多方東郊を南下すると地元車が加わり交通量は増加、郊外商業地に入るとコースは
狭くなり信号も多く走り辛い、姥堂駅近くのイオンタウン塩川で食料を調達、停滞する明日
の分も購入したので積み込む場所の確保に大汗を掻く。再びR121に乗る、商業地の走り
辛いコースを我慢の走りを続け会津若松市街に入る、白木屋で土産を購入して給油に向かう、
会津若松は一方通行ばかりで指定箇所も複雑で一部区間を逆走して冷や汗を掻く、馴染みの
BH大阪屋にたどり着き寛ぐ。
9/12 雨天停滞。
天気予報を見ながら撤退コースの検討。来週初めに台風が上陸するとの予報、新潟から
フェリーの予定だったがそれでは敦賀から台風の最中を走らねばならない、しかも欠航の
不安も有る。当地で台風を遣り過ごすのは一週間以上も温泉に泊まることになり、病院の
予約も控えており論外、。ここは台風襲来までに陸路帰宅しかない、地図を用意していない
ので日程計算は定かではないが、以前に走ったコースで3日も有れば帰宅出来そう、過去の
ブログを呼び出し走行距離と時間を計算、明日から日本海側の陸路で戻ることにする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます