ケルベロスの基地

三本脚で立つ~思考の経路

Starlight 聴き比べ ②

2020-05-25 23:06:08 | babymetal

皆さんは、BABYMETALを、どんなイヤフォン、ヘッドフォンで聴いていますか?

悩ましいのは、BABYMETALの場合、

①SU-METALの澄み切った神々しいハイトーン女性ヴォーカル、  と、

②ヘヴィメタルならではのぶ厚い鋼鉄のドラムス・ベースの重低音、 との、

この相反する①②の両方をきちんと再現しなければ、満足できない、ということです。

①だけなら、高音にフォーカスしたヘッドフォンはいくつもあります。例えば、僕もかつて所有していたATH-A2000Zなんて、ヨドバシカメラで「紅月」を試聴してその高音の鋭さ・伸びに惚れて、「これだ!」と思って購入したのですが、・・・、結局、バスドラやベース等の重低音の不足に不満を感じ、結局、手放してしまいました。①を満足させるだけでは、メタルヘッズとしては納得できなかったということでしょう。

高音の伸びやかさだけならば、開放型がよいのかもしれません。AKGの、Q701を(クラシックやジャズを聴くのに)愛用し続けているのですが、先日、「さらに繊細な高音を!」ということでK701も購入してしまいました。密閉型に比べて、装着感の負担も少ないですし、高音の爽やかさは格別ですが、これらは、クラッシック、ジャズ用であって、やはり、メタルの重低音の迫力を味うものではない。もちろん、ライヴ会場での、あの、腹に応える、身体ごとズンズン揺らす重低音は、ヘッドフォンでは味わえないのはわかっていますが、しかし、やはり、重低音の「圧」は欲しいのです。

かといって、②を満足させるために特化した、いわゆる重低音モデルには(もうそんな若くもないので)手は出しません。重低音をブーストしたものではなく、①をていねいに味わうこともできる繊細さ・上品さも兼ね添えた重低音であってほしい。

と、相反する①②を探究した結果が、MDRーZ1Rになるのですが。これ、日本が生んだBABYMETALにいちばん合うヘッドフォンではないか、と思います。MDRーZ7(かつて所有していて気に入っていましたが、やや鋭さ・繊細さが甘いので、結局手放しました)でもMDR-Z7M2でもなく、高音の伸び・キレと中低音の地を這うタイトな締まった迫力、それらが両立した音圧と品の高さとの両立との、すべてを堪能できる、BABYMETALを聴くのに理想的なヘッドフォンだと思っています。

さらに、付属ケーブルからリケーブルしたキンバーケーブルで十分に楽しんでいた(よりゴージャスな音像になる)のですが、あるきっかけから、ブリスオーディオのケーブルの存在を知り、1週間レンタルして試聴した(これができるのがよかった!)ところ、音のリアル感(粘り・定位感)に大きな差を感じたため、清水の舞台から飛び降りて(何せ値段が凄いので・・・)、ケーブルを注文、今の試聴環境(MDRーZ1RBrise Audio UPG001HP Ref.+アンプTA-ZH1ES )に至っている。

家の外では、ウォークマン(WM1A)に、やはりSONYのイヤフォンIER-Z1Rを直挿しSORCE DIRECTで聴いています。このイヤフォンは、たぶん、BABYMETALを聴くのには、無二のものでしょう。重低音の豊かさ・迫力が凄い(しかも生々しい!)と高音の煌びやかさ・繊細さの両立は、「究極のイヤフォン」でしょうね。(他のジャンルを聴くのには他のチョイスがあると思うが、BABYMETALを聴くのには、たぶんこれ以上のものはない)

ヘッドフォンは、まだ、開放型で重低音も豊かなものがあるのではないか、という気はしています。BABYMETALのライヴ音盤や映像を視聴するのに、ひょっとしたら、まだ「究極」には行きついていないのかもしれません。

とまあ、そういう、「沼」(原因はもちろんBABYMETALです)に落ちた状態で、Starlightを聴きくらべてみますが、久しぶりに、キンバーケーブルも試してみましょうか。

