テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

引き続き、カラス

2014-04-30 23:39:59 | 懐中電灯
何で? と思われる記事タイトルと写真ですが、相変わらず、近所に居着いた数羽のカラスがうるさいのです。
おそらくは、ご近所でゴミの出し方などに不備のあるところが有って、それにつけこんで居座っているものと思われますが、折角本調子で鳴き出したウグイスや、他の野鳥もカラスが我が物顔で跋扈していると、なりを潜めてしまい、替わりにカラスのうるさい鳴き声が聞こえてくるので、興ざめなのです。おまけに、私にちょっかいを出してくるのも変わりない、というか、他の方にも示威行動、威嚇行動しているようです。よく、郊外の工場などで、カラスの死骸に似せた黒いビニールの作り物をぶら下げてカラスよけにしているところがありますが、何か対策がないか考えてみました。
音(破裂音、爆発音)には敏感だそうなので、先日の連発鉄砲が脳裏に浮かびましたが、クレバーな彼らはすぐ慣れてしまうでしょうし、何より、家の外で使うのは、気恥ずかしさ満点です。よって、他の方法を模索します。レーザーポインターが効果があるようですが、昔は海外通販で香港などから買えていた高出力タイプ(といっても1W以下)が買えなくなってるようなので、取りあえず、ウチに山ほどある懐中電灯の中から、焦点調節の出来る高出力タイプを持ち出しました。写真はかなり露出アンダーにしてあるので、LED素子に並んだ発光体の様子が、コリメーターレンズでそのまま投影されているのが分かります。普通の懐中電灯はこのようなLED素子の光を上手く散乱し、ある程度収束させるようになって、実際、その方が使いやすいのですが、こういうコリメーターレンズで投影するようなタイプは、より遠くの狭い範囲を強く照らすことが出来、ほんの少しレーザーポインターに近い特徴です。普通に写すと、下のようになる、強力な懐中電灯です。肉眼ではこの状態でも、充分に素子の形がわかるのですが、流石にデジカメには、ヒトの目ほどのラチチュードの広さはないようです。



まず、私自身の姿を見せつけ、近くのアンテナまでやってくるのを待ちます。いつもは私が後ろを向いた隙に頭上へと飛来してくるのですが、そのまま数十秒対峙し、手に持った懐中電灯を振り回して気を引きます。こっちを見てるな、と思った瞬間、あらかじめ焦点を絞って置いた懐中電灯をカラスに向けて照射します。疑いようもなく、アンテナの上でずっこけたカラスは、遠くへ飛び、30mほど離れた電柱のてっぺんに留まりこちらをうかがっています。ただ、それぐらいの距離ならこの懐中電灯は充分射程内です。良く狙って照らしてやると、さらに遠くへ逃げます。離れた家屋のアンテナに留まったカラスは、クチバシでしきりにアンテナを叩くようにこすっています。目がくらんだのか、怒っているのかわかりませんが、この懐中電灯が奏功するしばらくの間は、カラスも寄ってこないでしょう。
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カラスにゴロを巻かれる

2014-04-29 22:39:08 | 日記
早朝、雨が上がったので、ゴミを出すついでに、クルマのボディーに残った雨粒を拭き上げ、そのまま外で一服していました。
さて、と玄関に入ろうとしたところ、数十メートル離れたテレビのアンテナに留まっていた2羽のカラスのうち、一羽がバサッと飛来し、大きく嘶いて飛び去ります。明らかに背後を衝くような感じでしたので、戻り、じっと見ていると、またアンテナ上にてこちらをうかがっている様子です。カラスに見えるところで腰を下ろし、もう一本タバコを吸って、じっくりと落ち着いた後、あらためて玄関に戻ろうとすると、また威嚇しようと飛んできます。手に持っていた雨水拭き取りに使った古いバスタオルをパンっと音がするくらい素早く振り、対抗します。明らかにあのカラスはこちらというか私個人を意識しており、どういうつもりかちょっかいを出してきます。ちょうど玄関先に有った、カセットコンロのカートリッジの先に付けるトーチを持ち出し、点火して、ティッシュペーパーを一枚、見えるように燃やします。その後、もう一分ぐらい、トーチを燃し続け、ゆっくりと引き上げます。こんどは流石に寄ってきませんが、その一時間後、クルマで出かけようとしたら、まだカラスは居て、遠くのアンテナから、近くのアンテナまで来ました。それ以上は何もしてきません。まあ、時間に余裕のある朝でしたので、オフザケの過ぎるカラスに付き合わされてしまっても、ちょっと自己嫌悪するくらいで、帰宅するまで忘れていた、そんな出来事なのでした。
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美味い魚

