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つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

2月26日なので7月30日31日愛媛ファイナルのメモなど

2020-02-26 19:21:16 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!




2月26日。オフコースが次に進んだ日。
メンバー全員がずっと前に進み続けているのが嬉しい日。
オフコースの音楽の素晴らしさを…いつまでも心の奥で輝き続けていることを、再確認する日。
今日は何を聴こうかな。悲しい愛を終わらせて。当時の小田さんがあまり使っていなかった「悲」という字を使ったタイトルなのが、今にして思うと悲しい。

・・・

ブログ移転作業に苦労している間に、書きかけの愛媛レポをアップできてないことに気づきました…もうほぼ記憶がないので、書きかけの途中までのメモがすべてです。あなたのすべて〜いまたぐいなきもの〜
(なんかミスったらしく、苦労して移した過去の写真がほぼ全部消えてる…しくしく…またゴールの見えない作業…gooブログにも残しといてよかった…)


・・・

※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。すべて個人の記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。
・・・
小田和正さんの言葉。ENCORE!!ENCORE!!ツアーのMCから。その3
【2019.7.30(火)愛媛県武道館初日】
「とっても長かったツアー、ようやく最終地、松山へやって参りました。全国あちこちから来てる方がたくさんいらっしゃる。遠くから、暑い中、ありがとうございます。
最終地ということで、いくばくかの寂しさがあります。できるだけ丁寧に、できれば楽しく。」
「全国各地で、みなさんよろしければ知ってる歌があったら歌って、と一年間言い続けて来ましたが、練習したことがなかった。遠慮して歌ってるから…みんなが歌ったらどんな風になるか。
♪忘れないで どんな時も…(低く)女子はそのオクターブ上を、♪忘れないで…(甲高い声w)」
リハーサル開始です。
「あ、素晴らしいね。ボクの歌が聴きたい人もいるかもしれませんが、自由に今日はやりましょうよ。」
皆さん、素晴らしい。大声で歌いました。
ラストの大サビ、忘れないで どんな時も…のときは、小田さん歌わずに聴いてました。
歌い終えて、小田さん、拍手!
「どうも。素晴らしいです。感動しました。ありがとうございます。」
「いろいろしゃべろうと思ったんですが…ちょっと前に、自分ちで風呂へ入ったら、人差し指がしみるんで、風呂から出て、バンドエイドを貼った。でもまだなんかおかしい…と、よく見たら、人差し指ではなく、親指でした(笑)
盛ってると思われるでしょうが、ホントの話です(笑)」
他にもたくさん話してくれたと思うのですが…これしか書いてない…
本編最後の歌前の挨拶。
「何を言えばいいのか、全くのところわからない。
えー…新しいことをやるためにはですね、やっぱり、前へ進んでいかないと。なかなか同じ場所にいて、新しいことはできないから。立ち上がって、前へ進むしかない。
うかつに余計なことは言えないけれど、まず、そのためには、健康であります。健康に留意したって、頼んでもいないのに、むこうの方からやってくる。僕もさらに健康に留意して…」
新しいことをやるためには、前へ進んでいかないと。
アンコールの、アンコールの、さらにその先を、小田さんは見つめてる。
新しい場所へ踏み出すこと。
小田さんからの宿題をひとつ、もらったような気持ち。

