ケルベロスの基地

三本脚で立つ~思考の経路

BABYMETAL探究(番外編:落選ノ記)

2015-10-16 00:29:25 | babymetal
しょぼ~ん…

タイトル通りです…。

今朝は、起きてすぐに、パソコンで、クレジットカードの使用明細をWebページで確認し(昨夜確認した時に、つい最近ネットで購入した本の支払い明細もまだ上がっていなかったので、仮にチケットの引き落としがあったとしてもまだ記されていない、とわかっていたのに、でも、ひょっとしたら…と思いながら。昨夜は、最新で「アミューズ」の引き落としが記載されているのを見て、一瞬やった!と思ったけど、値段や日付を見て、ああ、CDとレインポンチョか、と溜息をついたりしました。)で、たまたま、12時過ぎに家を出たら仕事に間に合う日だったので、「当落発表」まで、身支度や仕事の準備をしたりしては、またクレジットカードのWebページを確認し、と、落ち着かない時間を過ごしていました。

11時50分になると、ひょっとして、もう…なんて、BABYMETAL TICKETのページを開き、「抽選待ち」の表示のままなのを確認し、身支度に戻り、なんてしていたら、12時になりました。腕時計の秒針を見て、12時1分になるのを待ち落ち着いてるよ、俺は、というつもりだったのでしょう、たぶん)、パソコンの前に座ると、メールが来ていたので、無造作にクリック。

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INFORMATION FROM 「BABYMETAL TICKET」
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この度は「BABYMETAL TICKET」をご利用いただきましてありがとうございました。
お申込みいただいたチケットにつきまして厳正なる抽選を行った結果、残念ながら席のご用意ができませんでした。


あれ、どういうことかな…、と、二三回読み返し念のため、開いたままにしていたBABYMETAL TICKETのWebページを更新してみて(数分前と違って)「落選」の表示になっているのを確認し、パソコンを閉じたのです。

さあ、仕事だ、とパソコンを鞄に入れて、家を出たものの、身体に力が入らないのです。

「悲しい」というのとも違う。
落選は、もちろん想定はしていたことですから、「ショック」「脱力」というのでもない。
まさにこれが「落胆」なのでしょうか。「胆」すなわち「身体の芯」に力が入らない感じなのです。

申し込みの仕方に選択の余地はなかったので、「後悔」は全くない。
誰のせいでもないから「恨み」など微塵もあるはずがない。

ただただ「しょぼ~ん…」として仕事に向かったのでした。

職場では、もちろん、そうしたことは意識にのぼらせないようにして、普段よりも誠心誠意で仕事をしました。そうした集中はできたと思います。
(ライヴの申し込みに落選したからといって仕事が杜撰になるなんて、BABYMETALに申し訳がたたない、3姫に対して恥ずかしいですから)

で、仕事が終わり、帰宅の電車の中で、パソコンを膝に、これを綴っているのです。
今夜は、『黒い夜』のDVDを流しながらです。

こうして綴ることで、少しは「しょぼ~ん」が緩和されるような気もしてきました。
(こんな文章にお付き合いいただいて申し訳ありません。)

体験した2回のライヴが、本当に本当に楽しかったので、その反動の「しょぼ~ん…」の強さ、でもあるのでしょう。

まさに「お祭り」だったもんなあ、幕張も黒ミサⅡも、2つとも。

ライヴ自体ももちろん超絶的に楽しいのだけれど、その前後の、昂揚感・余韻。
(ふだんはなかなか目にしない)多くの黒シャツをまとった同胞たちと終結する、熱い場の雰囲気。
行きの新幹線の中で、あれこれ想像すること。
帰りの新幹線の中で、映像作品を観ながらあれこれと反芻すること。

そういう前後の時間の感慨をも含んで、「生きていてよかった!」と感じるのがBABYMETALのライヴなので、それを摑みそこない、次にそれがいつあるかわからない、という体感、それが、「しょぼ~ん…」なのでしょう。

あっ、今、「黒い夜」の「No Rain,No Rainbow」がはじまりました。
何か、今まででいちばん胸に滲みる「No Rain,No Rainbow」です。
やば…

SU-METALのしぐさ・表情、こんなに切なかったのですね。
あらためて、感動しています。
この歌をこんな状況でこんな気持ちで聴いている、ということも、今後忘れられない思い出になるのかもしれません。

そして…次は…
そう、もちろん、あの「紅月」です。
今日、「しょぼ~ん…」を奮い立たせるために、何度も何度もこの曲をウォークマンで聴いたのでした。でも、観るのは(今日は)初めてです。

いやあ、カッコいい。美しい…。
それに、「ほろびるま~で~」で下に伸ばす右手のさきのクイッ、の可憐さよ。
何度見ても、そのたびに、新たな感嘆の吐息をつきます。

こんな美しい映像作品がいつでも観られるのだから、ライヴに行けなくてもまあいいか。

なんて、そんなことは全く思うはずはない!!!!
BABYMETALの生のライヴは、(同義反復ですが、こう言いたくなるほど)なまなましい全く別の次元の世界なのだから!


…ですが、でも、何かだんだん癒されてきた気はします。

まだ、数回は、今度の横アリの抽選に参加するチャンスはあるはずですから、最後まで挑戦し続けます。

娘と一緒にダメジャンプ!

それを、叶えるために!
父ちゃん、まだまだ頑張っど!
(自信もアテもないけど…それでも!)

今日の僕と同じような想いをなさった方も大勢いるでしょうね。
お互いに、くじけずに、頑張りましょう!

Put Our Kitsune Up!