つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

大阪マイナーグルメリポートその4♪たこ焼き焼けた!

2005-08-31 17:57:40 | 旅とごちそう
次は南千里駅前のたこ焼きやさんへGO!

無い(愕然)

閉店したのか?慌てて探しまわる。

あった!

場所移転してた~ほっ。

買えるまで15分は待たねばならない。現在鉄板で焼かれている分は、ほとんどが売約済みなのだ。
焼き上がりの頃、どこからか人が集まって来て、予約を入れた個数ぶんのたこ焼きを受け取り、去ってゆく。ハードボイルド。

当然「次の回になります」と言われ、お金を払い待つ。
その間たこ焼き師の鮮やかな手際を観察。
…すごいんだよ!たこ焼き!くるくる休みなく高速回転させて、きれーなまん丸のたこ焼きになるんだよ!
焼いているのは無口な女性、一日中ひたすら見事な手際でくるくるとたこ焼きを回転させている。
まさにたこ焼きプロフェッショナル。
ソースをかけるのは、もう一人の女性。二人とも関西人とは思えない、おどおどした雰囲気がそっくりである。おそらく姉妹か、いとこ同士と思われる。
今回は始めて見る男性もいた。が、やっぱりおどおど(笑)たぶん親戚だな(笑)

さて待つこと15分、焼き上がりの時がきた♪
手早くパックにつめ、青ねぎ(九条ねぎ)の小口切りをたっぷりのせ、特製だし醤油をさっとかけて蓋をする。
ソースもあるが、わたくしはこの青ねぎ醤油バージョンに目がない。(九条ねぎは関東ではあまり売っていないのだ。)

いざ、蓋をとる!



ほわわわわん~ 青ねぎと醤油のいい香り~!
焼き上がりはぱりっとしていた表面が、湯気でしんなりしている。
柔らかで中はとろとろなのに表面は崩れない、このたこ焼きの不思議である。
大きなたこ焼きを割り箸で分け、タコと中身のとろとろをこぼさぬよう注意しながら、しかも青ねぎもたんまりのせ、ふうふうしつつ口に運ぶ…

はむ 

うわーーおいしいーー!
これこれこれ!これが食べたかった!このたこ焼き!
とろりとした食感とタコの歯ごたえに、香ばしいかおりが渾然一体となって口の中に満ち満ちる、うまいよーーー!

はふはふ言いながらあっという間に食べ終わった。
ああ。このたこ焼きを知って以来、他のたこ焼きを食べるたび、心に微かなすきま風が…(そんな大仰な)


大阪マイナーグルメリポートその3♪焼きたてパンとコーヒー

2005-08-30 17:15:52 | 旅とごちそう
梅田ガード下で春巻きを食べ尽くし、よろよろと宿に戻って爆睡。だいたい小田さん野外ライブ終わった時点で精魂尽き果ててたのに、無駄にアドレナリン大放出のまま勢いで梅田の夜に繰り出したのがあかんかった。
過去、やはり大阪の小田コン後に、ホテルで爆睡し昼の11時半にフロントからの電話で起こされたことがある(汗)わたくし。
朝目覚めた時にまず、チェックアウトまでの時間を確認
寝起きのお茶も飲まずにあたふたホテルを後にした。~


朝ご飯(昼?)は南千里ガーデンモールにあるパン屋さん、サニーサイドの焼きたてパンとコーヒー。



お・い・し・い~

ひと味違うポテトサラダのサンドパン。パンもポテトもおいしくて食べ出したら一気にいっちゃう。
アーモンドクリームのデニッシュ。カリカリのアーモンドが香ばしい。

リンゴとカスタードのふわふわカップパン(正式名称不明)。
ふわふわのパン生地の中に、これだけすくって食べたい位おいしいカスタードクリームがたっぷり入っている。甘さは控えめでさっぱりしてる。バニラビーンズのいい匂い。
最近食べたデパ地下プリンでこんな感じのあったよな…
その上には甘酸っぱく煮てあるりんごが乗っていて、これはもうスイーツとして売っていいんじゃないか?
これ、銀座三越とかで売ってたら通うね!


さて、次はいよいよたこ焼きだ~♪


大阪マイナーグルメリポートその2♪春巻き

2005-08-29 16:14:25 | 旅とごちそう
さて、オムライスを食べて、いざ小田さんの灼熱野外ライブへ!

ライブ終了後、速攻生ビール!ごくごくと一気に飲み干した!ライブ後の生ビールほどうまい飲み物があろうか?

