雨が降る直前のOTODAMA SEA STUDIO
空調は無くて、開け放した窓から入る海風だけ。
でも外で音が聴き放題♪
7月23日(木)OTODAMA SEA STUDIO 2009(神奈川県・逗子海岸)
にて行われた、OTODAMA 5周年 × 小田和正ライブに行って参りました。
当初は会場の外で聴く予定でしたが、ご好意で立ち見席を譲って頂けることになり、奇跡的に入ることができました!
ありがとうございます!!
昼前に新逗子駅に到着、道に迷うこと1時間(通常は徒歩15分です。)
シートや折りたたみ椅子や凍らせた飲み物やらで荷物は重いは、日射しは暑いは、道には迷うわでへろへろになり、電話で助けてもらいつつ、
やっと音霊(おとだま)前の海岸にたどり着いて、
砂浜の上にシート位置を決めた数分後、
さっきまであんなに晴れてたのに… ぽつ… ぽつ…
雨があああ(涙)
慌てて海の家に避難し、焼きそばを食べつつやむのを待ちますが
さらに豪雨(涙)
1時間後、無情にも、海の家もう閉めまーす、と言われ
だだ降りの中、大荷物とともに追い出される我々(号泣)
ほとんど水没状態になって、隣のバーに再び避難しました。
雨はずっと降ったりやんだりを繰り返し、
小田さんの歌リハが始まった瞬間、どしゃ降りは最高潮に!(笑)
♪あなーたをー つれーてゆーくーよー (ざばーーー!)
ちなみにリハでは『YES-YES-YES』が聴けましたが、
本編では歌われませんでした。
半日ずっと雨の逗子海岸でしたが、入場開始の頃には雨があがり、
雲間から太陽が姿を見せ始めたという…
ライブハウスの扉ごしにキラキラと光る海を見て、何か人知を越えた力を感じたのでした…(笑)
というわけでふよふよメモを元にしたレポです。
以下ネタバレです。実際の内容と同じではありません。
録音・録画機器は一切使用しておりません。
5時に入場開始、15分ごろ中に入りました。
指定200席の後ろの立ち見エリアは、すぐに400人でぎゅうぎゅうになり、カウンターに飲み物を受け取りにも行けず
蒸し暑さがつのる中、じっとその場で45分ほど待ちます。
ライブハウスは横長で、ステージまでの距離がすごく近いです!
もうすぐ、ここで小田さんのライブなんだ…
まるで夢を見てるみたいだ…
まさか、夢だったりして…
それとも、暑さでもうろうとしてきたのかな…(危)
そしてついに、6時ジャスト!!
バンドのメンバーと、小田さんが入場してきました!!
大・歓・声!!!
小田さんは白いTシャツ(胸元に小さな文字あり)、膝下丈のカーキ色っぽいパンツ、そして素足に白いビーチサンダル。
なんとキュートないでたちでしょうかーっ!ふぁーっ!!(興奮)
客席からも「かわいいー!」「かっこいいー!」と声が飛び交います。
バンドは栗ちゃん、有賀さん、万作さん、木下さん、いなP。
全体にアロハな雰囲気が漂ってます
「どうも~!!
おまたせしました~~!!」
ぎゃあああああ(ほとんど悲鳴のような大歓声)
「なんだか盛り上がってますねー。
まるで、何年かぶりに(ステージに)出て来たような(笑)」
「今日はこんな所でコンサート…我々も楽しみにしてました!
(後方から:見えないよー!)
ま、時々見えますからってことで♪(笑)」
「夏ということで、夏の歌を歌おうと…
40年前…夏になると、どっか遊びに行かなきゃいけないような気になって、毎日のように車を連ねて、海へ行きましたね。
その頃のことを、書いた歌を。」
『16号を下って』
思いもよらない一曲目!!
