よくぞ生きて帰って来ることができたものぞ
今年の猛暑は、上高地も同じで少し歩けば汗ばむような気温だった。
それは上高地から14キロ奥まった槍沢ロッヂにも及び、これまでならユニクロダウンが必要な槍沢でも半袖で快適なほどだったが、槍沢を早朝たち、いざ槍ケ岳へ向かわんとすると、むくむくと濃霧が湧き視界はゼロへ。
頂上直下の槍ヶ岳山荘へ着く頃には、吹き飛ばされそうな強風と、冷たい雨で、寒い。
だが、槍ケ岳頂上直下が真夏でも寒いのは当然のことで、問題はそれだけではない。
槍ケ岳山荘のテラスより
命からがら、という体験は別のところにあった。
だが、それを救ってくれたのは、やはり ほったんだったね ほったん
ウエストポーチで私達を守りながら、楽々登山と楽旅をする ほったんブラザーズ
そんな旅の話が、はじまるよ