前回、特によかったと判定した

C. ライヴアルバム LEGEND-M

D. ライヴアルバム LIVE AT THE FORUM    の2枚と、

E. ブルーレイ DARKNIGHTCARNIVAL 2018 OCT28 SAITAMA SUPER ARENA

F. WOWOW放映 BABYMETAL LEGEND - METAL GALAXY DAY-2 2020 

とを、4種のヘッドフォンで聴き比べてみます。(C.D.はウォークマンから、E.F.はパソコンから、の出力になるので、条件は異なりますが)

a.K701

b.Q701(mogami2893にリケーブル)

MDRーZ1RキンバーMUC-B12BL1にリケーブル)

d.MDRーZ1RBrise Audio UPG001HP Ref.にリケーブル) 

 

C. ライヴアルバム LEGEND-M について

僕もライヴ会場にいたのですが、当日のライヴ会場の広がりの感じは、開放型のa.b.の方が臨場感があるかもしれません。

高音が繊細なa.を聴くと、出だしは「Na」ではなく「Ra」「La」に聞こえます。これはこれで、十分いいですね。

b.に変えます。広がってるんだけど、果てがある、音像、あ、これ、会場に近い感じ(イメージです)。わ、これ、aよりもいっそう激しい!ただ、ちょっと高音がキツい感じもあります。a.b.ともにベースは引っ込んでしまっています。聞こえないわけではないけれど、鉛筆で書いたような低音。あ、でも、SU-METALの声の伸びは凄い。これは、感動的です。

さあ、久しぶりのキンバーc.です。わお、深み、煌めき、重たさの豊かさとエッジが、a.b.とは段違い。バスドラのドコドコドコドコの刻みの生動感も段違い。それがあるから、高音のSU-METALの伸びがいっそう際立つ。このStarlightという曲のスペイシーな感じも、c.だとより一層際立ちますね。「すごい、これは、メタルの名曲だ!」という感想が、a.b.ではなくc.からは湧き上がってきます。

d.に変えます。あ、このしっかりと落ち着いた感じ、大地にしっかりと足を置いてパフォーマンスしている感じ、これがc.にはないd.の長所なのです。つまり、より「リアル」。で、キター!「らー」!バスドラやベースの凶暴さも、c.以上に激しい、そこに来るSU-METALの「Fly~!」。感涙ですね。凄い、としか言いようがない。

(30000字になったので、これ以上は書けないみたいです。次回につづく。もう終わります)

 

 

 


Starlight 聴きくらべ ①

2020-05-21 01:12:59 | babymetal

週に一度の出勤日だったのだが、出勤直前に、パソコンを開いて

「BABYMETAL関連の新しい動画が、何かアップされていないかな?」と軽い気持ちでニコニコ動画のBABYMETAL関連一覧をざーっと眺めていたところ、次のコメントがぱっと目に入った(その時点では、その動画への最新コメントとして表示されていた)。

「らー」じゃなくて「なー」だからw

コメントが付されていた動画が、「スターライト、シャイン、アルカディア」だったので、すぐに思い当たったのだった、「ああ、そうか、Starlightの初めのSU-METALの発声は、「らー」だと思い込んでいたけれど、本当は「なー」だったのか・・・」と。

何しろ、前回のブログにもでっかい字で真っ赤に「らー」と何の疑いもなしに記したのだ、Starlightの冒頭は「らー」というSU-METALの神々しい絶唱ではじまるのだ、とすっかり思い込んでいたのである。

コメントの(もちろん僕のブログへのコメントではまったくないのだが)「w」が、

「そんなの常識でしょ、ファンなのにそんなことも知らないんですか?恥ずかし・・・」

というような(失笑)に見えてしまい、

まるで自分で気づかないまま鼻からはみ出てしまっている鼻毛を他人に指摘されたような、そんないたたまれなさ恥ずかしさを感じたまま、時間なので、勤務先に向かったのであった。

他人に指摘されないと自分でも気づかない恥ずかしい間違い、というのは、BABYMETALのファンにもあり(このブログを読んでいただいている方にはないだろうけれど)、最近でもよく目にするのが、

「MOA-METAL」という表記。

SU-METAL(これはもちろん正しく、これを間違って表記しているのは目にしたことがない)からの自然な流れでこう書いてしまうのだろうけれど、SU-METALだけにあるハイフンは「メタル→SU-METAL」のハイフンであって(SUMETALだとスメタルになってしまう!)、「モア―メタル」ではないのだから「MOA-METAL」とは記さない、MOAMETALなのである。

