54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

ベストアルバムだらけ

2005年12月12日 | 音楽
B'z The Best「PleasureⅡ」は初動でミリオンにいかないという残念な結果になりましたが、8年という中途半端な時期、シングルを集めただけ、しかもアルバムに入ってる曲がほとんどという、くそベストなんだから当然といえばそうだろう。あまり買う気にはなれないですよ、ねー。レコード会社の完全な戦略ミスです。

倖田來未のベストは売れてるそうですが、どうでしょう。「Real Emotion」のみ好き。なんだか12週連続シングル発売という企画が始まったらしいが、なんて馬鹿なまねをと思う。12曲あるならアルバムして出せや!私はシングルが嫌いでね、だって2,3曲しか入ってないんだからずっと回してたら飽きるし、いちいち変えるのめんどくさいし、アルバムのほうがええやん。ひどい企画ですよ。話題づくりにしかならないね。

平井堅のベストはどうでもいい。

中島美嘉のベストはどうでしょう。中島さんの魅力はストリングスが入った壮大なバラードですから、パンクロック全快の「GLAMOROUS SKY」だけ浮いてたという印象。バランスが悪い。好きだけどね。オリジナルアルバムがどれもいいのでベストじゃなくオリジナルアルバムを買ったほうがいいんじゃない。プラスシングルで「GLAMOROUS SKY」。

一番注目なのは布袋寅泰の25周年ベストです。中でもBOOWYの「BAD FEELING」「BEAT SWEET」やCOMPLEXの「BE MY BABY」のセルフカヴァーがいい。「BAD FEELING」のイントロ聴いただけでゾクゾク来てしまいます。「RUSSIAN ROULETTE」や「NOCTURNE No.9」というシングル曲もギターソロが最高。布袋さんはロックだな~。
ベストアルバムだらけの中で布袋さんのベストが最も、というか唯一輝いていた。

ベストアルバムは基本的に嫌いで、特にシングルをただ集めただけとか、3年とか4年で出してしまうのとか最低と思う。だってオリジナルアルバム聴けばいいじゃんて思う。だからベストとしては、10年という期間とアルバムに入ってないシングル曲というB'z「Pleasure」か、ほとんどの曲を新たなヴァージョンで録り直した「Mixture」のようなベストのみがいいと思う。
商業的な目的のみで出されるベストなんて、、、エアロスミスのベストとか多すぎ!ファンが困るだろうに。

本当のベストはオリジナルアルバムの中にあるのだろう。ラルクアンシエルの「HEART」とか、大黒摩季なら「POWER OF DREAMS」、「LINDBERG Ⅳ」、ビートルズの「サージェントペパー」、、、
ミュージシャンが一生に何枚かしか出せないベストアルバム。

「パーマネントバケーション」以降のエアロスミスは常にベストアルバムを出している気がするけども。そういう意味でもエアロスミス、ベスト多すぎ!最高の意味で。

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