つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

プレスvol.231が届きました!!

2009-12-31 16:05:06 | 小田さん


PRESS 231号、クリ約出演者の特集です!!

いまだ「クリスマスの約束2009」の感動さめやらぬ年末…
あたふたの大晦日、プレス231号が届きました~!!ヽ(´ ∇ `)ノ
 
 
「クリスマスの約束2009」出演者全員のコメントが、
5ページ半に渡って掲載されとります!!やったー!!

年の瀬で時間がないっつーのに
アーティストたちの言葉に、ほんっとーに大変だったのね(笑)と、うなずきながら熟読
そいで、またクリ約が観たくなって、いろいろそっちのけで再生
観るたびに発見があって、またまた感動です~

どうしよう、クリ約のリピートボタンを押す手が止まらない
年賀状はー!買い物はー!おせちはー!荷造りはー!
コメントのお返事はーーー!!

今年もお世話になりました。ありがとうございました。
2010年もよろしくお願いしま~す
みなさま、良いお年を!

クリスマスの約束2009・幕張メッセ収録レポその5 (ラスト)

2009-12-29 19:30:53 | クリスマスの約束
譜面13枚に及んだメドレー、当初のタイトルは「大メドレー」でした(まんま)
小田さん「TBSもこれでいい、ってゆってる♪」
しかし、要さんがそれを許さず(笑)
決起集会で、正式タイトルは『22'50"』と発表されました。

クリスマスの約束2009、幕張メッセ収録観覧レポその5。
序(笑)→
その1→  その2→  その3→  その4→

以下ネタバレです。
会場での録音、録画は一切していないので、実際の内容と同じではありません。
 
 


『22'50"』が終わって…

ここで再びセット替えです。
ステージ前方の段、より客席に近い所に、全員が並びました。


「みんなどうもありがとう。(ささやくように)

スポーツの団体戦を戦うように、みんなで、歌い倒す。
いつかそんなことができないか、音楽が大好きなみんなが集まれば、きっとできるはず。
と、ずっと考えていました。

そして、今日、それを実現することができました。
こうして集まってくれたアーティスト、バンド、そしてストリングスのみなさんのおかげです。
練習の時はうまく伝えることができませんでしたけど、心から、感謝しています。どうもありがとう。

さて、わがままついでに、さっき要が言ってくれたように、もう一曲…しかも、僕の曲を、当初の思いどおり、ユニゾン、すなわち斉唱で、思い切り、歌い倒します。
そして、この曲で、今年のクリスマスの約束はおしまいです。どうもありがとう」



『たしかなこと』


小田さんが望んでいたとおりの、斉唱で。

「たしかなこと」をユニゾンで歌っているアーティスト一人ひとりの
晴れやかで、無垢な表情を見ていたら…

あの、22分50秒を乗り越え、歌いきったからこそ、
このユニゾンが、こんなにもまっすぐに心を打つのかもしれないな…と、思いました。

このとき、歌っている彼らと、聴いている私たち、
同じ気持ちを共有してた。


忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ



今、彼らの斉唱を、繰り返し聴いています。
その風に吹かれるごとに、
心の内がすーっと、浄化されていくような、清冽な気持ちになります。

力強く、まっすぐな歌声。
音楽には、もっと力があるんだと、
この先にはもっと、世界が広がってるんだよ、と、
小田さんが言っているような気がしました。





「たしかなこと」が終わっても…
拍手はまだまだ、つきることなく続いています。。


すると、ステージに、動きがありました!!

「…もう一回?」

え…?ざわざわ…


「もう一回、22分50秒、やります!」

わああああーーーーーー!!!!ヽ(´ ∇ `)ノ


熱狂する観客、もう手がつけられません!
まもなく午後11時になろうとしていたと思います。
ここからもう一度、22分50秒つづく大メドレー…
この時点で、帰れなくなった人たち、決定(笑)

セッティングのためしばし休憩。アーティストのみなさんは、そのままステージ上で待ちます。
やがて、準備が整いました。


『22'50"』、2回目のスタートです!!


客席は、始まる前から全員が総立ち。
一回目の、息をのむような緊張感からすっかり解放され、
感情のおもむくままにさらに熱く、激しく、
手拍子をし、跳ね、大声で歌っています。
もう何がなんだか~!(笑)

全力で一度歌い終えた後の、二度目の22分50秒。
一回目のさらに上を行く、溢れるパワーと情感で歌いきった、アーティストのみんなに拍手!

そして、22分50秒×2回、プラス前後のトーク中もアンコール中もずっと立ちどおしで、拍手と手拍子を送っていた、
自ら含め決して若いとは言えない(笑)観覧の皆さんにもはくしゅ…
みんな、常軌を逸した、興奮状態だったんだなあ…


と、突然、小委員会メンバーから、小田さんに手渡されたのは…

花束と、寄せ書きの色紙と、フォトアルバム。


小田さん、とうとう、涙腺決壊です…

ドームラストの胴上げの時のように、
台湾ツアーのアンコールの時のように、

両手で顔を覆って、小田さんが泣いてる…


小田さーーーーん!!(涙)


小田さんの涙に、よりいっそう大きくなる拍手。
他のアーティストたちも、目を真っ赤にしています…


拍手のほかに、小田さんを…彼らを称えるすべがあるのなら、
どうか教えてほしい。
その涙に、どうしたらこたえることができるんだろう。。


…と、気づいたら、歌が始まっていた。


『たしかなこと』


ステージの上と、観客と。
完全に、心がひとつになって、
一緒に、歌いました。


雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で
哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ

時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた 君のために 今何ができるか

忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ



大橋さんが、竹善さんが、
目に涙を浮かべながら、歌っています。
真夏の7月にスタートして、この日を迎えるまでに
どれほどの苦労があったのか…

これまで慣れ親しんできたはずの音楽というものに、
もう一度、新たに出会った夜。
またひとつ、新しい扉があいたような…夢のような出来事を、
現実の体験として、差し出してくれた。


君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ
それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ



小田さんに、
私達の、この…同じように言葉にならない気持ちが、
ほんの少しでも届くように。

涙をこらえ、じっと聴いている小田さん。

目を潤ませ、笑顔で歌う33人のアーティストたち
我らがファーイーストクラブバンド、演奏チーム
今年還暦を迎えた照明の松本さん、スタッフの人たち
きっと袖で男泣きしてるであろう副社長
どこかでカメラを回してるはずの船越さん
この場にかかわった、すべての人たちへ。

アーティストと観客3000人とのユニゾン、大・斉唱。
みんな、声の限りに、歌いました。
大きな、大きな歌声…





「ほんとにどうもありがとう。
また、みんなに会える日を楽しみにしています。
どうもありがとう!」


花束をかかえて、目を赤くした小田さんが、
手を振りながらステージを後にします。

しかし、もちろんすんなりとは帰しません。
アーティストもみんな一緒になって、アンコール!アンコール!

小田さん、再度登場です!!
うわああああああ(意味不明な叫び)
もうこのまま、朝までいっちゃうよ~!!


「本当にみんな、帰れなくなるから…」と、

最後の最後に、全員で歌ってくれたのは、


『この日のこと』


こんなに woo 見なれた この街さえ 違ってみえる
この空の青さが 心の中 つきぬける

愛も 夢も やさしさも 流されるから
せめてこの歌だけは ただ消えてゆかないように

想いは いつかきっと 届いてくれるんだね
決して忘れない かわした言葉を その笑顔を
今日という この日のことを

まるで僕らは 広い海に浮かんだ 小さな船のようだね

やがて 離れても その時きっと 振り返るだろう
今日という この日のことを

今日という この日のことを

 


「どうもありがとう!

また会おうぜ!!」







会場がぱっと明るくなって、我に返ると…
すでに11時半をまわっていました。
このまま、ずっと余韻に浸っていたい気持ちで、
小田さんたちがいたステージの上を、眺めていた。

この日、「クリスマスの約束」で、何が起こったのか。
収録直後は、うまく言葉にすることができなかった。
放送を見終えた今でも、何かをうまく言えるわけではないけれど…

ただ「この日のこと」の、歌詞そのままな気持ち。


決して忘れない かわした言葉を その笑顔を
今日という この日のことを。






「アーティストのみんなへ

もう、お願いや変更のメールではありません。今スタジオに入って、放送に向けた収録の最終ミックスをしているところです。
なんだか、もうずいぶん前のことのように感じます。懸命に歌っているひとりひとりの声、あの時は気がつかなかった、みんなの本当に楽しそうな表情。新たな感動に襲われ、当日、そしてそれまでのいろいろな思いがよみがえってきます。

本当は、ステージ上でもっともっとみんなに感謝を言葉にして伝えようと考えていたのですが、すべてが終わってからにしよう、きっとその方がいいと思い直しました。今回の企画は、みんなに大きなリスクを負わせることになるものでした。にもかかわらず、快く参加してくれたみんなの優しさには、ただただ感謝するばかりでした。でも忙しい中、リハに来て、さらに予習に復習に、ずいぶん時間をとられてしまっているわけで、こんなことやってもらって本当に良かったんだろうかと、申し訳なく思う毎日でした。きっと、こんな面倒なことを引き受けるんじゃなかったと思ってるんだろう、とみんなの表情を見ていましたが、「難しいー!」と言いながらも楽しそうに取り組んでくれているのを見て、大丈夫かも。と、少しだけほっとしたりしていました。
僕らの演奏は、予想していた遙か先へと着地しました。もしかしたら、まだ着地していないのかもしれません。観客の拍手は、まだ今も続いているような気がするのです。あんなことが、起こるんですね。今、あの日のことは、奇跡に近いことだったのかもしれないと思っています。音楽にはまだ、隠されていることがたくさんあるのかもしれません。今年のクリスマスの約束は、間違いなく、僕の望んでいたとおり、アーティストみんなで作った『クリスマスの約束2009』になりました。すごい、22分50秒でした。

また会える日まで。小田より」




2009年12月25日放送「クリスマスの約束2009」より引用
「たしかなこと」「この日のこと」作詞・作曲 / 小田和正より歌詞引用

クリスマスの約束2009・幕張メッセ収録レポその4

2009-12-28 02:05:45 | クリスマスの約束
12月25日放送「小田和正音楽特番・クリスマスの約束2009」
幕張メッセでの収録観覧レポ、その4です。

レポその1→    その2→    その3→ 

以下ネタバレです。
会場での録音録画などは一切しておりませんので、実際の内容と同じではありません。

誤字を訂正しました~
くすのきいっぱいさん、ありがとうございました
 
 



『22'50''』。


「これは、僕が、一生の中で聞く、

一番長い、拍手だったと思います。

どうもありがとう!」



小田さんはそう言ってましたが、
私も、今までの人生でいちばん長い、拍手をしたように思います。

22分50秒を、みごと歌い切り、魅せきった…
抱き合い、ハイタッチをしている、アーティストたちへ向けて。

言いようのない感情につき動かされて、
ひたすら、拍手を送り続けてた。

熱狂、という言葉では言い足りない。
今まさに体感した出来事に…何がなんだかわからない…
わからないけど、すごかった!
体の中から沸き上がってくる思いがあふれて押さえきれない!