あまりの嬉しさに、声にならない悲鳴をあげてしまいました。
じゅ、16号!!Σ( ̄口 ̄;
16号…(涙目)
私はこの曲が、いっとう好きと言ってもいいくらい好きで、ものすごく好きで、編集カセットテープ時代からiTunesのプレイリストまで、自作の選曲集には必ず入れるほど、大大大好きな曲なのであります。
なぜなら、この曲の収録アルバム「Far East Cafe」が発売された1990年当時、同じ16号沿いに住んでたから。。
ただし…千葉側(爆笑)
ちなみにアッコちゃん(矢野顕子さん)も、月刊カドカワ91年6月号で絶賛しています。以下引用。
「これはいいです。すごくいい。(中略)詞も曲も、アレンジも、そしてエンジニアリングもすばらしいです。
それと、もひとつついでに誉めあげてしまうと、小田さんの発音のきれいさです。(略)これはいつも私が彼のレコードをきく度、励まされる点です。(略)どうしたらこんなにきれいに歌えるんですか?と、お会いできたらきいてみたい。」
(…しばし月カド小田さん特集号を熟読。)
と、話を戻して…『16号を下って』ですよ!
ライブで聴くのは、ひょっとして90年の初ソロツアー以来でしょうか?
あの頃の16号も良かったけれど、
発表から19年の時間を経て、再びステージで歌われた16号は、
とっても、とっても心に染み渡りました…
いつでも僕等は 海へ向かった
16号を下って 南へ
心ときめくもの 眼に映るもの
すべてのことが 僕等のために
この道を行けば 夕陽が落ちる頃
僕等のあの海へ 着けるはず
なんと素晴らしい歌なんでしょう…詞も曲も、そして歌う小田さんの声も、今のアレンジも、なにもかもが素晴らしい。。
19年前と変わらない、いやそれ以上の、心の震えみたいなものを感じながら、ひたすらに聴いていました。
…うっかり忘れがちですが、楽曲と同じように、私にも19年の時間が流れてるのな~(笑)
ずっと素敵な歌をありがとう、小田さん。
「この歌を、こんなところで歌う時が来るなんて…まさにこのへんの海ですからね。
あっちの、湘南の方は桑田君の縄張りだから(笑)
この上の方に私の実家があります。
16(号)が、18だったらどうだったんだろう?(笑)
じゅうろく、っていうのが…(いいね)。昔からそうだったからね。」
「みなさんは、いわゆる地元はどれくらい?
(わりと手が挙がる)地元ったって横浜市はダメよ。逗子市は?
(ぐっと減って数人に)
…だからどうってことはないですが(笑)
(手を振る客席を見回しながら)今日は走るわけにいかねーし(笑)
(客席:走ってー!)走ったら、動物園みたいになっちゃう(笑)」
「近ごろ、声が調子悪い日が2~3日続いて、なるべくしゃべらないようにしたりして。
で、前からかかってる喉の医者に行ったら、
俺の声は、いっつも歌ってないと、声帯がやせてきちゃう。
筋肉と一緒で、鍛えて、どんどん歌わないと(笑)
腫れてるくらいが丁度いい…まあ、妙な声帯ですが(笑)」
小田さああん、喉を鍛えるならツアーが一番ですよおお!ヽ(´ ∇ `)ノ
ちなみにこの日も声帯、絶好調でした!!筋肉つきまくりです!!
「夏の歌を続けていきます。」
『夏の終り』
いきなり2曲目で、この名曲が。うう…
皆それぞれに小田さんの歌声に浸り、聴きほれていたその時!
ぼくの言葉があなたをさえぎるように
こぼれたあの頃× → あの時○
意表を突いた歌詞まちがいに、思わず客席「え~!!」(笑)
でも、やっぱり夏といえばこの曲、夏の終り…
ドームでも、メドレーで歌ってくれましたね。
真夏の太陽の下、オフコースの5人が肩を組んで笑ってた。
そっとそこにそのままで かすかにかがやくべきもの
決してもういちどこの手で触れてはいけないもの
ざー…と、波の音が聞こえてきます。
日暮れに連れて潮が満ちてきたのか、すぐ側まで海が来てるみたいに。
「一年の中でどのあたりが好きかっていうと、
夏の終わり、って何とも言えない雰囲気があって、好きですね。
若い頃は秋が好きだったけど、トシとったら夏はうっとうしくてキライになるかと思ったけど…
で、僕はこんど61になると思ったら(客席:えーーーーー!!!)