2014-04-28 23:08:39 | 脱線して底抜け
肴ではなく、魚、食べる魚介類の事です。
日本人の鯛好きは、ハレの日の象徴として鯛の塩焼きがあるように、一般的には広く認められているとは思うのですが、個人的には、鯛アラ汁や、鯛めしの方が好みです。同様に、刺身では、鯛や平目、カンパチや鮪など、よく刺身として提供されている魚より、太刀魚や鰈、そしてガシラ(カサゴのこと)やメバルの刺身が最高だと思ってます。他に釣りたての鯖の刺身に酢味噌をつけて食べるのは、漁師か釣り人でないと出来ない最高の経験だと思ってますし、生きたままを開いてまだ身がうねっているようなアナゴをサクッとした天ぷらで食べるのは、至福のひとときだと確信しています。中紀から南紀にかけての磯が点在するような釣り場では、根魚狙いで陸釣りしていると、たまに小さめの伊勢エビが上がってくることがあります。本来なら漁業権の関係で、自分で釣ったものであっても海に帰さないといけないと聞いたことがありますが、もちろんすぐさまタオルでくるんで隠匿し、クーラーボックスの中で、バキッと二つ折りに割って、ムチムチした身を海水で味付けて食べ、ミソは殻のほうから炙ってちょっと焦がして食べるのが大好きです。アジはゼイゴを削り取ってエラとワタを抜き、スライスしたキノコ類、バターと一緒に蒸し焼きで食べたのが干物を焼いたのとは全く方向の違うおいしさで驚いたことがあります。美味しい魚を思い起こしたとき、浮かんでくるのは釣魚であり大衆魚と云われるのが殆どだなぁ、とスーパーで買ってきた切り身のパックを見ながら思うのでした。
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天候不順

2014-04-27 22:50:23 | 日記
週間天気予報通り、GWの前半はパッとしない天気から始まっています。
急遽、GW明けに人と会う約束が2件入り、片方は楽しみにしながら、もう一方はちょっと気の進まない、そんな事案なのです。清濁混交というか、プラスとマイナス、ハレとケ、陽と陰、いろんな二元的要素が絡み合った複雑な気持ちで、ちょうどこの天気のようにどんよりとしているのです。また一方には、GW中の少なくとも1~2日、準備期間が要ることもあり、より気が重い。せめて夜だけでも晴れる日があってくれれば、ほおとため息の出るような星空が見えるのに、と都会の喧噪が少なくなる時期の良好な星空観望に期待しているのですが、今夜も望みは薄そうです。
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注射

2014-04-26 23:18:20 | 日記
注射を打たれる機会がありました。
ディスポの注射器になったのは、もう随分前ですが、最近のは更に針が細くなり、深く刺してもさほど痛みを感じにくくなっているようです。また、入院してる身内を見舞ったときにも、丁度点滴していたのですが、点滴のコントローラーがどの患者さんにも用意されており、昔のような、ポタポタ落ちる様子を見ながらアナログ的にチューブを押しつぶして速度を調整するのは見掛けません。昔、バイクで骨を折って入院してたときは、点滴の時間を短くするために、自分で調節して、ポタポタをツツツツツーという感じまで早くして、薬液の冷えを感じたりしていたものです。で、どちらの場合でも、印象に残ったのが、接触感染など院内感染対策の徹底ぶり。注射の場合は、管理番号の付いたダストボックスを注射部位の近くまで持ってきて、注射担当する医師以外は全く触れないようにしている様子。まあ医療廃棄物は法律上の特別管理産業廃棄物といって、廃棄に厳密な手続きが要るので仕方のない事かもしれません。入院の病棟では、各病室に必ず手を洗う小さな洗面台があり、トイレも、トイレ内の洗浄水ボタンや、ダストボックスの開閉も非接触のセンサー、手を洗った後はドアノブ等に触れることなく出入り出来るようになってました。
特に、注射器の管理は徹底してるようで、なんか、自分が感染源になったようで、良い気分ではなかったです。まあ、様々な薬に耐性のある病原菌が増えた、ということなのでしょうが、私自身が生きてきた数十年の間に、菌の世界では、淘汰や進化がそれほどに進んでいる、ということで、動植物の進化と較べると驚異的な速度です。点滴の機器といい、感染防止対策といい、皆、医療費、健康保険費から出ているわけで、医療関係のメーカーというのは、今後も安定して成長し続けるのでしょうが、増大し続ける福利厚生費の負担というものを考えるとき、医薬品メーカーへのアプローチが少ないのは、彼らが企業として、医療関連諸団体と完璧に近いヒエラルキーを作り上げているのと無関係ではないでしょう。大阪の道修町にかつてたくさんあった、手作業で頓服薬を折りたたんでいるような製薬会社のイメージからは、途方もなくかけ離れ、これも驚異的なのです。
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つれづれに・・・

