長い?入院生活には、読書はかかせない、
新聞から、週刊誌、単行本、文庫版、アニメ等
傷が痛むときは、読む気もしないが、和らぎはじめると、
生命力が知と勇気を求めて動き出す。
多くの本を、この生活で読んできたが、
とりわけ、今日は、私に問題提起をしてくれた。本を紹介したい。
ものづくりには夢がある
世界を変えるデザイン
シンシア・スミス編 、槌屋詩野:監訳、北村陽子:訳
本の表紙の帯には、こういう言葉とデザインが描かれている。
世界の人口の90%×生活の基本的なニーズ×問題解決としてのデザイン
こんなモノをつくりたい!、本当に必要とされる仕事がしたい、利用者の喜ぶ顔がみたい。
夢を追うデザイナーや建築家、エンジニアや起業家たちの、
アイデアと良心から生まれたデザイン・イノベーション実例集。
★投稿記事とは直接関係ありません
(題材となるペン類は、入院中、売店で購入したもので、使いやすかったので、
一通り揃えた物をデジカメで撮影、編集したもの。フォト575調に句をつけるなら
事を成す道具のひとつ 夢描く 徹風)
さらに、
無限にふくらむ私たちの消費社会、きれいなもの、珍しいもの、新しいもの。
「ほしいもの」は次々につくられ売られているが、
本当に「必要とされるもの」は、どうだろう・・・・・・。
ほとんどの現代デザイナーの仕事は、
世界の大多数の人々には何の影響も与えていない。
しかし、デザインには世界を変える力がある。
私たちは、まだ、それを知らないのだ。
(ここまでが、本からの引用文)
これらの文章で、どういう本であるか、お分かりだろうと思う。
私の老け行く脳に、ガツンときたのが、
「水を転がす」P110 ピーター・ヘンドリクス氏の報告
と
「残り90%のためのデザイン」 P40 ポール・ポラック氏の報告
是非とも、皆さんに読んでもらいたいものである、
いま、地球は、私たちに何を求めているのか?
デザインが現代社会で果たす役割・意義・任務とは何かを問いかけ!
知的文化生産人類(私の造語)の進むべき道のひとつを示してくれる
書となっている。
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