テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

大晦日の夜は、、

2012-12-31 20:58:45 | 双眼鏡 望遠鏡
数日ぶりに星天、ならびに初日の出も各地で期待できそうです。
シーイングはさほど良くありませんが、雲のない全天にオリオン、はくちょう、みずがめ、ふたご、こぐまと雲に遮られずに見えてます。
ただ、風は納まって居らず、気温は放射冷却でずっと低くなっていきそうな感じなので、防寒用のズボンを引っ張り出してきました。
ゴアテックス&ダウンのオーバーパンツですが、山岳用なので、長年使えている、丈夫なズボンです。ランニング用ロングスパッツの上にコレを履くのが凍り付く寒さでも動きやすくてマイブームです。
寒さ対策というか、長時間低温に晒すことで、身体の諸器官に負担を掛けないことが目的です。もちろん目出し帽はデフォなのでアヤシイ姿なのは云うまでもありません。

当たり年

2012-12-30 22:45:25 | 双眼鏡 望遠鏡
今年は結構天文現象の当たり年で、金環日食、金星の太陽面横断、幾つかの流星群、七夕の夜半から星天になったこと、そして昨年12/10の皆既月食を加えて、かなり賑わった感じです。
私も時を同じくして、幾つかの星空観望機器を手に入れ、それらの天文現象に充分浸ることが出来、拙ブログでも、星空観望のお勧めを連載し、僅かにですが、盛り上げようとしました。
双眼鏡で観る星空は、確かに、昼間の風景に比べると、あまり情報量が少なくシンプルな輝点のならびにしか過ぎませんが、繰り返しお伝えするように、例えば、すばるなどの星団、天の川など、煌めく美しさに満ちています。
また、望遠鏡で拡大してやっと見える、土星の輪や木星の縞模様は、あまたの天体写真の迫力のまえには、みすぼらしくさえありますが、一番違うのは、望遠鏡でみる惑星とのあいだには、空間以外になにもなく、地球の自転によって刻々と位置が変わるダイナミックな実物であると云うことです。
もちろんいつでもどこでも楽しめるワケではない星空観望ですが、ちょっと夜更けに晴れているとき、或いは暗いうちに目が覚めてしまったときなど、ちょこっと双眼鏡を持ち出して、星空を眺め、肉眼で見るよりずっとずっと多くの星々のきらめきを見ていただきたい、そんな思いで幾つかの双眼鏡を紹介してきました。振り返ってみれば、安価な機種中心で、コアな双眼狂の方々や、天文マニアさんには、鼻で笑われるかもしれないのですが、小さなきっかけからでもいいから、星見に興味を持って頂きたいと願う一年でした。

原発ゼロ政策見直し

2012-12-29 21:55:34 | シロートの戯言
・・・という見出しが明日の新聞、メディアに溢れることは間違いないと思います。個人的には、原子力のともしびを消してはいけないとする立場ではあるのですが、詐欺政党の嘉田氏のような、腐れた思想の持ち主が居るかぎり、原子力ムラの権勢は安泰になってしまうので、嫌な気分でもあります。
あのような日本的サヨクの正体は、決して国民のためでなく、国民にもてはやされる自分自身のために、自分がもっとも良いんだ、と知らしめるための情熱しか持ち合わせていない、ジコチューです。民主主義の原則から云えば、あり得ない自己主張の方法でしかありません。反原発運動、放射線被害を恐れる姿勢、動機は分かりますが、本来の目的は、人に対する安全の保証であるなら、徒な廃止原理を振りかざし、自己主義達成のためにしか情熱を注げないあのようなヒトビトは、排斥されるべきです。大飯原発の下に活断層が走っているなら稼働停止も致し方ありませんが、より安全な原発なら、更に安全性を高めた上で稼働し、改良しながら利用するのは、合理的だと思いますし、放射性廃棄物の最終処理方法がないのなら、研究開発すればいいのです。なぜ、そのようなアタリマエのコトがなされないのか、ひとえに、理性的でないエゴと欲にまみれた反原発運動と一体となった原子力ムラの利権構造が大きな原因です。
毎年数千人以上が交通事故で亡くなっていますが、自動車廃止運動は起きません。もっと多数のヒトが自殺していますが、その対策はまともに成されていません。原子力との違いは、何でしょうか。
なにか大きな課題や目的があり、それを達成することが、民主主義のツールで選択されたなら、その達成をより良く、上手に行うような議論や運動が本来のあり方です。功名心や狭隘な自己の中でしか、物事を考えられない、日本的サヨク主義者、また、そのようなヒトを上手く利用しようとする欲まみれのヒトビトに脅かされてはいけない、大事なことなのだと思います。