2014-04-25 22:59:40 | 双眼鏡 望遠鏡
ゴールデンウィーク直前の記事なのですが、恐らくはきちんと公開できるのが突入後になると思いますので、ちょっとそぐわない感じにもなりそうなのをお詫びしておきます。

前半は天候不調が予想されている今年のゴールデンウィークですが、個人的には、例年になく気分が乗っています。特に、大きなイベントや、旅行や遊びの予定があるわけではないのですが、どこに行くにも、どこにいても、双眼鏡を傍らに、と決めています。
以前、このブログでも書いたのですが、双眼鏡の楽しみの一つに、一方的な距離感の喪失、という概念を挙げました。つまり、双眼鏡で得られる立体的な拡大視野は、観察者にとって、観察対象に対して独占的な利益というか、被験対象にしてしまうのに似た効果をもたらす、ということです。パピリオで見る足元のアリは、目の前の巨大な靴底に踏まれまいと右往左往していますが、果たして、それをつぶさに観察されているとは気付かないでしょう。とんでもない視力を持つ猛禽類でも、渡りで空高くを飛翔しているとき、遙か彼方から、その様子を追われ、自分の種別や、飛ぶ方向など、細かく記録されていることに気付いているでしょうか。もっと下賤な例では、桜の花びらの舞う学校の運動場で少年少女の体操服姿を隣のマンションから見下ろしている不逞の輩に誰が気付くでしょうか。
とにかく、対象を近くに見ること、それも、鮮やかにくっきりと生々しく見られることは、どんな映画や4Kテレビよりも、双眼鏡が秀でている特徴なのです(もちろん、双眼鏡にも玉石混淆があり、高倍率やズームを謳い文句にしている製品については、その限りではなく、単なる目を疲れさせるいびつな道具でしかありませんが)。また、ある程度の倍率の高性能な双眼鏡では、視点の巨人化というか、視点が巨大化したような印象を抱くことがあります。例を挙げると、丁度双眼鏡の視野円に収まるような一本の樹木を見た時、根本から樹高を意識したときのその大きさに見合うパースペクティブの無さは、あたかも自分が木と同じ大きさになって見ているような錯覚を生じるときがあります。写真展などでたまに見掛ける、長玉(超望遠レンズ)を使って遠近感の乏しさを強調するようなフレーミング、トリミングで焼かれたプリントは、見慣れた物体、風景にも、不思議な魅力を付け加えるものだと思いますが、接眼部から目を離さず、ずっと見ていることの出来る双眼鏡、状況であれば、そのような、超望遠レンズの作り出す光景を生々しく、しかも立体感を伴って見ることが出来ます。もっと下世話に言えば、テレビカメラでしか近寄れないような、例えば、高速道路を高速で行き交う車の流れを、それと同様な大きさと迫力の立体画像で見ることが出来るのが双眼鏡なのだと思うのです。ナショナルジオグラフィックなどの写真は当代一流の冒険家であり写真家である方達のものがおおく、非常に見応えがありますが、私にはそのような場所には行けず、また機材や技能もありませんが、身近な風景や事物でも双眼鏡によって、テレビや写真などの平面的な媒体では味わうことの出来ない、いままでに気づけなかった迫力や魅力があるのを思い知り、また、それを出来るだけ見つけて、愉しもう、と思っているのです。
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オオスズメバチ