【2019.7.31(水)愛媛県武道館2日目・ツアーファイナル】
「どうもありがとう。ENCORE!!、そしてENCORE!!ENCORE!!と、昨年5月から長きに渡ってきたツアー、あんなに遠くに見えていた松山、その日になってしまいました。
いろいろ話したいことはたくさんあるんですけど、余計なことは考えずに、楽しく!盛り上がって行きたいと思います!」
「昨日、この曲をやる前に、みんなに歌ってもらってほしくて、リハーサルをやったら非常にうまくいった。今日もそれを取り入れて、声の調子を確かめる感じで。」
「たしかなこと」サビを。
「ワン、ツー♪」「あ、いいですね。(にっこり)それじゃ、参加してください。」
「素晴らしかったです。僕の歌も素晴らしいんですけど(笑)
今朝、スタバのシュガードーナツを食べようとして、思い切り口の中を噛みまして。ま、しょうがねえな…MCを考えよう。そしたら知らないうちに寝ちゃってました(笑)まあ、最近はそんな毎日です。」
「昨晩、ライブの後、スタッフと一緒に最後の打ち上げを無礼講で。みんな自由に写真を撮ったりしましょう、となったんですが、誰も来なかったらどうしよう…(んなわけない)みんな来てくれて、嬉しかったです。」
盟友、宮垣さんのお話も。
「昔の歌だけど、やってる本人は昔の歌だなー、とは思わないんですね。」
聴いてる方も昔の歌だとは思わないな~、もちろん懐かしい感情はあるけれど、それは思い出とセットになってるからで。新しい歌も長年聴いてる歌も同じく、好きな歌だから、コンサートで聴けて嬉しいのです。
終わってほしくない気持ちと、ただひたすらに、今この瞬間が、楽しくて幸せな気持ちと。
幸せすぎて寂しい。
「最後の一日も、あっという間に終わっていきます。
いくら感謝してもしきれない、バンド諸君。
素晴らしいスタッフ。
全国から集ってくれたイベンターのみんな。
全国のお客さんの代表として今日来ていただいた皆さん。
その存在がなければ、このツアーはありえませんでした。
とっても勉強になったし、思い出にもなりました。貴重な時間をたくさん過ごさせて頂きました。どうもありがとうございました。」

あ…
待って。
その一音を弾いてしまわないで!待ってほしい…!!
切実な願い虚しく、「君住む街へ」のイントロが。始まってしまった。
まだ始まってほしくないのに…本当に最後になってしまう…いつまでもこの時間を愛おしんで、慈しんでいたいのに。
一番ききたい言葉がまだなのに…
・・・
アンコールも夢のように過ぎてしまい、それでもこの時間を少しでも長く共有していたくて必死に叫ぶアンコール。アンコール。
二度目の「会いに行く」を、歌ってくれた直後でした。
「どうもありがとう!」
「また会おうぜ!!」
あんなに聞きたかった言葉、最後の最後に!
もう今回のツアーではきけないんだな…と思った矢先に!
愛媛県武道館の三角屋根が、歓声で吹っ飛ぶんじゃないかと思った。
涙でぼろぼろになって、そのあとのことよく覚えてない。
小田さんは手を振ってステージから去っていった…と思う。
また会おうぜ!の言葉を置いて。
その言葉を胸に、それぞれの日々に戻っていくんだなあ。
いつか再会できる日を思い描きながら。
笑顔で会える時を…と言いたいけれど、きっと涙、なみだだろうな…

・・・

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以上、半年以上前の下書きメモから。帰ってから下書きてくてく書いていたら、ヤプログからブログ来年1月になくなるからなんとかしてねーよろしく!とかゆってきて/(^o^)\あたふたしましたわー/(^o^)\
本当に、たしかなことなど何もないけれど…を体験しましたわー!
しかし。
たしかなこと。
1989年2月26日の東京ドームで、オフコースというバンドが惜しまれつつ活動を終えてから31年、

彼らの音楽が、今もなお、皆の心に生き続けていること。
こんなにも揺るぎなく、心の芯にありつづけてくれること。
あらためて感謝であります。
オフコース、万歳。
あの日、無力ながらも声の限りに叫んだアンコール。
その答えは、
新しい形となって実り、輝き続けてる。


11/27(水)発売決定!『Kazumasa Oda Tour 2019 ENCORE!! ENCORE!! in さいたまスーパーアリーナ』

2019-09-27 12:15:45 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!
小田和正公式サイトSonyMusic公式サイトより。

小田和正、約7年ぶりのライブ映像(Blu-ray & DVD)発売決定!!


今年の6/26~27にさいたまスーパーアリーナで収録した、ENCORE!!ENCORE!!ツアーのライブ映像が、DVDとブルーレイで発売です! 祭りじゃあああーーーーーー!!