用途別の光の色

2012-12-28 19:46:44 | 懐中電灯
極私的なオオムカシ、銭湯の脱衣場からガラス越しに見える小さな庭に、こぢんまりした池とリュウゼツランがありましたが、夜になると、緑の照明があてられていました。地方の旅館などでも、庭の照明にこのような緑の光が使われている場合もあり、視覚的な効果とともに、昆虫(羽虫)の走光性を惹起しにくい、つまり、ムシがたかりにくい光の色という理由もあったようです。
懐中電灯でも、ストリームライトのパックメイトの様に、メインの明るい白色LEDの他に、緑のLEDを2種類使用し、夜間に昆虫や動物を刺戟しないよう考慮された製品もあります。
以前から、4Sevensのプリズムキットにセットできるカラーフィルターは使ってたのですが、

色替えが面倒なのと、細身のライトにしか使えないので、OLightのキャップフィルターを、用途別に買いました。拡散光、緑、赤です。
元々はOLightブランドの特定機種用なのですがSUREFIRE社のE2系の製品などと同径のインチ径なので、HDSのEDCシリーズや、EA1その他、所持しているライトの多数に流用できます。


硬質ゴム製なので、着脱も便利で、実用的です。

・・・そういえば、

2012-12-27 06:23:56 | 写真機 画像
残念なことに、カラー自由雲台の製造発売元、KTSさんが、10月31日をもって廃業されています。
拙ブログでも昨年10/29の記事以降、屡々登場する高精度な自由雲台が、もう入手出来ないと思うと、非常に惜しく思います。
KTSさんがオクで使っておられたIDでは、その後も他の商品で取引きされておられるようなので、お体を悪くされたとかの事情ではなさそうなのは、まだしも安心です。
シンプルで、精密で、頑丈、安価な自由雲台が手に入らなくなってしまったのは、本当に残念です。


2012-12-26 21:54:33 | 脱線して底抜け
いにしえの小学校入学当時、一般的な学習机ではなく、天板が収納式の、クラシックなデザインの机を買って貰いました。
ずっと気に入って使ってたのですが、辞書や参考書等を拡げて勉強するには手狭になり、片袖の書斎机に買い換えました。流石に収納(跳ね上げ)式の天板とは違い、丈夫さは桁違いで、その上で寝ても平気なくらいでしたので、ヒザから下を袖に垂らして眠ったこともあります
現在は、19インチ液晶モニタの横に10.4インチのノートPCを置いて、一つのキーボードと二つのマウスで都合3台のPCをスタンドアローンで使ってます。書斎机や収納式の机に比べても、圧倒的に狭いのですが、雑然としたなかにもそれなりに効率的な工夫はしていて、横のPCラックにはドットインパクトとFAX含む3台のプリンタが鎮座していて、一層窮屈に見えます。
自宅では、机はおろか、ノートPCが作業スペースの全てです。
思うに、その昔に比べ、いろんな機器が、仕事場にも、家庭にも溢れ、人間により多くの負荷をかけ続けるワークスペースであくせくするのが習い性になり、広い机で、開放的に仕事をするというのは、贅沢な特権になってしまったようです。クラウド化したネット環境であれば、本来、空間的制約は取り払われるはずなのですが、ままならないものです。

錯視でリフレッシュ

2012-12-25 12:49:55 | 脱線して底抜け
上の画像はGIF画像ですが、決してGIFアニメではなく、固定した模様です。

数ある錯視のなかで、もっとも分かりやすい画像の一つで、誰もが一種キモチ悪いと云う感想を持たれるかと思います。同時に近づいて(拡大して)見るほど、視点が画像のあちこちをさ迷い、焦点も微妙に前後するかもしれません。
すなわち、固定し、凝視しがちなモニタをおおまかに視点が移動し続ける、ストレッチのような感じがして、具合がよいと(個人的に)感じています。


以前、視角の冗長性という記事で、いろいろと錯視を紹介するHPを取り上げましたが、Webで提供される画像として、極端な高精細や、正確無比な色再現等が要求されず、錯視画像は本来の意図が分かりやすい画像だとおもいます。

冬の京都の朝

2012-12-24 23:29:47 | 日記
早朝に山科のほうへ行ってきました。
山科の特徴は駅前の賑やかな街並みから、山あいまでがほんの僅かな距離であること。
歩いてすぐの疏水公園などは嚆矢で、冬の朝故、流水の溢れた水たまりなど、日陰ではまだ凍っていて、張り詰めた寒さを目にすることができます。
気の向くままに散策すれば、幾つかの寺社、山科御陵など、観るものに困ることなく、歩が進みます。
空腹を感じたら、街並みへ下りてきて、食事して、買い物です。
本来の目的は買い物だったのですが、早くに目覚めたので、自宅で時間を費やすよりは、と思い、目当てのお店が開くより2時間以上早くに着いたのですが、かなり有意義だったようです。