気づかないうちに、誰も彼も目が潤んでいて、
気分は最高で、楽しくて嬉しくってしかたないのに、
なぜか、涙がぼろぼろと、こぼれ落ちてきて。。

小田さんがマイクで何か言うたびに、拍手が大きくなって、後の言葉が続きません。
まだまだ拍手を送りたい…拍手させてくれ!みたいな

そんな拍手、長くて、熱い、拍手でした。





「みんながよってたかって僕のことをいじめましたが…(笑)
やってよかったと本当に思います!」

「いろいろ言葉にして語りたいんですけど、
言葉にすると、なんか全部こぼれていっちゃうような気がするので、
ぐっと我慢して、何も言わずにおきます。」


「それでは、これだけ大勢のアーティストが来てて、みんなひとことくらい、しゃべりたいことがあるんじゃないかと…

ここからは、僕だけじゃ荷が重いので、要にも一緒に、進行してもらいたいと思います。」



ここで、全員から一言ずつ。
といっても、なかなか一言では語りつくせない様子でしたが。。

客席も同じく感無量で、身動きするのを忘れたように、
30分近い間、ずっと立ちつくしたままで、全員が話すのをきいていました。

もはやちゃんとメモができなかったので、想像で補いつつ…
全員が、「こんなことが、ホントウにできるなんて…」という感激と、
感謝の言葉を、キラキラした表情で語っていたのが、心に残っています。
(番組で流れた人のコメントは文字起こしです。





スターダストレビュー・根本要さん
「僕らも、いわゆる小田さんのおっしゃる小委員会というので、最初から小田さんに毒づいてしまいましたけど(笑)
そら無理だろう!という話から始まりました。
僕らも今歌いながら、ここ数日のリハーサルの中で、最後のきよえちゃんの声を聴くと、なんかこう…ああ、もったいない~!っていう気持ちが多くなっちゃって…
さっきも、大橋と顔見合わせながら、
『終わっちゃうぞ~』っていう話に…(笑)

僕らも、今まで味わったことのない、感動を、もらったような気がします。ホントに、小田さんありがとう。」(ぺこ)

小田さん「いやいやいや」←照れてる


スタレビ・寺田さん
「参加させてもらってしあわせです


アクアタイムズ、スタレビ岡崎さんと続き…


小田さん「つぎは、要の天敵です(笑)」
飲み会の席なんかで、やたら対決?してたらしい(笑)

中村中さん
「要さんが、好きです!(おっ?)
でも、小田さんのほうが、も~っと好きです!(爆笑)」
…要さん、ざんねーん(笑)


一青窈さん
「何年か前、小田さんが『もらい泣き』を歌ってくださったときに、よくわからない歌詞だなあ(笑)と感想をおっしゃってたのですが…
今回の『ハナミズキ』は、気に入っていただけたようで、良かったです(笑)」


平原綾香さん
「こんなに息を切らして、ジュピターを歌うのは初めてです(笑)
歌いながら跳んだのも初めて(笑)」


要さん「小田さんをいちばんいじめてました、大橋(笑)」

スキマスイッチ・大橋さん
「いやいやいや…(焦)(笑)いじめてるなんてとんでもないですよ!(笑)
ただ、小田さんが、今回のこの企画は、全員が、ちゃんと責任感を持ってやっていくんだ
と。ひとりひとりが同じ気持ちでやっていくんだ。って言うのをきいて、
僕はじゃあ自分の意見ははっきり言おう、と思って、いろいろ言ったところもありました。(笑)

でも、あの、これリハーサルもやってますけど、
この、本番で歌った、この今の歌…
この感動は、ホントに味わったことがないですし、
これから先、これを味わえることがないんじゃないかって思うぐらい…ホントに気持ちよくて、ホントに涙がでてきました。
小田さんの言ってたのは、これだったんだな…と今、すごくわかりました。

どうもありがとうございました!」


佐藤竹善さん
「みなさんのところには、小田さんからお手紙が届いたようですが、
僕のところには、『お前はスタッフのように働け』という2行のメールが来ました(爆笑)」


クリスタル・ケイさん
「小田さんの為なら、なんでもします!
(愛の告白、第2弾!ひゅーひゅー!


広瀬香美さん
「お揃いのスタッフパーカーや、クリスマスプレゼントが嬉しくて、
リハの時のご飯もおいしくて、
小田さんの愛を物で感じました!


スタレビ・林さん
「ユニゾンの難しさと、楽しさを体験できました。」


添田さん(スタレビ)
「僕のちょうど位置から…あそこらへんですかね。2階の方たちが『TRUE LOVE』のあたりから徐々に立ち上がってくのを見て…(笑)やっべえ俺、あと20曲ぐらい残ってるのに泣きそうだと…(笑)
すごい、やってて本当に感動しました。すばらしい一日でした。ありがとうございます。」


いきものがかり・山下さん
「(感動して)やばかったです。
小田部長の、部活みたいでした。」


スタレビ・柿沼さん
「うちのバンドのリハでは、こんなに歌わないです(笑)
終わった瞬間、こんなに寂しいなんて…」


小田さん「いちばん、君に厳しかったな。」
小田さんが、練習で一番厳しくしたのが、常田さんだそうで…

スキマスイッチ・常田さん
「ほかの人にも、こんなに厳しくするんですか?って聞いたら、
小田さんが『そんなことしたら、みんなにキラわれちゃう』と。
…もう十分キラわれてます!!(爆笑)」
もちろんみんな、厳しくても小田さんが大好きです!(笑)


