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あれから、ちょうど一ヶ月。
2005年12月21日・名古屋レインボーホール、
小田和正ツアー2005 ”大好きな君に” 最終日。
やっと、感動のアンコールまでたどり着きました。
1・オープニング~だらだらコーナー途中のMCはこちら→
2・だらだらコーナー~前半終了までのMC→
3・ご当地紀行→
4・後半「Re」スタート!~最初のアンコール→
この日、入場するときに私たちに渡されたのは、
「ご来場の皆様へのお願い」と題された文書と、一本のサイリウム。
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『皆様のおかげで、6月3日にスタートしましたコンサートツアーも、本日無事にこのレインボーホールでのツアー最終公演を迎える事が出来ました。
つきましては、いつまでも思い出に残る素晴らしいコンサートにするために、是非皆様にご協力して頂きたい事がございます。
それは、ご入場の際にお配りしましたこのサイリウムで、皆様と我々スタッフから”大好きなメンバー”へ、心からの「お疲れさま」の気持ちを伝えたいという事です。
(中略)
もちろん、今夜のこの演出はメンバーには一切知らせておりません。
みんなでメンバーをアッと驚かせましょう。どうぞご協力をお願い致します。
コンサートスタッフ一同』
「大好きな君に」を歌い終えて、小田さんがステージを去ったあと。
いつサイリウム発光の合図が出るのかな…とわくわくしていました。
出た!
スクリーンに「GO!」の文字!
慌てて手にしたサイリウムをぽきっと折ると、
暗がりのなかで、ぼおっと青い光を放ち始めます。
それは、みるみるうちにホール中に広がっていき…
天井まで届くかのようにホールを埋め尽くした、たくさんの青い光たちが、拍手とともに揺れて、小田さんとバンドメンバーを迎えます!
心からの「お疲れさま」の気持ちをこめて。
ありがとう、という思いをいっぱいにして、青く小さな光を振ります。
驚いた?
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でも、小田さん達より先に自分が驚いて、みとれてしまったよ。
なんてきれいなんだろ…
「愛を止めないで」
間奏中に会場のライトが全て消され、客席の小さな光だけになった。
ホール一面に広がる、青い光の海。手拍子に合わせてうねるように揺れる。
スタンドから見渡すその光景は、本当に忘れがたいものだった。
降り注ぐように、湧き起こるように。見えるのはただ、青く輝く光だけ。
今思い出してもぞくぞくする。
小田さんたち、見ててくれただろうか。
「キラキラ」
キラキラキラ 時は かがやいてる
キラキラ、というよりはもっと優しく、穏やかに輝く光だったけど。
まさしく、今
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「そして今も」
そして きみのなかにぼくは いるか
空は あの日のように たゞ 青いか
ほんとうに きみを 愛せているか
あの日々は まだ かがやいて いるか
今も きみの中に ぼくは いるか
小田さんの、渾身の力を振り絞るような歌。
自身に問いかけているのか。それとも、我々ひとりひとりに問うているのか。
無数の青い光が、ゆっくりと、左右に揺れている。
演奏が終わった。
たくさんの「どうもありがとう!」という言葉を、マイクを通さずに叫び、何度も何度も手を振りながら。
小田さんたちがステージを後にする。
そして、コンサートの終りを告げる、エンディングが流れ出す。
でも、拍手がやむことはありません。
必死でアンコール!と叫び続けました。(声枯れた
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オフコース”as close as possible” ツアー、武道館最終日を思い出していた。
あのときは一面、緑の光だった。
武道館が一体となった「アンコール!」の声に合わせ、思いっきり緑の光を振り続けた。
ライブDVD ”as close as possible” 「君住む街へ」の直前に、その光景が一瞬だけ映っている。
勢いよく振りすぎて手からすっぽ抜けちゃった人がいて、ひゅーーーっと空を飛んでく緑色の光に、友達と笑い転げたなあ…
あの時のまま、変わらぬ気持ちでここにいる。。
エンディングの映像が終了しても、ほとんどの人が立ち尽くしたまま。
一生懸命、割れんばかりに拍手を送り続け、それに合わせて、青い光も激しく揺れています。
そして…
ついに!小田さんたち登場!やったーー!!
その瞬間、「やったーーー!!」ってゆっちゃったよ(笑)
また出てきてくれるまで、ぜってー帰らないって決心してたもの!
「たしかなこと」を一緒に歌う。このツアー、これが最後。
大阪で、武道館で、沖縄で、クリスマスの約束で、名古屋で。
小田さんと一緒に歌った「たしかなこと」。
どこの会場も、はっきりと思い出せる。
小田さんがみんなのこと見て、見渡すようにして、時折目を閉じて、みんなの歌を聴いて、一緒に歌ったこと。
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
絶対忘れない。
もうこれで、ツアーも本当に終わってくんだなあ…
と思ったら!!最後の最後に「ラブ・ストーリーは突然に」!!
どっかーんと盛上がりましたね~
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すごく嬉しくて、楽しくて、幸せな気持ちでしたっ
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「来年のスケジュールはまっ白ですが、いつかまた、必ず、ここに帰ってきます!みんな、元気でね!!」
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終わったあと、鏡をみたら目が真っ赤だった。
後半は泣いた記憶がないのに。
泣いた目をしていた。
これで、2005年のツアー”大好きな君に”、おしまい。
でもキラキラツアーが終わったときみたいに、寂しくはなかった。
なんでだろ?
翌日が「クリスマスの約束
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なんとなく、なんとなくですが。
またすぐ、会えるような気もするし、
たとえしばらく会えなくても、全然平気なくらいの、
ぶっとい絆が、このツアーでできたように、感じたのです。
今までそうじゃなかった、というわけではなくて。
よりいっそう、ぶっとくなったな、と思うのです。
もちろん、一ファンの勝手なたわごとですけども(笑)
でもきっと、わたしにとっては、確かなこととして。
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「キラキラ」「そして今も」「たしかなこと」
作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用