松浦からFUKUOKAへ

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☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

光は輝き そして 共鳴する

2010年04月13日 06時43分23秒 | Insistence(主張)

前回、「JR不採用問題・決着へ」の投稿の後、

Webサイト・ブログでの投稿記事を検索する。

そのなかで、私の意見と同じ、視点をもった

方々の、また、新聞メディアが社説を通じて、投稿されているのに、

感激している。




毎日JP
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100410ddm041040092000c.html

では、

★「国鉄改革の暗部忘れるな--元中央労働委員会公益委員の高梨昌・信州大名誉教授の話」

(以下、部分引用文)

各地の労働委員会は採用にあたって不当労働行為があったとする国労側の主張を
相次いで認め、JRに救済命令を出したが、解決に至らなかった。
その後も、何度となく機会を逃してきただけに、
今回の政治解決にはほっとしている。
200人全員の再雇用などは、組合員の高齢化などを考慮する
と難しいだろうが、関係者は努力してほしい。

改革のマイナス面も忘れてはならない。
労組が一種の反社会的集団のような誤ったイメージが作られ、
働く者の権利を守るために必要な組合運動全体が弱体化した。
そして、多くの民間企業が国鉄改革で行われたリストラ手法を悪用した。
会社の経営形態を変えることで雇用主に対する責任追及をかわし、
不要な人材を簡単に排除するようになった。それが非正規雇用や低賃金雇用の急増に
結びついており、不採用問題をこじらせた政府の責任は重い。

(毎日新聞 2010年4月10日 東京朝刊)






該当する国労組合員の多い地方である、九州と北海道では、

★2010/04/10付 西日本新聞朝刊=
社説:JR不採用 政権交代が扉開く「解決」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/164453

(引用文:抜粋)
解雇された人の半数近くは九州に在住し、国労組合員の平均年齢は56歳を超える。
他界した人もいる。それだけに、今回の解決案受け入れの方針に対する思いは複雑
かつ感慨深いものがあろう。

 国労側が重視してきた雇用問題は、JR九州などが「最高裁判決で解決済み」
との姿勢を示している。確かに雇用は経営の根幹にかかわる問題だが、
JR各社には踏み込んだ検討をしてほしい。

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★北海道新聞 2010年4月10日
社説:JR不採用 最終解決は雇用の確保(4月10日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/225388.html


(引用文:抜粋)
 もちろん、苦労したのは国労組合員だけではない。
家庭を犠牲にしてJRの広域採用に応じたり、自営業などに転身したりした人も6千人以上いる。

 民営化が生み出した国家的な大量解雇問題は、
社会に深い傷を残した。政府は政治解決を図る中で、
負の遺産の検証と総括も忘れてはならない。

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さすがに、地元に密着し、その活動をみつめてきた、

地域・地方の新聞社の姿であり、しっかりと歴史と現状の課題を

とらえた社説となっている。

こうした社説は、良質であり、傾聴に値するものである。


それに、比べると、

JR不採用問題 労組に甘すぎる政治決着だ(4月10日付・読売社説)

は、紹介するのも、不愉快であるが、とりあえず、URLを記載しておきます。

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100409-OYT1T01357.htm?from=nwla


いずれにしても、

人として、尊厳をかけた歴史的な闘いである国労の闘いは、

光輝き そして 共鳴する









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