キマグレン・イセキさん
「隣で、常田の吐息が聞こえるのが、とても良かったです(爆笑)」
ぎゃー!(笑)


いきものがかり・水野さん
「悪名高き、小委員会の水野です…(笑)
えーとー…ほんとに、できないんじゃないかな、と思って…勇気を出して『できないでしょう』って言ってたんですけれど…
言葉にできないものを、超えるとか、
想像を超えるとか。
そういうことは、こういうことなんだよ、っていうのを、小田さんに、この機会を通じて教えてもらったような気がします。
まだ若い若いと言われてるんですけど、まだいろんなことがわかんなくて、迷ったりするんですけど、今回のことですごく…光を与えてもらったような気が、しまし…たっ(語尾小さい)ありがとうございました!」(笑)


清水翔太さん
まだ二十歳だそうです!
還暦すぎた小田さん、翔太君の年齢の3倍以上ですっ!


藤井フミヤさん
「リハで、こいつ大丈夫かな?って心配されてたみたいですが…
ちゃんと覚えてきたので、だいぶ誤解がとけました(笑)

長年、小田さんが夢見ていたその夢に、参加させてもらったことは、ホントに嬉しく思います。
ミュージシャンは役者さんと違って共同作業があんまりないんで、実に身勝手が多いんですけど、
こうやって一丸となって、ひとつのものを作りあげられたっていうのは、日本の音楽業界でもなかなか、初めてなんじゃないかっていうくらい…(拍手)の瞬間を、みなさんはひょっとしたら目の当たりにしたのではないかと思います。
心配なのは、明日からの小田さんですね~


要さん「そして、僕はいちばん、この方が心配でした。ところが小田さんは、マーチンは…すっごい、ああ見えて真面目なんだよ…小田さん『ああ見えて』って何ですか(笑)」

鈴木雅之さん
「アーアー、Check one two…(笑)
こう見えて、ビジュアル的にいちばん怖がられた、鈴木雅之です(笑)
ほんとに小田さん、そしてこの、頼もしい仲間たちと『クリスマスの約束』を果たせて、感・無量でございます。どうもありがとう。」


小田さん「そして、自分の同級生のような人も、ここにいてくれるという…山本潤子さん。」

山本潤子さん
「今まで体験したことがないぐらい、すばらしいメドレーだと思いました。
小田さんの…小田くんの、アレンジ、大変だったと思うけれども、ホントに感動できました。ありがとうございました。」


松たか子さん
「小田さんありがとうございます。参加してよかったです。
こういうことをやろうと考える小田さんは、変わった人ですが、悪い人ではないと思います(爆笑)
これ以上の歌はないと思います。ありがとうございました。」

その瞬間、会場の画面では佐橋さんが松さんに投げキッス!
みんなヒューヒュー、大騒ぎです(笑)
いなぴーも、ついでに投げチューしてたような(笑)


要さん「小委員会から…すべてにおいて、ありがとう。吉岡聖恵ちゃん」

いきものがかり・聖恵ちゃん
「こんなにたくさんのアーティストのみなさんと、一緒にステージに立つ、そして一緒に、ひとつのものを作って、一緒に、ひとつのことをやり遂げるっていうのが初めてで、

今こうやってステージに立ってるみんなの汗が、おんなじ成分でできてるっていうか、おんなじ気持ちでできてるいうのが…歌ってて本当に感動してしまいました。

先生みたいな気持ちで、はいっ、はいっ!って、いろんなことを教わってたんですけど、
小田さんの…キラっと光る涙が見れて、ホントに嬉しかったです。ありがとうございました!」


要さん「あえて敬称略で…JUJU(笑)」

JUJUさん
「かれこれ学校を卒業しまして…何十年ぐらいたつと思うんですが…久しぶりに、怖い先生の授業に宿題をしていかないことがどれだけ怖いか、というのを思い出しました(笑)
でもなんか、宿題っていいなってすごく思えたし、歌をやってきてよかったと、今日ホントに…まぜていただいて思いました。ステキな一日をありがとうございました。」


夏川りみさん
要さん曰く、「ワインどっち?赤?白?」ときくと、
「両方!」と答える夏川さんだそうです(笑)


要さん「今回いちばんのムードメーカーだったんじゃないですか?AIちゃん」

AIさん
「いやーどーもすいません(笑)あの~、もうホントに今日は楽しくてぇ、ホントに今回参加できてホントに嬉しかったし、とにかく感動でぇ、泣きそおな部分がいっぱいありすぎてですねえ…(周り、ウケまくり(笑))
もうホントぬぃー、こらえていかないとっていうのが…非常に大変だったんですけど。
今日は、ホントに、みんなにパワーをもらったんで、来年一年もう…バッチリだと思います。(笑)(小田さんもウケてます)
今日はホントにありがとうございました!感動、ありがとうございます。」


アクアタイムズ・太志さん
「僕らは、練習に参加できないぶん、移動の車の中で、みんなで合唱で、5人でやってたんで…
移動の車が、明日からはこのメドレーじゃないと思うと、さみしいなと思いますけれども…
ホントにいい経験をさせてもらいました。楽しかったです。ありがとうございました。」


キマグレン・クレイさんの一言のあと、
小田さん「じゃ次、財津。」

財津和夫さん
「何も前振りなし~?!(寂しそう)(笑)

