つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

めざましライブに間に合った!2013/10/8小田和正その日が来るまで沖縄市民会館ライブレポその3

2013-10-26 21:00:29 | 小田さん全国イベントレポ


沖縄市民会館前。青空とシーサー。

小田和正「その日が来るまで」沖縄市民会館日記その1・1~6曲目→
その2・7曲目~12曲目、ご当地紀行→

ご当地終わり、後半から。めざましライブになんとか間に合った…!
   
   
   
・・・


※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶に基づくもので、実際とは異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。


ご当地紀行が終わり、小田さんたちがステージに戻ってきました。

後半の一曲目、これもライブで初めて聴く…というより、フルコーラス聴くのが初かも。

JRA「エマズウィッシュ物語」の曲でした!
(モニターに『かなた』とタイトルが出ていたそうです。)

またしてもびっくり茫然…( ° 口 °
CMでは120秒が最長だったと思いますが、それより長かったはず(役立たずレポ)

いや違う、長さとかでなく!

迫力が、凄かった!!
歌も、バンドも。圧倒されました。サビとか、ほんっと凄かったです。

僕らを越えて 別れを越えて
悲しみを越えて 心越えて
命を越えて 時さえ越えて
永遠に 続いていくだろう


「命」がテーマの曲なんですね。ずっと先の未来へと繰り返し続いていく命。
そっか…だから『かなた』なんだ。そうかな?
ああ叶うことならもう一度、フルコーラスで聴きたい。聴きたい。


あやうく自分がどっか彼方に連れてかれるとこでしたが ~
我に返って次の曲。

『グッバイ』

その時の私のライブメモ:金原さんタンバリン裏!!

よっぽど驚いたらしい(笑)
金原さんが、木下さんのタンバリンを打ってらっしゃいました。(いやタンバリンが木下さんの私物というわけではなく、ツアーにおけるパーカッション系担当木下さん的な)
沖縄の『グッバイ』気持ち良く乗れました♪


そして灼熱の、怒涛の三曲がこれだーー!!

『やさしい雨』『ラブ・ストーリーは突然に』『キラキラ』
無敵!( ゜∀゜)o彡゜


『やさしい雨』

巷では「ラブソングの帝王」と呼ばれることもある小田さんですが
私にとって小田さんは「イントロの帝王」でございます。
その帝王イントロを封印し、いきなり力強いユニゾンで始まる『やさしい雨』
初聴きの時は「やられたー!」って思いましたよね~カッコ良すぎる!
ライブでは、ファーイーストクラブバンドのコーラスで聴けるのもすごく好き!
たまに誰かがフライングするのも好き(笑)
私の中では「FAR EAST CLUB BAND SONG」に続く、ファーイーストクラブバンド、ばんざい!*\(^o^)/*な曲(ややこし)

「君の心の中に」「やさしい雨が降るように」
雨の情景と、心象風景とが、頭のなかにぱあっと広がる。
この曲で、「雨」という言葉の持つイメージが、以前とは少し違う、愛おしいものに変わりました。


そして、イントロの帝王、キター!!

『ラブ・ストーリーは突然に』

フルコーラス、小田さんが全部(笑)歌ってくれました。
長らくこの曲は客席突入ソングで、すごく盛り上がるし楽しいけれど
たまにはじっくり、小田さんの歌で聴きたくもあり…
だってすごく詞が素敵じゃないですか~「君のためにつばさになる 君を守りつづける…」
きゅわわわーん……改めていい曲だなあ、としみじみ…(´;ω;`)


『キラキラ』

「キラキラ」のイントロは~、天才だな!!
これきこえた瞬間、何もかもすっ飛ぶわ~~!!脳内ミラーボール、超高速回転!!
そして小田さんは客席へ突入(笑)
左側の客席の通路を上がり、さらに上へ。
中央の通路を横切り、右方向へ。
途中、男の人に歌わせるのも忘れない(笑)そして男性、グッジョブ(笑)
そして右側の通路へ。場内総立ち、大盛り上がりです!