『Kazumasa Oda Tour 2019 ENCORE!! ENCORE!! in さいたまスーパーアリーナ』
Blu-ray & DVD、2019年11月27日(水)発売
Bl-ray(FHXL-3010):7,200円(税抜)
DVD(FHBL-3002):6,300円(税抜)



優しい…おねだんが優しすぎる…ヽ(;▽;)ノ

まさか…小田さんまたカットしまくって、尺を短くしてないか心配なくらいお財布に優しい(笑)


購入特典も発表されました!

SonyMusic:購入特典が決定!→

全国共通特典がオリジナルポストカード、アマゾンがオリジナル三方背収納ケース。

こりゃ両方ほしいぞ
  

発売日まであと2ヶ月、楽しみに待ってます。

・・果たしてあのシーンはっ?!どうなっているのかっ!!
 




小田和正さんの言葉その2。ENCORE!!ENCORE!!ツアーMCから

2019-08-16 07:48:24 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!


ENCORE!!ENCORE!!ツアーは全部で8会場16公演。
早くも長野でちょうど半分、さいたまから折返しです。

ENCORE!!ENCORE!!ツアーのMCから・その1はこちら→
  


  
  

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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて私個人の聞き違い多めで極めて曖昧な記憶と、解読困難な手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。



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【2019.6.27(木)さいたまスーパーアリーナ】

「さっき、楽屋でふと思いついたんですが、僕が、実年齢よりも一回りも二回りも若くて、元気ハツラツでいるのと、
年相応に、ちょっとヨボヨボしてるのと(笑)どっちの感じが、僕はいいんでしょうかね?
どっちのほうが、みんなに好かれるでしょう?」


そんなの、どっちもいいに決まってるじゃないですか~


「どうもありがとう。こけちゃってすいません。こけたあとはずっと恥ずかしくていたたまれない…とってもはりきってるおっさんがいいか、年相応なおじさんがいいのか、余計なことを言ったせいなのか…ずっと考えてました。こけた部分も使うかもしれませんが、もしかして付録みたいのでこんなことがありました、みたいな。とにかく私は大丈夫ですから。
要の縄張りである大宮へ…あ、シーンとしちゃった(笑)またいつか帰って来るかわかりませんが、また最後に立ち直ったように(?)
皆さん、元気で。元気に暮らしていってください。」


小田さん一回りもふた回りも若々しいどころか、
大事な時に限ってアクシデント起こすのがなんかもう…遠足の前日に熱を出す小学生か!

1992年 横浜スタジアム
2008年 東京ドームのリハ
2019年 さいたまスーパーアリーナ←new!

永遠のやんちゃ男子。
全く反省しない。
でもそこがいい。
リベンジする未来が見えた気がする。


【2019.6.27(木)さいたまスーパーアリーナ】

「昔から曲を書くときは必ず、いい曲!(ひとさし指をピシッと立てる (`・ω・´)b)ということでスタートしますけど、いまだに『いい曲』とはなんであるかなどわからない。
書いた曲が、好きだと言ってくれたら嬉しくて、次につながってきた。
では、あの頃、みんなが好きだと言ってくれた『秋の気配』をやりたいと思います。


「今日は収録に協力して頂いて。なんか、気遣いが嬉しかったです。
今日はやっていて、一瞬、どこの会場にいるかわからなくなることが何回かありました。
決してさいたまがどうこうと言う話ではなく、

本当は参加したかった全国の人たち…(くしゃっと泣き顔になる。小田さん涙声。。)

(しばし、涙をぐっとこらえて…)

…そんな人達の気持ちが、届いたんじゃないかと思っております。

このツアーで涙を見せると、特別な意味があると思われるんじゃないかと、ずっと我慢していましたが…
先のことはわからないですが、さっきも言った、いい曲を書いて。ただそれだけを考えて。
今日はありがとうございました。」


涙をこらえながら。
いい曲を書いて…と言ってくれた。
ただそのひとことだけがとても嬉しい。嬉しいよう~。(涙)
今はゆっくりして頂いて、あまり根を詰めないで…小田さんが書く曲ならいい曲に決まってるから…


【2019.7.18(木)神戸ワールド記念ホール初日】

「一年半にわたり、ENCORE!!、ENCORE!!ENCORE!!ツアー続いて参りましたが、いよいよ大詰めです。みんなに支えられて、本当に楽しいツアーでした。今日も思いっきり、楽しく、楽しく、盛り上がっていきたいと思います!」

「楽屋でいろいろ考えてたら、隣でバンドの連中がコーラスの練習をしていて、それがとっても幸せな気持ちにしてくれた。ありがたいな。その曲をやりたいと思います。」


短いイントロの後、バンドのコーラスで始まった「夏の終り」。感動で震えました。
もうバンドも小田さんも最高すぎて、ツアー残り3本とか信じられない。もっとやろ?