62になるんだね(爆笑)
意識があっちいったりこっちいったり、わかんなくなっちゃう。」
「このあたりは、プロモーションビデオをよく撮って、
あっちこっちで、いろんな曲を。
オフコースが4人になって、
その頃はプロモ作るアーティストがあんまりいなかった。プロモが流れるテレビ番組も無いし。
それでも作りたくて、『緑の日々』と(キャー!と悲鳴があがる)
緑の日々じゃないよ、この辺で撮ったってゆってんじゃん(笑)
『夏の日』は、あっちの江ノ島の方で撮りました。
「マーロウ」(ロケ場所の葉山のレストラン)のお兄さん、今はもうおじさんだけど、最初は愛想わるくて、いやがってた?(笑)けど、
途中からは、快く撮影させてくれました。」
『夏の日』
間奏の園山さんのサックスのかわりに、いなPのギター(だったはず)
あーー去年の沖縄やテアトロンの青空を、
横浜アリーナの天井に映し出された青い空と白い雲を、思い出します…
「…こんな軽装で来てしまって(笑)
まるで合宿所で、そのままコンサートやってるようなんですが
(客席:「かっこいいー!」「かわいいー!」)
…62歳になりますが(笑)」
「昨日、新聞みてたら、高校野球の予選で創学館の試合があると。
TVK(テレビ神奈川)つけたら丁度やってて。
(横浜創学館高校の校歌『遥かな想い』は小田さんの作)
創学館の卒業生いる?(客席にいました!)
校歌は歌ってないでしょ?(卒業生:「歌いました!」)
え、そうなの?
♪いま~われらは~ フンフンフン…(途中から鼻唄)(笑)
創学館は野球が強くて、今年はシード校で、
試合に勝つと校歌を歌う。…テレビで校歌、聴けるな。。♪(笑)
勝ちそうだったから、そこで風呂に入った。
で、風呂に入って出たら、
コールド勝ちで試合が終わってた(爆笑)
そこの校長が真面目で、
俺に頼んで愛唱歌を作ってもらったからには、勝たないと!甲子園に行かないといけない!みたいな(笑)
で、負けるといつも、すいませんって言ってくる(笑)
そんな気を使わなくてもねえ~(笑)
創学館はまだ甲子園には行ってなくて、なんとかして一度、行きたいと。
でも、一度達成されるとあれだから…行きたい、行きたいって思い続けてるほうが…でも本人たちは行きたいんだよね。」
ライブ開始から3曲しか歌ってませんが一旦送信しまーす。
その2につづく。→
作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用
ホントに砂を噛む思いでした(目の前にいっぱいあるし(笑))
1曲終わる毎に小田さんのお話が割りと長く続いてる感じなので、きっとゆったりのんびりしたライブなんだろうなぁと思ってました{ハッピー}←実際にはそんな穏やかな状態では無かったようですが(爆)
しかし、最初の3曲でこの分量・・・今月中に終わりますか?←何故なら来月頭(来週の今日)は『情熱大陸』ですよ{わお}{超びっくり}
ありがとうございます。
会場は窓があんなにも開放されていて、
外のたくさんの人たちも歌を聴くことができたんですね。
海辺に歌が流れた~のかな~^^。
『16号を下って』
セットリストを知ったとき、目が一瞬くぎづけでした。
私も、この歌がとっても好きで、
どうしてこんなに好きなのか、今日まで考えたことなかったけど(今もそうですが)、ただただ。。この歌が大好きでした。
わぁ~{キラリ}
つうさん、うれしいです。
じぶんも同じ場所で小田さんのライブを聴けているかのよう。。
MCのひとつひとつも、たのしくて{ルンルン}{YES}
買い物がえりに白いビーサン見つけて、
思わずフラ~っとすいよせられてしまったおまつで~す☆
やっぱし、つうさんレポだよ~~(嬉(T-T))
・・・でも、きっと寝ないで書きあげたんだよね。。
ありがとう{CARR_EMO_115}
今頃、夢の中でもおださんに逢えてたらいいね{CARR_EMO_323}(救護員じゃなくて(笑))
ゆっくり休んで(-_-)zzz~
レポートをありがとうございます。
本当にすばらしいライブでした。
ぜひ、走ってほしかったですね。
引き続き、つうさんのレポートを心待ちにしております!!