駅まで15分、夜風に吹かれて万博公園の中を歩く。
素晴らしかったライブ、ビールの酔いもあいまって、今にも大声で歌い出しそうな気分である(歌ってました)
闇に浮かびあがる太陽の塔すら愛らしく見えてくる。
幸せいっぱい



と、目の前に警備の車停車中。ひったくり撲滅。



よく見ると、



ひったくり撲滅、ひったクリーン作戦実施中。
マスコットは栗のクリンちゃん

そうそう、これが大阪だったよ…(がっくし)
ひったクリーンて…クリンちゃんて…



(しばし脱力)腹ぺこで梅田に向かう。
JR大阪駅横のガード下、新梅田食堂街。渋めの飲み屋が並んでいる。
そこの迷路のような路地の一角にある中華料理「平和楼」。
ここの一押しメニューが春巻き



普通のぱりっとした皮ではなく、薄い卵焼きで巻いてある。
出来たて、熱々のエビ春巻きを、辛子をつけて酢醤油で食べる。
はふはふあふはふあふ!こ、これこれ!この春巻き!
うみゃーい!
舌をやけどしそうになるが早く次が食べたい、どうしよう。
(落ち着いて食べなさい)

ピータン、青菜と貝柱の炒め物、海鮮五目麺、どれもうまい。麺は太めの塩で、これぞ大阪中華!(勝手に命名)の味がする。
ときおり電車の轟音が響き、店構えはかなり古い感じだが、椅子など調度品は凝っていて、不思議に落ち着く空間である。
客層もおっさんばかりかと思えば、つきあい長そうな謎のカップルもいたりして。
しかしデートにはむきません(きっぱり)

いつものレジのおばあさんに、おいしかったですごちそうさま、と言って梅田の街に出る。
安くておいしい中華の店。関東では、いっぱいあるようでいて、なかなかこの一店!が見つけられないですねー


大阪マイナーグルメリポートその1♪オムライス

2005-08-27 14:27:14 | 旅とごちそう
小田和正万博公園野外コンサートのため、先週久々に大阪に行った。もうひとつの目的は

食べまくる

しかも昔住んでた頃に行きつけだった店巡り。
青森生まれ関東育ちの元大阪府民がお送りする、
大阪マイナーグルメリポート!

昼すぎに大阪着、さっそく昼ご飯。
まずは大阪の特徴「セルフつっこみ看板」




まだあったか…

大阪で関東より人気のある料理、といえばお好み焼き、たこ焼きが浮かぶが、実はこれ!↓



オムライス。(ごちそうちょう調べ)

関東では、専門店以外ではあまり見かけないオムライス。
大阪では、多くの喫茶店のメニューに普通にある。
オムライスの店も多い。
そして、関東で食べるオムライスより断然うまい!

阪急千里線、南千里駅下にある軽食・喫茶店、プレンティ。
ここのオムライスは今までで食べた中で一番おいしいです。
(ごちそうちょうランキング)
まず形が美しい
うすく均一に焼き上げた卵は固すぎず柔らかすぎず、しっとりと中のチキンライスをくるんでいる。
余分に豪華な具などなく、安い鶏肉のかけらと玉ねぎなどが申し訳に入っているだけのただのチキンライス、というのも好ましい。
ケチャップ味がしっかりきいたチキンライスは、ほんのりスパイシーで食べ飽きない。ここが重要なポイントである。
卵とライスのバランスも、量、味ともに素晴らしい。

しかし別に有名店でもなんでもない、フツーの駅前の喫茶店です。
隣の席のおじいちゃんが、阪神一面の大阪デイリーを広げ、
関西弁のおばちゃん3人組が、でかい声で話を続けている。
彼らを横目に、一心不乱にオムライスをかきこむ。
うまい…
土曜のランチはこれで決まり!南千里駅前の喫茶店、プレンティのオムライス


小田和正8/24「ザ・ワイド」レポ3・あの事故から57歳の今まで

2005-08-25 13:54:15 | 小田さんTV・ラジオレポ
小田和正8/24「ザ・ワイド」レポ1「言葉にできない」はどう生まれたのか。はこちら。
レポ2・オフコースを振り返って。はこちら。

(「緑の街」撮影風景。2本の映画を監督。
その後、思わぬ災難が小田さんにふりかかる。
1998年7月、九死に一生を得た東北自動車道での事故。当時のワイドショーの映像。入院時の写真)