「どうもありがとうございました。
ここでしゃべることになってるわけで…何をどうしゃべったらいいか、答えを見つけられない。
あと3本ちょっと…へへへ(笑)

余計なことは言いたくないな。インフォメーションは(?)気持ちは伝えたいな。
こんな風な歌を歌ったりしながら、71まで…72にもなって。まだちょっとあるけど(笑)歌い続けるとは思いませんでした。
長生きしてください。
なんかもしかしたら出来ることがあるかもしれないから、生きていこうと…
(歓声でよく聞こえませんでした)

今年はイノシシ?オレ知らなくて。オレの年だったんだ。
何て言うんだっけ?(年男ー)年男!
72にもなって年男なんてあるんだ、同い年の人は?(手が挙がる)思いの外少ないですね。頑張りましょうね。」


横浜初日に「追加はこれ以上しません」ときっぱり宣言してたのに比べ、今日の小田さんの歯切れの悪さ…(笑)
「ここでしゃべることになってるけど、何をどうしゃべったらいいか…余計なことは言いたくないけど…」って、めちゃ言いたいことある風情。
また会おうぜ!でいいじゃないですか!


【2019.7.19(金)神戸ワールド記念ホール2日目】

「ENCORE!!ツアーの終盤、ENCORE!!ENCORE!!と銘打った追加公演を決めて、残すは愛媛、一つ前の神戸。ずいぶん先の話だと思っていたらもう今日になってしまった。
楽しく、楽しく…いくばくかの寂しさはあいりますが、大切に、大切に、演奏していきたいと思います。もし歌いたいなという曲が出てきたら、遠慮なく歌ってください。」

「自分は、昔好きだな、と思った曲は最近いまいちだなと思うことはなくて。なくて(笑)今もいい曲ですね。
昔はいまいちだ、と思った曲が、今はいいな、ということがある。僕は偏見が強いので、勝手にシャットアウトしてるとこがあるので。そういう曲があります。
自分の曲は…そういうことがあればいいけど。
この曲は、まあまあですかね。」


小田さんの曲は、昔好きだな、と思っていて、そこからどんどん好きが増していくシステムです(笑)


「曲のタイトルはとっても大事。
どうしても、タイトルを歌詞の中から取り上げたくない時がある。
その典型が『Yes-No』。
"君を抱いていいの”が何回も出てくる。
もう(タイトル)『君を抱いていいの』でいいか!と思っても、いやいや。
考え抜いて、『Yes-No』というタイトルが出来上がりました。

次の曲のタイトルは、『こんなことはなかった』でいいか。
ほとんどそこへ行きそうだったけど、見事に、『秋の気配』というタイトルに行き着きました。」


は~タイトル大事だな~。絶対に『Yes-No』がいいし『秋の気配』以外ありえない。


「ありがとうございました。
昔、そんな昔じゃないか。友達が『小田、お前、ありがとうを言いすぎじゃないか?ありがとうが安っぽくなるぞ。』やなやつがいるんだよ(笑)

…さらに多くのありがとうを、皆さんに言わせて頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。」


もう、、泣きすぎて水分が全部でた。うええ(泣)
ありがとうはこっちの方だし、ありがとうをいくら言っても言いたりないし、ありがとうの詰め合わせを夏のギフトで贈りたい。

小田さん、ありがとう。本当にありがとうございます。



最終地の愛媛につづく。

小田和正さんの言葉。ENCORE!!ENCORE!!ツアーのMCから。その1

2019-08-10 23:45:11 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!