2014-04-24 23:45:58 | 日記
朝のひととき。
ベランダにて、飛び散ったマツの花(おしべ)を掃除してたところ、植木鉢をどけると、小さなトカゲと目が合いました。ちょうどよいスキマを白日の下に晒されて、お冠のようでしたが、家の中に入られると厄介なので、箒で追い払うようにしました。トカゲは、ベランダの外に落ちてしまいましたが、そこを狙い澄ますよう、大きなハチが急降下します。ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの操るスツーカもかくや、とまでは行きませんでしたが、結構急峻な角度で、明らかにいまのトカゲを狙っている様子でした。トカゲ君は、掃除機のコードが巻き取られるような動きとスピードで、下生えの中に逃げ込み、事なきを得たようでしたが、オオスズメバチがトカゲを襲うとは寡聞にして知らず、まあ、悪食な彼女らのことですから、さもありなんとは思います。もしくは、あのトカゲ君、オオスズメバチの巣にでも、ちょっかいを出し、それで付け狙われ、植木鉢の影に潜んでいたのかもしれません。
どちらにせよ、オオスズメバチは、しばらくそこいらを哨戒するようゆっくりと跳び回り、来た方とは逆の方向へと去っていきました。どうも百田尚樹の風の中のマリアを家人に勧められて読んで以降、スズメバチが飛んでいるのを見掛けると、その様子にストーリーを求めてしまうようになってるようです。ともかく、自宅付近ではほぼ見掛けることの無かったスズメバチを見掛けたということは、忘れないようにしないといけません。彼女らの行動範囲はかなり広いようで、巣にかかわらない限り大丈夫だとは思いますが。
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春眠暁を覚えず

2014-04-23 22:05:21 | 双眼鏡 望遠鏡
春眠暁を覚えず。
このところこの言葉を実感しています。
アンドロメダ銀河という天体、綺麗な夜空では、肉眼でも見え、条件の良い時、場所なら、満月よりもずっと大きい視直径を持つ、壮大な天体です。
子供の頃読んだ、アシモフのエッセイの中に、誰かから、君の視力(目の良さ)を問われたとき、200万光年先のものが見えます、と言ってやりたまえ、というくだりがあり、実際、239万光年彼方にあるこの天体、都会では厳しいですが、ちょっと郊外へ行けば、見えます。以前にも、何度か観望したことは有って、実を言うと、大口径の双眼鏡で見てみたい対象の天体の筆頭格でもあります。
で、新規投入後しばらく経ったニコンの18×70でも見てみよう、と思い立ったのは良いのですが、この時期、条件的には、夜明け前の、比較的空気の澄んだ時間帯に昇ってくるアンドロメダ、観測条件としてはここ数日が良いと踏んでいたのですが、4月も半ばを過ぎたこの時期、日の出前のわずかな時間を狙って、三脚にセットした双眼鏡を玄関の三和土に置いてたりもするのですが、ふと気付くと空が白み始めて、機会を逃す日が続きました。
もともと、夏の天体(よく言う、冬の天体、夏の天体、というのは夜に空に昇ってくる、つまり季節によって、天球上の太陽から、どれだけ離れるかによって決まります。代表的な冬の天体のオリオンは、もう夕暮れと同じくして西の空に降りて行き、これから夏にかけては、観望できなくなります)ですから、時期尚早な感じではあるのですが、そう考えてくると、天体観望用の機材というのは一度入手すれば、少なくとも一年間は、季節折々良い条件を迎える天体に対して活用できるわけで、せせこましく忙しい現代の生活の中でおおらかなスパンで愉しめるいいものだなぁ、と言い訳してみるのです。
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フライパンの手入れ 後日譚

2014-04-22 23:19:02 | 日記
雑談の流れで、こびり付かないハードコーティングを施したフライパンの、容易に落ちない汚れの話題になりました。要は、いくら洗剤で洗っても、その類のフライパンには、汚れが残るので、油を入れて熱したあと、キッチンペーパーなどで強くこすると、驚くほど汚れているのが分かる、云々。
で、その話をしたちょっと潔癖症気味の方が、試してみたところ、「ウチのは違う」と自負していて、且つ、事前に充分に洗ったにも拘わらず、熱した油で拭くと、それはもう、イヤになるほど、汚れ、が残っていて、いくら拭いても尽きることが無く、結局、買い換えるそうです。
鉄製のフライパンなどは、特に調理現場などでは、使用後、油でゆすいだあと、また油をひいて保管しますが、家庭では、油まみれのフライパンを置いておく場合は少ないと思いますので、いわゆる、こびり付かないフライパン、はアリだとは思うのですが、その方にとっては、もうどのフライパンを選んだらよいか分からなくなった、と、苦情めいた言葉とともに、雑談からの展開事実を報告して頂きました。
結局、買い換える事になって、得をするのは、調理器具メーカーなので、これが深謀か、などと、思わないでもありません。
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ステルスパイレックス