今回はこの…若者…(笑)とね、密着して…こんな密着して歌ったの久しぶり…というよりも、何十年ぶりかもしれないんですけど、
ずっと、自分のカレーしゅう大丈夫かなと思ってた(爆笑)
(小田さん、のけぞってウケてます)
もう、そればかりが心配でしたけどね~(笑)
若者と仲良くなれて、良かったです(笑)」


要さん「小田さん自身は…7月ぐらいから、いろんな形で、こういうことをしたいっていうのがあったんですけど、
全部終わってから…どんな思いですか?」


小田さん「いやその…さっきもゆったけど…
ここ、語りたくないな。
どうしても、語りたくないなっていう。(拍手)
みんなが持ち帰って…
とにかく、今日は、語りたくない。

どうも、ありがとう。」



言葉にできない思いでいっぱいの様子に、再び会場から大きな拍手。

小田さんの目には、涙が浮かんでいました。





放送を見ていて。

瞳を輝かせて、お互いの言葉をきいている、
アーティスト同士の清々しい笑顔と、

ひとりひとりの言葉を、かみしめるように、
慈しむような笑顔で、聞いている、
小田さんの表情に…


ああ、たった今、テレビの前で、すごい体験をしたんだと…
改めて、思いました。
クリスマス、音楽の奇跡が、起きた瞬間。


その5につづく!

「クリスマスの約束2009」収録レポ3

2009-12-26 19:28:15 | クリスマスの約束
2009年12月25日放送・
小田和正音楽特番「クリスマスの約束2009」より


『アーティスト諸君へ

前略、突然のことで、お許しください。お願いの手紙です。

ずっと考えていました。たくさんのアーティストが一堂に介して、一気に「歌いたいうた」を全員で歌ったらどうなんだろう。たくさんというのは具体的に言えば30人(組)を超えるくらい。そのアーティストたちが、できるだけみんなで選んだ30曲ほどを1コーラスづつ、休まず、通して歌い倒す。イベントのフィナーレのように、歌わないけどそこに立っている人もいる、ではなくみんなが精いっぱい歌っている。そしてその歌のすべてが、誰もが知っている「あの曲」である必要はない。それをTBSの「クリスマスの約束」という番組でやってみたいのです。それがどうしたんだと言われても、甚だ無責任ですが、返せるような確かな答えはありません。何かが伝わるかもなどとも言いません。でももし「それ、面白そうじゃん、付き合ってもいいよ」と膝を軽くポンと叩いて同意してくれるようなら、「どんなヤツが来るの?アイツがいるならイヤだ」と言う、まるでちょっと前のボクのような了見の狭い気持ちはこの際、思い切り捨てていただいて是非参加してください。運動会の参加賞くらいのものと、たいへんだったなぁという思い出しか用意できないと思いますが。基本的にすべての曲は、全員でユニゾン、つまり斉唱でと考えています。そしていちばん肝心なこと、収録日は11月30日を予定しつつ、ご返事、さらに忌憚のないご意見お待ちしています。
2009年 8月 小田和正 』


11/30(月)幕張メッセ・クリ約収録レポその3です。
以下ネタバレです。実際の内容と同じではありません。
レポその1→  その2→
 
 
記憶で書いたメモと、放送されたものを照らし合わせてみると、言い回しとかぜんぜん違ってて、だいだいで書いてるんだな~と実感… (=_=)
なので、だいたいで読んでいただけると幸いです
録音機器は当然、不使用です。一部放送された部分については、文字起こしをしております。




「オレ、昔、チャゲアスのライブにゲストで出たことがあって。
もうホントに、敵の中に飛び込んでいくような覚悟だったね~。
でも、出てったら意外とウケた。
なんだ、みんないい人たちじゃん~(笑)」

「オッケー?」


セッティングが終了しました。


「冬、いよいよ、今年の、クリスマスの約束です。
今年やろうとしたクリスマスの約束は、自分ひとりで準備するのはなかなか難しい。そう考えて、何人かのアーティストと、小委員会を結成しました。
結成しましたと言っても、みんな本当に忙しいのに、僕が一方的にお願いしたのです。
何度も集まってもらい、この企画が果たしてホントに実現できるか。とにかく、いっぱい話をして、メールを交換して、という日々が続きました。
夏を迎える頃、ようやく、決行しよう!ということに、なりました。
そんなわけで、この小委員会がなければ、今年のクリスマスの約束の実現は、なかったと思うのであります。

では、その小委員会の中から、この3人を呼びたいと思います。

スターダストレビューの、根本要!
スキマスイッチの、大橋くん!
いきものががりの、きよえちゃんであります!」


3人が登場、大きな拍手で迎えます!

…SMFなわけないよな
そんなん実現したら、どうしていいかわからない(笑)


3人とも、緊張のおももち…

要さん「出てくる前3人でもう手つないでどうしよう~って、ぶるぶるですよね。」

聖恵ちゃん「えいえいおー!てやりましたよね」

要さん「今日ね、せっかくこうやって呼んでいただいたし、
心すべて、ここで、置いてこうねっていう話を(小田さん:えへへ(笑))
急に3人が親戚になっちゃったよ(笑)
いいおじさんになれたよ、今日は(笑)」


小田さん「そんなに緊張した?」

要さん「したー小田さん「ああそう。」(笑)

小田さん「人が緊張してっとね、オレわりいなあ~と思うけどさ、
人が緊張してっとすごく楽しいんだよ♪(笑)」


要さん「いじわるですからね、基本的に小田和正は。」

小田さん「緊張してんだー。あっそうかあー♪みたいなね。」


小田さん「なんかこう、ゲストが出てくると、いきなりクリスマスの約束になりますねー。」(拍手)

「たまたま、きよえちゃんが20代、大橋が30代、根本が50代で、オレが60代…面白いね。

少なくとも、3人はバンドのメンバーで…
オレもバンドだったんだけど…複雑な事情で、一人になりました(笑)

バンドはどうですか?君んとこはケンカしたりするの?」


聖恵ちゃん「小競り合いはありますけど…大きいケンカは、お互いが空気を読んで…」

要さん「これですよ小田さん!