愛媛県武道館での感動的なファイナルは終わっていったけれど…私のツアーは終わっていなかった。小田さんからのBBSメッセージを読むまでは。

8月8日に更新されたメッセージを読みました。

もうね…。ツアー中に流した涙と同じ分量くらい泣きましたし、読み返すとまた泣く。。

はじめはPCから読んで、ひとしきり泣いて、
もう一度読み返そうと思って今度はスマホ画面でみたら、スマホが
「70過ぎたってへっちゃら」を、
「70過ぎたってへっ
ちゃら」と改行してたせいで、

「70過ぎたっ、てへっだとぅ…さっきは気づかなかったぜ…なんて可愛らしいことを…(身ぶるい)と思ったら、ぜんぜん違いました。

ENCORE!!ENCORE!!ツアーの間、ずっと楽しくて、楽しくて、いつもなら終わりに近づくに連れてさみしくなったりするのにそれもなく、ずっと楽しかった。なんでだろう?
やっぱり、アンコールなツアーだったからだ。と思った。

ENCORE!!ツアー本編最終地の大阪城ホールが1月に終わって、高揚した気持ちのまま、拍手して手拍子してお水飲んでアンコール!ってゆって、あと少しで小田さんがゼリー飲料を飲んでTシャツを着替えてあのカーテンの向こうから花道へと飛び出してくる!その瞬間をひたすらワクワクしながら待っているような、めちゃめちゃテンション上がりっぱなしのあの感じ。
ENCORE!!ENCORE!!ツアーの間中、ずっとそんな気持ちで、毎回が全力で、毎回がとっても幸せだった。

新しくなったセットリストも最高だった。
小田さんはますます元気で、かっこよくて、おちゃめで、客席を愛おしそうに眺めて、縦横無尽に客席に突入していった。

不思議なんだけど、2000年頃のツアーを思い出したりした。個人主義を出して以降、こっちがついていけないほどハイスピードで猛進してゆく小田さんの、あの頃のライブを彷彿とさせる瞬間が、何度もあった。
なおも進化し続ける小田和正、をひしひしと感じていた。


最終日の愛媛では…
まったくなんでそんなことを考えたのかわからないけれど、

音楽の神様がいたとしたら、今、ここにいるのかも…とぼんやり思っていた。

その、小田さん神!とかではなく(笑)もし、ポップ・ミュージックの神様の存在を信じるとしたら、小田さんの力を借りて、今この会場でその姿を解き放っているのではないか。

小田和正という名の音楽の神様が、目の前の小田さんの身体を借りて歌っているような。(何を言ってるんだ)

花道を歌いながら歩いてくる小田さんは、いつものようにシンプルな白い服にスニーカーで、手を振りまくる客席に応えて、ちょっとだけ立ち止まって振り向いて、去ってゆく背中はしびれるほどかっこよくて、

だけど…こんなにすらっとスリムで、鍛えてはいても決して頑健なタイプではない、御年71歳の小田さんが、どうしてこんな風に、ものすごい歌声をずっと響かせ続けられるんだろう?
3時間、ほぼ休みなく、歌って、弾いて、走って、階段上って、アリーナ歩き回って、、おかしいだろ!
そんでライブ翌日はゴルフって(笑)おかしいだろ!!

小田さんはずっと、たくさんのものを背負い続け、歌い続けてきて、
きっともう小田さんは半分くらい、みんなの小田さんになってるんじゃないかなあ。

愛媛の「たしかなこと」リハーサルとか、ラブ・ストーリーは突然にで、わすれなーいー、とコーラスパートを歌ってくれたこととか、キラキラでカウントをとって振り向いた瞬間の笑顔がとってもステキだったこととか、神戸のロミオとジュリエットとか、いなぴーと有賀さんと三人で肩を寄せて歌ったアンコールの会いに行くとか、書いておかなきゃいけないことがてんこ盛りですが(リクエストすいません、夏休みがんばります)

小田さんの、ENCORE!!ENCORE!!での言葉を、振り返ってみます。
とりあえず簡潔にMCだけ抜粋して…と思っても、やっぱ長くなったので、分けます。
まずはツアー前半から。
  