2014-04-21 23:46:43 | 日記
パイレックスと言えば、日本では、旧岩城硝子、現在は旭硝子の下で、AGCテクノグラスとなってるIwakiブランドの食器がよく知られています。
様々な製品があるようですが、低膨張の耐熱ガラス食器として、電子レンジの普及とともに、どこの家庭のキッチンにもあるメジャーな食器となりました。うちにもいくつもあって、耐熱、耐衝撃とはいえ、落としたら割れるときもあるので、たまに買い足して、いろんなサイズ、形状のものを使い分けています。
キッチンで、いつも便利に使っている、ちょっとおかずの残り物が出たときの保存用として便利な小型のボウル皿を探していました。食器棚、冷蔵庫、シンク、水切りラック、電子レンジ、あげくにはお米の中まで探しましたが、見つかりません。で、家人にたずねると、在処が判りました。

金ザルの下に、潜んでいます。金ザルでなく樹脂のザルや陶器の食器なら、その下に隠れているかもしれない、と探してみたでしょうが、金ザルの中は見えているもの、という先入観が、私にそこを確かめる動機を失わせていたようです。このパイレックスのボウル君、もし恣意的なものだったとしたら、見事なステルス戦術です。

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朝の情景(アカマツの撒き散らかした花粉を拭い、カラスにケンカを売られる)

2014-04-20 17:06:12 | 日記
昨年も同じような時期に、アカマツの花のお話しを致しましたが、今年もアカマツは盛大に花粉を飛ばしています。ベランダの手すりや全ての上に、黄色い花粉が降り積もり、雨上がりなどは、ちょっと見た目によろしくないのもあって、雨上がりの朝は、拭き取り作業をしています。

一週間ほどは毎日沢山降り積もり、拭った雑巾も黄色くなります。

そそくさとベランダまわりを拭いていると、カラスが一羽、枝に留まります。例の大きなカラスではありませんが、どうも、近所のヒトがプランターで栽培している何かの実に狙いをつけたようです。実だけを掠め取っていくスズメなどと違い、カラスは植木鉢を倒し、下手するとそこら中にちぎった葉などを散らかしていくコマッタさんです。

拭きながら、カラスと視線があったような気がしました。バチッと視線がぶつかるような感覚でした。思わず手に持った雑巾を投げつける真似をして、追い払おうとしましたが、ある程度距離があるので、平気な顔で無視しています。
それでも、私がそちらを見ているのは理解したようで、枝の上でせわしなく身体の向きを変え、狙うつもりを無くしたようです。私は、花粉拭き取り作業に戻りましたが、ふいに、そのカラスが背後から私の頭の横を小さく羽ばたいて通り過ぎて行きました。
昔、大阪南港に住んでた頃、オフロードバイクでコアジサシのコロニーに入ってしまい、怒ったコアジサシたちが斜め45度以上の急峻なダイブを繰り返す威嚇攻撃を披露してくれたことがありましたが、鳥、に威嚇、ないしは示威行動を取られるのは久しぶりで、思わず持ってた洗剤入りのスプレヤーのノズルを緩めて霧ではなく水鉄砲のように洗剤が飛ぶようにして二次攻撃に備えましたが、件のカラスは、最後っ屁のような感覚だったのか、どっこかへ飛び去ってしまいました。

朝から、カラスと友好的でないコミュニケーションに興じる休日の始まりなのでした。
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フライパンの手入れ

2014-04-19 22:44:45 | 日記
かなり前に買った、某ブランドのフライパン、それまで使っていたのが、主に私の好みにより、鉄製の重く深いフライパンだったので、買った当時は、「軽い、こびり付かない、キレイ、楽しく料理が出来る」と好評だったのですが、最近では、「コーティングが剥げたのか、ちょっとこびり付くようになった」とか「汚れてきた」とかランキングダウン中でした。加えて、ちょっとまえから、持ち手にわずかなガタが生じ、私が気付いたときに、持ち手を固定してる部分を確認したのですが、汚れと焦げの付いた固定ビスが、頭の形状からするとリベットのように見えたので、こりゃいかんわ、増し締めできん、とそのままにしておきました。
今日、久しぶりに使って、確かに、こびり付くようになっているので、良く洗浄すべく、キッチンのシンクでなく、リビングに持ち出して、しっかりと洗浄しました。
まず、ガタがきている持ち手です。焦げを落としてよく見てみると、リベットではなく、ヘクスローブ(トルクスねじ)でした。これならなんとかなる、と、以前は常時携帯していたレンチ類を取り出します。トルクスのビットは、欧州車に乗っている場合は必需品で、まだ工具専門ショップでしか手に入らない頃から揃えていました。


