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つうさんのごちそうちょう2

ごはんと乾杯と音楽と小田和正ファンの記録(2005〜過去ログ)

2016.6.30(木)東京体育館れぽ【小田和正ツアー2016君住む街へ】

2016-07-02 20:51:06 | 小田和正ツアー2016「君住む街へ」



小田和正ツアー2016 君住む街へ
6月30日(木)東京体育館、初日レポ。


東京体育館、2日間があっというまに終わっていきました。
6.30、東京、そして今回のセットリスト。
多くのオフコースファンが集まったと思われる会場は、いつもとは違う雰囲気で
まさに「あの日 あの時」を思い出しては、過ぎてきた時間と、今を思う。

それは少なからず小田さんにもあったようで…

6時35分、コンサートが始まりました。


・・・



※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶、主観に基づくもので、実際とは異なります。



オープニング映像で映しだされるモノクロ写真にどよめきが起き、
時間は進み、1982年…
笑顔がどんどん弾けていくのは、花道を走り始めた頃から。
この10年をみているだけで泣きそうになる。

小田さんの登場を待ちかねる手拍子は高まっていき、

楽屋口に近いエリアで、最初の歓声が起きる。

小田さん!

メインステージを通り過ぎ、花道をまっすぐ歩いて、客席真ん中のステージへ。
歓声が飛び交う中、歌い出しにグッと集中して…

大好きな「風」という言葉で始まる歌。
閉じられた空間に、ふわっと風が流れ、空が広がる。

メインステージ真横のスタンドからも見えやすいようにと配慮したのでしょう、
外周の途中に階段があり、
2階客席の目の前、高い位置を通るように花道が設置されていました。

階段、体力を消耗するんだよな…小田さんすごいな…


「どうもありがとう。
私の言い方だとあまり伝わらないかもしれませんが、とっても感謝しています。

スタッフと話していて
今日、6月30日は、5人のオフコースの最後の武道館の日だと(拍手)
その時、10日間で一日でも来た、という人は?
(けっこう手があがる)
そんなに~~?!(笑)
みんな若かったね(笑)

期待に応えられるかわかりませんが、ジジイなりに頑張ります。」

「ベストアルバムを編集するにあたり、今までの曲を、きき…きき…ききかえして(笑)
…何が何だかわかんなくなってくる(笑)
聴き返して。(笑)

タイトルを聴いてもわかんない曲があって…聴いてみたら、へんてこで(笑)
どこがどう、というわけではないけど、ヘンテコなんで…この曲の存在を忘れたいんだな。
それで思い出せない。
まあ、昔はそういうの忘れたかったけど、今はね。

そんなヘンテコな曲の中で、わりと、当時少ないファンの方々が、好きだと言ってくれた曲を
オリジナルに近い形で、やってみたいと思います。」




続いて、ピアノ前に座り、あのイントロを弾き始めると…どよめきと拍手が。


花道を歩きながら…好き、キライという曲を最近は書いてない、と。
ラブ突みたいな。と、そこまでさかのぼりますか~
「若葉のひと」はー?何度も何度も、君に恋をするんじゃないのかー!


オフコースの曲が続きます。

ドキドキしてきた。


『心はなれて』


ああもう、630の再現ではないですか。


出会って 愛して

ふたりだけはこんなふうに…



34年前の小田さんと、34年後の小田さんと。
630が近いから、三日前にDVD3回も見てたから。

今のほうがレコードに近いアレンジなのが、不思議な感じ。


ふたりで追いかけた

青い日々がこぼれてゆく

やがて ひとり 窓の外は冬…



モニターに、あの日の武道館が映る。
私は行けなかったけれど、
行けなかったからこそ、繰り返し擦り切れるほどビデオを観ては
あの時の空気を、客席の声を、小田さんたちの表情を、ひとつ残らず感じたいと焦がれていた。
5人の最後のオフコースを。

ピアノとストリングスの音が響き、静かに曲が終わる。


続いて、『言葉にできない』が始まる。

あの日と同じセットリスト、
違うのは小田さんがひとり、ピアノを弾き始めること。


2番が始まって、あっと思った。
アレンジを変えてきてる…!