あとは、「菊池(さんずい)」ではなく「菊地(つちへん)」とか、「中本」ではなく「中元」とか(これも滅多に間違いはないが)、かつては「由結」の表記間違いとか(LEGEND1999でも流れたナレーションに従って「由あって結ばれる」と覚えれば間違いようはないはずなのだが)「YUIーMETAL」の不要なハイフンとか(ユイーメタルではないのだ!)、BABYMETAL関連でやってしまいがちなの不用意な鼻毛はみ出しには気をつけてきたつもりだったのに。

で、仕事を終えて帰宅の車内で、「どうして「らー」だと思い込む、うっかりミスをしていたのだろう?」ということを考えてみた。

一つは、Starlightのサビ、「フラーイ、ハイヤー、インザスカイ」や「スターラーイ、スターライ」の「ラー」と韻を踏んでいる(という言い方はおかしいかな?)のだから、当然冒頭の絶唱も「らー」であるはずだということ。

もう一つは、「らー」という発音のスペーシーな感じ、である。曲名からはじまり、MVもそうだし、ステージの演出も、サウンドも、まさに宇宙に銀河に広がっていく高みの神々しい曲調だが、そのイメージには、「らー」という音のつややかなめらかな開放感こそがぴったりしている。

さらに、由紀さおりの「夜明けのスキャット」の「るーるーるるるー」などの印象のせいだろうか、女性の歌い手のスキャット(?)としては、「らー」だと思い込んでいた、ということもある。(BEATLESには「FROM ME TO YOU」や「HEY JUDE」等、Da~、Da~、Da~が多いという印象はあり、彼ら(当時のヤンチャな不良少年・ロック青年)が「らー、らー、らー」と歌い上げるのは逆におかしいのと真反対に、女神SU-METALが歌い上げるのならば「らー」だろう、と思い込んでいたのだ。)

もちろん、今挙げたのは、帰宅途中の電車のなかであえて分析してみたことであって、実際のところ、一昨年の10月にこの曲に出会った時から、この曲は、SU-METALの「らー」ではじまる神々しい曲だ、と素朴に思い込んでいた、のだった。

で、帰宅して、さっそくパソコンでStarlightの歌詞サイトをいくつか検索してみた。

あれ?

確かに、あるサイトでは、出だしを「nanana」と記していたが、その下のコメントを読むと、そのサイトは一般の方が(恐らくはMV公開時に)自分で聞き取ったものを半信半疑で文字起こししたもののようなのだ。つまり、公式のものではないし、ご本人も、確信を持って書いているわけでもない。

他のサイトでは、すべて、「ときを こえて ~」から歌詞は始まっていて、出だしの「らー」あるいは「なー」は歌詞としては記されていない。

おやおや?と思いながら、CDを開封し(THE ONE版しか開けていなかったので、通常版「METAL GALAXY」は今日初めて開封したのだった)、歌詞カードを確認してみたところ、

「時空を超えて解き放て Far a way」から始まっているではないか。

ということは、「w」と失笑されるほど、あのSU-METALの初めの声は「Naー」に決まっているというわけではない!ということが明らかになったのである。

・・・と、ここまで、あえて、まだ音源をきちんと確認しないまま、書いて来た。

ここからは、CDになっているStarlight音源を比較しながら、

初めの絶唱が「らー」なのか、「なー」なのか、確認してみようと思う。

<比較>

A. スタジオアルバム『METAL GALAXY』

B. ライヴアルバム BABYMETAL AWAKENS-THE SUN ALSO RISES

C. ライヴアルバム LEGEND-M

D. ライヴアルバム LIVE AT THE FORUM

せっかくなので、映像しか手元にない

E. ブルーレイ DARKNIGHTCARNIVAL 2018 OCT28 SAITAMA SUPER ARENA

F. WOWOW放映 BABYMETAL LEGEND - METAL GALAXY DAY-2 2020     

も比較してみようか。

E.F.は再生環境が異なるし、特にF.は音源がしょぼいので、単純な比較はできないが。

比較の焦点は、前回書いたように、最新音源であるDの「らー」あるいは「なー」の凄さの再確認、である。

(ここで、実際に、A~Dを聴き、EFを視聴してみた)

(ちなみに、僕のWALKMANの全曲リストの「Starlight」では、BABYMETALのに挟まれて、Uli Jon Rothの「Starlight」(スカイギターが疾走する感涙の名曲)とHelloweenの「Starlight」(カイ・ハンセンの絶唱!)とが流れる順序になっていますw。Starlightの前は、King CrimsonのStarless,74/4/29Liveになっています。普段はこの順序で聴くことはありませんが。)