小田さんのコンサートがすごいのは、
ホールもアリーナもドームも同じ、変わらないところ。
どんな会場でも、すっごい感動するし、盛り上がるし、楽しいし、
どの席でも、少しでも近づこうとしてくれる気持ちが伝わるから、
すぐ近くに、小田さんを感じることができる。

で、「キラキラ」アウトロも~、天才だな!!
小田さんが、花道を全力疾走したり、懲りずに(笑)自転車で激走したり、野外フェスでスタッフ置き去りにして駆け抜けてく姿が、ありありと浮かんでくる。
CDだとアウトロ短くて物足りないくらい(笑)


怒涛の三曲が終わって…燃え尽きたよね…と、思っていたら。

本当の意味での、燃え尽きが待っていた。

小田さんがステージに戻り、静けさを取り戻そうとしたホールに、
ありえないイントロが、私の耳に飛び込んできた。

こ、こ…これは… !!

イントロが進むに連れ、身体の内側から、言いようのない感情の震えが湧き上がる。
震えは徐々に大きくなってゆき…
間違いない、あの曲だ、と確信に変わった瞬間、

頭が、まっ白になった。(本日6度目くらい?)

歌が、始まった。


どうしても今 君に伝えたい
今でも君を 誇りにしてること



うう…うわあああああああーーーーー!!

心の中で絶叫していた。いや実際に絶叫したかもしれん。


風君!

風と君!!

『風と君を待つだけ』!!!!



びっくりするぐらい速く、涙がボロボロと溢れてこぼれ落ちた。
体中の水分がぜんぶ涙になったんじゃないかというくらいに。

この曲…ずっと生では歌われてなかった気がする…
自分がライブで聴くのは、91~92年ツアー以来だろうか。
この20年、CDと自分の小田カラだけ(大好きだから毎回歌う。そして毎回歌いながら泣く)

初めてこの曲を聴いたのは、1991年12月"sometime somewhere"大宮ソニックシティだったと思う。
まだアルバム発売前で、コンサートの半分近くが初めて聴く曲という、期待と驚きと感激が一体になった体験だった。

その日「風と君を待つだけ」の演奏が始まった瞬間から、これは凄い曲なのでは…と思った、
この曲は、全身全霊をかけて聴かねばならないと思った、
ホールの片隅で、自分と、小田さんとバンドだけが、対峙しているような気持ちになった。
曲が終わった瞬間、感動のあまり気持ちが抑えきれず、
立ち上がってひたすら拍手をしながら叫んでいた(ひとりスタオベ状態)

その時の、えもいわれぬ気持ちがよみがえってきた。
自分と、小田さんとバンドとだけが、対峙してる感覚、
ただ、この曲だけがある空間。

誇りを捨てないて 諦めないで ひとりにならないで
僕らは信じている 君が手を高く上げて
肩を並べて いつかまた 走り始めることを


号泣。。(つか、もはや嗚咽。)

ステージ袖にスタッフコーラス隊がいる、みんな声を合わせて歌っている。

ひとりにならないでもう一度夢を見せて
今船は真白にかゞやく帆を高く上げて
あとはたゞ強い風と 君を待つだけ


今この時に歌われるために、この曲が生まれたのかもしれない、
ずっと、歌われるべき時を、待っていたのかもしれない。

泣きすぎて胸が苦しい。。
しまいにはえづくわたくし(笑)

小田さんの楽曲の法則のとおり
若かりし時に聴き、さらに齢を重ねてから聴いた「風と君を待つだけ」は
ずっしりと重く深く、心に響きました。

燃えた…燃え尽きたよ…まっ白にな…  ( ꒪⌓꒪)


で、ここからふっつりと、記憶が途絶えております。
どんだけ風君で燃え尽き力果てたのか。

お友達から教えてもらったセトリは

『東京の空』
(途中、沖縄の空の映像で、冒頭のシーサーの映像もあったそうです←記憶なし)

『その日が来るまで』

そして本編最後はこの曲。『ダイジョウブ』


…ダイジョウブ、つか、大丈夫かわたし。みたいなエンディング。
去っていく小田さんたちに向けて手を振るのがやっと。
腰が抜けてました…

久しぶりの小田さんのフルライブ、その破壊力たるや…なんと恐ろしい。
小田さんライブ、心底、恐ろしいわ!!


・・・


アンコール、ありました。ここから記憶が戻ってる!

「(年をとってきて)どんどん意固地になり、どんどん素直になっていきます。」

「オフコースが4人になり、ちょっとずつみんなの心が離れていって…
できるだけ心合わせてやっていこうと…
ちょっとずつ心が離れ、ちょっとずつ離れていったお客さん(笑)」
といったMCのあと

『もっと近くに』

うん…あの頃も、アルバムのインタビューでそう言ってた、
バンドとしてこれからどうしていくのか、もがき苦しむオフコース。
でも、あの頃、残されたファンも一緒にもがき苦しんでたんだよ。
小田さんがアメリカ行っちゃって、いつ帰るかもはっきりしなくて
やっと帰ってきてくれて、また4人が集結して、
不安やもやもやを一気に吹き飛ばして、未来へと突破していくような、そんな楽曲を待っていた。
あの曲の持つ刹那的な疾走感は、あの時の4人にしか作れなかった。
だから「as close as possible」は今でも特別な曲。

all,all the way to you.