せつない嘘をついては
いいわけをのみこんで
果たせぬ あの頃の夢は もう消えた



遠い記憶をさぐるような
水面に映っては消える一瞬の像を見定めようとしているような

揺らぐ心の動きが、ピアノに移ったかのような音

今日という日に、新しい、言葉にできない。


と…


「あなに会えて ほんとうに…」


小田さんの歌が、途切れました。

そのまま、ピアノだけが続き。拍手が小田さんを包みます。

私は例によって双眼鏡でガン見してて(この曲はモニター映像ないので)

小田さんの両目にみるみる涙がたまっていって、今にもこぼれ落ちそうだった。。



それをグッとこらえて、なんとか持ち直し


あなたに会えて

言葉にできない

今 あなたに会えて



絞りだすような渾身のシャウト。すごい。すごかった。

立ち上がって、顔を手で拭い、

大きな拍手。


次の I LOVE YOU では
いつもの小田さんに戻って、一歩ずつ、花道を歩きながら。
少し声が低かったかもしれないけど…

この曲が今ものすごく好きで、34年前も好きだったけれどその時より好きだと思う。


・・・


花道で風船を追いかけていったら、すごい勢いで戻ってきた風船に激突(笑)
顔がぶにゅってなって笑っちゃってる(笑)

キラキラの大サビ前、ステージ横の花道への階段を、段飛ばしで駆け上がり、
スタンド前で大サビを熱唱する小田さんも、

花道の小田さんと一緒に
「あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら」と合唱することも

34年前には見れなかった姿。

決してやめない客席突入も
歩いて行った先の笑顔を知っているから。

そんな小田さんがものすごくカッコよくて、同時にハラハラもする。
いつか風船追いかけて落っこちるんじゃないかって

2日目は風船と一緒にマイク投げ飛ばしてた(笑)


・・・


『たしかなこと』を歌っている時に
私の周囲から合唱が聞こえてきて、いつもはわりと歌う人がいないのに
この日はたくさんの人が歌っていました。

小田さん、途中で右のイヤモニを外したのは、歌が聴こえたからでしょうか。

私の隣は、坊主頭にスーツ(!)のいかつい男性で、とにかく縦にも横にもデカくて
椅子からはみ出るのを窮屈そうにしていて
ファンなのかな、いちおう手拍子とかしてるけど、保険関係者かな…怖いw(すいません)
でも、『たしかなこと』の時、すごい泣いてる人がいる…と思ったら
大きなその人が号泣していた。


私はやっぱり「風は止んだ」で泣いてしまう。



コンサートの前半、オフコースの曲をずらっとやってくれて
それはとても懐かしく、心が浮きたち、思い出に浸り、涙するけれど

34年の間もずっと、小田さんはたくさんの歌を作り、歌い続け、
ひとつひとつが心に響き、とても大切で、
その小田さんの歌が、変わらずに、、私たちの心の傍らにあったことが
何より嬉しい。

34年後に、こんな気持ちでコンサートにいることができたのは
奇跡なんだと思う。

小田さんと、小田さんの周りのたくさんの人たちと、
小田さん、オフコースの音楽を愛し続けた観客とが集まった、
奇跡みたいな一日だったと思う。


・・・


「今日は、なんていうか…
『言葉にできない』でまさかあんな風になるなんて、思いもしなかったですが…
なんだよ、34年前と一緒かよ、とがっかりしてしまいましたが…」


客席の温かい思いがいっぱい。

「こんな年になって、前回も言いましたが、次の約束はなかなかできない…
でも、次会うときは、いくつになってるかわかりませんが
できれば、オフコースばかりじゃなくて、新しい歌を書いて。

僕が言っても、なかなか伝わりにくいと思いますが、
本当に感謝しています。
今日は、たくさんのひとたちが来てくれて、知り合いも来ていて、
アーティストの友達もいっぱい来ていて、やりにくいところもありましたが(笑)
本当にありがとうございました。

このツアーのタイトルは、相当、心して、つけました。
その歌を歌って、お別れしたいと思います。」



『君住む街へ』


花道をゆく先々で、たくさんの人が笑顔で、泣き顔で、手を振る。

小田さんは、颯爽と前を向き、後ろに手を振りながら、歌い通り過ぎてゆく。

次の街、次の会場へ。


・・・


アンコール、34年前は一緒に歌えなかったこの曲を
今日は一緒に!
あの日武道館にいた人たちは、今日のことを予想しただろうか。
小田さんと一緒に、一糸乱れぬ振りで歌うことも(笑)