脱力していた私も、つうさんのおかげで、
しあわせな時間を思い出し、笑顔になっています。
感謝感謝です{ルンルン}
「その5」くらいまでいきそうな勢いが嬉しいです。
つうさんもちょっと休みながら、ちょっとずつ聞かせてくださいね。
連載小説(まんが?)を待つ気分で♪楽しみにしています!!
小田さん、サザン桑田さんみたいな…?
夏休みの少年(決して父さんではない)みたいな軽装でしたね。
ぜひ、麦わら帽子もかぶって頂きたかったです。
(あ、虫とりあみもサービスで)
歌詞間違えちゃったり、『Someday』で悩んじゃったり、
そんなキュートな小田さんが好きだ~~~!
(海に向かって叫んでみました)
後ろの花火も、ちょっと見たかったです…。
すっかり終わってしまっていましたね。
でも、あの、ドーンドドーンという音さえ、
素敵な思い出になりそうです。
レポート、早く続きが読みたいですっ!!
待ってま~す。
続きも楽しみにしております♪
お待ちかねのつうさんレポだ~{スマイル}
いっぱいいっぱい、小田さんの様子を教えてくださ~い。
早速のレポ{メモ}ありがとうございます。
いつもながら、小田さんの表情や、
息遣いまでもが聞こえてきそうなレポで、
会場の雰囲気が伝わってきて、
まるで自分も一緒にいるような気持ちになります{ラブ}
ライブ会場前の浜辺{ヤシの木}で、
小田さんの歌声{ルンルン}はかなり鮮明に聴こえましたが、
MC{マイク}は、ほとんど全く聞こえず{グズン}
会場内がどっと沸きあがったり、
『え~ッ』という歓声が上がったりするたびに、
一緒にいっていた友達と顔を見合わせて、
もどかしい思いをしていました{りんごちゃんNG}
その空白を埋めてくれる、
詳細なレポで本当に嬉しいです{ラブラブ}
<色:#0000ff>ざー…と、波の音が聞こえてきます。
日暮れに連れて潮が満ちてきたのか、すぐ側まで海が来てるみたいに。</色>
{アップ}本当に私達のすぐ後ろまで、潮が満ちてきていました{げっ}
かなり後になるまで気づかなかったのですが、
<色:#0000ff>ザザ~</色>・・・・波の音ウルサ~い{怒}
・・・と思って振り向いたら、人垣のすぐ後ろまで{汗}
ヤバ~い{悪魔}{悪魔}
ちなみに、ライブハウス前は、入りたくて入れなかった人達で
ものすごい人だかりでした(ざっと見て300~400人くらい?)
友達が朝早くから場所を取ってくれていたおかげで、
その最前列で聴くことができたので、
(○○さん、本当にありがとう{ラブラブ})
水没の恐れはありませんでしたが{ハッピー}
最後列の方達は大丈夫だったんでしょうか?
・・・久しぶりの単独ライブで舞い上がってしまい{ロケット}
長々と書いてしまって申し訳ありません{汗}
続きを楽しみに待っていますので、
無理せず少しずつupしてくださいね{ユニミーピンク}
つうさんのレポのおかげで 私も参加しているかのような気分{ルンルン}
続きはまた、ゆっくり、でいいでーす
楽しみにしていますよ{バイバイ}