3月8日、世界最高峰の映画の祭典、第82回アカデミー賞授賞式が
LA(ロサンゼェルス)で開催され、次のような結果発表とあいなった。
・作品賞
『ハート・ロッカー』
・監督賞
キャスリン・ビグロー監督『ハート・ロッカー』
・主演男優賞
ジェフ・ブリッジス『クレイジー・ハート』(原題)
・主演女優賞
サンドラ・ブロック『しあわせの隠れ場所』
・助演男優賞
クリストフ・ヴァルツ『イングロリアス・バスターズ』
・助演女優賞
モニーク『プレシャス』
・長編アニメ賞
『カールじいさんの空飛ぶ家』
・美術賞
『アバター』
・撮影賞
『アバター』
・衣装デザイン賞
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
・ドキュメンタリー長編賞
『ザ・コーヴ』
・ドキュメンタリー短編賞
『ミュージック・バイ・プルーデンス』(原題)
・外国語映画賞
『瞳の奥の秘密』 アルゼンチン
・メイクアップ賞
『スター・トレック』
・作曲賞
『カールじいさんと空飛ぶ家』
・歌曲賞
The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)『クレイジー・ハート』(原題)
・音響編集賞
『ハート・ロッカー』
・短編アニメ賞
『ロゴラマ』(原題)
・短編実写賞
『ザ・ニュー・テナンツ』(原題)
・音響賞
『ハート・ロッカー』
・視覚効果賞
『アバター』
・脚色賞
『プレシャス』
・脚本賞
『ハート・ロッカー』
・編集賞
『ハート・ロッカー』
『ハート・ロッカー』6冠、『アバター』3冠、『プレシャス』2冠
(この作品は、タイトルに直接関係ありません、合成作品です)
気になる公開日?
受賞決定の批評は、差し控えるが、気になるのが
2009年12月23日公開 アバター
2010年3月6日公開 ハートロッカー
2010年4月24日公開 プレシャス
となるのは、国内では、まだ、公開されたばかり、公開予定ということだ、
これは、国内の上映権、配給権の問題であるが、
各映画を総合的に見比べる機会が得られないという現実。
アカデミー賞をはじめ、世界各国での祭典においても、
賞が決定し、話題になり、それから、映画興行の成績アップという
システムが確立されている現実をみるとき、
埋もれたままの秀作品を世に出すという功績はあるが、
ひとつの疑問を持った次第。
一握りの映画批評家、評論家、映画関係者
プラス+
Webサイト上での投票による大衆参加。
それこそ、名実ともに、世界祭典と呼ばれる
ものに、なるのだが?
文:松瀬 徹(2010・03・09記)
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