もう一度。
奇跡みたいな一日だった。



2回目のアンコールは、新潟2日目と同じく3曲。

さいたまから加わったオフコースの曲、

ダイジョウブ、

また会える日まで。

誰かがコーラスの入りをまちがえて、がくっとなるメンバー(笑)
新潟初日に続き、珍しいものをみて(笑)、2016.6.30は、終わりました。



作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用

東京体育館2日目につづく…

2016.6.30。やって参りました東京体育館です【小田和正ツアー2016君住む街へ】

2016-06-30 18:17:49 | 小田和正ツアー2016「君住む街へ」



34年後の630。
やって参りました、東京体育館です!


開演を待つ間…ワクワク、ドキドキ、
少しだけ遠い日の思い出に浸ってしんみり。
今日はそんな人たちがたくさんいるのかな。


小田さん、ありがとうございます。
ずっと音楽をつづけてくれて。


34年後、こんな気持ちで開演を待っている。
なんと幸せなことか。

まもなく開演です。




6/21(火)新潟朱鷺メッセレポレポ【小田和正ツアー2016君住む街へ】

2016-06-23 23:50:38 | 小田和正ツアー2016「君住む街へ」
朱鷺メッセとツアトラ~




ご当地紀行で訪れた、新発田の五十公野(いじみの)公園、あやめ祭り




小田和正ツアー2016 君住む街へ
6/21(火)新潟朱鷺メッセ。


数々の思い出を刻んできた会場で、1年半ぶりのコンサートです!
地元の方との再会も嬉しく、思い出をたどるのも懐かしく。


横長使いの会場は、相変わらずの広さ、バカ広であります。
左右両サイドに設置されたスタンド席、対岸のスタンドが霞むくらい遠い。上段までぎっしり埋め尽くされています。

私の周囲は、小田さんを見るのが初めての人が多い感じで
花道を見て「あれは何?!!」「あそこを通るんじゃない?!」
と、開演前からうきうきと楽しそう。
 
 


   
   
   
・・・



※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶、主観に基づくもので、実際とは異なります。


場内が暗くなり、オープニングのタイトルがモニターに出ると…
早くもアンコールの拍手が(笑)

画面に映される写真にどよめき、
「かわいいー!」「えー!すごいかわいくない?(きゃあきゃあ)」
…会場のみなさんも、若返っております


そして、オープニングから2曲め、小田さんが花道を歩きながら歌う姿に、、、
感激のあまり泣き出してしまう人も。(そしてもらい泣く私)


「こんなにたくさん集まってくれて、どうもありがとう!

新潟は2年ぶり、ちょっと帰ってくんのが早すぎたかな?と思ったけど(笑)
こんな風に歓待してくれて、本当にありがとうございます。

今日は、(観客の)地元率が、80%を越えてるそうで、
ちなみに、(静岡)初日は30%、2日目は50%、
圧倒的な地元率であります。
ですが、その地元率は、コンサートを盛り上げるのに何ら関係もないので、
自力で頑張りたいと思います。(拍手!)

前回来るときは、新しい曲をいっぱい書いて…と言ったのに、
いっぱい書いてなくて(笑)
今回はベストを出して、ツアーに来ようということになりました。」




3枚組ベスト盤の紹介。

歓声と拍手がすごいです。



左花道の先でオフコースの曲を歌い…

「一緒に歌ってくれる方がいっぱいいて、嬉しく思います。」

「一週間前から何をしゃべろうか、考えていたけど、ひとつも浮かばない。
新潟の子供は、新潟の『潟』って字が書けるのかな?とか(笑)

昔は、音楽がすごい好きだったな。自分が好きだった曲のように、好きなように書いていた。

次に、オリジナルアルバムが出るとしたら、自分に、素直に書いて。
どんな曲ができるのかな、と思います。」



花道を右方向へ歩きながら、新潟に来て食べた物の話を…

「松島ラーメン?も食べました。

(客席:青島ラーメン!)(大声でツッコミ)

「え?青島ラーメン?あ、すいません」(笑)

つっこまれた方に向けて腕を振り、にやりと 輝くばかりの照れ笑い。

地元ならではの会話が嬉しそうです。
つか、そんな表情がみれた私も嬉しいよ!