小田さん「うちだっていきなり解散したわけではないよ…
あ、やっべ(笑)



小田さん「記者とか、取材の時に、どんな色が好きですかとか、バカなこときく人いるんだよ。
君ら、この質問はキライだなーというのは?」


大橋くん「『これはどんな曲ですか?』は、好きじゃないです。
聴いてもらえてないのかな?って思う。でも、言いませんが(笑)」


小田さん「オレもその場では言わないよ、後で言う」

聖恵ちゃん「『仲いいんですか?』とか、『3人で飲みに行くんですか?』ときかれるのが…」

要さん「うちなんか、ずーっと一緒だから、ヤなのね。
だから今すごく新鮮だ!今日(スタレビ)やめてもいい!(笑)
(慌てて)いや、僕はバンドに命かけてますよ!(笑)

『どうしたら長く続けられますか?』と、きかれるけど、
簡単ですよ。やめなきゃいいんです!

どこかのラジオ局で、質問に一生懸命に答えると、
『あーそれはアルフィーも言ってました』とか『ユーミンが…』とか、必ず言うヤツがいるの!(笑)」



さて、一曲目は…

小田さん「ここのコーナー、一曲だったんですけど、
なんかあっという間に終わっちゃうから。ちょっとこれ、練習しないかい?って。おとといかい?」


要さん「はい、突然です!小田さんが、突然、コピーされたこの曲を、僕たち3人に渡しました。譜面を。
譜面に強くないんです、僕たちは。(大橋くん:そうですね…)(笑)
それを平気で『さあやろう!』って言い出しました。
3人、慌てましたね。(大橋くん:慌てましたよ~)(聖恵ちゃん:そうですね。)」(笑)


小田さん「なんとかなると」要さん「なんとかなりました!」

小田さん「じゃあ、やりましょう。」


「きよしこの夜」


4人の素晴らしいハーモニーに、大・大・拍手です!!
声がクリスマスの歌にぴったり…


大橋くん「僕、意外と高いほうが得意なんですよ(笑)ぼく、一番低いんです。♪う”~~(笑)こんな声、出したことないです!(笑)」

小田さん「楽しいだろ。(爆笑)


続いて、3人にクリスマスの思い出をたずねます。

聖恵ちゃん「クリスマスの25日に、路上ライブをしていたら、お客さんがケーキや飲み物を差し入れしてくれて、お客さんと一緒にパーティーになりました。

素敵な思い出だね、と3人。

要さん「路上ライブ、スタレビもやるんですよ。
日曜日にハンドベル持って…『北埼玉ハンドベル協会』(笑)
ハンドベルなのに、なぜか前にギターケースが置いてある(笑)
2万2千円かせいだことがあるんですよ~」


小田さん「知られてないとき?」

要さん「いや、今もですよ。いつもアルフィーと間違えられるけど(笑)
うち、王子様いないし、人数多いし!(笑)」


大橋くん「中学の時、初めて彼女ができて…
(小田さん「へへへ」「共学だったの?」)そうです。

クリスマスにデートの約束をして、6~7時間待たされたけど、結局こなかった。
ずっと待ってたけど来なくて、その日は帰った。
次の日に電話したら、『遊びに行った』と。
『そうなんだ。』『なんで怒んないの?』
一度怒ってほしくて、わざとそんなことをしたんだと。
女の人って何考えてんだろうと思いました。」


要さん「6~7時間も待たないよね。」

小田さん「まさに、これから歌う歌じゃない。
じゃあやりますか。」



オレンジのピックをくわえて…(きゃー

要さん「小田さん、いきなり始めるのやめてくださいよ!(笑)
ちゃんとこっち見て、いくよって顔してくださいよ。(笑)」


小田さん「(笑)ゆったりね。ワン、トゥー、…」

イントロを弾き始めました…

小田さん「ごめん、まちがえちゃった」要さん「ふははは(笑)」
拍手!^▽^

再びスタート…
小田さん「またまちがえちゃった~(泣)」(爆笑)

3度目を始めようとして、

要さん「ちょっと待ってください~」チューニング(笑)
小田さんもチューニングを始めます。

大橋くん「この時間、何なんですか(笑)ギター持ってない二人は、けっこうな緊張感ですよ

要さん「大橋君、つないでくださ~い(笑)」


「クリスマス・イブ」


小田さん、要さんのギターに、ストリングス、
そして美しい4人のコーラスが重なって…
素晴らしいハーモニーが、会場に満ち満ちます。
クリ約で何度も歌われてきたけれど、今までで一番、好きかも…

歌い終えた4人に、大拍手です!!
要さん、大橋さん、聖恵ちゃんの3人が、いったん退場します。




「え~、ちょっと片づけがあるんで、小休止です」

ステージの隅っこにちょこん、と腰掛けている小田さんが…
か、かばええ

客席:「小田さ~ん!」みんなぶんぶん手を振ります
と、手を振り返してくれて  きゃ~~!!
しばし、ふれあいタイム(笑)

「小田さーん!」「小田さああん!」

「小田さーん!」「踊って~!!」(笑)

と…


小田さん、まさかのムーンウォーク!!

