54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

酸素と寿命

2005年03月22日 | 飛行する時間
前回は、歩くのが速い私は長生きするということを書いたが、おそらく逆だろう。動きの速い生き物、たとえば犬の寿命は15歳だしハエの寿命は1ヶ月。スポーツ選手の寿命も短いらしい。動きの遅い亀は万年生きるとか言うしね。
しかし動く時計が遅れるというのは事実である。同じ種類の時計を同じ時刻に合わせて、一方は一定の場所に保管し、もう一方は身につけて移動する。この実験をしてみたところ、私の場合4日で1秒遅れた。1年で90秒くらいのペースである。どっちにしろ寿命がどうのというレベルではない。
さて、動くと時間が遅れるのは確かであるが、寿命は時間で決まるわけではない。老化というのは細胞の酸化だと言われている。呼吸することによって取り入れられた酸素が細胞を「錆びさせて」いるのだ。つまり激しい運動をする動物はより酸素を必要とするので速く錆びるのだ。よって寿命が短いということになる。
なるほど、サイヤ人の老化が遅いというのも納得できる。激しい戦闘をしても、亀仙人が「あれだけ動き回っているというのに悟空は呼吸が乱れていない!」というように、彼らは速く動くのにあまり酸素を必要としていないのだ。悟空の父バーダックがフリーザと宇宙空間で戦っていたのを考えると、そもそもサイヤ人は酸素呼吸の必要さえないのかもしれない。
話が反れたが、要は老化は酸素が引き起こすということだ。そう考えると酸素サロンは逆効果だろうと思ってしまう。肌を若く保つために酸素サロンに行って、かえって老化を早めているなんて。
年は取りたくないので私は最近呼吸を控えている。全く呼吸をしないというのは死んでしまうので無理だが、なるべく動きは最小限にしようと心がけている。運動なんてもってのほかで、家にいる間はずっと横になって寝たきり老人になっている・・・。