「トークのうまい人は、つまんない話も面白く話すことができる。
僕が、つまんない話をすると、ただつまんないんで…」
(そんなことはない。)


「次の曲は、できれば一緒に歌ってください。さっきも一緒に歌ってくれたから、期待してます」(と言ったような…)



・・・



この日は、地元率が高い、というだけでなく、
小田さんを初めて見る、久しぶりに見る、という人も多かったように思います。

YES-YES-YESで、最近定番の手振りをする人が、一度目は少なかったのも、四日市ドームを思い出しました。


小田さんが花道を降り、左先方アリーナへ突入して外側へ。
思わぬ所まで近くに来てくれた小田さんに、スタンドの皆が、歓喜の表情で手を振っています!

そのままアリーナ外周をぐるっと一周、

正面後方の車椅子席の人たち全員と、がっちり握手をし、
さらにスタンドの階段を上り、観客に囲まれた真ん中で、大サビ熱唱!


朱鷺メッセはとても広い会場だけれど、音の反響もすごいけど、
そんなことはいつか忘れてしまって

ゆく先々で、歓声が沸き、
一緒に歌う人、手を振る人、大きな手拍子、一生懸命な拍手…

あったかい、とってもあったかい会場でした。
と、いち観客の私が感じるくらい。本当に温かかった。


私の隣の若い(20代?)女性二人連れは
たぶん自分が生まれる前の、オフコースの曲で、新品のツアータオルで顔を覆うほど号泣し
その後も、コンサートの最後まで、ずっと涙しながら聴いていました。


・・・


「どうもありがとうございました。

みんなに支えられて、
今日は、とっても素直な気持ちでコンサートができました。

…いつも素直なんですけど(笑)今日はそれにも増して、素直な気持ちで。

またこうして会いに来れたら、と思います。」



まるで、一人ひとりに語りかけるように、穏やかでやさしい声で話した後
ツアータイトルの曲を。


花道をゆっくり歩きながら…と、歌が途切れます。

歌い始めては、また途切れて…

遠くて、小田さんの様子はわからないけれど
もしかしたら、感極まってたのかな

いつもより、少し低い声だった気がするのは
涙声になりそうなのを、堪えてたのかな…


が、自分が泣いてしまって、よくわからなかった…(隣の子も泣いてた。)


またひとつ、大切な時間が、過ぎてゆく。


・・・


アンコール、YES-YES-YES… の間奏で見せた猛ダッシュ、
スタートの瞬間の、「走ったるぞーー!!の顔が
すっごい凛々しくてやんちゃな表情で、あれっ少年?

何かやらかしそうでヒヤヒヤした(笑)


感動的だったのが、
大サビ、スタッフコーラス隊で
声を限りに熱唱している、キョードー北陸、秋田さんと後藤さんの姿。
かつて、弥彦神社で小田さんと一緒に走ってたよね…スーツに革靴で。

この新潟で、北陸のコンサートはラスト。
北陸シリーズはいつも、素敵な時間が流れていました。
ありがとうございました。。


気づくともう16公演、3分の1が終わってしまったんだなあ…



・・・



そんな感動的なコンサート、2回目のアンコール。

バンドメンバー全員でのアカペラ曲が、始まりました。

と、誰かがフライング

「また」

みな笑っちゃって最後グダグダ(笑)珍しいものを聴いた(笑)



初日の最後は、オフコースの曲でした。




6/15(水)さいたまスーパーアリーナ2日目【小田和正ツアー2016君住む街へ】

2016-06-21 16:29:00 | 小田和正ツアー2016「君住む街へ」
さいたまスーパーアリーナ、2日目のMCれぽアップがまだでした。。

録音録画機器は一切使用しておりません。歓声がすごくて、よく聞こえなかったところも多々あります。
以下ネタバレの部分があります。

・・・

「こんな風に、本当に忙しい中、たくさんの人が集まって頂いて、ありがとうございます。
昨日も、ありがとうありがとう、と言いましたが、
『こんなに集まって来てくれて、ありがとう』と言うのを忘れちゃったので。
皆さんの知り合いで、昨日来た人がいたら、伝えといてください。」