     

ぎゃーー!!小田さああああん!!



一瞬、何が起こったのかわかんなかった(笑)

「おださーーん!!」「かわいいーーーー!!

突然の出来事に、しばし騒然とする場内(笑)


「これくらいはおどれるんですよっ(といってたような…)

でも、かわいいって言われるのは…どうなんでしょうね。
ステキって言われる方が…」



男性の声「ステキーー!!」(爆笑)




実はこの時、この「クリスマス・イブ」が、今年のクリ約の目玉だな!と思っていました。
それぐらい、4人の歌声は、感動的で素晴らしかったのです。。

この先に待っていた、出来事も知らず…


その4へつづきます。→

小田和正音楽特番「クリスマスの約束2009」幕張メッセ収録レポ2

2009-12-26 04:25:06 | クリスマスの約束
2009年11月30日(月)、幕張メッセイベントホールでの
「クリスマスの約束2009」収録レポ、その2です。

レポ1はこちら→

以下ネタバレです。録音機器は使用しておらず、実際の内容と同じではありません。
殴り書きのメモ帳と、うろ覚えの記憶を元にしておりますが、
長丁場だったのと、舞い上がっていたのとで、メモを読んでも??な所があり、今年のライブと記憶がごっちゃになってるかもしれません。。
 
 


11月30日、午後6時半ごろ入場。
幕張メッセイベントホールの中に入ったのは、初めてでした。
あまり大きくなくて、2階スタンドからもステージが近くに感じます。

正面のステージは円形のコロシアム風になっており、
それをぐるっと囲むようにオンステージシートがあります。
バンドは、アリーナ左に作られた別ステージでの演奏で、グランドピアノも置いてあります。
いつもとは違った構成に、わくわく感が高まります。

ステージ前には長いクレーンカメラが2台、アリーナ後方には3台のテレビカメラとPAが設置され、
お揃いのクリ約スタッフパーカーを着た人たちが、あちこちで収録に備えて準備中…


あっという間に7時半、開演の時間を過ぎました。
登場したのはクリ約名物Pコンビ。
(前説は、ネタバレなしレポ→にあります)
「素晴らしいエンターテイメントをお届けします!!」という阿部P氏の力強い言葉に、会場は早くも興奮気味で拍手を送ります。


手拍子の練習、ということでバンドが「What's going on」を演奏。
ノリノリです♪

時刻は午後8時、いったんバンドメンバーが下がり、
スタッフさんがグランドピアノの用意をして…
(ここで小田さんと間違えてひと騒ぎ


いよいよ、小田さんの登場です!!

おださああああん!!
ヽ(´ ∇ `)ノ



いつもより軽装なのかな?
Tシャツの上に淡いパープルグレーと白のVニット、白のスニーカー。
クリ約トレードマークのニット帽はなし。
いつも照明で暑そうだもんね^^;


わあああ…という歓声も、
小田さんがピアノの前に座ると、すっと静かになりました。

クリスマスの約束2009、
弾き語りで、スタートです!


「風のように」


久しぶりに聴く、「風のように」…
早くも感激で涙がぶわあ、と溢れます。。

97年の「THRU THE WINDOW」ツアーでこの曲を聴いたときから、
もう12年がすぎたんだなあ…

小田さんは今も、誇りある道を歩き続けてる。どんな時も。


「ぜったい間違えると思っていたんですが(笑)無事、完奏しました。

相変わらず阿部の前説は長くて、私はジリジリしてました。。

幕張は、道を挟んで大きなホールがありまして、去年、ドームリハを、向かい側のホールでやりました。

知ってる人もいると思いますが、
ドームを自転車で走るという企画がありまして。
幕張のリハで、思い切りこけました。

この、でっぱってるところをしこたま打ちまして…
ドームの長い長い花道を、這うように歩いていたという…(笑)(涙)
ちょうど一年前ですね。そこで転んで。

一年、年々早くなっていきます。。

と、ちょっと、つないだだけです(笑)」

「今、うちのバンドが What's going on をやりましたが、
あれはみんなの気持ちをリラックスするためにやったんですが…
堅くなってないですか?

(客席:小田さーーーん!!)

あいっ!(笑)」

「今年は、みんなにとって、どんな年だったでしょうか。
この一年、みんなの前に出る機会はなかなか無いですが、充実してました。

春は、スタジオに入って。

夏は、逗子海岸で、キマグレンと、OTODAMAというライブハウスでやりました。
砂の上に直に立って、キマグレンに合わせてビーチサンダルに膝丈のパンツ。
突然、雨が降って、キーボードの上に雨漏りしたり、
花火が鳴って、歌うのをやめちゃったり…

仲間と一緒に海に行った、その頃の思い出を書いた曲で、スタートしました。
では、その曲をやります。」



「16号を下って」


モニターに映像が映ります。
横須賀~金沢八景~16号の標識、トンネル、灯台、水鳥、夕日、ヨット…

逗子の、蒸し暑かった夏の一日を思い出します…
OTODAMAという名の、海辺の粋なスチームサウナ(笑)


「16号といえば…昔、千葉に住んでるヤツは
『16号を下ると銚子の方に行く』とか言ってましたが…

(ハーイ!16号を下ると房総にいきま~す

僕らの16号は、横須賀ですからね(笑)
(うわーん


「夏には、もうひとつ思い出に残ることがありました。

昔、和歌山から出てきて、僕の家に下宿していた叔父さんが、
まだ子供だった僕を、よく大学に連れて行ってくれて、
叔父さんの同級生たちにも、よく遊んでもらいました。

そのひとり、岩手県の大船渡で薬局をやっている、千田さんから、
『私は小さい頃の小田和正をかわいがってやった、といっても信じてもらえない
と相談がありまして、
なんといっても、年長者の顔はたてなければなりません(笑)

