歌はスポーツだ

腹筋と背筋の筋肉痛（そうかなカラオケ対決のため）が、
やっと癒えた。

最近は歌うだけで精一杯だが、以前は体育会系ゆえ、
歌いながら、トレーニングも同時に行うカラオケが基本だった。
いわゆるスポーツカラオケである。（そんな言葉はない）
田舎の広い、ひろーいカラオケルームならでは。
全員歌いながらスクワット。
全員歌いながらその場でジョッグ

徐々に熱くなってくる。



全員歌いながらエアロビクス。
マイクを持たない者も、一時たりとも動きを止めてはならない。
筋肉が発熱し、すでに全身汗びっしょりである。
ドアのガラスが熱気で曇る。



腹筋が痙攣する。軽いめまいに襲われる。
体が酸素を求めてあえぐ。
まだまだだ。
もっともっと酸欠になるまで、己を追い込め。

全身を使い、腹式呼吸で腹の底から、力の限り声を出せ。
肺活量の限界まで、
意識が一瞬ブラックアウトするまで、声を出し続けろ。
これは勝負である。
自分との勝負。





歌っているのはユーミンなのに。