とゆうことでお伝えいたしました(`・ω・)ゞ

会場のてっぺんまで、ぎっしりです。

(会場をぐるりと見回し、最上階の人たちに)
「今にも落ちそうなとこで。
どんないきさつでそんなとこにいるのかわかりませんが…(笑)
(手を振る。上の方の人たち皆さんも手をぶんぶん振り返す)

盛り上がっていこうぜ!!」

・・・


小田さん、初日は「緊張してる場合ではありません」とのMCがありましたが
2日目は、まっったく緊張してなさそうだった。すごい元気だった!(笑)

「ちょっと調べてみたんですけど、この曲は1975年でしたね。」

「あの頃、すなわち、今やった曲の75年前後は、
タイアップも無いし…ある人はあったけれど。
新しい曲を、待っててくれるファンの人たちは、ほとんどいない。

曲は、自分に向かって一生懸命に、
邪念なく、曲に向き合った。

…邪念なく、って言うと、今は邪念だらけみたいですが(笑)

結果的にその曲は、数少ないファンの人たちから、強い支持を受けました。」

何曲か歌って

「たしかに、

♪こんな~ことは~ 今までなかった~

に比べて

♪さよなら さよなら さよなら

は、邪念を感じるな(笑)

この話は、今日しないと、ずっとすることが無いと思うので…まあしなくてもいいんですが(笑)
僕が、初めて大宮に来た話。

今から50年くらい前、大学で仙台にいて、1年の冬休みに、初めてスキー行って、蔵王に。
見事に2日目か3日目に足をケガして。
付き添いの同級生がついてきてくれて、電車が大宮止まりだったのかな?
兄貴が大宮まで迎えに来てくれた。

というだけの話です(会場:笑!)
50年前ですから、大宮駅前は薄暗くてね~、昭和40年くらい?
松本清張に出てきそうな。」


「これから歌う歌は、邪念のかけらもなかった、
初めて作った曲です。

邪念のない感じで、みなさんと歌って頂けたら。」


歩きながら歌われていた時

ああ早く 九月になれば…

花道から離れた席でも、はっきりと生の声が聞こえました。

その花道を、猛ダッシュで駆け抜けた時の姿勢が

短距離選手の、スタートダッシュのように!美しいフォームで!
うおおおカッコいいーー!!

その後の「ありがとーー!!」は、遠くからもはっきり、生声で聞こえました!
あのダッシュのあとの、ものすごい声量。。


埼玉ご当地紀行は、スタレビさん巡り(笑)
とっても面白かったです。
スタレビさんファンの聖地ですね~。


風船れぽ(笑)
会場が広くて、なかなか小田さんのところに風船が廻ってきませんが
きたー!と思っててけてけ近寄ったら、スタッフさんが遠くに押しやってしまって、ガッカリ(笑)

でも、客席の「こっちー!」の身振りに、んしょ!と風船キック!

広いアリーナの外周を歩き、スタンドに上り。
この日は3箇所くらい上がってたかな?
大盛り上がりでした!!

スタンドマイクで歌う曲、、
泣きました。



「どうもありがとうございました。

くれぐれも昨日来た人たちによろしく伝えてください。

そんなわけで、次いつ会えるかわかりませんが、
がんばって、がんばって、
これからは本当にがんばらないと。(笑)
また会える日を、心から楽しみにしています。

皆さんも…中には若い方もいらっしゃいますけど…(笑)
身体に気をつけて。(はーい)
どうもありがとう!