そのままでは、締まらなかったので、一旦外して、持ち手の付け根のなかで、焦げとも錆とも言えない汚れがこびり付いたネジ山を洗浄し、ネジだけを深めに締め込んで、汚れていた部分のネジ山も充分使えることを確認して、改めて持ち手を取付け、締めます。ナメる心配の殆ど無いトルクスですから、強めに締め付け、フライパンを振っても強固なことを確認します。


洗浄は、油汚れ用の界面活性剤をお湯で薄めたものをメラミンスポンジに含ませて、まんべんなく何度もこすります。こすりながらよくみてみると、家人が言ってたように、コーティングが剥がれた、のでは無いような様子です。もともと、金属ヘラ、レードルでも大丈夫、というふれ込みですから、その昔のテフロンコーティングのようなことは無いだろう、と思っていたのですが、やはり、特徴的なコーティングの模様が、汚れを落とす最中、濡れた部分で少しハッキリとすることから、コーティングの上を薄く覆った汚れがあるようです。かなり洗浄してもさほどキレイにならないので、方針を変えます。こびり付かない(汚れない)コーティングというもの、例えば、ツァイスの双眼鏡などでLotuTecコーティングと称するものや、雨傘、レインウエアの撥水は、微細な毛羽立ちが、水や汚れを表面に密着させる面積を減らすことで付着を弱くしているのですが、おそらくは、このフライパンのコーティングもそれと同様、言わば、微細な固い毛羽立ちがあることでこびり付かなくしているのではないか、と想像します。となると、以前に拡大写真で紹介したように、メラミンスポンジの洗浄性は極細メラミン樹脂の不規則な格子の間に汚れを取り込んで剥がしていく仕組みなので、固い微細な毛羽立ちの谷間の汚れには、効果が薄いはずです。


メラミンスポンジの拡大写真、格子の間に汚れを取り込んでいくので格子間よりも狭いミクロなスキマに引っ込んだ汚れには効果がない。

で、一旦すすいで乾かしたフライパンにこんどは油(出来るだけ粘度の低いもの、本当は灯油などが良い)をなじませ、不織紙でこすりました。するとあれほど念入りに洗剤で洗ったフライパンから、結構汚れが取れます。

やはり、ミクロな谷間に汚れが結構残っているようです。
実際、このような構造ですと、確かに金属ヘラなどでは、剥がれないコーティング、という謳い文句に間違いはないのですが、コーティングが剥げない=初期のこびり付きにくさが維持される、とは云えないことになります。もともと、最近のこびり付かないフライパン類、いくら洗っても直後にお湯を沸かすと微妙に油膜が浮くのはずっと気付いていて、おそらくは、今日確認したような事なのだろう、と思っていましたが、図らずも実証できたような感じなのです。


