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流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

世界を変えるデザイン

2010年02月07日 13時12分39秒 | 文化・芸術


長い?入院生活には、読書はかかせない、

新聞から、週刊誌、単行本、文庫版、アニメ等

傷が痛むときは、読む気もしないが、和らぎはじめると、

生命力が知と勇気を求めて動き出す。

 多くの本を、この生活で読んできたが、

とりわけ、今日は、私に問題提起をしてくれた。本を紹介したい。



ものづくりには夢がある
世界を変えるデザイン

シンシア・スミス編 、槌屋詩野:監訳、北村陽子:訳

本の表紙の帯には、こういう言葉とデザインが描かれている。



世界の人口の90%×生活の基本的なニーズ×問題解決としてのデザイン

こんなモノをつくりたい!、本当に必要とされる仕事がしたい、利用者の喜ぶ顔がみたい。

夢を追うデザイナーや建築家、エンジニアや起業家たちの、

アイデアと良心から生まれたデザイン・イノベーション実例集。







★投稿記事とは直接関係ありません

(題材となるペン類は、入院中、売店で購入したもので、使いやすかったので、
一通り揃えた物をデジカメで撮影、編集したもの。フォト575調に句をつけるなら
事を成す道具のひとつ 夢描く  徹風)







さらに、

無限にふくらむ私たちの消費社会、きれいなもの、珍しいもの、新しいもの。

「ほしいもの」は次々につくられ売られているが、

本当に「必要とされるもの」は、どうだろう・・・・・・。


ほとんどの現代デザイナーの仕事は、

世界の大多数の人々には何の影響も与えていない。

しかし、デザインには世界を変える力がある。

私たちは、まだ、それを知らないのだ。

(ここまでが、本からの引用文)



 これらの文章で、どういう本であるか、お分かりだろうと思う。

 私の老け行く脳に、ガツンときたのが、

「水を転がす」P110 ピーター・ヘンドリクス氏の報告

 と

「残り90%のためのデザイン」 P40 ポール・ポラック氏の報告

 是非とも、皆さんに読んでもらいたいものである、

 いま、地球は、私たちに何を求めているのか?

 デザインが現代社会で果たす役割・意義・任務とは何かを問いかけ!

知的文化生産人類(私の造語)の進むべき道のひとつを示してくれる

書となっている。



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