なぜ今、小田さんがこの曲をアンコールに選んだのか、きいてみたい。
もっと君の近くに…という意味なのかな。
ああまだ私は骨の髄までオフコースファンなのだな。。

アンコール2曲目は

『hello hello』

2010年に完成してたとは思えないよ…

小田さんたちがステージを後に。ちょ、この曲で終わりなのは切なすぎる~


・・・


2回めのアンコール、登場です!*\(^o^)/*
沖縄でレコーディングし、沖縄でPVを撮影した、
もう沖縄のご当地ソングと言ってもいい

『こころ』

アンコール最後の曲は

『YES-YES-YES』

ホールがひとつになり、大合唱でした。

これで終わり…
ステージもホールも狭いから、小田さんたち、すぐにいなくなってしまう…(ドーム花道体質)
一生懸命、バンドメンバー、小田さんに、手を振りました。

最後、客席に向かって、小田さんが、にこっと。

にこっと… にこっと…(エンドレス反すう)


エンディングの映像が流れて…最後のメッセージは小田さんの文字で

「また会おうぜ!!」



うおおおおお、小田さん!!また会おうぜ!!


今度は全国ツアーで!!!!


コンサート終了後、沖縄料理の店に行き
オリオンビールにつぐオリオンビール、ライブの感動を語ってはオリオンビール、
風君を歌ってはオリオンビール…泣きながらオリオンビール…


翌日おきたら、乗るはずだった帰りの飛行機が、すでに飛んでいた。~



・・・



【2013年10月8日(火)小田和正「その日が来るまで」沖縄市民会館初日セットリスト】

たしかなこと
僕等の時代
眠れぬ夜
愛の唄
Yes-No(LBバージョン)
言葉にできない
倖せなんて
ワインの匂い
老人のつぶやき
さよなら
愛を止めないで
やさしい風が吹いたら

ご当地紀行(沖縄総集編)

かなた
グッバイ
やさしい雨
ラブ・ストーリーは突然に
キラキラ
風と君を待つだけ
東京の空
その日が来るまで
ダイジョウブ

(アンコール1)
もっと近くに
hello hello

(アンコール2)
こころ
YES-YES-YES


作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おまつ)
2013-10-26 21:42:25
小田さんのコンサートのすごさを、
思い出しながら、何度も身体に感じながら、
驚きの選曲を一曲一曲、今ここで想像して、胸ふくらませています。楽しんでいます。
楽しみながらも、泣いてちまった。
『かなた』
『風と君を待つだけ』
・・・
いつかステージでまた、小田さんの歌を聴きたい。
つうさん、
ありがとう!
超多忙な中、時間を削って 身を削って 届けてくれたんじゃないかとさえ思う胸いっぱいのレポ。

今夜は、一分でも長く休んでね。
明日はめざましライブね? 楽しんで♪


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Unknown (じゃす)
2013-10-26 21:58:24
いつもありがとうございます!
つうさんのレポを読んでいると、一緒にその場にいるかのごとく臨場感ありありで涙が出てきちゃいます( ; ; )
風君でやられちゃいましたね~。
わかります。ウルウル。
そして『また会おうぜ!』のメッセージ、嬉しいね~( ; ; )
いい子にして待ってなくちゃ♪
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Unknown (ごぱん)
2013-10-26 23:22:34
やっと最後まで読めました(´ω`)
つうさん 渾身のパワーで伝えてくれてありがとうございます。

20年ちょっと前、市民会館の二階席にいたときの服は覚えているのに、「風君」の印象も全体像も、はてしなくかなた(笑)
そういうツアーだったので緊張して、かつワクワクしすぎてたんだなあ・・
久しぶりにそんなことを思い出しました(^^)

現在の楽しいことも、まだライブで聴いてない新しい歌も
過去の色々なことも なんべん聴いたかわからない歌も

一つになって、ああ良かったなあ幸せだなあという温かい気持ちになります・・つうさんのレポを頷きながら読んでいると(^^)