  
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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて私個人の聞き違い多めで極めて曖昧な記憶と、解読困難な手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。



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【2019.5.14(火)横浜アリーナ初日】

「どうもありがとう!
ENCORE!!ツアー終盤、もう少し続けていたくて。
そんな気持ちになるのは、前はあったことは無かった。スタッフに告げたところ、ぜひやりましょう!と。
半年、時間が経過して、お客さんも、もういいやって思ってるんじゃないか、余計なこと言ったんじゃないか…でもこんな雨の中、たくさん来てくれて嬉しい。
あの、追加公演をしたい、と思ったときの気持ちに戻って、おじさんは一生懸命やります。
追加なので、やることはだいたい、ほとんど同じ(笑)よく目を凝らしていただくと、ちがうとこも。今回も、前回から続いてることとして、もし、歌いたくなったら、隣に迷惑にならないように(笑)歌ってください。それを見ると、元気になりますから。」

「キザなことを言えば、時間が経っていくのが愛おしい。えへへ(笑)」


「一生懸命やりました。このあと追加はありません。
明日来られる方もいらっしゃると思いますが、来ない方はこんど次いつ会えるか全くわからない。ぜひとも皆さん、元気でいて頂きたいと思います。
どうもありがとう。」


【2019.5.15(水)横浜アリーナ2日目】

「知ってる曲があったら、積極的に歌ってください。しかしながら、隣の人に迷惑にならないように。」

「追加公演、やらしてもらいました。
追加はもうこれ以上しません。
ENCORE!!ENCORE!!をもって、これから全国へ行って参ります。
そういうことで、先のことは全くわかりません。みなさん元気でいてください。
どうもありがとうございました。」


小田さん、スタートで気合十分、最後の言葉は比較的そっけない(笑)追加公演!を強調されてます。なんと申しますか、正直な方です(笑)
でもとっても素敵な初日&2日目のスタートでした~。新しいツアーが始まったみたいです!


【2019.6.1(土)四日市ドーム初日】

「どーも!こうしてたくさん集まってくれて。追加公演をやってもらって、本当に良かったと思ってます。前回、リハーサルしたとき、明るいし、ぽわんとしてて、しまらないな…どうかと思っていましたが、コンサートが始まったらとってもいい雰囲気の、心に残るコンサートでした。今日も一生懸命、さいごまで 楽しくやっていきたいと思います。よろしくお願いします。」

「久しぶりにゴルフに行ったら、急に胸がきゅってなって、、あ、時々なるんです。そういう方多いでしょ?検査行ってるから大丈夫。でもいつもと違う。で、見てみたら、虫なんですよ(笑)虫キライなんですよ~こっち見てるし(笑)アブ?みたいの。払おうとしたけど払えなくて。刺されて、今はかゆくなってます(笑)子供の頃はともかく、いい大人になってアブに刺されるなんて…なにやってんだろ。」

アブは、純真な子供の心を失っていない人を刺します。本当です。(うそ)

「どうもありがとう。楽しみにしていた四日市ドーム、もうちょっとで半分終わって行きます。あんなに明るくて、日が差し込んでいたのに、いつの間にかしっかり夜になってしまって…。
先のことはわかりません。とにかくみなさん元気でいてください。」

周囲がガラス窓でカーテンがなく、さながら半野外の会場。ちょうどステージの向こうに夕焼け空が見えて最高の雰囲気。
小田さんは昨年テアトロンで着用していたTシャツ、野外気分でとっても盛り上がりました。


【2019.6.19(水)長野ビッグハット初日】


「長野へは8年ぶりに戻って参りました。
東日本大震災でツアーが延期され、その結果、長野がスタートになった。
当時は何をどうしゃべったらいいか、とっても緊張したことをよく覚えています。

昨日、地震があって…
でも、こうして、今日を迎えることができました。
皆さんも集まってもらってどうもありがとう。
最後まで楽しく、大いに盛り上がっていきたいなーーと、思います!」