Aを聴くと、初めのMOAMETAL の(YUIMETALの声も混じっているような気もします)コーラスは、「ななな、なーなーなーなーなー」にも聞えますね。冒頭のSU-METALの「*あー」ははっきりしません。ただ、その後のは、「らー」のようで、「*あー、ららら、ららら~」のように聞えます。あ、でも曲の最後アウトロのコーラスは確かに「ななな、なーなーなーなーなー」に聞えますね。

Bを聴くとコーラスも(SEですが)、「ららら、らーらーらー、ららら」に聞こえ、SU-METALも「らー」と開放音を放っています。「なー」だとやや音が内に籠りますものね。それじゃない、という気が強くします。それにしても、Bは、Aに比べて、音の立体感が圧倒的です。ぜんぜん違う。生きている、まさにライヴ、です。

Cです。Bに比べて、ベース、ドラムスの音圧が増しています。いやあ、かっこいい!冒頭のSU-METALのビームは「らー」とも「なー」とも聞こえます。ひょっとしたらサビの「FLY~」を冒頭で発しているのかもしれません。ぶ厚いサウンドで、音の塊がズンズン来ます。

Dになりました。イントロのSEから、外国人の話声や歓声が散りばめられ、海外でのライヴの雰囲気が濃厚です。SEが、いかにもSEという感じです。そして、そこに、キター!!!SU-METALのナマ声の「らー」!!!そうか、BCに比べても、単純にSU-METALの声が歌が凄み(美しさの強さ・高み)が増しているのですね。それに、やや荒っぽい西神バンドの演奏が絡み、そのコントラストもあって、よりSU-METALの歌唱の神々しさが増す、という構造になっています。

ここまで、やっぱり冒頭のSU-METALは「らー」である可能性の方が高いです。

スタジオ盤だけならば、確かに「なー」とも聞こえますが、そもそもギターの音と一体化してしまっているので、「*あー」であることはわかりますが(それでいいのですが)、「あー」なのか「らー」なのか「なー」なのか「はー」なのかはたまた「ふらーい」なのか、判然としません。

しかし、ライヴ盤のB(これは結構微妙ですが)やD(これは、「らー」で決まり、という風に僕には聞こえます)をきちんと聴くと、少なくともニコ動にあったような「らー」じゃなくて「なー」だからw、というコメントが(ひょっとしてそうなのかもしれませんが)、かなり強引な断言だということがわかります。

少なくとも、公式には発表されていない以上、「らー」と聞こえる人には「らー」でOKというレベルですよね。「w」をつけてくさされることは全くない、と思いますが。

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 


LIVE AT THE FORUM 到着!この<音像>は、ブルータルだ!!!

2020-05-12 14:48:28 | babymetal

朝9時過ぎに到着した、『LIVE AT THE FORUM』。

昼間は自宅で仕事をしなければならないので、映像は夜のお楽しみにとっておいて、まずは、CDを聴きながら(仕事をしよう)と、聴取の準備に取り掛かかる。

まず、2枚のCDをパソコンにFLACファイルとして取り入れる。曲名等はまだWEB上のデータベースに登録されていないので、一つ一つ手で入力し、画像を取り入れる。まあ、このへんは、この4月にも『BABYMETAL AWAKENS』『LEGEND-M』で行ったことなので、もう、手慣れたもの。サクサク終了。

で、WALKMAN(WM1A)にデータを取り入れて、BCR-NWH10を介してヘッドフォンアンプ(TA-ZH1ES)に接続、ヘッドフォン(MDR-Z1R、Brise Audio UPG001HP Ref. にリケーブル済み)を装着。(BABYMETAL沼→SONY沼の結果の、ものものしい現状です。ぶ厚いド迫力の生々しいドラムス・ベースに、煌びやかで艶やかなSU-METALの澄み切ったヴォーカルが乗る、BABYMETALを聴くのに、至極の贅沢な環境を堪能しています。定番のキンバ―ケーブルをしばらく使用していたのですが、Brise Audioから借り出して試聴した上で購入したケーブルUPG001HP Ref. は、「しっかり・むっちり」感が段違い、よりいっそう官能的です。値段も物凄いのですが、唯一の贅沢BABYMTALへの投資ということで、一生モノだぞと自分に言い聞かせ、この春、思い切って購入しました。)

ごついヘッドフォンを頭に装着し、仕事の書類と筆記用具を広げ、コーヒーをマグカップに注ぎ、スタート。

わお。なんじゃ、こりゃ!! すげえ!!! 新鮮!!!