今度会えるなら、カラオケボックス予約するから
風君コーラスパート込みで・・と思いました(`Д´)キリッ
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Unknown (ペコ)
2013-10-27 01:34:19
つうさんのレポ{メモ}と 沖縄の小田さん{ラブラブ}
 
ひさしぶりの感激だす・・・{涙}ありがとうございました。

小田さんの姿も つうさんのメモする姿も思い出してウルウル{涙}

そして、セットリストを見て ウルウル{涙}
 
早く小田さんにも つうさんにも お逢いしたいです。
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Unknown (わた)
2013-10-27 21:07:08
めざましライブで、小田さんはアリーナ席に突入してマイクを向けていました。最後に小田さんの曲を全員で歌う時に、目の前の近い距離でmiwaさんと小田さんが二人で一緒に歌っている姿が微笑ましかったですね。
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Unknown (めめ)
2013-10-27 21:41:58
ありがとうございます。元気な小田さんの姿が目に浮かぶようで…嬉しく思います。そこに行けるつうさんが羨ましくも…
かなた 聞けたのですか!?聞きたいですねいつか聞ける日が来るのでしょうか
縁あってアリスのコンサートに行って来ました。キンちゃんは(あえて)とても暖かな春風のような人のようです。小田さんの全国コンサート行われるといいですね。つうさん、お疲れがでませんように
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Unknown (Yuka)
2013-10-28 22:54:13
こんなセトリはずるい!
どんなトラブルがあったとしても(笑)、報われますなぁ。
めざましライブで「言葉にできない」を聴いて、余計沖縄を聴きたかったと思っちまいました。
ツアー祈願いたします!
身体をはったレポ、いつもサンキュ{ラブラブ}
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Unknown (みよこ)
2013-10-30 22:47:38
いつも楽しく拝見しております。
ありがとうございます。
「かなた」ですが、東京競馬場で音声テストととして、フルバージョンで流れております。
一般の方は聞くことができませんが、歌詞です。
聞き間違いがあるかもしれませんが、喜んでいただければ・・・

「かなた」

あふれる愛に 見守られて 望まれて
今こうして この場所 時を選んで生まれてきたこの命は
まるで屈託のない その笑顔で 
きらめく朝の 光のように 
回りの全てのことを 幸せで包んでいく
なくしてきた小さな勇気や 忘れていた優しさや
生きてゆく その訳さえも この命は伝えようとしている
そしてあの日と 同じ場所に立ち 見守るように 君は待っている
時が新しい命をまた 運んでくるんだ
真実と呼べるものは 何一つとして
ここで今つかめないとしても
つながる命は明日を ずっと見届けていくんだ
僕らを越えて うかれを越えて 悲しみを越えて 
心越えて 命も越えて 時さえ越えて
永遠に続いてゆくんだろう
だから ここで 今と 君を 
守っていく 守っていく 僕らが この手で
なくしてきた小さな勇気や
忘れていたやさしさや 生きていくその訳さえも
この命は 伝えようとしている
僕らを越えて うかれを越えて 悲しみを越えて 
心越えて 命を越えて 時さえ越えて
永遠に続いてゆくんだろう
返信する
Unknown (さくらん坊)
2013-11-01 12:16:43
つうさん
ご無沙汰しています。
私が参加できなかったライブ、イベントに、大抵つうさんが参加されていて、尚且つ、そのレポートをアップして下さるので、いつも感謝しながら拝見させて頂いております。
今回は、つうさんのレポを拝見しての私の感想は置いておいて、テレビの情報を。
毎週日曜日に日本テレビ系列でオンエアされている「LIVE MONSTER」の次回(11/3)のゲストはくるりですが、前回の予告の時に小田さんに(番組スタッフが?)取材したと言っていました。
是非チェックしてみて下さい。
私は、めざましライブ直前に風邪でダウンしてしまいました。
つうさんも身体には気を付けて、年末のイベントを体調万全で迎えて下さい。
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Unknown (つう)
2013-11-10 11:32:36
>おまつさん

ずっと、いつも、ありがとうございます。{ごめんなさい}
ブログにレポ書く体力がなくなっても、レポメールは送りつけますから!{メール}(迷惑メール)

小田さんのコンサートはどうしてこんなに特別なんだろう。
30年近く通い続けても答えは見つからず
行けども行けども出口のない、迷宮のようです。。{キラ}

めざましライブがいつの間にか終わり、今日はゴールデンサークルです。
どんなライブになるのか楽しみです。
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