それでは、ツアータイトルになっている…(間を置いて)
君住む街へ。(ぴしっと人差し指) 」

全身を使って歌い終え、大きくひとつ、ふうっと息をして。
本編が終わりました。


アンコール。

小田さんへの掛け声が、やみません。
「小田さーん!」「ありがとう!」

青い光と白の光が、中央のグランドピアノを照らしているのがすごくキレイで
その光の中に、小田さんが座り、歓声がやむのを待たずに、歌い始めます。

嬉しい時も…

時折、ふっと顔を上げて、目線を客席の方に向けながら。

アンコール3曲が終わり、
膝に手をついて、深々とお辞儀。


この日初めて気がついたのですが、
バンドのみんなでアカペラで歌う曲で、
ストリングスチームのまなみさんとまさみさんのマイクに、おだくまちゃんが付いており
めちゃめちゃ可愛かったです。


「今日は本当に…いろいろ仕事とか、予定を合わせて、来てくれてありがとう。

邪念のない(笑)、みんなが気に入ってくれるような曲を、
きっと書くぞ!

(バンドの方を向いて)約束しちゃう?
一曲と言わずに、書いて。
また会いましょう!」

(…と聞こえましたが、このあたりはもう、歓声が凄すぎてよくわかりませんでした。)


3回目のアンコールは、前日と同じ、あの曲。
物凄い歓声に、マイクから少し離れてお辞儀をして、
曲が始まりました。

歌い終えた後は、何も言わず。
すっとステージを去ってゆきました。



6/14(火)さいたまスーパーアリーナ初日メモ【小田和正ツアー2016「君住む街へ」】

2016-06-15 15:57:49 | 小田和正ツアー2016「君住む街へ」



久々のさいたまスーパーアリーナ、でかい!
5階席?天井近くまで、ぎっしりです。
小田さん登場に、客席の拍手も、歓声も、大きい!


小田和正ツアー2016 君住む街へ
2016年6月14日(火)さいたまスーパーアリーナ。

2005年「大好きな君に」クリスマスの約束(中居ゲスト)の収録以来、11年ぶりの会場です。
ツアー始まって初の首都圏でのライブ、盛り上がりました~!
そして…小田さん、どんだけスタレビさん大好きなんだ。

以下、初日のMCメモなど。
一部、曲などネタバレにふれる所がありますのでご注意ください。

※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶に基づくもので、実際とは異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。



・・・



オープニング、
紺のスニーカーをきゅっと後ろに蹴りあげる仕草に、気づいた人たちが軽く悲鳴(笑)


「こころ」の2番で、”君が好き…”と歌っちゃった小田さん/(^o^)\
そうかそんなに、君が好きかー*\(^o^)/*
大サビ、上からいこうとしてましたね♪


「ツアーが始まって一ヶ月以上たちましたが、ようやく首都圏でのコンサートです。
緊張している場合ではありません、最後まで盛り上がっていきたいと思います。

リハーサルの時、あんな高いところに椅子が、席があるのか…と思ってたら、みなさんがいる。
そこまで届くように頑張ります!(拍手!)」





花道先で、オフコースの歌を歌い終えて…

「正直に告白しておきますが…何か、間違ったようです(笑)」

はい、みんな気づいてたー*\(^o^)/*
でも、あんな長い花道の先で、手拍子の音はすごくて(会場中が熱くてすいませ~ん)
大変だと思う…だからといってイヤモニの音量はあまり上げてほしくない心配性のファン^^;


「さいたまで、僕は思い出すのは、浦和市民会館。40年くらい前?
まだスタッフもついてなくて(移動など)自分で全部、ひとりでやっていた。

自分で言うのも何ですが(笑)ちょっとずつ、人気が出てきて(笑)
単独ではなく、いろんなアーティストが出るコンサートで、
駅前にいっぱいお客さんがついてきて、
そしたら、ホームまで攻め込んできて。
僕は、お腹が空いていて、駅の立ち食いそばを食っていたら 
(ファンに)囲まれまして。(笑!)

周りのサラリーマンたちが、こいつら何だ?というような目で見てまして。。
それを思い出します。」



駅のホームで小田さんが立ち食いそばを食べ…それを囲むファン…とサラリーマン…
そりはぜひ、引きで見てみたい(笑)


「自分で言うのも何ですが、次の曲もたぶんオフコース…(笑)
立ち食いそばを食ってた頃より、たぶん後になりますが。」



「最近は、口を開くとすぐ”年をとった”と言う話になるから、できるだけ話さないようにしている。
ほんのちょっと前、スタレビの根本要と食事しまして。

あいつがよく言うのが『ハンサムで、人気のあるアーティストは、許せない』(笑)

『振り返って見るに、小田さんは、ギリギリ許せる』(爆笑)

オレだって昔はけっこうキャーキャー言われてたんだぞ!と、言おうと思いましたが、
言いませんでした」(笑!笑!)