BABYMETALーUS>とでも称したくなる、今までの神バンド版とは異なる、新たな音像!!

正直、『BABYMETAL AWAKENS』『LEGEND-M』は、ライヴCDとしては、それほど新鮮ではなかった(もちろん悪いはずはないのだが、ただ単に、ブルーレイの音だけを抽出しただけ、に感じて、熱中するまではいかなかった)のだが、この『LIVE AT THE FORUM』は、凄い!!!

特に特に印象に残った点を、4つだけ。

・Elevator Girl は、歌詞が英語版だということも相まって、イントロのピアノのSEからして斬新。僕にとって、どちらかと言うと、苦手な(好き、の度合いが薄い)楽曲だったのだが、これはよい!

Starlight は、今までの音源ではベスト、ではないか?(時間があれば、聴き比べしてみようか)歌い出しのSU-METALの「らー」声の突き抜け具合は、やはり、神の領域だ。大袈裟ではなく、わかっているのに、今日もまた涙が出て来た。

・ Road of Resistanceの冒頭も、ギターはキメの音を少し外しているような気もするけれども、それも含めて、とんでもない疾走感・爆撃感。うっすらと狂気を感じる。大サビの後のSU-METALの「FORUM~!」のシャウトも、感涙もの!

・ そして、ラストのArkadia 。ライヴ音源は、3つ目で、まだきちんと聴き比べはできていないけれど、疾走感・楽曲の筋肉の躍動は、聴いているこちらの身体を熱くさせる。SU-METALの歌声と、楽器隊と、SEのストリングスとの、分離による空間の広がりを感じさせる<音像>は、この神々しい楽曲のベスト・パフォーマンスに(今後も)なるのではないか。

☆ そして、全体を貫くのが、やはり最新が最高だった、SU-METALの歌声!!多少の手直しはもちろんなされているのだろうけれども、やはり、凄い。(BABYMETALを聴いて、SU-METALの歌声を褒めるとは、何とも藝のないことだが、仕方がない。凄いものは凄いとしかいいようがない。)のびやかで澄み切った、それでいて、しなやかな力強さに満ちた美声は、これまでの<音像>の中でもベスト、だろう。

それに、爆撃王を思わせるドラムス!!を軸にした、かなりブルータルな神バンドの演奏が絡み合うことで、これまでのBABYMETALの音盤とは違う斬新な<音像>になっている。

我がWALKMANに入っている、ライヴ音源を、改めて並べてみると、

01 LIVE AT BUDOKAN~RED NIGHT

02 LIVE AT BUDOKAN~BLACK NIGHT

03 LIVE IN LONDON ~JULY 7TH at the Forum

04 LIVE IN LONDON ~NOVENBER 8TH at O2 Brixton

05 LEGEND"2015" NEW YEAR FOX FESTIVAL

(DVDからリッピングしたMETROCKの音源もWALKMAN に入ってはいる)

06 LIVE AT WEMBLEY 

07 LIVE AT TOKYO DOME ~RED NIGHT

08 LIVE AT TOKYO DOME ~BLACK NIGHT

(DVDからリッピングした5大キツネ祭りin JAPANの音源もWALKMAN に入ってはいる)

09 LEGEND-S 

10 BABYMETAL AWAKENS-THE SUN ALSO RISES

11 LEGEND-M

12 LIVE AT THE FORUM

爆撃感、という意味では、これまでの04を超えて、この『LIVE AT THE FORUM』がトップに来るのではないか?Da Da DanceもKagerouも、今のところ唯一のライヴ音源だけれど、このグルーヴ感には文句の付けようがない。

ただし、まだ10も11も聴き込んではいないので、例えば、StarlightやArkadiaの聴き比べなどもやってみたい、とは思う。

あ、当然、まともに仕事はできていません。これからです。まあ、ずっと在宅なので、時間はあるから、よしとしましょう。

興奮して、久々のブログ更新になった。

できれば、またこつこつ書いてアップしていきたい、と思っています。