「あっという間に終わっていきます。
とにかく、今はがんばって生きていこう。

会場の皆さんをじっくり見渡しながら、ぐるっと回っていったら、
僕と同年代の方よりも、思いの外、若い方もいる。
皆さん、元気で生きていってください。
僕もがんばります。今日はどうもありがとうございました。」


この会場もものすごい盛り上がり!温かなお客さんが多かったな~。周りのはじめましてな人たちと、今日は歌いましょう!って一緒に歌ってニコニコ盛り上がって。また素敵な思い出ができました。


【2019.6.20(木)長野ビッグハット2日目】

楽屋で久々に逆立ちにチャレンジして、
「これできないと今日のコンサートうまくいかない、とかそういうこと考えるたちなんです(笑)」
で、見事成功したそうです!そのせいか絶好調!昨日より多く花道走ってた!

「長野を楽しみにしていましたが、終わっちゃうんですよね。
こっからはなかなか余計なことは言えない。できるだけ健康に留意して、
夢みたいだけど(聴き取れず)
体を大事にして、心も大事にして。長生きしてください。
どうもありがとうございました。」


余計なことは言えない…
(その直前:ラブ突キラキラ客席突入→花道全力ダッシュ→YES-YES-YES絶唱→間髪入れずグランドピアノ弾き語り)

…また会おうぜ!以外、選択肢が浮かばないなあ。。(と、このときは思っていた。)



つづく。
 



小田和正ENCORE!!ENCORE!!横浜アリーナちょっとだけ続き。

2019-07-12 08:46:46 | 小田和正ツアー2018-19ENCORE!!ENCORE!!



5月の横アリがまだ途中だったので、ちょっとだけつづき。(さいたまのつづきは?)(長野2日目は?)(四日市は?)
…今月号の「へい!いらっしゃい」が去年の7月の話だったので、見習っていこうと思います( ー`дー´)キリッ

5/14 横浜アリーナ1→
6/19 長野ビッグハット初日→
6/28.29 さいたまスーパーアリーナ1→

以下ネタバレがあります。
  


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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて個人の記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。



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二日目のMCから。。

「誰かが追加公演やるって話を聞くと、そんなの最初から決まってんじゃん。と散々悪口を言ってきましたが、こういうことになると、あ、そういうことあるんだな。と反省しております。(笑)
反省しつつ、一生懸命、歌っていきたいです。
(ENCORE!!ツアーと比べて)微妙に、あ、ちょっとここ変えたんだな?と、そういうとこにこだわる人は聴き逃しのないように。(笑)

(すごく変わった感じがするー!新しいツアーみたい!)

知ってる曲があったら積極的に、しかしながら隣の人の迷惑にならないように、楽しく歌ってください。」

「以前、ラブソングの神様、と書かれたことがあって、とってもイヤで。収まってホッとしました。
何十年か前、二人でやってた頃はマンネリと書かれて傷ついた。それからしばらくして、「普遍的」とほめられて、嬉しかった。マンネリも積み重ねると普遍的になる。

ラブソング、しばらく書いてない…なかなかラブソングを書こうという気が起きないです(笑)
次の曲は、一見、ラブソングに思えますが、夏に寄せる思いを書いた曲です。」

「昔はなんだか秋が好きでした。「秋ゆく街で」という曲を書きましたけど

♪まるで… 秋を…

次の曲、これもラブソングかもしれないです。」


ぎゃおー、『秋ゆく街で』ほんのちょっとだけ、歌ってくれた!
うち帰ってさっそくアルバム聴きました。
今の小田さんに、歌ってほしい懐かしい曲が、たくさんあるなあ。。
もちろん、新作の”ラブソング”も、大歓迎でございます!