…その写真は…でませんねえ~?どうしたんでしょう?
(大船渡に行った時の写真が写る)

大船渡に行って、60年近くたって、恩義を果たしました。

そしたら、またまたおじさんに連絡が入って、
今度は、大船渡で新しい市民会館ができることになった。
ついては、こけら落としで、コンサートをやってもらえないだろうか。

…こういうのを、乗りかかった大船渡といいます(爆笑)


小田しゃん… 

さて、多少の不安はありましたが、
コンサートは「ダイジョウブ」でスタートしました。
なんといっても岩手、地元の歌ですから
つかみはバッチリ!のはずが、どういうわけかシーンとしまして

でも、このコンサートのいきさつが、地元の千田さんだったと話をしたら、
大いに盛り上がり、
経験したことの無いコンサートになりました。



「ダイジョウブ」


♪思いを~誰かに~ …ギター、びにょん(笑)

「すんません!!(笑)」

(客席:がんばれ~!)

「えーい、がんばってますよ!(笑)
MCが長かったんだな。。歌える人は、歌ってください。」



「ダイジョウブ」2回目。
皆で一緒に歌います!


歌の途中で、大船渡のコンサートと同じ?写真がモニターに映ります。
昭和27年の、千田さんと、小田さん。
今の千田さんと、小田さん。
大船渡に訪れた時の写真。
コンサート直前、大船渡駅でバンドと記念撮影。
いいなあ…


(客席:オヤジさいこー!)(笑)

「えー、よく聞こえませんでした」(笑)


「そして秋には、沖縄に行きました。
モンゴル800が、沖縄に恩返しがしたいと、地元でイベントをやることになり、
私も参加することになりました。

タトゥーのあるようなアーティストもいて、ちょっと怖かったけれど、
とってもいい人たちで、みんなのステージを観ると約束してしまいました。

しかし、そのイベントは昼から始まって、モンパチが出るのは翌朝の3時、
おじさんは、とっても疲れてしまったですが(笑)
すがすがしく、楽しいイベントでした。
若い人たちの中で、おじさんの歌もちょっとウケて(笑)うれしかったです。

沖縄のスタジオで、レコーディングした曲をやります。
歌っていると、沖縄の空が浮かんできます。」



「こころ」


♪あのね… のところで、スタンドからマイクをはずし、
アリーナに降りて客席へ!
もうもう、あっと言う間に総立ち、大盛り上がりです!!


「おっ、いい感じですね~♪」(ほめられた!

「今日は公開録音ですが(録音?)
ここへ来たお客さんのために、いつもはアンコールをやるんですが、今日は事情があって、アンコールができない仕組みに…」


(客席:えーーーーーっ!!)

「だから、始まったばかりですが、アンコールを先にやります!」

わーーーーーー!!


「今日も どこかで」


コンサートと同じように、客席の間を周りながら…
観客も、大声で、一緒に歌いました。
この曲がまた一緒に歌えて、幸せだなあ…
みんな笑顔、笑顔です!

アリーナ後方に来た小田さん、テレビカメラが設置してある台を、花道ステージがわりに乗っちゃったよ♪
そりゃあもうみんな大騒ぎさ!!


大興奮!の客席にむかって…

「はいっ!また、座りますか。(笑)
その前に、模様替えがありますから。」



ここで、スタッフの人たちがステージのセットを変更します。
その間、つなぎのお話。(ここだけ、再放送の文字起こし↓)


「皆さんは…えー、マイコー、観ましたか?「THIS IS IT」。
ねえ~素晴らしかったですねえ。
「MJ行って来たぜ」って言ったら、誰かが「明治神宮ですか?」(爆笑)
へへへ…(笑)いやいや。
マイケル・ジャクソン見て、まあ俺も若い頃からちょっと、踊りとかやっときゃよかったなあ…(爆笑)(拍手)
やっぱねえ~楽しそうですよねえ。
俺は今までそんな踊りなんてね、なあーにお前ミュージシャンは踊りなんかしなくったっていいんだ、みたいな(笑)
そういう偏見ありましたけども、できるにこしたことないよね(笑)
ねえ~。素晴らしかったね。」


(おっ、おどり…?


「初めてオレの顔を見た人はどれくらいいるの?
(けっこう手があがる)(へえ~)

ねえ…。いい加減なオヤジで。(笑)
もうちょっと、待ってね。」
(いくらでも待ちますとも!)


(客席:小田さん、素敵~!!)

(男の人の声で:ステキーー!!)(爆笑)

「いやーー。還暦すぎると、はやいっすよー(笑)」


そんなつなぎの間にも、着々とステージの模様替えは進んでいます。
椅子が4つ、並べられました。
4人…?

小田さんと、あと3人……ま、まさか?
この時、私の頭の中は…

『3人といえばSMFだっ!!ついに、この日が来たああああっ!!

…と、幸せな勘違いで満たされておりました。。




前半は、小田さんのソロで、逗子、大船渡、沖縄と、
今年一年を振り返る構成になっていました。
ツアーがなくて、少し寂しかったファンに向けての、
小田さんからの温かなメッセージのように感じました。

アンコールが最後にできないため、
始めからアンコール状態で、立て続けに小田さんの曲が聴けて、
すごく嬉しかった!
会場は、早くも熱気でむんむんです!!


その3に続きます~