ZEBRALight H502d High CRI

2012-12-23 23:29:51 | 懐中電灯
AA(単三)電池使用の非常にコンパクトなヘッドライトで、特色はLED剥き出し、集光せずエミッタの設計そのままの照射角を持つことです。
クールホワイト版はCREE XM-Lを使用してますが、HighCRI版はフィリップスの Luxeon Rebelを使用し、光量はやや控えめになっています。
とは云っても、フラッドな光が有用な近接照射では充分明るい170lmで50分、110lmで100分以上、実用的な20lmで半日、下の写真のような0.01lmで2ヶ月以上という電池の持ちも、LEDの進歩の賜物であり、ZebraLightのファーストプロダクツにして、傑作だったH30を殆どの点で大きく凌駕しています。

明るさを犠牲にしてもこだわった演色性もかなり良好で、フラッドな光と相まって、藍色の微妙な染めムラまで、判別できます。
手の届く範囲での近接作業用として、現在最良のヘッドライトでしょう。クリップの向きが逆なら、最良の胸ポケットライトにも成れたのに、惜しいトコロです。

リングコーントラクション無段変速機

2012-12-22 10:49:23 | 脱線して底抜け
シンポ工業(現日本電産シンポ)独自の産機用無段変速機です。
数々ある無段変速機のなかで、産機用でしか普及してない方式ですが、構造上の嵩張りを、駆動系の中にうまくパッケージできれば、もっと広まってもいい、優れた変速機で、常に回転数やトルクの変動するような機器に最も適していて、逆に定速長時間駆動されるような伝達系では、コーンの偏磨耗が問題になることもあり、積極的に使う意味はないかもしれません。ベルトやチェーン式のCVTに比べ、曲がることによるロスが無い分、伝達効率としては優れていますが、高速で回転するコーンの精度と耐久性に依存するため、功罪相半ばです。
個人的には、小出力の同軸プッシュ式変速機ができれば、ハンドツールなどに最適だと思いますし、大型のものでは最高速回転でロックアップ機構がつけば、小型船外機などにも適していると考えます。作動油に負荷がかかりにくく、長寿命、すなわちメンテナンスフリーが可能です。

なんかマスメディアの論調が変

2012-12-21 21:00:31 | 脱線して底抜け
おそらくは、予想外ともいえる民主党の総崩れ、利権が期待できた未来の党の惨敗に象徴される、第三極のダメっぷりなどなど、彼ら自身も戸惑っているのでしょう。
私としては、これらマスメディアに期待するのは、ワザワザ公開されている公人の発言の一部を恣意的に取り上げ下手にあおるのではなく、特権的に与えられている取材能力を生かして、一般には知りえないような事柄とそれに伴う影響などを考察させてくれればそれでいいと思ってます。
特定の集団に与する論調や、それを阻害する対抗勢力たたきなど、見てても莫迦らしいだけで、広く言われている通り報道メディアの質の低下、凋落っぷりを繰り返し喧伝しなくてもいいのに、なんて思います。啓蒙と世論操作のちがいすら、論じるべきでないダメさ加減は、本当は彼ら自身が深く反省するべきだと思いますし、剣より強かった彼らのペンが利権やしがらみの前にあっさりと折れてしまっていることを恥じるべきなのです。

FF車のパッケージング

2012-12-20 23:43:58 | シロートの戯言
トヨタ自動車初のFFは♪ロングロ~ング~タ~セル~、♪アァ~ッ広さのコル~サ~というCMソングのフレーズを憶えている、ターセル/コルサでした。縦置きエンジンのFFという奇異なレイアウトの車でしたが、おかげで、ペダル類の配置は従来のFR車とさほど違和感なく、同時期のシビックやパルサーと比べても、扱いやすかったように思います。FF小型車はその後限られたサイズのなかで、最大の居住性を追求するようになり、ペダルもオルガン式から、吊り下げ式へと変化し、吊り下げアームもクランク状に曲がったモノが多くなりました。加えて、ブレーキとアクセルペダルの形状も差異が殆ど無くなり、足の裏から返ってくる踏んだときのフィーリングからはどちらのペダルかほとんどわからないクルマも多いのです。昔のアメ車に多かった、アクセルが縦長のオルガン式、ブレーキが横長の吊り下げ式のクルマは、柔らかい靴底の場合など、触れたときにどちらかがスグ分かり、踏み間違えることなどなかなかありそうにありません。
以前から、踏み間違えで暴走した事故を起こすクルマを見る度に、少なくとも自分が知ってたり、後から確認したりする範囲では、事故該当車にはペダルが吊り下げ式でアクセルとブレーキの差異があまり無い車種が多いように感じてます。昔は、運転席のみを中央よりにシフトして、レッグスペースを広く取ったクルマもありましたが、輸出用としては適さないため、軽自動車以外では見掛けなくなってしまいました。
また、NARUSE-PEDAL(ナルセペダル)という、踏み込みとツイストでブレーキとアクセルを使い分ける新しい機構が先日テレビでも紹介されていましたが、現在のところ、既存の車に改造(10万円ほど)で取り付けるしかないようです。
安全性より、コストが優先されてるのは残念に思うのです。