「Yes-No」で、花道をぐるっと歩きながら歌ってくれるのですが、二日目は初日よりさらにぴょんぴょんしてた気がします♪回を重ねるごとにぐいぐい調子を上げてきてます♪
にっこにこで、スタンドの上を見たり、手を振る人たちを指さしたり。
スタンドのてっぺんで飛び跳ねてブンブン手を振ってる人たちを、嬉しそうに見ながら。
そんな小田さんを見ていられる幸せ。。花道システムありがとう。。


ご当地紀行は、昨年のENCORE!!ツアーの全国名場面でした。
横浜ちょっとだけご当地は、赤レンガ前、伊勢原市の大山阿夫利神社、本牧公園。
やっぱり階段を登ってました!
神社の方にコーヒーをすすめられた小田さん、そこからの景色がとっても良くて、行ってみたいところがまたひとつできました。

「ENCORE!!ENCORE!!ツアー全行程、無事に完走できるように、心をこめて祈願したいと思います。」

ご当地映像の終わりの方は、バンドと小田さんがステージに戻ってきて一緒に見ているのですが、2日目は右の肩~腕をぐるんと回してる小田さんを目撃。さっそく真似してみる(ぐるん)

後半も、思いっきり盛り上がっていきたいと思います!
…からの、後半スタートの、ギターのイントロが大っ好き!!


・・・


今回の横浜アリーナ初日で、一番泣いたのが、まさかの「キラキラ」でした。
小田さんはいつものように、花道から降りて客席の真ん中を突っ切り、外側へ。そのままアリーナ客席の階段を上がり始めます。
広い会場を、早足でぐんぐん歩いてゆく小田さんを肉眼で追っていたら、あまりに遠くて、その姿はとっても小さくて、見失いそうになるのだけど。ゆく先々でのわああっ!という喜びの輪が、波紋のように広がっていくのがわかって、きっと今あのあたりなんだな…一段、一段、歌いながら上ってるんだな、、

誰か駆け寄ったりすると、小田さんが引き返してしまうのが、見ているとよくわかってもどかしく。手を伸ばさずその場で待っていれば、近くまで来てくれたかもしれないのに…

と、あるポイントで、一気に駆け上がって、何かを目指すように、ぐいぐいと進んだので、ん?と思い目を凝らしたら、、

小田さんは、上段に設置された、車椅子席エリアに到達していて、ひとりひとりとがっちり握手を交わされていました。みんな本当に嬉しそうで、感激が伝わってくるようで。

いつのまにか、あんな遠くて高いところまで。
ひとりひとりと握手をし、
階段を下りては、また上って
ライトと歓喜の輪の中で歌い続ける。

その、小田さんの様子を見ていたら、ボロボロに泣いてました。
曲は最高に!楽しくて幸せな「キラキラ」なのに。

この日だけでなく、今までもずっと見てきた光景なのですが
あえて肉眼で、豆粒のような小さな姿を、時々見失いながらもずっと追い続けていたら、小田さんを見る…というより、小田さんの気持ちが、小田さんの形をして(ん?)会場中に届くのを見ていたような感覚になりました。
ライブ後半、体力も使いに使っての階段上り、歌いながらのアリーナ一周。
普通の人は、半周でもへとへとになるはず。それを毎公演なんて本来は不可能ではないか。
小田さんの気持ちが、可能にしてる。

今だから出来ること それを決して 忘れないで
この時 この二人 ここへは戻れない
本当に…小田さんありがとうーーーー!!(泣


・・・


「追加公演、やらしてもらいました。
追加はもうこれ以上しません。
ENCORE!!ENCORE!!をもって、これから全国へ行って参ります。
そういうことで、先のことは全くわかりません。みなさん元気でいてください。
どうもありがとうございました。」



アンコールの一曲目は「風のようにうたが流れていた」
ツアーで聴けるのは久しぶりのこの曲、ピアノのイントロを弾き始める瞬間、
ささやくように「…知ってたら」(一緒に。)

知ってますともーーーーーー!!!!!(壊

ここ、2日目は「良かったら、一緒に。」

はい一緒にーーーーーー!!!!!(壊


2回目のアンコール、2日目は初日と違って「ダイジョウブ」でした。横浜の歌でもあるんですよね。
アンコールを求める手拍子が揃って、一段と大きくなります。

最後は「また会える日まで」
また会えるまで…の次、「まっ」とフライングが

エンディング。
K.ODA妖精さんが、列車に乗って、夜空へ飛び去っていきました。


ENCORE!!ENCORE!!ツアー、始まってしまいました。
始まったらあっという間です。
もう追加はありません。

"追加"は。

あと4公演。素晴らしいものになりますよう!



作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用