草野さん:交通事故に遭われたっていうのは、忘れられないことだと思うんですが。(小田さん:そうですねえ…)

(時折目をつむり、ゆっくりと話す)

小田さん:その…「生きててくれて良かった」っていう…そう、いっぱい、メッセージが。
それがその、誰かが書いたメッセージを見て、真似して、じゃなくて、みんながそういうメッセージを、いっせいに。(くれた、という身振り)
まあ、普通のことなのかも知れないけども…
身内でもない人たちが、そんな風に思ってくれたんだっていうことは…よくほら、「自分一人の体じゃない」みたいな言い方するじゃないですか。ちょっと気持ち悪いけど。
ああ、そんな風に思ってくれる人がいるんだったら、
少しでも、いっぱい曲書いて。あの…ねえ、期待に応えられたらいいなって、思いましたね。
まあ、曲書くときとか、必ずそれが一回は出てきますよね。



(事故後の、スタレビとの海の中道コンサートの映像。)

(復帰ライブにて)小田さん「どうも、心配かけました。反省してまーす!みんなの心配が、とっても嬉しかったです!」
 


(事故を契機に、以前にも増してファンとの交流に心を砕くようになったという小田さん。
2001年6月、福岡のトーク&ライブの映像。)

小田さん「みんなは子供いるの?(客席にきく)僕も子供いないんですけど、どっかにいるとまずいですけど(客席爆笑)」

(セーラー服の女子高生に)「高校生の諸君はお母さんがファンで?
(いいえ)小田さんのファンなの君が?(はい)
まさか!?(笑)小田さんの歌が好きだとか学校でいうと、バカにされるでしょ(笑)知ってんだから(笑)」

(小田さんのコンサート名物コーナー、ご当地紀行の映像も。)

八戸の蕪島、甲府、名古屋で手羽先を焼いている小田さん、奈良で鹿に突進される小田さん(笑)

太鼓橋。「ここをカップルで渡ると、別れてしまうという噂があるらしいですけどもね、そんな便利な橋があったんでしょうか(笑)誰を連れて行きますか?皆さん!」

松山坊ちゃんスタジアム。「まだ出来上がってない、ということですけど、中を見せてもらうことになりました。
しかしながら、私は漱石『坊ちゃん』好きですけども、『坊ちゃんスタジアム』という名称はどうなんでしょう?漱石が生きてたら、是非、やめてほしいというふうに、言うんじゃないでしょうか」(笑)


そのスタジアム、グランドの芝の上にぽつんと座り込む小田さん。
「ここはまだ誰も使ったことがないということを聞いて、こけら落としライブをやろうということになりました!ねえ。さっそくやってみたいと思います!」
誰もいないグランドで、ぞうさんギターを弾き「♪君を抱いてーいいのー 好きにー(びにょん)」弾き間違い(笑)

スケッチ紀行の映像と作品がいくつか紹介される。「そして今も」が流れる。



草:世間は必ず「57歳」と冠につけて書いてくるんです。その辺はどんな風にお感じになりますか?

小:自分が、57歳っていう年齢を、自分があんま自覚してないですよね。57なんだなあ、って思った時に、いいかなこんなことやってて、みたいなことの連続で。
57っつたらやっぱり、昔っからするととんでもない歳じゃないですか。


草:そうですね。20年、30年前の感覚でいうとね。

小:だから、どういうことなんだろうって。その、高い声が出るなあっていうのと同じように、57でこんなふうに歌ってるっていうことの、ギャップが埋められないで、ずっといますよね。
そのギャップの中で、葛藤して、つくったり、歌ったりし続けて、終わっていけばいいのかなと。



(17日のライブ映像「キラキラ」。画面に歌詞が出る。

”今はただ目の前の 君を抱きしめていたい
明日の涙は 明日流せばいい
今だから出来ること それを決して 忘れないで
この時 この二人 ここへは戻れない”


「どうもありがとう!」小田さんのシャウト。)


「Yes-No」「キラキラ」
作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用





草野仁さん、さすが。話を聞き出すのがうまいです。小田さんもライブ後のせいか、いつもより素直な感じで。
スタジオコメンテーターの有田氏は、毎日「そうかな」を聴いている、今朝も聴いて来た、と。いい人だ(単純)


小田さんが言った「伝わる音楽と、そうでない音楽との尾根」

うん。なんとなくわかる。
私にとって、オフコース、小田さんの音楽は、はるかな尾根を越えた場所に存在している。

心の奥深くまで伝わる音楽。