ヘッドホンはオーディオテクニカ

2012-12-19 18:18:31 | 電器屋さんなどで売ってるモノ
まるでコマーシャルのようなタイトルですが、実聴して予算と性能の兼ね合いから選んでいくと、結構、ヘッドホンはオーディオテクニカになることが多いのです。
好みで選んだリスニング機器としては、ずっと高価なスタックスのイヤースピーカーなども使っていましたし、オープンエアーの定番、ゼンハイザーも然り。
ヘッドホンではなく、イヤホンの場合、ダイナミック型よりもバランスドアーマチュア型の高級タイプに圧倒的に傾倒していてるので、また話は違ってきます。

ATH-M7Pro(低音の多い機種でした)や、ATH-A9(重い、選んだだけ)、ATH-A900LTD(現用中)、ATH-ES55(家人用)などなど。
現用機のA900リミテッドも7年前の機種で、2010年に配線ミスのリコールがあり、一番痛みやすいケーブルが新品になって返ってきたので、充分、現用として使えています。元々振動板は超高級機L3000用のものなので、長年使用した現在でもヘタレルことなく、瑞々しいボーカルを聴かせてくれます。

ただ、当時も、ネットの掲示板のインプレにも書いたのですが、低域のトランジェント特性は、より上級機に対して、あきらかに良くなくて、その頃の二つ名”アニホン”(アニソンヘッドホン)の名の通り、ボーカル曲に抜群の相性の良さを聴かせます。また、この機種に限ったことはないのですが、オーディオテクニカのヘッドホンに採用されているサイズ調整機構、3Dウィングサポートは、頭を立てている姿勢で、髪型がボリューミーな立った形状でない場合、全く優れた機構で、頭の大きなヒトから小さなヒトまで、かけるだけで、すっと合ってしまう便利なモノです。全く頭髪の無いヒトにとっては、サポートが頭皮にペタつくため不快かもしれません。。

ちょっと、おいてけぼり

2012-12-18 23:58:08 | 懐中電灯
一時期、高価なカスタムモデルや、LEDチップ更新毎に、同種多様な製品まで渉猟していた懐中電灯ですが、あまりの大光量ライトの実用性の疑念や、増え続けるリチウムイオン充電池に躊躇して、先夏のNitecore EA-1や、写真のブタさんライト以外、食指を伸ばしていません。
流石に、LEDチップそのものや、駆動回路などは、ずっと進歩していて、数年前に18650リチウムイオン(3.7V2400mAh)の電池で実現していた光量とランタイムが、単三エネループ一本で可能に成ってしまうような状況になり、光色も、限られた製品しか、演色性に優れたモノがなかったのに対し、多種多様に選べる様になってきました。
当然、価格もこなれてきて、以前なら6チップのオスラム OSTAR LEUW E3Bなどを使用した40Kもするようなカスタムライトでしかあり得なかった光量も、通販なら1/10以下の価格で入手出来るようになってきました。付加機能も、無段階光量調整、電子スイッチ、USB充電など多岐に亘ります。
ただ、お買得な懐中電灯は、質感や信頼性もそれなりのものが多く、日常使うのは、ちょっとおいてけぼり感のある、HDSSUREFIRE、新しめでもZebraLightSC600、先のEA-1などが主流です。これらEDCを追い落とすような傑作ライトがでてきたら、おそらくまた買っちゃいます。 

仮眠用

2012-12-17 22:52:22 | 脱線して底抜け
写真では、結構厚みがあるように見えますが、薄い、「クッションにもなるあたたかファイバーダウンブランケット」という無印良品の製品です。
クッションとしてもせいぜい薄い座布団ぐらいの厚みなので、商品写真の状態で使うには、中に他のクッションなどの詰め物をしたほうが、芯があって良い感じ。
でこれが、薄さの割りに、暖かい。
ダウン90%という表示に違わず、裏地のマイクロファイバーパイルが隙間を作らずに身体を覆い、若干サイズが小さい(120x180)のを除けば、ぶ厚い綿の布団より体感で充分心地よい寝具です。
クッションとして車に積んでおいて、眠いときに拡げて使う。
そんな用途にちょうどいいのです。