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ARTISAN&ARTIST RR4-05C

2014-04-18 23:26:43 | 電器屋さんなどで売ってるモノ
昨日の記事で以前紹介したカバンの具合がよい、と書きましたが、具体的にどう具合がよいのか付け足しです。
このところ、普段使いにするカバンには、両手が自由になるものをずっと使ってます。
通常のブリーフケース型のカバンですと、ショルダーストラップ必須になるのですが、ノートPCなど固いものを入れ、何でも詰め込むクセがあるので、たすき掛けにして、身体の側面に提げると、殆どの製品で安定しません、歩く度にユサユサと揺れます。身体の後ろに回しても、臀部の筋肉の動きで、はたくように揺れます。臀部の上まで来るようにストラップの長さを調整すると、こんどは、たすき掛けの肩から下ろしたり、掛けたりするとき、結構上に持ち上げないと短くなったストラップから、片身頃を抜き差しできません。
故に、ショルダーハーネスのあるリュックタイプのカバンをが第一候補になってきたのです。もちろん、一旦、身体から外すと、パッド形状のハーネスは、嵩張るので、例えば、図書館の検索席などでは、置き場所に困ったりもします。
このカバン、最初からたすき掛けで背中に回して提げるように考慮されているので、ストラップの位置がほぼ対角線上にあり、下側のストラップの角度が丁度体側に沿うようになっていて、安定しますし、対角線上に取付位置があることにより、臀部の上にカバンの底が来るよう、短くしても、カバンの縦の長さ一辺分、ストラップが長く、提げ下ろしがスムーズです。しかも、イージースライダーという機構で、軽くワンタッチで任意の長さに伸ばすこともできます。歩く際、きゅっと締めて背骨の湾曲にフィットした位置、臀部の上の腰の凹みにカバンの位置を持ってくることで、実際に後ろから見てもらいましたが、殆ど揺れずに安定して提げることができます。
ウエストバッグを背中にたすき掛けで背負うのがちょっと流行り、最初からそのような背負い方を前提としたウエストバッグや、シングルショルダーのバッグ類が増えてきましたが、こういうトラディショナルな横長四角形、置いたときに自立するバッグで、たすき掛けに完全に対応したバッグというものは、あまり見掛けません。また、身体にフィットするようストラップを締め付ける(短くする)と、(ウエストバッグなら、バックルを外すことで対応できますが)提げ下ろしが面倒くさくなるものが殆どです。
以上のことから、このバッグは、私にとって、具合がよい、のでありました。
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朝の双眼鏡選び

2014-04-17 22:59:16 | 双眼鏡 望遠鏡
以前は、時々ローテーションすることはあれど、だいたいに於いて同じ双眼鏡を数日~数週間持ち出すのが常でした。収納にゆとりのある大きめのカバンを常用していたことも、その補助的要因でした。おかげで比較的に嵩張るポロタイプでも、多いときには2台を携帯し、偶然の使用機会に活用していたのです。
最近は、常用するカバンが小さくなり、また、そのカバンが非常に具合が良いので、以前のように、ツァイスポケットとニコン遊は当然、単眼鏡はもちろんの事、加えるに50mmクラスまでのどれかを必ず持参、なんてことは無くなり、朝に、その日の天気や行動範囲を吟味して、どの双眼鏡を持参するか、決めています。
もちろん、いま個人的に旬の18×70は、(人目をはばからずに)遠景を望めそうな場合は優先候補になるのですが、今日はパピリオ君、明日は勝間光学の6×30、その次は交通機関を利用して移動するので遊4×10のみ、と、結構とっかえひっかえ持ち出す機種を換えています。
実際には持ち出しただけで使えずに帰宅する場合も多いのですが、上手い具合にTPOにはまって、勝間光学の低倍率機で綺麗な茜雲が愉しめたり、珍しい桜の花弁をパピリオ君でアップで見ることが出来たり、と美味しく双眼鏡を使えることもあります。
双眼狂以外の方からすれば、何やってるの、と思われること畢竟ですが、昨年末から今年にかけて、ミザールの超広視界低倍機、そしてニコンの18×70と、尖った特徴を持った機種が加わったことと、いままでおざなりだった日中観望(鳥見その他)にも興味の矛先を向けたことが、朝の双眼鏡選びを、お洒落な人が洋服やアクセサリーのコーディネイトをするような行為にさせてくれています。まあ、理解してもらえるとは思いませんが、上のたとえが、一番近い感覚なのです。
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連発鉄砲

2014-04-16 23:45:05 | 脱線して底抜け
子供用のオモチャです。
シリンダーの中を後ろの銃把にて前後するピストンがあり、ピストンの先に丈夫なひもで結びつけられたコルク栓が、銃把を引くと木製シリンダーの先端に嵌り、銃把を勢いよく押し出すと、中の空気が圧縮され、ポンっと勢いよくコルク栓が飛ぶ仕組みです。当然、ひもで結びつけられたコルク栓は、ピストンの可動長さより先に飛ぶことはなく、何度も銃把をポンピングすることで、小気味よいポンッ、ポンッという連発の音を出すおもちゃです。
昼ご飯を食べようと、フードコート目当てでショッピングセンターに入ったところ、こんなオモチャや日本製の和のあれこれを売っている一角があり、懐かしくて足を止めて見入っていたら、いつの間にか買ってました。
もう、これを手にするのは何十年ぶりでしょうか、電池の要るオモチャなど高級品だった時代の話です。他にも、コマや紙風船など、大人買いしそうになりましたが、思いとどまり、その代わりと言っては何ですが、ポンポンポンポン撃ちまくっています。
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