客席からは「かっこいー!」「今もかっこいいー!」とたくさんの声が
小田さん「いやいや。」
今も十分、キャーキャー言われてます

「浦和の駅で、立ち食いそばを…そばは熱いし、みんなに囲まれて、
サラリーマンになんだこいつ、って目で囲まれて、いたたまれなくて…すごい汗をかきました。」



ご当地紀行は、埼玉といえばスタレビ、ということでいろいろと
レポは後ほど。


・・・


風船をてけてけ押しながら花道をまっすぐ行って、客席に押し出す小田さん
会場が広くて、風船がなかなか小田さんのところに来なかったので、
小田さんがたくさん風船と絡めますように( ^ω^ )


花道の下では、大勢のスタッフさんがずっと動いていて、
小田さんが、歌いながら花道を行きかけると、舞台監督さんが逆方向を指差して(笑)
あっΣ( ° 口 ° と、向きを変えて歩いていったり。

ツアーが進むに連れて、映像も演出も音もなにもかも、びしばしと引き締まってゆくのが実感されます。
小田さんの客席突入も(笑)
アリーナとスタンドの間の外周をぐるっと歩き、スタンドの階段に突入も!

通路に人が溢れて、上まで進めなくなってたのが残念でしたが…

それでも、無理やり、お客さんの椅子に乗っかって大サビ!!ひゃっほう!!ヽ( ´ ∇ `)ノ


スタンドマイクでの歌を歌い終えて。

「今、考えてたのが… 歌いながら(笑)考えてたのが、
またいつか、今日のことを、思い出話みたいにして、みんなに会えたら、
とっても素敵なことだなと思います。
浦和の駅に向かって、立ち喰いそば食ったのを思い出す(そんな思い出話みたいに。)

頑張って長生きして、
みんなが素敵だと思う曲を書いて、またみんなの前で歌えたら。」



・・・


アンコール。

バラードではないピアノ、よりエモーショナルに弾く姿がかっこいいー!
ひ・だ・り・あ・し!(20年位ゆってる)


・・・


2回目のアンコールで、最後のアカペラ曲を歌い、会場を去っていき…
そのあとはエンディングムービー…が、始まらない。

もちろん、客席はおさまらない。延々と拍手を続けます。
「小田さーん!!」という叫び声が飛び交います。

しばらくして…ステージに明かりがつきました!
小田さんたちの姿が!!やったあ!!トリプルアンコール!!ヽ( ´ ∇ `)ノ

メインステージでスタンバイ、小田さんはアコギ。
いなぴーと向き合います。

ん…?これは…??

グッバイ?
明日?

どちらでもありませんでした。

今ツアーで初めて演奏される曲で、
ベスト「あの日 あの時」にも「自己ベスト」にも、どのベスト盤にも入っていない曲。


イントロが始まった瞬間、悲鳴があがりました。


私は…

ひどく泣いて、頭がまっ白になって、

手拍子もできなかった。



きっと皆、それぞれに思うことがある曲…


その一曲を歌い終えて、何も語らず、小田さんは去っていきました。



過去にこの歌が歌われたコンサートは

1988-89年 Still a long way to go
1989年 The Night With Us
2008年 今日も どこかで

そして
2016年 君住む街へ。


時々、こんな風に、否が応でも気づかされてしまう。

ずいぶんと長く、時間は過ぎてきてしまったこと。


・・・


最後の曲のショックで、おだティンカーベルちゃんの記憶がない…

それでも。
小田さんの、浦和の立ち食いそばではないけれど、
いつかまた、この日のことを、楽しく思い出す日が来るように。

要さんの「ハンサム」発言と、(笑)

まちがえて、ぺろっと舌を出すお茶目な小田さんと、


花道で立ち止まり、光の中、静かに歌う小田さんを、心に刻もう。
そっと目を閉じて、ひとつひとつの言葉を、愛しげに歌い紡ぐ小田さんを。


祈るような想いは ただ ひとつ 君の心 安らかに



作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用